妹の影として生きる不遇の男爵令嬢はコワモテ公爵閣下に溺愛される

沙布らぶ / yuiNa

名門魔術学院に通う男爵令嬢シャーリー・バーンフィールドは、妹の影に徹した毎日を過ごしている。
父の愛情はなぜか再婚相手の血の繋がらない妹にばかり向けられているのだが、そんなシャーリーが唯一自由になれる場所が「大図書館」であった。
シャーリーは偶然、「館長」と名乗る人物に趣味の論文を見せてしまったことをきっかけに、二年間、文通を通じて魔術の知識を磨いていた。
そうして時が過ぎ、シャーリーは妹と共に無事に卒業を迎えることになったのだが……。
卒業式のあと、シャーリーに声をかけてきたのは魔術研究の大家であるグレニスタ公爵家の当主ルークで――!?
コワモテの彼は妹ではなく、シャーリーに婚姻の話を持ってきたばかりか、なんと彼の正体は「館長」だった!!
「イきそうか？ なら――こうして繋がったまま果ててくれ、っ……」
思いも寄らない告白を受け、甘く激しく抱かれる初めての夜を過ごしたシャーリーだったが……？

• カテゴリ: TL
• ジャンル: TL小説
• 出版社: パラダイム
• 掲載誌・レーベル: 濃蜜ラブルージュＦ＋
• 電子版発売日: 2025年06月27日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 2MB

[ワンワン · ★★★☆☆]

典型的な不遇ヒロインが愛され義妹と両親に貶められ、ヒーローが助け出す話かと思ったけれど、ちょっと捻りが入っていました。短いお話なのでサラッと読めます。