あらすじ
玄徳の蜀、曹操の魏、孫権の呉と、天下は三国の対立時代に入る。ある時は、思いがけない策略で人の裏をかき、ある時は、並はずれた力で相手を圧倒しながら、波乱万丈の戦いは続く。
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Posted by ブクログ
上巻の最後でようやく諸葛孔明を三顧の礼で迎え入れた劉備玄徳。 この中巻は三国志物語の中の最大の見せ場・・・・とも言える「赤壁の戦い(レッドクリフ)」を中心に展開します。 諸葛孔明は荊州(けいしゅう)の劉表のもとに身を寄せ、いわば流浪の身だった劉備に対し、曹操への対抗策として「天下三分の計」を説きました。 すなわち、劉備が荊州と益州を領有し、劉備、曹操、孫権とで中国を大きく三分割し、まずは国力を蓄えてその後孫権と結んで曹操に対抗し、天下に変事があった際には曹操を打倒し漢王朝を再興する、というものです。 ああじゃこうじゃと屁理屈や言い訳の多い(?)劉備に対し、いかにも現実的な諸葛孔明です。
(全文はブログにて)
Posted by ブクログ
まだまだ乱世は続いていく。
読み進めていて、この人はこういうキャラだ、というのがわかってくる。それが時には単調と感じることもあるし、きたきた、と盛り上がることもある。この巻で面白かったのは、味方側にいるはずなのに隙あれば孔明を排そうとする周瑜。