詩集・俳句作品一覧

非表示の作品があります

  • 17音の青春 2022 五七五で綴る高校生のメッセージ
    -
    宇多喜代子、大串章、恩田侑布子、長谷川櫂、復本一郎らが選考する、若手俳人の登竜門、神奈川大学全国高校生俳句大賞。高校生俳句の珠玉の作品集。
  • 愛国百人一首
    -
    万葉集、防人歌、元寇時の歌、南朝の悲歌、国学者の歌、尽忠報国の歌、尊攘志士の憂国の歌…。歌人・川田順が昭和十六年に編んだ、この国を想う名歌のアンソロジー。日本人の心の歴史の金字塔。 (※本書は2005/5/17に発売し、2022/2/28に電子化をいたしました)
  • 良寛
    値引きあり
    -
    その生涯と歌の世界から良寛の心に迫った名著!良寛の本質は「詩人」である。天与の才に恵まれ、生涯に多くの和歌や漢詩を残した。その歌境を解すれば、良寛の清貧の哲学と豊かな心ばえが見えてくる。現代人が見失なってしまったものが見えてくる。―昭和を代表する歌人の一人吉野秀雄が渾身の力を注いで書き上げた良寛の「歌と生涯」。 (※本書は2001/7/1に発売し、2022/2/28に電子化をいたしました)
  • 万葉の詩情
    -
    歌人・吉野秀雄がその生涯にわたって最も深く傾倒した「万葉集」について述べる初めての一冊。万葉の名歌をとり上げ、実作者の立場で懇切な解釈と鋭い鑑賞を加えて豊かな詩情の世界へ導く。 (※本書は1994/2/1に発売し、2022/2/28に電子化をいたしました)
  • 高村光太郎詩集
    -
    世俗的なものとの妥協を排し,不断の情熱をたぎらせて人生の意味を追求し続けた光太郎の詩は,美しいもの,真実なものに対する善意と愛に満ちている.その歩みの中から九十三の詩篇を精選し,「道程」より・「道程」以後・「智恵子抄」より,の三部に編んだ.作者が生前自ら校閲した最後の詩集である. (解説 奥平英雄)※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

