TL小説作品一覧
-
3.0
-
3.0
-
3.0エディエス王国第一王女のセシリアは、その優しさから「慈愛の王女」と呼ばれ、国民から広く愛されている。次期女王としての期待も高い。だがセシリア自身は、優秀な妹のほうが王位に向いていると考えていた。そんな折、国王がセシリアに婚約話を持ちかけてくる。相手は、冷徹宰相と名高いリオン。わずか三年で現在の地位に上り詰めたリオンは、才気ある人間を好む。それこそ、妹のような……。だからセシリアは、彼が婚約話を断ることを期待していた。ところがリオンは、セシリアとの婚約を快諾する。その事実に戸惑うセシリアだが、合理主義の彼は国政のために王配の地位が欲しかったのだろうと納得する。なにせ、婚約してから一度だって二人の話が弾んだことはない。鉄面皮のリオンがセシリアを好いていないことなど、わかっていたからだ。――ところが、結婚式を挙げた夜。リオンは甘い声で言った。「愛するセシリア、ようやく二人きりになれましたね……!」
-
3.0
-
3.0由緒ある侯爵家に生まれた『ハズレ』の令嬢、セレニア。優秀な姉に比べて落ちこぼれの彼女は、父母からも見捨てられて屋敷の離れで暮らしていた。そんなある日、セレニアは突如、父に嫁入りを命じられる。やり手の実業家であるジュード・メイウェザー男爵が、結婚を条件に家の借金を肩代わりしてくれるというのだ。しかしそれは貴族と縁を繋ぐための政略結婚にすぎないはず。夫となったジュードはセレニアを姫君のように大切にもてなすが、それもきっと上辺だけ、勘違いしてはいけない――そう思っていたのに、迎えた初夜でセレニアはジュードに何度も愛されて、おまけにこれから毎晩抱きたいと宣言されてしまい…… ※電子版は単行本をもとに編集しています。
-
3.0美容師として働くあやめは、中学からの幼なじみである壱弥のことがずっと好きだったが、関係が壊れることを恐れ、気持ちを隠して友達として過ごしてきた。ある日の仕事終わり、いつものように二人でお酒を飲んだ帰り道、階段から落ちてあやめは意識を失ってしまう。翌日目が覚めるとそこは病院で、壱弥がずっと付き添ってくれていたようだった。だが、何かがおかしい。幼なじみだったはずの壱弥と自分の名字が一緒になっていた。……結婚している!? 何が起こっているのか分からないあやめは混乱するも、そのまま壱弥との結婚生活が始まる。理解が追いつかないまま、壱弥に溺愛される日々が始まって……?あやめが辿り着く“幸せ”とは――?
-
3.0神崎塔子は就活につまずき、派遣会社に登録して仕事をすること5年。今回の職場は働き次第では正社員登用も可能なベンチャー企業だ。社長は園生智春、34歳。彼は仕事にシビアで無口で不愛想だったが、プログラマーとして高い技術を有し、整った容姿をしているため社員からは遠巻きながら慕われていた。生真面目で不器用な塔子は周囲と自身を比べてしまい、気負うあまり仕事に没頭しがちな日々を送るようになる。智春はそんな塔子を気にかけ、ことあるごとに声をかけてくれた。塔子はそんな智春の態度に「社長として真摯に社員と向き合ってくれる良い上司」だと感じるが、周囲の人間はそうは見ていなかった。智春はあきらかに、塔子を口説こうとしている。社員たちはそう理解し、そんな智春のことを秘かに応援してもいた。けれど塔子は一向に気がつかず、智春と二人きりの食事でも仕事の話ばかり。果たして、仕事一筋の鈍感な塔子と智春の関係は……。
-
3.0
-
3.0
-
3.0
-
3.0「俺から逃げることは許さない。絶対にな」 看護師の美乃梨は高校時代から腐れ縁の愛翔への初恋を抱えている。彼は大企業の御曹司で忙しく海外を飛び回るなか、日本に帰国するたび必ず美乃梨の顔を見にやってくるのだ。そんな愛翔の前でいつも美乃梨は強がってしまうけど、激しく落ち込んだある日、愛翔に優しく宥められたのをきっかけに閉じこめていた想いを告げてしまった。勢いで愛翔に甘く抱かれて身も心も蕩かされたが、これで友情すら終わり……と、美乃梨は愛翔の前から姿を消そうと決心したのに──彼が事故に遭い勤務先の病院へ運ばれてきて……!? 両片想いなふたりは初恋を拗らせすぎて、今日もまた愛を囁けない!?
-
3.0ラウレンテ公爵の一人娘であるアリーチェ・ディ・ラウレンテは、王宮の舞踏会に参加していた。 彼女の手を取っているのは、アリーチェの婚約者である王太子ジルベルト・ロッティ・アンジェリス。 そのとき、大広間の中央扉が勢いよく開き、若い娘が会場内に飛び込んできた――。 どうしてか、アリーチェは彼女の名前を知っており、酷い頭痛に襲われながら転生前の記憶を取り戻していく。 ここは十八禁乙女ゲームの世界で、しかもアリーチェはヒロインとジルベルトの恋を邪魔する悪役令嬢なのだった!? 次に目が覚めたとき、ジルベルトがベッドの横にある椅子に腰掛けていたのだが――? 彼の頭上には親密度を示す数字が現れており、しかもそれがマイナス3000を示していた――!? アリーチェはジルベルトの未来を思い、自ら婚約破棄を申し出ることに。 その後、家を出て、一人で生きていこうと情報収集に奔走するアリーチェ。 隣国からの留学生の手を借り、隣国まで逃げようとしたのだが、約束の場所にはなぜかジルベルトがいて……? 「君は他の誰にも渡さない」 しかも、いつの間にか親密度が999になっていたジルベルトから熱いキスを落とされてしまい……!?
