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  • ベニョフスキー航海記
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    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 18世紀の中頃,ロシアの流刑地を脱走したベニョフスキーは船で極東からフランスへ向かう途中,日本に対するロシアの野望を警告した書簡を長崎のオランダ商館に送った。本書は,彼の『回想・旅行記』から日本を中心とした部分を訳出したもの。

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  • 北京の伝説
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    1巻2,860円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 塔・鐘楼・橋など歴史的な名建築を中心に,名所古跡にまつわる伝説39編を収める。著者金受申は生粋の北京っ子。鳥瞰図のほか多数の地図・図版をそえて,古跡案内の書となるよう編集した。

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  • 東アジア民族史 1
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    1~2巻2,970~3,520円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 『史記』以下の中国正史から,「東夷」と称せられた朝鮮・日本などに関する記述を抜粋したもの。「倭人伝」には異民族の目に映じた古代日本の姿が描かれ,研究者にも欠かせない貴重な史料。第1巻は,『史記』『漢書』『後漢書』『三国志』『晋書』『宋書』『南斉書』『梁書』『魏書』『周書』『隋書』から。

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  • 薔薇園
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    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 13世紀のイラン最大の詩人であるサアディーが,詩と散文でつづったイラン文学中もっとも美しい古典。興味ぶかい実践道徳の書としていまもイスラム教徒に親しまれ,金言はバラの香気をはなつ。

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  • ハーフィズ詩集
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    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 ハーフィズは14世紀ペルシア最大の抒情詩人。現世への懐疑を基調に,神秘主義的技法を駆使して酒と美女をたたえた。ゲーテの『西東詩集』は,彼の作品に霊感をえて成った。本邦初の全訳。

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  • 日本大王国史
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    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 徳川家光の時代,第3代のオランダ商館長として赴任したカロン。東南アジアの海洋を駆けめぐった苛烈な彼の一代記と,辛辣な観察眼がとらえた封建日本の細密画。17世紀東西関係史を浮き彫りにする。

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  • 日本その日その日 1
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    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 大森貝塚の発見者,日本動物学の開祖として名高いモースが,西洋文明の波に洗われる以前の日本と日本人の素朴な姿を,限りない愛着と科学者の眼で捉えた名著の全訳。自筆スケッチ800点を掲載。第1巻は,来日当初の印象を語る第1章から,東京での生活を語る第8章まで。

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  • 日本巡察記
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    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 信長・秀吉時代の日本に東洋巡察使として4回来日した著者が,イエズス会本部に書き送った機密報告書。宣教師としての苦悩,仮借ない日本人観,変転きわまりない政治情勢などがつづられ,興味はつきない。

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  • 日本事物誌 1
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    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 明治6年(1873)に来日し,数多くの業績を残した著者は,日本の文化・国民性についても卓越した洞察者だった。「算盤」から「動物学」までをアルファベット順に配列し,言葉巧みに事物百般を説く。第1巻は,AからJ,「算盤」(Abacus)から「人力車」(Jinrikisha)まで。巻末に解説を付す。

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  • 日本史 1
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    1~5巻2,200~3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 布教の情熱に燃え,東海の果て日本へ渡来した宣教師たち。編年体の記録は,キリシタンの凄絶なドラマを物語る。第15回〈日本翻訳文化賞〉受賞。第1巻は,ザビエル渡来の1549年から,ヴィレラ一行が京都に向かう59年まで。巻頭に解説を付す。

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  • 日本雑事詩
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    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 明治10年,初代駐日公使の書記官として来日した著者が記した精細な日本研究と明治風俗誌。200項目余の詩と散文で構成された本書は,明治の日本を浮き彫りにする貴重な文献である。

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  • 日本奥地紀行
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    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 日本の真の姿を求めて奥地を旅したイギリス女性の克明な記録。東京から北海道まで,美しい自然のなかの貧しい農村,哀感をさそうアイヌ民族の生活など,明治初期の日本を紹介した旅行記。本邦初訳。

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  • 西学東漸記
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    1巻2,420円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 中国人ではじめてアメリカの大学を卒業した容●は,アヘン戦争から辛亥革命にいたる激動の時代に,新しい中国を念願して活動をつづけた。中国人らしい強●な生活力のみなぎる興味ぶかい自伝。

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  • 南蛮寺興廃記・邪教大意・妙貞問答・破提字子
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    1巻2,970円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 キリシタンの凄惨な弾圧は,権力意志のむき出しの行使だった。異質な文化を受容しようとする民族的陣痛がここに始まる。掲載の4編は,在来の仏教・神道と,キリスト教との激突をみごとに伝える。