    試し読み

    フォロー
  • めぐりあい
    -
    1巻770円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 僕らは 生まれ変わりを繰り返す度に 繰り返すその先に もう一度 「その人」と 何度でも 「君」と 巡り合えるのかということを 確かめるためかもしれない。 出会いと別れ、生と死を主題に書き綴られた詩集。
  • 暮らしの中の二十四節気 丁寧に生きてみる
    -
    1巻1,540円 (税込)
    「世界オンライン句会」を主宰する人気俳人であり、テレビ朝日「あなたの駅前物語」でナレータ-をつとめる黛まどかさんの最新刊。節気や節句を詠んだ俳句を鑑賞しながら、先人への思いを綴る著者渾身のエッセイです。月刊俳句誌「春野」に2年間にわたって連載をした「節気に暮らす」24章と、2020年2月に創刊の『Web新小説』(春陽堂書店)連載の「俳句で味わう、日本の暮らし」19章をまとめ書籍化しました。本書では、二十四節気、雑節、五節句、主な伝統行事について、それぞれのなりたちや関連行事などを丁寧に解説。それらにまつわる俳句を引用しながら、日本人がいかに自然を細やかに観察し、日常の中に取り入れ、丁寧に暮らしてきたかを描いています。また、200句以上の俳句を引用。俳句鑑賞の手引き書としてもお勧めできます。43章におよぶエッセイは、今を生きる私たちと祖霊を引き合わせる役割を果たし、目の前のことに忙殺されがちな現代人を「句読点」のごとくに立ち止まらせ、本来の自然観や信仰心といったルーツを思い出させてくれるに違いありません。
  • いつも隣に山頭火
    -
    1巻2,420円 (税込)
    種田山頭火は、1882(明治15)年現在の山口県防府市生まれの自由律俳人。「層雲」の荻原井泉水門下。1925年に熊本市で出家得度し、26年放浪の旅に。句友に支えられながら、漂泊の旅と一時の定住を繰り返し、40年松山で没、享年59。 分け入つても分け入つても青い山/しとどに濡れてこれは道しるべの石/炎天のした蛇は殺されつ光るなり/水はれいろう泳ぎ児のちんぽならびたり/いさかへる夫婦に夜蜘蛛さがりけり/尾花ゆれて月は東に日は西に/酔うてこほろぎと寝てゐたよ/悲しみ澄みて煙まつすぐに昇る/鴉啼いてわたしも一人 山頭火の残した膨大な数の句、日記や文章、書簡を丹念にたどり、あらためて彼にとっての「旅」の意味を問う。熊本「三八九居」小郷「其中庵」松山「一草庵」と定住しながら、つねに旅への想いはやまない。ここには旅するバガボンドの山頭火がいる。「孤高の人」ではなく、ちょっと変わった愛すべき隣人ともいうべき、かつてない山頭火像を描き出す。これまで調べられてこなかった熊本時代を発掘。評伝の決定版。
  • 詩人と母
    -
    1巻1,543円 (税込)
    2021年冬、ほぼ同じ頃に母を亡くした同世代の詩人が、 それぞれの母への想いや少年時代のエピソードなどを詩とエッセイで綴り、 それが1冊の詩集になりました。この詩集は、母の死をきっかけに生まれた詩集であり、 同時に、中国と日本の詩人の友情から生まれた詩集でもあります。 二人の詩人は「あとがき」に次のような言葉を記しています。 「母が亡くなった翌日、涙を流しながら、詩を書き始めました。 私たち二人の母だけでなく、天下のあらゆる母に感謝します。産んでくれてありがとう」(田原) 「読んでくれるみなさん、一人ひとりが、身近な人の死に関わる時、 そこから命を引き継いで自分らしく生きていくヒントになればと願って、 私はこの本と『さよなら』して、読者としてまた鑑賞します」(松崎義行) 本書では、「母の死」を描くことで「母の生」に光を当て、 詩人らしい感性豊かな言葉で生き生きと「私の母」を描いています。 それは心の中でいつまでも生き続けるやさしい母ですが、 同時に「謎」としての母でもあります。 そして詩の中の母は、肉体の死を超えて永遠に生き続けるようにさえ思えます。
  • 過渡の詩
    -