-
3.0隣国侵攻の責を負い処刑が決まったお飾りの女王・イリス。執り行うのは冷徹な帝国第二皇子のランドルフ。一切の政は叔父が行っていたとイリスが弁明しても、処刑が覆ることはなかった。断頭台に押さえつけられランドルフの無情な声とともに冷たい刃が滑り落ち、イリスは息絶えた……はずだった。しかし目が覚めるとそこは一年前の世界! 夢だったのかと困惑するイリスの前に、不思議な少年が現れ、ある助言をする。翌日は叔父に望まぬ婚約を命じられる日。イリスは城からの脱出を決意する。侍女の協力もあり、王宮の外に出ることに成功したが、なんと一年後に自分を処刑するランドルフと遭遇してしまう。思わず彼の名を口にすると、なぜ名を知っているのかと追及され、イリスはランドルフにすべての真実を語った。するとランドルフは、国を立て直すために自分を婚約者に指名するよう提案してきた。私を処刑する男と婚約? 死にゆく運命を変えるためには……。
-
3.0片思いをしていた同期に告白した三井美香。けれど同期は辛らつな言葉で美香を振るとともに、衝撃の事実を告げてきた。それは美香の親友でも真由香と付き合っているということ。実は真由香は以前から美香のことを嫌っており、自分の恋人に片思いをする美香をずっと陰で笑いものにしていたのだった。悲しみのまま、ひとりバーで呑んでいた美香は、見知らぬ男性に声をかけられる。原岡蓮也と名乗るその男性は、パーソナルトレーニングジムやエステサロンを経営する若き社長だった。美香が専属秘書になることを目標として働いてきたことを知った蓮也は「うちの会社で働いてみないか?」と提案してくれ、美香は蓮也の秘書として働きだす。転職した美香の生活は充実していた。秘書の仕事は楽しいし、なにより蓮也はとても魅力的な男性だ。「特別な感情を抱いてはならない」と自分に言い聞かせるが、蓮也の態度は美香に勘違いを起こさせてしまうほどに甘く優しくて……。
-
3.0一時的にでも貴方から離れることができなくなりそうだ 王女ディアナは森で倒れていたフェリシアンを助ける。 傷が癒えるまでしか一緒にいられないにもかかわらず、ディアナは彼に惹かれてしまい……? アルディラ国の王女ディアナは、父王らから疎まれて城ではなく亡き母と同じ薬師として神殿で働いている。そんなある日、怪我をして森で倒れていたフェリシアンという謎の青年を助け、彼の傷が癒えるまで一緒に生活することになった。いずれ去るとわかっていながらも、徐々にフェリシアンに惹かれてしまうディアナ。想いが通じ合ったと思ったところで、しかしディアナに父王から縁談が舞い込んできて……!? 朔羽ゆき・装画
-
3.0ストラティア王国で、奇跡の聖女と呼ばれたミア=ラルハイラ。彼女の手は、あらゆる病を、そしてすべての傷を癒やす奇跡の光を宿していた。長く続く領地を巡る戦の中で、その力は人々を救い、支え、希望そのものになった。しかし、救えど救えど、争いは終わらず。いつしか、聖女を手にした者こそがこの世界の真の王となるという噂が、まことしやかに囁かれはじめた。終わりの見えない戦いに心を痛めた聖女は、自らの生命に変えても、この国に生きるものすべてを癒すことを誓い、医療軍事団長として戦に参加。そしてその命を散らした。彼女の死によって戦は終わり、ストラティアに平和が訪れた。——と、いうことになっているが……。自分の命と引き換えにすべてを終わらせるべく、宿敵であるリーデンバルトの国王マーカスと対峙したあの日から、ミアの運命はおかしな方向に転がり始めて……!?
-
3.0「生き返らせても、また沈めるだけだ!」「沈められたら、また生き返らせる」 支配しては支配され、という関係を長い歴史で繰り返してきた二国。それぞれの国で筆頭魔導士を務めるアガリスタとジェレマイアは戦では力をぶつけ合う敵同士だが、実は愛し合っている恋人同士でもあった。ふたりは強大な力を持つ者だからこそ抱える孤独を共有できる唯一無二の存在。 「やられっぱなしは性にあわないんでな」「そうはいかな…」――普段互いの国を背負い争うふたりは、愛し合う時も全力。戦争では魔法でぶつかり、ふたりきりの時は熱い愛を交わし乱し合って――敵国である限り関係を知られてはいけないふたりだけど、幸せな未来を夢見ていて……?
-
3.0陽キャで肉食系な彼に浮気され捨てられてから、恋愛から遠ざかっている保田美澄。そんな彼女には最近、気になる異性がいた。それは同期の高橋颯真。控えめで穏やかな性格をした颯真との交流は、元カレによって傷つけられた美澄の心を癒やしてくれる。しかも普段無口で他人に無関心な颯真は、美澄に対してだけ親し気な様子を見せてくれるのだ。絵に描いたように完璧な草食系男子である颯真となら、また幸せな恋愛をできるかもしれない。そう思った美澄は一念発起して颯真に告白をする。すると颯真はあっさりOKをくれ、二人は晴れて付き合うことに。しかし、いざ恋人になってみると颯真の印象がすこし違う。メッセージは情熱的だし、二人きりになると積極的にスキンシップを取ってくる。今までの草食系っぽさが薄れているのだ。「こんな人だと思わなかった……」 颯真の変化に戸惑う美澄だったが、肉食系っぽい颯真にもなぜかときめき始めてしまい……。
-
3.0君を独占したい まばゆすぎる美貌の騎士とお見合いした直後に〝〇〇〇しないと出られない部屋〟に!? 爽やか大型犬系(じつは執着系)騎士×お疲れ気味ひきこもり魔女 男爵令嬢のギーゼラは魔術の才能を生かし王立の研究所で働いていたが、 国の施策で騎士とお見合をさせられることに。 乗り気でない彼女の前に現れたのは侯爵家の三男で人気も実力もある美貌の騎士ノアベルトだった。 彼は見合いの相手にギーゼラを指名したと明かして情熱的に迫ってくる。 まんざらでもないものの戸惑っていたギーゼラだが、 上司の策略でノアベルトと共に「交合しないと出られない部屋」に閉じ込められてしまい!?
-
3.0
-
3.0「この子の耳の形は、俺に似ていると思わない?」 若くして病没し、読みかけの恋愛小説のヒロインに転生したことに気付いたマルグリットは推しの第一王子ラウルと結ばれたいと願うも、病気がちな身体では夢のまた夢。しかし、せめて思い出だけでもと参加した仮面舞踏会でラウルに見初められ愛される。 「今夜キミに会えるなんて思わなかった」 甘い一夜の記憶を胸に田舎での療養生活を始める彼女だが、お腹には2人の愛の証が宿っていて――!? 書き下ろし番外編も収録! ※こちらの作品にはイラストが収録されています。 尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
-
3.0
-
3.0「……お願いがあるの、私を嫌いになってください」 今は亡き両親が決めた婚約だったが、幼なじみで名門キエザ公爵家の次期当主・アルノルドを子爵令嬢のルフィナは思い慕っていた。ところがある雪の日、ルフィナのために彼は大怪我を負ってしまう。それを機に「許嫁に相応しくない」と非難され、ルフィナは恋心を閉ざしてしまった。時は経ち三年後。母の形見の薔薇を育て暮らす彼女の元へ留学から戻ったアルノルドが現れる。あの頃と変わらず許嫁として大切に扱ってくれる彼にルフィナは破談にしようと冷たくするけれど──「きみはずるい。僕を避けているくせに瞳が好きだって言っている」アルノルドは深く大きな愛で彼女を包み込み……?