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  • ナスレッディン・ホジャ物語
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    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 中世トルコの奇知縦横のナスレッディン・ホジャは,イスラム文化圏の多くの笑話の主人公になっている。庶民的英知の持ち主としてもてはやされ,その実在に異説もある“トルコ版一休さん”の,故態をとどめる500余話。

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  • 長崎海軍伝習所の日々
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    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 日本海軍の黎明期を物語る史料。幕末の安政のころ,伝習所教官として来日したオランダ士官の目にうつる若き日の勝海舟,榎本武揚,開明の藩主島津斉彬,鍋島閑叟ら。生き生きと登場する幕末の群像。

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  • 東方への私の旅
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    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 第一次世界大戦後のモロッコの反乱と中国の大革命は,その後の世界各地の民族運動に大きな衝撃を与えた。この渦中に飛び込んだアメリカの若いジャーナリスト,シーンが生き生きとつづる革命と革命家群像。

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  • 唐詩三百首 1
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    1~3巻2,420~3,300円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 中国で『唐詩選』以上に重んじられ,愛誦されてきた唐詩精華集。すべての原詩に読み下しと流麗な訳をあたえ,さらに簡明な解説・語釈を付して鑑賞の便をはかった。第1巻は,五言・七言の古詩および楽府を収める。巻頭に,唐代の詩史・作詩法を概説する序説を付す。

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  • 道教
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    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 人間の永遠の願い,不老不死をめざす道教こそ,中国人の精神構造を解く鍵といえる。本書はフランスの中国学の碩学マスペロの遺稿で,道教の思想・習俗・発展をその発生から分かりやすく概説した唯一の書。

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  • 天工開物
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    1巻3,300円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 穀物に始まり,衣服・染色・製塩・兵器・醸造に至るまで,明代末の中国のあらゆる科学技術を網羅する。120余枚の挿図を駆使して詳述された貴重な技術書で,当時の産業技術を知るうえで重要な資料。

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  • デルスウ・ウザーラ
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    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 沿海州ゴリド族の古老,デルスウ・ウザーラ。かずかずの探検行のなかで,彼が発揮する不思議なカンと超論理的なひととなりの魅力。その悲劇的最期によって,デルスウはソ連児童文学の英雄として親しまれている。

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  • 燕京歳時記
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    1巻2,200円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 満州貴族のとらわれない目に映った,清代末北京の一年の行事, 遊覧, 風俗, 物産, 技芸など。漢民族をはじめ,契丹,女真,蒙古,満州民族などの風俗が,簡潔に生き生きと伝えられる。

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  • 朝鮮幽囚記
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    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 1653年,済州島で難破し,朝鮮にとらわれたデ・スペルウェール号の36人は,12年間におよぶ貧窮と苦役の幽囚生活をおくった。西欧人による体験にもとづく初の朝鮮報告。『朝鮮国記』も併録。

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  • 朝鮮小説史
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    1巻3,300円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 日本統治下におかれた自民族の文学的伝統を吟味し直し,それを正当に継承して抵抗のエネルギーを掘り起こそうとする意欲あふれる名著。主要作品は梗概によって紹介する。

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  • 朝鮮歳時記
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    1巻2,420円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 朝鮮の歳時風俗には,四季おりおりの人びとの生活の哀歓がこめられている。その記録をひもとけば,あたかも朝鮮民衆の生活の叙事詩を読むような興趣にとんでいる。日本・中国のそれと比較すれば,興味はさらにつきない。

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  • 長安城中の少年
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    1巻2,200円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 長安(現西安)の官僚貴族の家庭に生まれ,封建性の高い垣に囲まれて育ちながらも,戊戌の政変や五・四運動の余波を身近に感じる著者は,革命家王独清へと成長していく。叙情豊かな,その魂の記録。

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  • 中国訪問使節日記
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    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 18世紀末,清国に派遣された最初のイギリス使節マカートニーの訪中日記。外交交渉は失敗におわったが,彼の中国をみつめる眼はするどい。当時の中国社会および外交を知るのに必読の書。

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  • 中国の印刷術 1
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    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 紙の発明を背景に,印刷術は中国で発明され発展をとげた。発掘文物と文献の慎重な検討を通してこの過程を明らかにし,さらに印刷術がヨーロッパにもたらされる経緯を説く。第1巻は,第1部「中国における印刷術」と第2部「中国における木版印刷」。

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  • 中国社会風俗史
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    1巻2,970円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 従来,中国社会生活の具体的状況,風俗の変遷については,まとまった記述がなかった。この課題にとりくんだ名著『歴代社会風俗事物考』を編訳した本書は,史書漢籍をひもとく読書人必備の書。