    「過渡の詩」は「俳句の根拠」、「世紀末の地球儀」と並び 坪内稔典の若き日の俳句評論集三部作の一冊。 いま、必読の俳句評論書として多くの評論家からも取り上げられている。 俳句を「過渡の詩」として位置づけ、正岡子規以降、問いかけることの 少なくなっていた「俳句とは?」に応える。 俳句に関心ある人の避けて通れない作品である。
  • 春岬 佐々木寿信短歌集
    値引きあり
    -
    童謡集「白い秋」「きりんさん」や曲集「岬から」を手掛ける佐々木寿信による、温かさを感じる短歌集。 (※本書は2010/1/26に発売し、2022/2/10に電子化をいたしました)
  • 紫草
    -
    「アララギ」歌人である今井邦子による短歌集。 (※本書は2000/4/25に発売し、2022/2/10に電子化をいたしました)
  • 銀の半月―井上一枝詩集 (子ども 詩のポケット)
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 第1章 銀の半月(風になる;ひぐらし;銀の半月 ほか) 第2章 雲海の上に(雲海の上に;山のいす;春風 ほか) 第3章 つくし(つくし(土筆);れんげ畑で;百日紅(サルスベリ);―星夜の行進 ほか) (※本書は2012/6/1に発売し、2022/2/10に電子化をいたしました)
  • ホントに欲しいものを、言ってみな! 深呼吸和歌集
    -
    2008年に刊行した深呼吸和歌集「ドラマで泣いて、人生充実するのか、おまえ。」(バジリコ)は、Mixiのレビュー欄で58本のレビューが登録された。メディアと共に生きてきたメディア活動家の辿り着いた表現形態。 (※本書は2009/8/24に発売し、2022/2/10に電子化をいたしました)
  • 酒ほがひ―歌集
    値引きあり
    -
    『ゴンドラの唄』『午後三時』などで知られる吉井勇による歌集。 (※本書は1998/3/1に発売し、2022/2/10に電子化をいたしました)
  • 田中裕明全句集
    -
    1巻3,300円 (税込)
    紙の本にはない附録付き。田中裕明が高校生のときに書いたエッセイ「青春俳句について」と作品27句を収録。 既刊五句集に「『夜の客人』以後」と「『夜の客人』拾遺」を加え2731句収録。 2004年12月30日、田中裕明は俳人としてのその短い生涯を終えた。享年四十五。雪の降りつづく日であった。田中が愛し、育てた弟子たちによって全句集が編まれた。思いを深くこころをとぎすまして一句一句にこころをかたむけながらの作業であった。「日本の伝統詩としての俳句をつくる」ということ、「詩情を大切にする」ということ、この二つの志の結晶としてこの全句集は在りつづける。 ●収録内容 第一句集『山信』 第二句集『花間一壺』 第三句集『櫻姫譚』 第四句集『先生から手紙』 第五句集『夜の客人』 「『夜の客人』以後」 「『夜の客人』拾遺」 解題/岸本尚毅 年譜/対中いずみ あとがき/山口昭男 季語別索引・初句索引 栞/前登志夫 夏石番矢 杉本秀太郎 小澤實 宇多喜代子 島田牙城 高橋睦郎 四ッ谷龍 大木あまり 小川軽舟 長谷川櫂 森賀まり ●著者略歴 大阪府大阪市生まれ。高校在学中の1977(昭52)年、「青」入会。波多野爽波に師事。京都大学在学中、79年、青新人賞、81年、青賞を受賞。卒業した82年、第28回角川俳句賞を受賞。俳壇を代表する青年作家として名を馳せた。爽波没後の92年、「水無瀬野」創刊。これを母体に2000年、主宰師「ゆう」を創刊。2004年の12月30日、田中裕明は俳人のとしてのその短い生涯を終えた。 享年45。
  • 鈴木昇第6詩集 あかりと風
    -
    1巻1,650円 (税込)
    詩人 鈴木昇の半生、その時々を詩で表現しました。 その時の心のありようを素直に写した心の幻燈で、鮮やかに「あかりと風」は映し出しています。 短い文章に込めた思いは遥かです。 聞こえるのは静かな音色です。
  • 愛は人を選ぶ
    -
    1巻1,144円 (税込)
    「ひょっとしたら 愛とは 不平等で 人を選別して降り注ぐものなのかもしれません もしも あなたが〝愛に選ばれなかった人〞だったら どう生きていきますか」(本文より)