-
3.0
-
3.0幼馴染の騎士エルヴィンを想い続ける令嬢のシフィル。しかし、彼はシフィルと会うたびにしかめっ面をするのに、シフィルの妹には優しい顔を向けるため、彼は妹が好きで自分は嫌われているのだと悩んでいた。そんなある日、なぜか急にエルヴィンがシフィルに求婚してくる。きっと自分を妹の代わりにするのだと考えたシフィルだったが、彼を好きな気持ちに嘘をつけず求婚を受け入れることに。結婚後も、自分を見るたび不機嫌そうに睨みつけてくるエルヴィンとすれ違うものの、ひょんなことから、彼はとんでもなく不器用なだけではと気づき……。勘違いから始まるマリッジラブストーリー開幕! ※電子版は単行本をもとに編集しています。
-
3.0フリーのライターとして働く二十八歳の夏乃子。彼女は事故で死んだ恋人を忘れられないまま、仕事に没頭するだけの無感情な日々を送っていた。そんなある日、圧倒的な魅力を放つイケメン弁護士・黒田と出会う。初対面でいきなりデートに誘ってくる軽薄な男かと思ったら、驚くほどの優しさと誠実さで包み込んでくる彼に、思いがけず強く感情を揺さぶられ――気づけば一夜を共にしていた。「ぜんぶ俺のせいにして流されてしまえばいい」過去に囚われ彼への想いを否定する夏乃子を、黒田はこれでもかと甘やかし、熱く激しく翻弄して……!? 敏腕弁護士と薄幸ライターの、ドラマチックな極上愛! ※電子版は単行本をもとに編集しています。
-
3.0公の場だからこそ、親密アピールすべきだろう? 長い間留学していた元婚約者・ラファエルが帰国すると聞き、狼狽えるマーティナ。ラファエルとは生まれた時からの婚約者で、マーティナは、強くて優しい彼のことが大好きだった。だが約十年前、マーティナのせいで腕に大怪我を負わせ、軍人の家系である彼の将来を奪ってしまい、婚約も破談に。「君の顔を見たくない」と拒絶されて以来、彼に恨まれていると落ち込み続けるマーティナだったが、彼が帰国した今こそ罪を償わなければと奮起する。そんなマーティナにラファエルは、他の令嬢からの盾役としての仮初の婚約を提案してきて……!? 【目次】 プロローグ 第一章 拗らせた初恋 第二章 再会 第三章 婚約 第四章 一線を越える 第五章 重ならない想い 第六章 騒動 エピローグ 【著者】 春日部こみと 2013年、『あたしは魔法使い』(エタニティブックス)で作家デビュー。 近著に、『人嫌い王子が溺愛するのは私だけみたいです? 』(ソーニャ文庫)、『授かって逃亡した元令嬢ですが、腹黒紳士が逃がしてくれません 』(ルネッタブックス)などがある。
-
3.0五年間、異母姉の身代わりに残虐王の後宮へ送られ、官女の一人として下働きを続けていたレイラ。 そんなある日、反乱が起き、後宮に武装した兵士たちが乗り込んできて――? 恐怖に駆られたレイラは逃げ出すのだが、首謀者である麗しい青年・セリムに見つかってしまい……!? 新たなスルタンとなったセリムに、レイラは娶られることに……。 寝室に連れられたレイラだったが、セリムは彼女が偽物の寵姫であることをなぜか知っていて――? 「これから、お前は俺のものになるのだ」 セリムの甘く執拗な愛撫にレイラの身体は蕩けさせられていく――。 自身を庇護してくれるセリムに、彼女は次第に深い安らぎを感じてしまい……?
-
3.0ユリアナはガライル王国の王妃・シェイラの侍女として働いている。シェイラが故郷であるエシュト王国からガライル王国へ嫁ぐ以前から仕えているため、ふたりは10年以上の付き合いになる。そのシェイラが懐妊し、ユリアナに乳母になってほしいと懇願してきたから大変! ユリアナは猛スピードでお相手を探すことに。同じ頃、王弟であるトーラス王子も婚約者を探していた。しかし本人にその気はなく、早く身を固めてほしい側近が躍起になっているだけ……という内情は隠し「王弟の婚約者探しのための夜会」が開催され、ユリアナも参加することに。とはいえ侍女であるユリアナが婚約者に選ばれるわけもない。ただの頭数合わせのつもりだったユリアナは王弟そっちのけで豪華な食事を堪能していた。そんなユリアナを指して、トーラスは宣言する。「俺の婚約者は、これでいい」 こうして、ユリアナは強引に王弟の婚約者候補にされてしまい……。
-
3.0令嬢クロエは、騎士であるリュシアンと政略的な婚約をしていた。極上の外見を持つリュシアンはぶっきらぼうだが、赤毛のコンプレックスを持つクロエに優しかった。しかしある日、王太子の妹であるレティシアの護衛に抜擢されてから、クロエのもとをリュシアンが訪れることはなくなった。レティシアからも敵意をむき出しにされて、クロエは疲弊するばかり。リュシアンは美しいレティシアに惚れ、元々政略婚だった自分には興味を失ったのだろう、とクロエは諦め半分でリュシアンに婚約の解消を申し出たのだが――。「君との婚約をやめるつもりはない。婚約破棄は受け入れられない」リュシアンからはそんなふうに婚約解消を断られて!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。
-
3.0二見絵里が異世界に迷い込んで一年。 今はエリーと名乗り、この世界の人よりも多く持っている魔力のおかげでなんとか一人で生活していたある日、家の前で角が生えた少年リカルドが倒れているのを見つける。 ぼろぼろの恰好で弱っているリカルドを見捨てられず、かつて自分が老夫婦に助けてもらったのと同じように保護することに。 しかし魔族であるリカルドは、魔力の補給にキスが必要で…… 「ほかの方法でもいいの?」「夢ならいいよね?」 いくら自分より長く生きているとはいえ、見た目は可愛い少年だったはずのリカルドが成長していく姿に次第にときめきを感じていくエリー。さらに大人の姿のリカルドにキス以上のこともされて甘く溶かされるような夢を見るようになってしまい!? 魔族のあざとかわいいヒーロー×お人好しな異世界転移ヒロインの甘々ラブストーリー!
-
3.0「君がたとえ悪女だとしても可愛いよ」 侯爵令嬢ディアナは自分が乙女ゲームの悪役令嬢に転生していると気付き、破滅を避ける努力をするが、結局は冤罪で婚約破棄されてしまう。 断罪後の人生のために密かに準備していた服飾店のオーナーに身を変え仕事をしていた彼女の元へ、王弟で騎士団長でもある公爵アレクシスが接近してくる。 「君がたとえ悪女だとしても可愛いよ」 美しく頼りになる彼に熱烈に迫られて、揺れ動くディアナは――!? 書き下ろし番外編も収録! ※こちらの作品にはイラストが収録されています。 尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
-
3.0
-
3.0グランヴィル家当主・カイルの『女性除け』のために始まったこの契約結婚。没落令嬢のアレクシアが3年の契約期間を終え、役目は果たしたと晴れやかな気持ちで離婚届のサインを交わそうとしたそのとき、目の前に座る夫・カイルは言った──「この契約について、見直したい」と。弟の学費を肩代わりしてもらう約束を反故にされたら困るアレクシアは話が違うと抗議をするのだが、そんな中、カイルが他の令嬢に媚薬を盛られる事件が発生。身体が昂り辛そうな様子を心配し、羞恥に耐えながらも初めて彼を受け入れると──「アレクシア、可愛い声を聞かせてくれ」 貴女の愛が欲しいと乞い願うカイルの言動は今までとは違う甘い熱をおびていて……?