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  • 断鴻零雁記
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    1巻3,190円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 蘇曼殊は, 小説, 詩, 翻訳, 絵画に通じ, 清代末の文学革命直前に異彩をはなった鬼才。後年,僧籍に入って日本,中国,東南アジアを漂泊した。代表作を集め,新資料による解説を付す。

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  • 捜神記
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    1巻3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 作者は4世紀半ば,東晋の歴史家で,本書は民間伝説,名士の逸話などを古い書物から抄録したもの。志怪小説とよばれる怪異の記録中もっとも叙述にすぐれ,中国小説の祖とされる。本邦初の全訳。

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  • 剪燈新話
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    1巻2,640円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 明代の怪異小説集。唐代の伝奇小説の伝統を受けつぎ,内容・文章ともに妖麗。日本には室町時代に伝えられて,『雨月物語』など翻案も多い。三遊亭円朝の有名な「牡丹燈篭」は集中の一編「牡丹燈記」の翻案。

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  • 水滸後伝 1
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    1~3巻2,200~2,640円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 梁山泊生き残りの面々の豪快でユーモラスな活躍。『水滸伝』にひきずられることなく,話は自由奔放で明るい。明代末から清代初頭にかけての作で,滝沢馬琴の『椿説弓張月』にも影響を与えた作品。各巻に解説を付す。全四十回のうち,第1巻は,第十三回まで。

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  • 清代学術概論
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    1巻3,520円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 中国の学術がいっせいに花開いた清代に活躍した人びととその思想を,みずからその学統につらなる梁啓超が,比較史的方法で生き生きと描きだした名著。巻末に詳細な人名注・書名注・索引を付す。

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  • 白凡逸志
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    1巻2,860円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 心の良い人になることを志し,朝鮮民族の独立に捧げた70年の生涯。「白凡」は号。金九の目に映じた両班(ヤンパン)と常奴(サンノム),東学と活貧党,殉国の青年,そして倭奴(ウエノム)=日本。彼の自伝は,朝鮮民衆の歴史そのものである。第9回〈日本翻訳出版文化賞〉受賞。

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  • 七王妃物語
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    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 ササン朝ペルシアの英雄バハラーム王の生涯と,彼をめぐる7人の美妃がそれぞれに語る濃艶,絢爛,美麗,怪奇,多情,幻想的な物語をうたいあげた一大叙事詩。ペルシア文学の傑作を原典から初訳。

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  • 屍鬼二十五話
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    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 屍鬼とは死骸に憑いて死者を活動させる鬼神のこと。その屍鬼が知勇兼備の王に次々と奇想天外な物語をして難問解決をせまる。11世紀インドの詩人の手になる伝奇集で,諸外国の説話文学に大きな影響を与えた。

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  • 鹿洲公案
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    1巻2,200円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 18世紀前半,清の雍正帝の時代,潮陽県の名知事藍鼎元(雅号を鹿洲)が在任中にあつかった民事,刑事事件の捜査と裁判の記録。旧中国社会の実態を伝え,小説以上のおもしろさ。

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  • シーボルト先生1
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    1~3巻2,530~3,300円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 わが国蘭学史研究の礎を築いた呉博士の大著の覆刻。熱意と才識をもって日本研究を推進し,悲劇的に追放された“巨人”シーボルトと,彼とともに刻苦して洋学に光をともした人びとの伝記。第1巻は,1から34,シーボルトの伝記,文政12年(1829)の日本退去まで。巻末に解説を付す。

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  • 康煕帝伝
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    1巻2,420円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 フランス人宣教師が,中国清代の“賢帝”康●帝の日常生活について詳細に述ベた報告書。イエズス会士の著者は,布教に対する援助をえるため,ルイ14世に本書を奉呈した。

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  • 月と不死
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    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 著者は日本民俗学界の異色の存在として知られるロシア人学者で,柳田国男,折口信夫らと親交を結び,沖縄,東北などの民俗を採録した。本書は日本語で発表された論文・書簡を網羅した唯一の著作集。

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  • 訓蒙画解集・無言道人筆記
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    1巻2,860円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 特異な啓蒙思想家でもあった画家司馬江漢が,晩年に執筆した2冊の寓話随筆集。題材は中国の古典から『伊曾保物語』にまでおよぶ。とくに『訓蒙画解集』は,未紹介の自筆本によって百余点の挿図を影印覆刻した。

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  • 黄色い葉の精霊
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    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 著者はオーストリアの民族学者。本書は,「黄色い葉の精霊」とよばれる不思議なピー・トング・ルアング族の生活を中心に,インドシナの山岳民族を生き生きと紹介した著者の代表作。

