武部利男の作品一覧
「武部利男」の「紅楼夢」「三国志」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
「武部利男」の「紅楼夢」「三国志」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
Posted by ブクログ
詩は苦手、と言いながら結構読みました、今年の後半。
しかし、漢詩は難しい。
詩の心以前に、決まりごとが多すぎる。
とりあえずは原文のまま詩を味わうのは無理なので、日本になじみのある詩人の詩を翻訳で読むことにする。
白楽天は、不幸な人々の友だちであろうとして、誰にでもわかる言葉で詩をつづることに努力をし、詩ができあがると女中のばあやに読んで聞かせ、意見を求めたのだそうです。
つまり、とっつきやすいのではないでしょうか!?
本人によると、白楽天の詩は四つに分類されるそうだ。
1.諷諭詩 社会風刺の詩
2.閑適詩 「或いは公より退きて独り処り、或いは病に移せて閑かに居る時、足るを知り和を保ちて」吟じた詩。
3.感傷詩 「事物の外に牽かれ、情理の内に動くもの有り、感遇に随いて嘆詠に形わるる」詩。代表作は「長恨歌」
4.雑律詩
白楽天自身は諷諭詩を第一に推していたようなのだが、あまり受けいれられなかったようである。
けれど、これはわかりやすい。
庶民の苦しい生活を見て見ぬふりをするどころか、追い打ちをかける役人や大尽たち。
窮状を訴えるも、聞く耳を持たない。
そんなことが切々と、時に激しい調子で詠われている。
西暦700年の中国と、2014年の日本。
世の在り様に、なんの違いがあろうか。
閑適詩は、多くを望まず貧することもなく、その日その日を書を読み琴を奏でて過ごす心の豊かさを詠う。
これも、わかる。
しかし、全ての人がこのような生活を送れるわけでないことは、白楽天自身がよく知っていることで、読後になにか苦いものが残るものもあった。
一番評価されているのは3の感傷詩なのだろうか。
玄宗と楊貴妃を詠った「長恨歌」は、さすがの私でも知っていたくらいだから。
漢詩は、中国の歴史を知らないとわからない部分も多いのだが、漢字と訳文を見比べながらなんとか読んだ。
形にこだわると心が見えず、心にこだわると形を無視してしまいがちになる。
やはり漢詩は難しい。
本当なら原文の一部を紹介したいところなのだが、漢字がまた難しいのでやめておきます。
ひらがなだけの訳文は却って読みにくいような気もするが、自分のレベルを考えると、これがちょうどいいのかなとも思う。
Posted by ブクログ
関羽の死から始まり、続々と「三国志」でのおなじみメンバーが亡くなっていくこの巻。 正直読み進めるのがとっても辛かった!! あんなに強かった関羽があんな最期を迎えるとは!! あんなにお茶目(?!)だった張飛が部下に寝首をかかれるとは!! 劉備も病没、曹操も亡くなり、魏・呉・蜀の三国の覇者の中で最後まで生き残ったのがこの物語ではもっとも存在感が薄かった(^^;)孫権というのも何となく皮肉に感じないでもありません。
偉大な存在がどんどんいなくなる中で一際輝きを増すのが孔明なんだけど、その孔明も五丈原で没すると、後はさほど心ときめくようなこともなく、ひとまわり小粒の将軍たちの戦国絵巻っていう感じで、最後に晋の司馬炎が天下統一。 天下は統一したかもしれないけれど、司馬氏の中でも司馬炎ってさほどの存在感をこの物語の中で示しているとは言い難く、孔明と丁々発止の戦をした司馬懿ほどには魅力がありません。
(全文はブログにて)
Posted by ブクログ
上巻の最後でようやく諸葛孔明を三顧の礼で迎え入れた劉備玄徳。 この中巻は三国志物語の中の最大の見せ場・・・・とも言える「赤壁の戦い(レッドクリフ)」を中心に展開します。 諸葛孔明は荊州(けいしゅう)の劉表のもとに身を寄せ、いわば流浪の身だった劉備に対し、曹操への対抗策として「天下三分の計」を説きました。 すなわち、劉備が荊州と益州を領有し、劉備、曹操、孫権とで中国を大きく三分割し、まずは国力を蓄えてその後孫権と結んで曹操に対抗し、天下に変事があった際には曹操を打倒し漢王朝を再興する、というものです。 ああじゃこうじゃと屁理屈や言い訳の多い(?)劉備に対し、いかにも現実的な諸葛孔明です。
(全文はブログにて)