    試し読み

    フォロー
  • 夜の水平線
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ◆ふらんす堂電子書籍1000円シリーズ ◆第三句集 日々の暮しのなか、ささやかだけれど心に留めておきたいものがあります。 それらを俳句にしてきました。 (あとがきより) ◆作品紹介 思ひ出すために集まる春炬燵 二の腕のつめたさ母の日なりけり 梅雨寒し造花いくつも蕾持ち 近づいてくる秋の蚊のわらひごゑ 金盥ぐわんと水をこぼし冬 鎌倉の立子の空を初音かな 黙考の大金蠅は打ち難し 麻服をくしやくしやにして初対面 鴉呼ぶ鴉のことばクリスマス あたたかやカステラを割る手のかたち
  • 俳句のきた道 芭蕉・蕪村・一茶
    -
    古典を知ったら,俳句がますますおもしろくなる! 今につながる俳句400年の歴史,その流れをつくった江戸の三俳人は,それぞれ伝統を大切にしながら,つねに新しい表現に挑戦しました.個性ゆたかな俳人たちはどのように生き,何をめざしたのでしょうか? 名句,名言,そして俳句のこころをたっぷり味わえる一冊です.

    試し読み

    フォロー
  • 川端茅舎全句集
    -
    時に宗教的かつ芸術的――虚子から「花鳥諷詠真骨頂漢」から称を受け、「茅舎浄土」と評されたこの早逝の俳人は、同時代の俳人が一目置く存在であった。全988句に、散文・年譜・新旧解説を付す決定版。
  • 最果ての向日葵
    -
    1巻1,760円 (税込)
    藤谷和子、昭和2年樺太生まれ。引き揚げ後に俳句と出会い、以後60年、北海道俳壇の最前線で俳句を作り続ける。大輪の向日葵のような魅力的な笑顔に惹かれた著者の手による、俳句を辿りながらのインタビューを対話形式で収録。9回に及ぶインタビューを重ねる内に浮き彫りになったのは、俳句に寄せる思いや実作の方法と同時に、戦中戦後を生き抜いてきた一人の女性の人生でもあった。その人生の道連れであり、旅の杖ともなった世界最小のポエジー「俳句」。これは現代俳句のユニークな入門書であり、俳人には示唆を含む書であり、俳句とともに生きた女性のものがたりである。
  • 二十四時間・恋人でいて―山本なおこ愛の詩集 (中学生から読む愛の詩集)
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 山本なおこが贈る、愛の詩集。Ⅰ恋河/Ⅱ想い/Ⅲ終着駅/Ⅳ二十四時間 恋人でいて (※本書は2006/4/1に発売し、2022/1/7に電子化をいたしました)
  • きりんさん―佐々木寿信童謡集 (子ども 詩のポケット)
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「ああ、いい詩だ!」という読後感に尽きる。さりげない優しい言葉の童謡詩50篇。 心にぽっと温かいものが降りてくる。 著者は、中学3年生の時、「夏休みの友」に載っていた三好達治の≪草千里浜≫を読み詩人を夢見る。大学では、理学科物理学を専攻したが、病で中退。その後、障害を背負いながら、母の愛に支えられ詩作に励む。童謡コンクールに応募、また、作曲家や詩人に作品を送るなどの努力を重ねて童謡詩人へ。三木露風賞を受賞するなど中学生のときの志を貫き通す。詩の中に自分の夢を実現することの素晴らしさ、苦しみながらの努力も読んで欲しい。自分の夢を貫き通す人生を読者に伝えたい。 (※本書は2008/3/1に発売し、2022/1/7に電子化をいたしました)
  • 江口あけみ詩集 (現代児童文学詩人選集)
    -
    少年詩の創作、普及に歩んだ詩人の集大成。代表的既刊詩集から未刊詩集、エッセイまで収録。 (※本書は2007/3/1に発売し、2022/1/7に電子化をいたしました)
  • 良寛歌集
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「雪の夜にねざめて聞けば雁がねも天つみ空をなづみつつゆく」良寛の歌は、人間即歌である。その人その心即ち歌である―。歌人・吉野秀雄が、敬愛する良寛の歌境を鮮やかに説き明かしつつ、細心かつ懇切な校註を加えて編んだ「良寛歌集」決定版の復刊。1267首を収める。(「BOOK」データベースより) 目次 解説 良寛調について 良寛の歌の発足・個性・推敲について 発足 個性 推敲 良寛と万葉集との関係について 本集の成立ちについて 諸本の校合 古歌との対比 配列の順序 語句歌意の解釈 内容の多化と鈍化 余言 参考文献 凡例 本文 短歌 春 夏 秋 冬 雑 旋頭歌 雑体歌 長歌 (※本書は1992/10/1に発売し、2021/12/30に電子化をいたしました)
  • 下田喜久美詩集 (現代児童文学詩人選集)
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「現代児童文学詩人選集」シリーズ 少年詩の創作、普及に歩んだ詩人の集大成。代表的既刊詩集から未刊詩集、童話、エッセイまで収録。畑島喜久生、野呂昶による下田喜久美作家論、詩人論。 目次 詩篇(詩集『かあさんの花』から;詩集『心の詩』から ほか) 童話篇(シクラメン;杜鵑草) エッセイ篇(どんぐりと山ねこ;セロ弾きのゴーシュ ほか) 詩人論・作家論篇(妖精の紅いスキップ(野呂昶) 日本人的な感性の「少年詩」へのオマージュとして(畑島喜久生)) (※本書は2007/3/1に発売し、2021/12/30に電子化をいたしました)
  • Triumph of love 愛の歓喜
    -
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ペルシャ語、英語、日本語とイラストで深い詩の世界を体感できる! 踏み出してごらん。 愛が差し出す手を取り、 全ての制限が消えていくことを見つめてごらん。 この上ない喜びへの旅。 Step forth. Take the hand Love presents and watch all limitations disappear! Journey into the Triumph. قدم پیش بگذار، دستِ یاری گر عشق را بگیر و ببین که چگونه همۀ محدودی تها ناپدید م یگردد. سفری به سوی کا میابی... CONTENTS 深遠な変容 \ مقدمه - تحولی ژرف \ Profound Transformation 探求 \ بخش اول - طلب \ Seeking 愛 \ بخش دوم - عشق \ Love 知ること \ بخش سوم - معرفت \ Knowledge 充足 \ بخش چهارم - استغنا \ Fulfillment 一体化 \ بخش پنجم - توحید \ Unity 感嘆と畏敬 \ بخش ششم - حیرت \ Wonder & Awe 無になる \ بخش هفتم - فنا \ Oblivion