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  • 官子譜 1
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    1~4巻2,640~3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 囲碁手筋の集大成として著名な中国の古典。壮麗・奇抜な趣向で囲碁人に愛されてきた全1478題を,現代の碁聖呉清源が丹念に校訂し,解説を付す。第1巻は,上巻の第1題から第389題まで。

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  • カリーラとディムナ
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    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 カリーラとディムナは,ライオンの王に仕える山犬。信義あついカリーラと,ずる賢いディムナの物語のほか,「猿の生肝」「ねずみの嫁入り」なども含む。インドの古代寓話がアラビアで花開いたもの。

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  • オルドス口碑集
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    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 かつて雄叫びをあげて平原を疾駆し,「猛き鷹の翼となりて山のごとき包(ゲル)を守るオルドス万戸」と歌われたチンギス帝(ハーン)の末裔たちが語り継いできた伝説と歌謡。

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  • 王書
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    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 イランが世界に誇る詩聖フィルドゥスィーの大民族叙事詩。新興アラブに屈したイラン民族を鼓舞するため,諄々6万句を費やして謳いあげた過去一千年の栄光とロマンス。11世紀初頭に完成。その主要部を抄訳した。

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  • 塩鉄論
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    1巻2,530円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 前漢時代,塩・鉄・酒の専売,均輸,平準などの新財政政策をめぐって,儒教思想により廃止を主張する賢良派と,法家思想により存続を主張する御史大夫派。その間に展開された論戦の口語訳。

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  • 江戸参府旅行日記
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    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 元禄初期に長崎のオランダ商館に着任したドイツ人医師ケンペルの,再度にわたる江戸参府旅行日記。その克明な描写は,当時の庶民の生活・風俗の実態と自然を今日に伝える貴重な資料である。

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  • 江戸参府紀行
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    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 文政6年(1823),長崎出島の医者として来日したジーボルトが,わが国文化史に残した足跡は大きい。本書は,同9年の江戸への旅を軸に,当時の風俗・地理を記した名著の口語新訳。

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  • 今古奇観 1
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    1~5巻2,420~2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 一世の名妓が油売りの真情に感動して夫婦となる話,女装の美少年にまつわる結婚喜劇……。中国明代の世相・人情を,批判をこめつつ生き生きと伝える全40話の新訳。第1巻は,第8話まで。巻末に千田による解説を付す。

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  • 荊楚歳時記
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    1巻2,530円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 荊楚,つまり長江中流域の湖南・湖北地方の年中行事とその由来を記した民俗資料の古典。6世紀の梁の人宗懍の著に,隋の杜公瞻(とこうせん)が注を付けたもの。訳注者の初版本への補注をもとに,より詳細な補訂を加えた。

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  • 板橋雑記蘇州画舫録
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    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 明代末・清代初頭に繁華をきわめ,やがてさびれた南京・秦淮と風光明媚な蘇州の遊里。“夢の時空”に遊ぶ文人・名士の風流生活と名妓たちのあでやかな姿を伝えて,過ぎ去った時代を追想する2著。

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  • アンコール踏査行
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    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 1873年,第2回カンボジア遺跡探検隊長として沿岸の諸遺跡,住民の風俗,口碑伝説などを調査,ついにアンコール遺跡に到達したドラポルトの紀行文。アンコールに関する古典的名著。

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  • アラビアのロレンス
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    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 第一次世界大戦下,トルコに圧迫されていたアラビア民族のために,一考古学者のロレンスは立ちあがり,ゲリラ戦によって勇名をはせる。親友が語るその波瀾にみちた半生記。

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  • 東学史
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    1巻2,970円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 1894年,資本主義の流入によって疲弊した朝鮮農民は,朝鮮全土にわたっていわゆる「東学党の乱」を起こした。本書は,みずから運動の渦中に身を投じた著者の貴重な記録である。

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  • 火の起原の神話
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    原始宗教の起原を呪術と儀礼のなかに探り、文化の様相を克明に描き出そうとした「金枝編」の著者フレーザーが、「火の起原」の神話にとりくみ、そのなかに相通ずる深層の心理をあかそうと試みた興味ぶかい著書。

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  • 赤い小馬
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    少年は父親から赤い小馬(pony)の子を贈られ、それを育てることを委(まか)される。愛する小馬ギャビランとの出会いと不幸な別れ。スタインベックの故郷サリーナス・ヴァレーを舞台に一人の少年の成長の過程が、大自然や生き物との交流を通じて生き生きと描かれる。