-
3.0
-
3.0「これで君は名実ともにわたしのものになった」 自分が乙女ゲームの悪役令嬢だと気付いたレティシアは、魔力を封じ体調不良を装う。 魔力が強いとゲームの舞台で破滅ルートに乗ると知っているからだ。 難を逸れ田舎の領地でのんびりする彼女の前に、ゲームの人気キャラである公爵ロジックスが現れた。 彼は何故かレティシアに興味を示し迫りだす。 「君はわたしに愛されて、感じて、求めている」 前世の推しキャラの甘い囁きに揺れるレティシアは!? 書き下ろし番外編も収録! ※こちらの作品にはイラストが収録されています。 尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
-
3.0「あぁ、絡みついて、私を離さないな、ルゥルゥ」 はちきれんばかりに昂った雄の欲棒が、後ろから獣のように押し込まれる。 熱い吐息とともにうなじに噛みつかれ、私は強すぎる快楽に堕ちていく……。 〝血濡れた獣人王〟と呼ばれる皇帝イーチェン。後宮に捧げられた処女の生き血を吸っている──そんな噂が立つほど恐れられる彼のもとに、ルゥルゥは義姉の身代わりとして嫁ぐことに。最初は怯えていたが、『時渡りの石』の力で過去に飛ばされ、彼の悲惨な境遇を知る。愛を知らない彼の力になりたいと、ルゥルゥは身分を隠し女官としてもイーチェンの傍に侍るようになるのだが――。運命の下に導かれる、二人の愛の奇跡。
-
3.0
-
3.0専攻医の和花が病院で再会したのは6歳年上で初恋の幼馴染、大貴。 ある出来事を機に長年疎遠になっていたが大貴を忘れられなかった和花は、再会に胸を躍らせる。彼は更に魅力的になっていて、医者としても優秀。大貴は過去を忘れたように距離を縮めてくるが、幼馴染としての立場は崩さない。大貴の態度に困惑する和花だったが、ある日、大貴の祖父で病気療養中の「大先生」の強い願いで、二人は結婚することに。 「和花ちゃん以外の人との結婚は考えられないんだ」 嬉しい言葉も貰い、婚約者となった彼に身も心もとろかされていく和花。ずっと好きだった人と結婚できると喜ぶ一方で、大貴の『心に決めた人がいる』という発言が引っかかっていて…
-
3.0「上品な淑女のはずなのに悪い子だな」 「この体、感度が良すぎるんです」 ヒロインへの思いをひた隠す美形王子×アラサーOLの記憶を持つ公爵令嬢 〈あらすじ〉 「どうした? 今日はしないのか?」異世界転生のチャンスを提示され、あえて悪役令嬢ルートを選択した香恵。目覚めた彼女は、超絶美形の王太子ルドヴィークの婚約者で17歳の公爵令嬢リディーリエになっていた。ある晩、寝室に不仲なはずのルドヴィークがやってきて――。前世では処女だった私が、あんなことやこんなことを!? やがてヒロインらしき謎の少女が現れ、事態は思いがけない方向へ進んでいく。 本書は、電子書籍レーベル「ルキア」より発売された電子書籍『悪役令嬢に転生してみたけれどツンデレ王子と懇ろだなんて聞いてない』を元に加筆・修正したものです。
-
3.0国産自動車メーカーの経理課で働く二十八歳の朋英。ある朝、駅で貧血になったところを、親切なエリート弁護士・宇津野に助けられる。見ず知らずの自分を、連絡先を聞いてまで心配してくれる誠実な人柄に感動していたら――まさかの下心付き!? 「本気なんだ。俺、結構尽くすタイプだよ?」爽やかなのに全力フルスロットルでぐいぐいアプローチしてくる宇津野に、最初はドン引きしていた朋英だけれど、溺れるほどの愛情でがんじがらめに束縛されるのはたまらなく気持ちがよくて……!? 愛が重すぎるイケメン弁護士にノンストップで攻め落とされる、超特濃ド執着ラブ! ※電子版は単行本をもとに編集しています。
-
3.0幼い頃に両親を亡くし、縁あって騎士団長・ヴァルフィアの養女となったルティメス。強くて優しい彼に惹かれ「大好きです。お嫁さんにしてください!」とお願いするも、ヴァルフィアはまったく相手にしてくれない。どうにもこうにも埒が明かなくて、自ら夜這いすることに。すると、彼から『閨教育』を提案される。『閨教育』についてまったく無知なウブなルメティスだったけど、触れられるだけで快感を高められ、身体中が敏感になってしまい……。「お前はただ愛されて気持ちよくなっとけばいいんだよ」――野性味を帯びた蠱惑的な瞳で見つめられ、身も心もとろけていき……!? ※全編書き下ろし!
-
3.0
-
3.0恋人から一方的に別れを告げられた長塚芽衣。どうやら二股をかけられていたようで、本命の彼女である大企業の社長令嬢と婚約をしたから、もう二度と連絡するなと言うのだ。「お前は真面目過ぎてつまらない」 去り際に彼が残した言葉は、過去に付き合った男性たちにも言われ続けてきたものだった。ひとり取り残されたホテルのラウンジで、涙を流す芽衣。その時、見知らぬ男性が芽衣に声をかけてきた。自動車メーカーに勤務しているというその男性・如月遥斗は、芽衣に優しく寄り添ってくれた。整った甘い顔立ちと柔らかな物腰の遥斗にすっかり気を許してしまった芽衣は、真面目過ぎるつまらない自分に嫌気がさしていることを遥斗に打ち明ける。すると遥斗は「芽衣は魅力的な女性だということを証明してあげたい」と芽衣をホテルに誘ってくる。普段の芽衣ならば、そんな誘いには乗らなかった。けれど今までの自分を脱却したい芽衣は、遥斗と一夜を共にしてしまい……。
-
3.0「俺なしじゃ生きていけなくしてあげる」 期間限定で和菓子屋を営業するため、思い出の島に来た和菓子職人の波南。そこに突然、幼い頃に一週間だけ島で仲良く過ごした慶丞が現れた。超美形に成長した彼は、波南との結婚の約束を果たしにきたと言い、さらには一緒に住むと宣言。同居はやむなくはじまり、公私とも慶丞の完璧なサポートのなか甘くも清い生活だったけれど――「ふにゃふにゃになっちゃって……可愛い」ある出来事をきっかけに、身体も隅々まで甘やかに溶かされていく。普段は優しい慶丞の欲を孕んだ姿が波南の心を掴んで離さなくて……そんな毎日を幸せに思う一方で、慶丞が自身の仕事について誤魔化し続けることが気になっていて?
-
3.0
-
3.0気位が高く歯に衣着せぬ物言いで『ワガママ令嬢』とあだ名されている伯爵令嬢のアリエラ。その婚約者が令嬢たちから絶大な人気を誇る近衛騎士団の団長補佐・ザカリ—とくれば、アリエラは今宵の夜会でも聞えよがしな悪口の的。バルコニーの下から聞こえる陰口など全く意にも介ささないアリエラだったが、それがザカリ—の浮気現場であり、お相手の令嬢がザカリ—に婚約破棄まで進言しているとなれば、さすがに平静ではいられない。思わずバルコニーから身を乗り出し、バランスを崩して倒れそうになったアリエラを咄嗟に助けたのは、絵画から抜け出てきたかの如く幻想的な美貌の男性。だが彼の甘すぎる言葉に、アリエラは鼻白むばかり。エセルバートと名乗った彼の正体は、放蕩が過ぎて公爵家を追い出された遊び人。一計を案じたアリエラは、エセルバートとともにホールに戻って、衆人環視のなか「真実の愛」を見つけたとザカリ—に婚約破棄を告げるのだった——
-
3.0軍人として有能なベニートと政略結婚した貧乏令嬢のフィオリーナ。彼は男として不能になってしまったので、世継ぎを孕むまで、弟で騎士のロベルトとの閨事を命令される。実は秘かにフィオリーナに憧れていたロベルトは、歪んだ関係に罪悪感に苛まれながらも彼女を抱き、精を放つ。それ以降、激しく抱いてくるも、決して中に出してはくれないロベルト。その一方で、寝室以外の場所ではまるで恋人かのように甘い言葉を囁いてくるから、フィオリーナは戸惑ってしまう。「もっと受け止めて。私の愛も欲もすべて」――体を重ねて、早く子供を産みたいだけなのに、ロベルトの視線は執拗なまでに甘くて……。
-
3.0
-
3.0王子様な勇者クライノートに負けた魔王。 魔族から人間になるどころか女の子になってしまった!? しかも、異性の劣情を煽ってしまう「肌色属性」の呪いまで受けてしまって―― そこかしこ、思わぬところで男達から言い寄られてしまう。 クライノートに責任を取らせるため、元魔王・現女の子のマリン(♀)の不運な旅が始まる。 「女体化した僕を騎士様達がねらってます―男に戻る為には抱かれるしかありません!―」の祈みさき先生のティーンズラブコメディが遂に登場です! ※こちらの作品にはイラストが収録されています。 尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
-
3.0
-
3.025歳のミランダは、夫であるボールトン公爵当主の葬儀を迎え、墓の前で一人泣いていた。そんな彼女の前に亡き夫の一人息子、ブライアン・スィブルトンが現れた――。軍に所属し大隊を指揮する指揮官である彼が駐屯地から戻ってきたのだ。困窮した実父にボールトン公爵家に連れてこられた13歳の頃から、ミランダはブライアンに淡い恋心を抱いている。だが、ブライアンの父であるボールトン公爵当主がミランダを嫁に迎えると、彼は屋敷を去ってしまった。財産目当ての女狐だと、ミランダのことを嫌って……。5年ぶりに再会した彼の態度からまだ自分が憎まれていることを実感するミランダ。葬儀を取り仕切ったあと、静かに屋敷を出ようとしていた彼女だったが、なぜかミランダの部屋にブライアンが訪れてきて……!? ブライアンと交わした初めてのキスはひどく苦く甘いものであった。嫌われているはずなのに、ミランダはブライアンに激しく抱かれてしまい――?