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  • タバコ・ロード
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    長年、ろくに肥料もやらずにタバコ栽培を続けた結果、不毛の地と化した南部の農村。その土地にしがみついて生きるジーター老人は棉花栽培の夢を捨てきれない。娘の兎口の手術費用の工面もできず、末娘のパールは口べらしのため、十二歳で嫁に出される。貧困と絶望がもたらす堕落と人間本来の欲望。アメリカ南部のプア・ホワイト(白人貧農)の暮らしを赤裸々に描き、社会に衝撃を与えたコールドウェルの代表作。

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  • 神の小さな土地
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    自分の土地に金鉱脈があると信じて、15年も痩せた農地を掘りつづける老農夫タイ・タイは、物欲の権化である。娘婿のウィルは義理の姉妹に手を出し、長男ジムは弟の美しい妻を奪おうとして射殺される。

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  • マルーシの巨像
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    1931年、ミラーは友人ローレンス・ダレルの招きをうけてギリシアを訪れた。アクロポリスの丘やアガメムノンの墓をめぐるうち、輝く太陽とそこに生きる原型的な男女に深い感銘をうけ、そして成ったのがこの作品である。これは紀行文ではない何か大きなものをもった作品である。ミラーの代表作のひとつ。

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  • 七破風の屋敷
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    「秘密にみちた恐ろしい過去の呪い」にしばられたピンチョン家の館……そこを舞台に繰りひろげられる、罪と報いと救いの物語。ピューリタン的伝統の色濃い1840年代アメリカ・ニューイングランドの歴史と雰囲気が背景をなす重厚な作品だが、登場人物たちは非常に個性的で、巧みな脇役とともに、その日常の描写はユーモラスでもある。

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  • 南方郵便機
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    ベルニスはフランス・アフリカ間の定期郵便機のパイロット。ジュヌヴィエーヴとの愛は報いられず、彼はひたすら「飛ぶ」ことに、埋められないなにかを求めるが……著者自身の飛行体験をもとに書かれたこの処女作は、若々しい魅力にあふれている。

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  • 白き処女地
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    厳しいカナダの大自然の中に生きる開拓農民のサミュエル・シャプドレーヌ一家。娘のマリアは森林伐採場の現場監督フランソワ・パラディに淡い恋心を抱く。フランソワはマリアに会うために出かけた深い雪山で道に迷い、帰らぬ人となった。その後に訪れたマリアの母の死によって、大自然でたくましく生きることの意味を悟ったマリアは、都会への憧れを捨て、大地に生きる決心を固める。

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  • リラの森
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    フランスのセギュール夫人(1799~1874)がカラレ家の自分の孫たちのために書いた童話集「新仙女物語」から、5編を選んで訳した選集。夫人は宮廷文学の伝統をひく子どもの文学をつくった人として知られ、その童話は今日でも出版されつづけ、依然として根強い人気を保っている。夫人はロシアの将軍の娘で、一家はのちフランスに移り住み、彼女はフランスの名門貴族と結婚して、セギュール伯爵夫人となった。

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  • 息がつまりそう
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    この集には、婚約時代の若いカップル、長年連れそった夫婦間の機微など、男と女のお話を、苦味のきいたユーモアで描き出した作品を中心に、私達の周囲によく見かける典型的庶民の笑いと哀歓を描いた作品――「息がつまりそう」「大都会」「お食事」「一方的陳述」「結婚記念日」「憩いの館」「愛の巣 」「金婚旅行」の8編をおさめてある。

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  • 微笑がいっぱい
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    リング・ラードナーは、単なるユーモア作家でなく、アメリカ有数の風刺作家と称され、「アメリカのスウィフト」「マーク・トウェインにつぐアメリカ的作家」とさえ呼ばれる。この集には、ユーモラスなプロ野球小説(『弁解屋アイク』『当たり屋』『ハリー・ケーン』)を中心に、「微笑(わらい)がいっぱい」「メイズヴィルの吟遊詩人」「チャンピオン」「この話もう聞かせたかね」「保養旅行」「古風なクリスマス」の9編を収録した。この作家に長いあいだ親しんできた訳者の選による、またとない好編。

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  • ギリシャ悲劇
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    ギリシア悲劇の名作15篇を物語として描き、舞台を前に観客に解説するように表現してあるので読者は場面を想像しながら読むことができる。舞台劇の悲劇を文学として成立させている。入門書としても最適。

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  • ドイツ中世英雄物語Iニーベルンゲン
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    ドイツ中世の騎士物語のほとんどを網羅したもの。ジークフリードが裏切りにあい謀殺される話を軸に、波乱にみちたストーリーが展開される。男女を問わずその人物像の荒々しさと力強さに、ロマンに昇華される以前の物語の原型を見る。