-
3.0公爵令嬢エルフリーナに告げられた余命は、わずか一年。さらに、それを知った王太子からは呆気なく婚約破棄されてしまう。愛想のなさから悪役令嬢と言われることもあったが、王太子妃になるため必死に生きてきたはずだった。残りの人生くらい好きに生きたい! と願う彼女が思いついたのは、まさかの逆ハーレム!? 誰からも愛されなかったけれど、最後くらい恋人達に溺愛される余生を過ごしてみたい。けれど、そんな自分が残された時間で恋人など作れるはずがない…。それならばと、恋人達をお金で買うけれど…ワイルドな軍人、知的な文官、中性的な可愛さを持つ美男子、さらに異国の王子(?)とタイプの違う4人との予想外な逆ハー生活が始まって!? ※セット版との重複購入にご注意ください。
-
3.0花を愛する公爵閣下×前世は理系のモブ令嬢 「愛しいから、すべてにくちづけたくなる」 ビジネスパートナーでは!?途中リタイアのえっちすぎるゲームの最推しキャラに蕩けるほど甘く愛されてます!!! 過激すぎてリタイアした18禁乙女ゲームの世界に転生したことに気づいた伯爵令嬢マリア。 だが彼女はゲームの世界には居なかったただのモブだった。 前世の経験を生かし魔法を使ったプリザーブドフラワーの開発にいそしむ彼女は最推しだった花好き公爵、トラヴィスに業務提携と婚約を申し込まれる。 「きみが欲しくてたまらない」 大好きだった人に望まれ嬉しいけれど、えっちなゲームの内容を思うと受けていいのかためらわれて!?
-
3.0
-
3.0
-
3.0
-
3.0
-
3.0貧乏子爵令嬢のフィリアーナは薬草に詳しいのを魔女だと誤解され、呪われた第二王子ラディウスへの閨指導を命じられ引き受ける。 美しく優しいのに夜は野獣のようになる彼を手製の薬で宥め閨事を遂げるフィリアーナ。 ラディウスは彼女を気に入り、呪いが現れない昼も触れて溺愛してくる。 「君のなかは最高に気持ちがいい」 想いが通じ合った二人だが、ラディウスには隣国の王女との縁談があり!? 書き下ろし番外編も収録! ※こちらの作品にはイラストが収録されています。 尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
-
3.0
-
3.0魔法大国ラルカンジュの王女オリヴィエは、百年後の世界で目覚めた。国は滅び、守るべき女神の泉も枯れたという。唖然とするオリヴィエの前に、かつて自分を守ってくれた護衛騎士と同じ顔の男が佇む。しかしシリルと名乗るこの男は全くの別人で、祖国を滅ぼした帝国の宰相だった。信頼する騎士とは似ても似つかぬ癇に障る男なのに……。「おとなしく俺に守られろ」――枯れ果てた泉を前に絶望するオリヴィエは、気が付くと過去へ飛ばされていた。繰り返す人生の中、嫌いだった彼との関わりも変化し、その存在がオリヴィエの中で大きくなってゆく。「女性としてのあなたが欲しい」――愛と泉、祖国の運命を変えるためふたりは立ち上がり……?
-
3.0
-
3.0頼れる姉御肌として社内で慕われる営業主任のあおい。世話焼きすぎて相手をダメにしてしまうと恋愛を諦めている彼女はある日、酒の席で信じられないほどの美男子、蒼也に出会う。まさか興味をもたれることもないと思っていたのに、気づけば翌朝ホテルで真っ裸!? やらかした……と反省しつつ切り替えるつもりが、仕事中に再会した上、まさかの告白を受ける。けれど釣り合うはずもないという諦めから断ったところ、提案されたのは「身体だけ」の大人の関係。あれよあれよと激しく愛され、初めての快楽を叩き込まれてしまうあおい。勘違いしてはいけないと思うのに、蒼也はあおいを本当の恋人のように甘やかしてきて―― ※電子版は単行本をもとに編集しています。
-
3.0……最後までできるか、試したい。 魔女のアルーダは幼馴染みの王太子ミカルドの言動に悩まされている。 そんなとき姉のイリダが彼にアルーダにしか勃たない呪いをかけてしまい――!? 王宮付き魔女の母を持つアルーダ・オルランディは、幼馴染みで同じ十八歳のミカルド・リニエーリ王太子の言動に日々悩まされている。ミカルドは友好国のハルナ姫と結婚するらしいのだが、アルーダをからかってばかり。そんなある日、姉のイリダが帰還する。ミカルドに惚れたイリダは彼を追いかけ回すのだが、ミカルドはつれない。激昂したイリダはミカルドになんと呪いをかけてしまう。しかもそれはアルーダにしか勃起しない呪いで……!? 楠なわて・装画
-
3.0会社の施設に視察に来た次期CEO、有馬の世話係に抜擢された紬には、高校生の時に学校一のモテ男で初恋相手の有馬に告白し、思い出に期間限定で付き合ってもらった過去があった。 このままカノジョになるか? という当時の彼の誘いを、誤解もあり断った紬。 彼は過去を持ち出し彼女を翻弄してくる。 「今の紬は服を着ていても色っぽくてぞくぞくする」 切なげに彼女を求めてくる手に心が揺れ!? 書き下ろし番外編も収録! ※こちらの作品にはイラストが収録されています。 尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
-
3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 高校1年生の羽深(うみ)は規律を重んじる真面目な生徒。だが最近は、そんな自分に少しだけ疲れてきていた。あるとき、校則違反と知りながら屋上に忍び込んでしまう。そこにいたのは、めったに授業にでない変わり者、3年生の三浦すみれ。羽深はひょんなことから、すみれに気にいられてしまい、趣味の「催眠術」の実験台にされてしまう——。
-
3.0
-
3.0必ず、君の家族になる──流行病で両親を喪い、家の存続のため自ら婿候補を探し、富豪の子息と婚約した伯爵令嬢のリラベル。それはひどく横柄な婚約者で、とある舞踏会で捕えられてしまった。呆れて見送るリラベルに、その名を呼ぶ声が──。無事で生きていたのか、と涙まじりに強く抱きしめてきたのは、幼馴染のクロヴィス。振られても援助は惜しまないと言い募り、逞しく立派な騎士団長になった彼に長年の想いをこめた求婚をされ、リラベルは応える。でも、友達だと思っていたクロヴィスの愛情表現は甘くて戸惑ってばかり。「何度達しても大丈夫だから」──優しくとろけるような初夜をきっかけに、ふたりは夫婦の絆を強くして……。
-
3.0弁護士秘書として働く片瀬瞳子は、弁護士の瀬田暁に恋をしている。二人は子どものころから家族ぐるみの付き合いをしてきた幼なじみで、暁は瞳子より10歳も年上。そのため瞳子は妹として扱われており、高校生の頃に告白した時には相手にもされなかった。それでも瞳子は、23歳になった今でも暁だけを思い続けていた。たとえ暁に、同じ弁護士事務所の女弁護士である里緒という恋人がいても……。そんなある日、暁に見合い話が持ち上がる。相手は所長の弁護士仲間の娘らしい。「暁には里緒という恋人がいるのに」と引き離されてしまう二人のことを心配する瞳子だったが、当事者であるはずの里緒は暁の見合い話には興味もないという態度。実は二人が付き合っているというのは瞳子の勘違いだったのだ。しかも暁は「昔から瞳子のことが好きだった」と衝撃の告白をしてきて……。
-
3.0公爵令嬢のシュラインは王立学園卒業間近のある日、王太子から婚約破棄を告げられた瞬間前世の記憶を思い出す。テンプレ展開の婚約破棄を快諾するも、すぐに王太后の計らいで眉目秀麗な王弟アルフォンスと婚姻を結ぶことになる。だが、それは様々な思惑の絡んだ偽装結婚であった。二代続けての王太子婚約破棄騒動、評判の悪い王妃、王弟殿下の美少年の恋人の噂――。二年後子が授からなければ離縁可、という条件でその偽装結婚を受け入れ妻役をこなすシュラインだが、王妃主催の夜会で媚薬を盛られ治療のためにアルフォンスに抱かれたことから、二人の距離は一気に縮まる。偽装のはずなのになぜか毎日甘く溺愛してくるアルフォンスに、シュラインの気持ちも次第に揺れ始め……。2022eロマ大賞金賞受賞作。分冊版第1弾。 ※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
-
3.0アルカ王国第一王女・エヴィーラが誕生したとき、祝福の機会を与えられなかった魔女は彼女に「16歳になると発情期を迎える呪い」をかけた。美しく聡明に育ったエヴィーラは呪いが発動される前日、自ら王城を出て湖の浮島の塔に引きこもることに。それから三年後のある夜、エヴィーラは発情期の身体を持て余しながら眠りについていた。彼女が不審な物音に目を覚ますと、そこにいたのは見知らぬ異国の男で……!? 発情期の身体が甘く疼いてしまうエヴィーラ。そんな彼女に誘われるように男は激しく唇を触れ合わせいた。だが、発情の呪いに対抗した男は、なんとか平静を保とうと自身の太腿にナイフを突き立てた――!? 一晩明け、フェイと名乗る彼の話を聞くと、どうやら彼はエヴィーラが目的ではなく塔に隠された宝を求めやってきたという。二人で宝を探し無事に見つけたところで、国王がエヴィーラを嫁がせるため塔から連れ出そうとしていることを知る。無理矢理の結婚でも仕方がないと諦める彼女に、フェイはまっすぐな瞳で問いかけた――。 「自由になりたくないのか?」 こうして逃亡生活が始まった二人は、呪いとは関係なく互いに心も惹かれてしまい――? だが、二人の元には国王からの追手も着実に近づいていて――!?
-
3.0リディアは、聖蜜(ポーション)を作ることができる神子。 ……なのだが、わずかしか作り出せず思い悩む日々――。 時を同じく、王子シルヴィオが難病で臥せる国家的一大事が発生! 最後の望み、リディアのわずかな聖蜜を飲ませると……嘘のように回復していき!? 「聖女リデア、貴女のおかげです! 甘くて美味しい蜜をありがとう!」 天使のような爽やか美王子に感謝され胸が高鳴ると、突然溢れ出す聖蜜!? 「嬉しいけど……このままじゃ胸から抽出してる事が、バレちゃうッ――!?」 王子様の病気を胸から出る聖蜜で治したら、淫らに溺愛される事になりました!
-
3.0没落した実家の借金を返すため、元貴族令嬢でありながら家庭教師として働いているフレーチェはある日、乗合馬車の事故により怪我をしてしまう。それを助けてくれたのは、元教え子のラルスだった。フレーチェが未婚のまま家庭教師として働いていることを知ったラルスは「自分のそばにいてほしい」と求婚してくる。聞けば、ラルスはフレーチェのことを想い続けてきたのだという。借金を背負った没落貴族であり、ラルスより6つも年上の自分では不釣り合いだと求婚を断るフレーチェだが、ラルスは引かない。「ならばせめて、妹の家庭教師として屋敷に滞在してくれないか」という申し出に、フレーチェは悩みながらも承諾する。若さゆえの気の迷いだろう。時間が経てばラルスの気持ちも覚めるはずだ、と考えていたフレーチェだったが、ラルスの気持ちは冷めるどころかさらに熱を帯びていき……。
-
3.0目を覚ましたら見知らぬ屋敷にいた令嬢・フェリシア。三年分の記憶を失い、いったいなにがどうなっているのかと困惑するフェリシアに告げられたのは、彼女はこの屋敷の奥方であるということ。そして彼女の結婚相手が、社交界でも人気のイケメン伯爵・グレンだという事実! まったく心当たりのないフェリシアは、この結婚は『契約結婚』に違いないと宣言し、その証拠を見つけようと動き出すことに。記憶を失う前と後でまったく性格の違うフェリシアと、彼女に振り回され続けるグレン。二人の騒がしい日々は、一枚の契約書と手紙によって大きく変化することになり――? 抑えた溺愛が零れだす、一途で濃密なラブロマンス! ※電子版は単行本をもとに編集しています。
-
3.0長年、天然の姉の尻拭いをしてきた和菓子店勤務の優季。そんなある日、またもや姉がやらかした。取引先の御曹司とのお見合いを前に、まさかの妊娠発覚! 困った時の妹頼みとばかりに泣きつかれ、やむなく代わりにお見合いすることに。断るつもりとはいえ、相手の御曹司・智暁は、イケメンなのに無表情すぎて何を考えているかさっぱりわからない。嘘みたいな好条件で結婚を申し込まれるものの、きっぱりはっきりお断り、したはずが……諦めるどころか、予想外の甘すぎるアプローチに翻弄されて!? 大人の結婚に出会いの形は関係ない? マイナスから始める、王道・玉の輿ラブ! ※電子版は単行本をもとに編集しています。
-
3.0ひょんなことから異世界転生のチャンスを手に入れた香恵は、あえて悪役令嬢としてのルートを選択。目覚めると、超絶美形の王太子ルドヴィークの婚約者で侯爵家の令嬢、十七歳のリディーリエとなっていた。予定どおりリディーリエとルドヴィークは不仲で、あとはヒロインが現れるのを待つだけだった。しかし、ある晩リディーリエの寝室にルドヴィークがやってきて「どうした? 今日はしないのか?」――。するって何を~~!? 前世の香恵は処女だったのに、あんなことやこんなことをされて思わず甘い嬌声が上がってしまう!? やがて現れたヒロインらしき謎の少女カナンを巻き込んで、事態は思わぬ方向へ!! 予想の斜め上を行く、甘くてハラハラの異世界転生ファンタジー。
-
3.0「エモニエ公爵令嬢ジゼル・エモニエを、『改悛の塔』に幽閉することとする」 愛を誓ったはずの王弟ベランジェに裏切られ、国王暗殺未遂の濡れ衣を着せられたジゼル。 王位継承権第一位のフレデリク王太子は無能で、さらには子供返りをしていると言われており、ベランジェは自分が王位を継げるようにと、王家に次ぐ権力を持つエモニエ公爵家の一人娘・ジゼルへ協力を仰いでいた。そんなベランジェからの寵愛を手に入れるため、ジゼルはフレデリクを排除する計画に盲目的に協力してきた。 ベランジェの狙いが国王であったこと、彼がジゼルを犯人に仕立て上げるために求婚してきたこと——なぜ気づけなかったのかと、ジゼルは改悛の塔の独房で悲嘆に暮れる。しかし、幽閉されて数日が経ったある日、最低限の使いの者以外は誰も訪れないはずの独房にフレデリクが現れて……!?