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  • 新編 世界むかし話集(1)イギリス編
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    「ムーミン」やアンデルセン童話など、北欧・児童文学の研究・翻訳に生涯携わり、子供たちには夢を、大人にはやすらぎを与え続けた著者・山室静の世界むかし話集第1弾。 <イングランド>ネコの王さま/カメの遠足/最初のバナナ/三びきのクマ/ロンドン橋の上で/ジャックと豆の木/他8編 <コーンウォール>ベッチィ・ストーグの赤ちゃん/頭から下に向かって/他3編 <スコットランド>ヒース酒の秘密/詩人トマスの話/他5編 <ウェールズ>長すねグウィスの嘆き/他3編 <アイルランド>白いマス/笛吹きとプーカ/他9編

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  • ピーター・パン
    -
    1巻550円 (税込)
    ピーター・パンはロンドンのケンジントン公園で乳母車から落ちて迷子となったことから年を取らなくなった少年だ。ピーター・パンの住む世界はネバーランド、そこには海賊のフック船長やインディアンのタイガーリリーが住み、ピーターと同じように親とはぐれ年を取らなくなった子どもたち(ロストボーイ)がいて、ピーターは彼らのリーダーだった。

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  • 美女と野獣
    -
    一輪のバラの花から不思議なめぐりあわせで、野獣の住む館に出向いた美しい娘ベル。そこでベルを待っていたものは……詩人ジャン・コクトーが映画化し、話題を集めたこの作品は、フランスの作家ボーモン夫人が、フランス革命へむけて奔流する世相のなかで、後世へと書き送った愛のメッセージである。本書には、彼女の「仙女物語」からこの「美女と野獣」ほか8編を収めてある。
  • 紅楼夢(上)
    -
    1~2巻1,320円 (税込)
    物語は、上流階級の賈(か)氏一族の坊っちゃん賈宝玉(かほうぎょく)を主人公とし、繊細でプライドの高い美少女の林黛玉(りんたいぎょく)、良妻賢母型の薛宝釵(せつほうさ)の三人の関係を主軸として展開する。同時に、清朝の上流階級の生活が克明に描きだされる。賈家の豪華奢侈の日々、間断なくもよおされる宴会の場面、主人公の男女たちの室内における起居、かれらにかしずく無数の女中・下男らの立ちいふるまい、それらが、ありのままに写される。そして大家族の共同生活にはつきものの種々のいざこざ、はては閨中の秘事まで、すべてがありありと鏡のように写し出される。その一方で、主人公たちは儒教道徳や官僚の腐敗、不正に対する痛烈な批判も口にし、当時の社会に対する諷刺・批判的色彩も帯びている。

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  • シャルルマーニュ伝説(上) 中世の騎士ロマンス
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    この物語は、野上弥生子訳の「ギリシア・ローマ神話」「中世騎士物語」と伝説三部作を成すもので、「アーサー王物語」と人気を二分する。有名な「ロランの歌」を含み、古代・中世の文学的遺産に親しむための絶好の入門書。

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  • ヴィドック回想録(1)
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    ヴィドック(1775~1857)は腕利きの泥棒として活躍したが、のち、その腕と知識を買われて、フランス最初の秘密警察の一員となって、犯罪人を追及する仕事についた。そのため、史上最初の「探偵」とも言われたりする。ヴィドックは法の裏面に通じ、その生涯は法の執行人と犯罪人との境界線をいったりきたりした。この面白い回想録は当時各国語に訳されてベストセラーになった。 『レ・ミゼラブル』の主人公ジャン・ヴァルジャンと警視ジャベールは、ヴィドックが原型といわれる。全4巻。

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  • 幻滅(上)
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    「自分の力をもてあましている青年たちは、これをジャーナリズムや党派争いや文学芸術にうちこんだが、そればかりでなく、もっとも奇怪な放蕩にも乱費していた。若きフランスには、それほどありあまる精力過剰があったのだ。これらの青年はみんな活動的で、権力と快楽をもとめた。芸術家肌の者は富を欲し、無為の者は情欲をもっぱら刺激しようとした。なんとかして地位にありつこうとけんめいだった。が、政治は、どこでもそれをあたえなかった。多くの者がりっぱな才能をもっていたが、ある者は刺激の多い生活でその天賦の才を失い、ある者たちはなんとか生活にたえていた」……。

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  • 波

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    たまたま子供時代を一緒にすごした男3人、女3人からなる7人の人物の、人生行路をなぞる作品。しかし全編が登場人物のモノローグから構成され、それぞれの人物は一緒にいながら、そこには普通の「会話」はない。一人ずつが舞台の前に出てきて、いわば「一人がたり」をおこなう。不思議な時間と空間ができ、不思議な交響楽がいつのまにか鳴り響いてくる。