-
3.0OLの和可は中学の同級会で、当時から好きだった名家の御曹司、多田と再会する。 イケメンで大企業の若社長の彼は女子に囲まれても昔と変わらず素っ気ないが、和可とだけは普通に話をして名刺も渡される。 意を決し彼に連絡すると自宅に招かれ「夜、男の部屋に来る君にも多少なりと責任はあるよ?」と、憧れの人に優しく愛され夢見心地に。 一夜だけの関係と思いきや、彼にまた来るかと聞かれて!? 書き下ろし番外編も収録! ※こちらの作品にはイラストが収録されています。 尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
-
3.0「俺が見合いしたかったのはあなただ」隠し子の一ノ瀬桜愛は、北本家の豪奢な邸宅の小部屋で爪に灯をともす生活をしていた。しかし、突然泉田悠介との見合いの席に呼び出される。引き締まった体躯の悠介は、泉田ホールディングスの敏腕CEOで、北本家との政略結婚かと思われたが、跡取り娘の異母妹ではなく、桜愛がいいと告白されて!?「身も心も、全部俺のものにしたい」熱い想いに、優しく組み敷かれ純潔を散らされる。しかし、悠介の過去の出来事を知ってしまい……!?有望株のイケメンCEOと孤独な乙女の、たっぷり甘やかされる溺愛ラブ!! ※こちらは単話1~5話のセット版です。重複購入にご注意ください。
-
3.0「じっくり時間をかけて落としてやる。俺以外のことなんて考えられないように」――学生時代、隣に住む年上の幼馴染・将生に告白した明里は、あっけなく玉砕した。想いを手放す決意をして十年、ようやく過去のことにできたのに……どうして私は彼に押し倒されているのだろう?――パワハラで退職した明里は、久しぶりに再会した将生の勧めで、彼の働くハウスメーカーに転職する。将生の管轄は、明里の配属先とは別と聞き安心していたのだが、なぜか直属の上司として現れた将生は、幼馴染だと公表し男性社員を牽制。「覚悟しておけよ」明里は家でも会社でもグイグイ迫られはじめ、凍らせたはずの想いが再び熱を帯びはじめて……?
-
3.0「じっくり時間をかけて落としてやる。俺以外のことなんて考えられないように」――学生時代、隣に住む年上の幼馴染・将生に告白した明里は、あっけなく玉砕した。想いを手放す決意をして十年、ようやく過去のことにできたのに……どうして私は彼に押し倒されているのだろう?――パワハラで退職した明里は、久しぶりに再会した将生の勧めで、彼の働くハウスメーカーに転職する。将生の管轄は、明里の配属先とは別と聞き安心していたのだが、なぜか直属の上司として現れた将生は、幼馴染だと公表し男性社員を牽制。「覚悟しておけよ」明里は家でも会社でもグイグイ迫られはじめ、凍らせたはずの想いが再び熱を帯びはじめて……?
-
3.0社内恋愛を経て結婚した奏と里桜は幸せな新婚生活を送っていた。優しく家庭的で完璧な夫との毎日はとても満ち足りたものだったのだが――。ある休日に奏がでかけた際、里桜が家計簿をつけようと共有PCを開いたところ、そこには見慣れないネットショップのサイトが映っていて……!? 画面に映し出されていたのは、ふわふわとした起毛素材の手錠の画像だった――!? アダルトグッズの購入履歴から浮気相手がいるのかと疑ってしまう里桜だったが、そこに奏が帰ってきて……。彼に疑問をぶつけるも奏から告げられたのは、彼が秘密にしていた性的指向で――? どんな奏くんも知りたいし、愛したい。里桜は奏の秘密を受け入れると共に、知らない世界の扉を開けることになる。「すごい反応。いいよ、いっぱい舐めてあげる――」 完璧な夫・奏との新しい夜はいつもよりちょっぴりいじわるで、そして驚くほど淫靡なものだった。また彼との夜を繰り返すうちに、里桜の感情や身体も次第に変化していき……?
-
3.0大手不動産会社の御曹司である翔太と、百貨店で受付嬢として働く陽菜は、学生時代からの親友だった。そんなある日、翔太から「一年間だけ結婚してほしい」と頼まれて…!? 現実離れした話ではあったが、彼の事情を知った陽菜は助けになりたいと願いを受け入れる。そうして、二人は親友のまま一年の結婚生活を送ることになった。翔太と共に過ごす日々は楽しく、終わりを迎えてほしくないと思っていた陽菜だったが、あっという間に一年が経過する。夫婦としての最後の夜、翔太はゆっくり喋りたいからと陽菜をベッドへと誘い――!? 「嫌じゃなかったら受け入れて」 翔太の優しくも熱い手に弄られ、陽菜は終わらない、甘い快楽に身を震わせる――。
-
3.0男に騙されては離婚を繰り返す母や姉を見て育ち、結婚や恋愛に夢も希望もない咲帆。一人で生きていくためにもシナリオライターとして細々と生計を立てていた。幸せな新婚を題材にオリジナルストーリーを依頼されるも、結婚に絶望しかない咲帆にはなにも浮かばない。会社からの帰り道、親会社の専務でもあり元婚約者である尊生に呼び止められ……。「俺は、咲帆と一緒に”幸せな新婚”の体験がしたい。」 結婚していなくても新婚みたいな気分は経験できると提案され、まだくすぶり続けている尊生への想いを引き出すためにも尊生と疑似新婚体験として同居することに――!?
-
3.0充希は入社以来秘かに好きだった同僚から『二人きりで会いたい』と言われ仄かな期待を抱く。しかしドキドキしながら待ち合わせ場所に行ってみれば、『親友のお前に会社関係では一番に結婚報告したかった』と言われ玉砕。恋心を告げられないまま男友達扱いされ失恋する。その後、自棄酒中に出会った男と勢いでワンナイト(相手の男に見覚えがある気もしたが、酔っていたので気づかなかった。普段酒に強い分、酩酊状態になること自体珍しい)。しかし後日その相手が取引先相手の颯士だと判明し……。「――君は僕の知らない感情を、悉く掻き立ててくれるね」 充希はいつものキャラ通り笑ってなかったことにしようとするが、何故か颯士からぐいぐいアプローチされ――!?
-
3.0落ちこぼれの白魔導士セシルはパーティの最中、社交界人気ナンバーワンの第一聖騎士隊隊長オズワルドにお手製の解毒薬をぶっかけてしまう。その理由は、彼から強烈な邪気が放たれていたから。不機嫌なオズワルドに彼の屋敷まで拉致され「貞操の危機!?」と焦るセシルだが、「お前は趣味じゃない」と一蹴される。どうやら彼の目的は、過去に受けた呪いに初めて効果があったというセシルの薬のようで――!?オズワルドから正式に治療の依頼を受けたセシルは、功績を残すチャンス!と引き受けることにするが……。呪いを受けた聖騎士と落ちこぼれ白魔導士のラブコメディ!メリッサ版原作ノベル、ZERO-SUMコミックス版コミカライズの試し読みを大増量で収録!!
-
3.0会社からリストラされ、明日から無職になるという日。29歳の結依は、酔っ払いに絡まれたところを懐かしい知り合いに助けられる。それは兄の友人の仁也だった。中学生の頃、実家に遊びにきた仁也と知り合った結依は密かに恋心を抱いていたが、アクシデントからキスをしてしまってから彼は姿を見せなくなり、それ以来の再会だった。雨に濡れた結依を自宅へ案内し着替えを貸してくれた仁也は、巷で人気のグランピング施設を運営する若き社長になっていて、結依の事情を聞き彼の会社で働かないかと誘われる。結依は仁也の会社で働きだしたことをきっかけに彼との距離が縮まり、引きずっていた初恋に再び火が付くが、広報室の上司であり、大学時代から仁也に思いを寄せているという杏里が、二人の仲を敏感に察知して……。
-
3.0
-
3.0
-
3.0愛ある結婚を夢見るシーラ。だが容姿に自信がないうえに、厳格すぎる母の管理下で流行のドレスを着ることもできず、自分は社交界で一番冴えないとさえ思っている。そんなシーラに縁談が持ち上がった。相手は次期公爵のルーファス。眉目秀麗で紳士的に振る舞う彼を、シーラは好きになってしまった。コンプレックスを拭いきれないシーラは、どんなにルーファスに優しくされても「彼の言動には裏があるのでは?」と勘ぐる癖が抜けきれない。ルーファスからの求婚を受けても「いつか婚約破棄されてしまうのでは」と怯えている。そんなある日、シーラは従兄に誘われた詩の朗読会で、ルーファスには身分違いの美しい恋人がいるという噂を耳にする。やはり愛のない貴族同士の結婚だったのだと諦めかけたシーラの心を動かしたのは、元は高級娼婦だったという詩人の美しさと彼女の紡ぐ官能的で奔放な詩だった。ルーファスに愛されたい、変わりたい――。その一心で自分を磨き、シーラは自らを解き放っていく。そしてそんなシーラを前に、ルーファスは……。
-
3.0佐伯万理華には人生最大の過ちがある。それは大学生のとき、名前しか知らない男と身体の関係を持ったこと。当時の万理華は焦っていたのだ。友人が次々と恋人を作るなか、自分だけなんの出会いもなければトキメキもない。だからナンパしてきた男を自分からホテルに誘った。結果、翌朝目覚めたら彼は消えていた。そんな黒歴史の一夜から6年が経った今も、万理華は恋愛経験ゼロのまま。「自分は恋愛に向いていないのだ」と恋愛をあきらめかけていた万理華は、思いがけない再会を果たす。万理華の初体験の相手であり、万理華をおいて姿を消したあの男・葛城輝が目の前に現われたのだ。それも、万理華の務める会社の新社長として! 「一夜の遊び相手の顔など覚えているはずがない」という万理華の期待は裏切られ、輝はしっかりと万理華を覚えていた。しかも「あの日からどうしても忘れられなかった」と、まるで万理華のことを思い続けていたかのような発言をしてきて……。
-
3.0天空寺商事に務める沙織は休日に振り袖姿でラグジュアリーホテルに来ていた。信頼する上司であり天空寺グループの御曹司・翔真のお見合いに付き添うためだ。だが、お見合いの場にやってきたのはなぜか翔真の両親で――!? 彼の両親は沙織のことを翔真の結婚相手として認識しているみたいで……? 恋愛結婚に納得がいかない翔真の父は跡取りを作ることを条件として二人の結婚を認めた。その後、翔真と二人になった際に沙織は彼に説明を願うも、返ってきたのは誠実で真っ直ぐな告白だった――!? 「俺は、きみと結婚したい」 最初は憤っていた沙織だったのだが、翔真の真摯な姿勢、そして曇りなくまっすぐに向けられる深い愛情に次第に惹かれ始めてしまい――。だが、沙織は自身に夜の経験がないということが気にかかっていて……!?
-
3.0飲料メーカーのマーケティング部で働く白石ありすは、24歳にして恋愛経験ゼロ。その代わり、ありすは乙女ゲームが大好きだった。現実ではあり得ない甘く幸せな恋愛を体験させてくれる乙女ゲームはありすの癒やしだった。ある日、ありすが提出した販促企画「飲料水の擬人化乙女ゲーム」が採用され、ありすは担当者としてゲーム開発会社へ打ち合わせに向かう。「大好きな乙女ゲームを作れる!」と胸を高鳴らせていたありすだったが、打ち合わせ相手であるIT企業の社長・青木薫は乙女ゲームを馬鹿にした発言を繰り返し、挙げ句の果てには「こんな仕事はしたくない」とまで言われてしまう。ありすは彼の発言に大激怒。実は彼は、ありすが何度も繰り返しプレイしている大好きな乙女ゲームの開発者だったのだ。憧れの存在でもある薫にゲームを作ってもらいたい! 熱意をもって訴えるありすに、薫の態度は一変する。なぜか薫は企画よりも、ありす自身に興味を持ったようで……。
-
3.0
-
3.0高位貴族の庶子で、弱い回復魔法を使えるのを口実に神殿に厄介払いされたシアーシャ。巫女として成長した彼女は、魔物の襲来から国を守るための勇者召喚に立ち会うことになる。ところが、召喚された勇者はひどくくたびれた容姿をしていた。他の巫女が彼に近づかない中、彼女だけが前に進み出たところ、勇者は「好みだ」とパートナーに選んでくれる。そんな勇者にシアーシャは誠心誠意仕えようと決意するが、疲れをとって身だしなみを整えた彼が物凄い美形で、頭がよく魔力も強いと判明! なのに勇者はシアーシャ以外の人間を自分に近寄らせない。おまけに彼女を片時も離さず、一日中、愛を囁き続け―― ※電子版は単行本をもとに編集しています。
-
3.0
-
3.0
-
3.0
-
3.0
-
3.0公国君主の娘ルトリシアは薬づくりを日課としている。水を汲むために川辺に行くと、そこには男の子が倒れていていた。 放っておけず屋敷で介抱するが、彼はこの王国の第一王子バスティアン! 子どもの姿になる呪いを受けており、解呪の方法は本当の姿に戻ったタイミングで処女を抱くこと。それも二か月以内と期限付き!? 戸惑いながらも、共に過ごす時間が二人の距離を縮めていく。 「呪いのためじゃない。俺は君が好きで、君がほしい。生涯を君と共に過ごしたい」 情熱的な赤い瞳で真っ直ぐに見つめられると、彼への愛が溢れ出して――。 見た目は男の子、中身はオトナな王子様の執着愛が止まらない!? 第30回フランス書院官能大賞 e-ノワール賞受賞作品!
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。