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  • 熊――フォークナー短編集
    -
    アイク少年は10歳になってはじめて、大狩猟隊に加わることを許された。それは滅びゆく原野を背景にくりひろげられる「神話的な老いた熊」との壮絶な闘いだった……この「熊」をはじめ、「古老たち」「デルタの秋」「あの夕陽」「エミリーへのバラ」などフォークナー文学の一端に触れる好個の中短編集。

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  • サキ短編集
    -
    1巻440円 (税込)
    ユーモアにひそむ皮肉と悪意、人間の行動をさめた目で見通すサキの短編はブラックユーモアの佳品。この短編集には傑作19編をおさめてある。サキ(1870~1916)は風刺を身上としたイギリス生まれの作家。本名はヘクター・H・マンロー、「サキ」は筆名でオマル・カイヤームの「ルバイヤート」に由来し、「酌人」の意である。

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  • ロータス・イーター
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    「三人の肥った女」「良心的な男」「掘りだしもの」「ロータス・イーター」「ジゴロとジゴレット」の5編は、「世の中には、いつになっても、これはと驚くようなことが決してなくならない」という作者の信条の結晶である。
  • 幸福
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    「獅子の皮」「山鳩の声」「人生の実相」「マウントドレイゴ卿の死」「幸福」の5編を収めた短編集。人生の驚くべき諸相に強烈な関心をいだきつづけた作家の到達点。
  • ソドム百二十日
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    時はルイ十四世治下の末期、「黒い森」の人里離れた城館で、悪名高き権力者プランジ公は弟の司教と友人二人を交え、彼らの絶対的権力に隷属した四十二人の男女とともに百二十日間にわたる性の一大饗宴を催す。強姦、男色、拷問、スカトロジー、虐殺という狂気の乱舞。性倒錯の総目録ともいうべき恐怖と戦慄のサド版“デカメロン”。他に偽作“ゾロエと二人の侍女”を収録。
  • O嬢の物語
    -
    フランスの前衛的な文学賞「ドゥー・マゴ賞」を受賞した本作品は、古くてしかも新しい、人間性の奥底に潜む非合理な衝動をえぐり出した、真に恐るべき恋愛小説の傑作である。女主人公Oは恋人ルネに導かれ、自由を放棄し、男たちに強いられた屈従と涙と拷問のさなかで訓練を積み、奴隷の境遇を受けいれ、ついには晴れやかな精神状態に達するという、それはある女の情熱的な愛の告白であり、フランス伝統文学を受けつぎながら、新しい文学を目指した真の名作と言って過言ではあるまい。
  • あらすじで読む世界の名著 No.1
    -
    1~3巻1,100円 (税込)
    『あらすじで読む名著』シリーズ、世界編第1弾。世界文学の名作20編をあらすじで紹介。『風と共に去りぬ』『嵐が丘』『レ・ミゼラブル』『ドン・キホーテ』など、感動の名作が2時間でわかる。 誰がために鐘は鳴る(ヘミングウェー)/動物農場(オーウェル)/風と共に去りぬ(ミッチェル)/怒りの葡萄(スタインベック)/阿Q正伝(魯迅)/車輪の下(ヘッセ)/ジャン・クリストフ(ロマン・ロラン)/桜の園(チェーホフ)/ドリアン・グレイの肖像(ワイルド)/女の一生(モーパッサン)/アンナ・カレーニナ(トルストイ)/罪と罰(ドストエフスキー)/レ・ミゼラブル(ユゴー)/はつ恋(ツルゲーネフ)/嵐が丘(E・ブロンテ)/アッシャー家の崩壊(ポー)/若きウェルテルの悩み(ゲーテ)/リヤ王(シェークスピア)/ドン・キホーテ(セルバンテス)/ガリヤ戦記(カエサル)
  • デカメロン物語
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    『十日物語』は七人の貴婦人と三人の紳士の十人が、毎日一話のわりで語り、十日間で百の物語が成立するという構成。最も有名な三十話を訳出、ベネチアやフィレンツェなど主題となる都市ごとに編集した名編。

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  • 妖精の誕生 フェアリー神話学
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    「世界中のフェアリーの特徴を調べたい人は、トマス・カイトリーが書いたこの本を読むことからはじめるのがいちばん」と評される名著。フェアリーという概念の起源、説話の発生地、伝播の道筋など、ファンタジックな世界の入門書。

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  • 王子クレオマデスの冒険 ヨーロッパ中世ロマン
    -
    十字軍の遠征は、サラセンという新しい文化を大陸にもたらした。この物語もそのひとつで、サラセン文化が開花していたセビリアを舞台に展開する冒険物語。空飛ぶ木馬は『千夜一夜』などの挿話に見られ、混交する物語として楽しめる。

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  • 魔眼 フランス幻想小説
    -
    「ワイルドとかゴオチェとかいふような絢爛とした小説が好きであった」と芥川龍之介をはじめ、日本の近代文学作家に大きな影響を与えたフランス幻想作家の作品集。怪異、霊異への偏愛が、怪しい作品世界を造形する。表題作他2編収録。

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  • 中国怪異集
    -
    中国四千年の歴史は、中国民衆のものの見方や生きる知恵の、革袋のなかの酒ともいえます。「竜女を妻にした男」「象の贈り物」「仙人だった兵士」「空を飛べる薬」他、蛇、竜、狐、虎、仙人などに仮託された二十二の怪異譚を集成。

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  • 中国笑話集
    -
    中国は笑話の歴史もまた古い。それを集大成したのが明末の馮夢竜の『笑府』13巻で、本書はこの『笑府』を中心に周辺の笑話のなかから、中国民族の生活と文学を知るに役立つと考えられる話を選訳。民衆の思想史、生活史として読める。

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  • 物語 三国志
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    三世紀前半、魏、呉、蜀の三国が新たに興り中原に覇を争った……。日本の物語にない、かなたを思わせる厖大な世界を内蔵するところに着目すべきだとする訳者の読み込みが、新しい三国志として凝縮されている。

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  • ケルト幻想民話集
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    ケルト民話のなかでだれが一番美人か。「ケルトのヴィーナス」はディアドラかグラーニアか。ディアドラであるに違いない。なにしろ彼女は生まれる前からその美貌が国に災いをもたらすと予言されたのだから。では、一番の英雄はだれ?

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  • アルプス登攀記 上
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    苦闘六年、たびかさなる敗退にもめげず、一八六五年ついに魔物の山マッターホルンは征服された。だが、その帰途、悲劇が起った。本書はウィンパー(一八四〇‐一九一一)が、その一部始終を、彼自身の手になる繊細華麗な木版画を豊富にちりばめつつ、イギリス風のユーモアを交えて淡々と語ったもの。山岳文学の古典としてあまりにも有名。

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  • バビロニアの幽閉塔 ヨーロッパ中世ロマン
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    『王子クレオマデスの冒険』に続くロマン。バビロニアにある謎にみちた塔に幽閉された乙女。すべての試練を突破して乙女との再会をはたした王子の知恵と勇気。異文化の香りが、物語の展開に彩りをそえるファンタスティックな作品。

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  • ケルト妖精民話集
    -
    いたずらものの妖精が人間の世界と行き来して、魔法を使ったり変身したり、人の運命をあやつるという物語は、ヨーロッパの先住民ケルト人の文化がいまだ色濃くのこるアイルランドとスコットランドに伝えられる。妖精にかかわる16編。

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  • フランス怪奇民話集
    -
    「死の予兆」「亡霊のいたずら」「死者の呪い」「魔もの退治」「地獄からの救済」「冒険とロマンス」の6章からなる。吸血鬼譚や、指輪やかぶりものを盗まれ死者が復讐する、逆に死人の恩返し話など、ホラーをしのぐ場面が展開する。

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  • 妖精メリュジーヌ伝説
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    ケルト的な妖精伝説がフランス中世の歴史と渾然となった壮大なロマン。美しい妖精とレモダンンは運命的な出会いの後結婚、十人の子どもをもうけるが、夫が妻の秘密を見てしまったため妖精は去り、子どもたちにも数奇な運命が待っていた。

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  • フランス妖精民話集
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    妖精・怪奇・幻想三部作のひとつ。「変身譚」「愛」「嫉妬」「試練」「不思議な動物」「妖精」「プシュケ神話」の7章からなる。フランス民話はペローの童話で有名だが、炉辺で語られる民話は民衆のしたたかな想像力の裾野の広さを示す。

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  • 愛の砂漠
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    高名な医師クーレージュは、町の有力者の愛人になっているマリア・クロスという未亡人に惹かれる。だが、こともあろうに18歳の自分の息子のレイモンが同じ女の虜になるとは! 地方都市ボルドーを舞台に、孤立した人間の心の暗部を描いたモーリアックの代表作。モーリアックに傾倒した遠藤周作の翻訳で。

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  • ジブラルタルの水夫
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    第二次大戦後、アンチロマンの旗手とみなされて登場したフランスの女流作家デュラスの中期の代表作。「ジブラルタルの水夫」をどこまでも追いかけることが唯一の生きる目的となった不思議な女と、それに惹かれて付いていく一人の男…はたして「ジブラルタルの水夫」は見つかるのか?

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