    試し読み

    フォロー
  • 【合本版】韓国詩集『花を見るように君を見る』『愛だけが残る』 限定特典付
    -
    韓国国内著者累計110万部突破!! 日韓ベストセラー『花を見るように君を見る』『愛だけが残る』の電子合本版が登場。 合本版限定特典は『花を見るように君を見る』オーディオブック版の試し聴きQRコード。 本書より珠玉の10編をピックアップしました。 ナレーターは韓国の人気ドラマ『ボーイフレンド』や『雲が描いた月明かり』『青春の記録』で主演俳優パク・ボゴムさんの吹き替えを担当された河本啓佑氏。1編1編の情景が目に浮かぶような、優しく、切なく、温かな声が心に響きます。本書とあわせてお楽しみください。 ----- 『花を見るように君を見る』内容紹介…… 世界的人気アイドルグループBTS(防弾少年団)RM、BLACKPINKジスの愛読書として話題の本、待望の日本語訳! ★韓国の人気ドラマ『ボーイフレンド』(ソン・ヘギョ×パク・ボゴム主演)劇中の重要シーンで使用され、発売から再び大ブームを巻き起こし、老若男女問わず共感を集め大反響。 ★イ・ジョンソク出演『ゆれながら咲く花』のセリフで朗読された「草花」や本人のインスタグラムにアップされた「ぼくがきみを」も収録。 本書は「詩人の代表作は読者が決めるもの」という著者の理念から、ブログやツイッターなどでよく取り上げられた作品を選んで115編を収録。著者の代表作であり、集大成といえる一冊。 ----- 『愛だけが残る』内容紹介…… ★BTS(防弾少年団)J-HOPE、NCTテヨン、少女時代ユナ、俳優イ・ジョンソクなど、 世界的人気K-POPアーティスト、著名人たちが愛する国民的作家。 ★日韓累計67万部突破の大ベストセラー『花を見るように君を見る』著者、待望の第2弾! 「何度読んでも泣ける」「人生で大切にしたい一冊」「心が浄化される」など、 日本でもあらゆる世代から感動と共感の声、続々。 「再び生きてゆくために、再び愛するために」 人生で大切なことについて質問されたら、一番に愛、二番めも愛、三番めも愛だと答えたいと思っています。私たちはこれまで、愛せないために憂鬱になり、愛せないために悲しみ、つまるところ愛せないために不幸だったと伝えてあげたいのです。 愛だけが答えです。愛だけが残るのです。つまり、私たちは愛さなければならず、愛されるべきです。(「はじめに 作者のことば」より) ----- ※本電子書籍は『花を見るように君を見る』『愛だけが残る』の合本版です。 ※特典の試し聴きは本書オーディオブック版の一部となります。全編を楽しみたい方は、Audible、audiobook.jp等各オーディオブックストアにてお買い求めください。
  • 第十 折々のうた
    -
    俳句・短歌から現代詩まで,日本詩歌の沃野へ読者を案内してきたシリーズの第十巻は,一九九二年四月まで一年間の新聞連載に加筆.特に反響の大きかった世界各地の子どもたちの「ハイク」や障害者の短歌作品を数多く収める.ブラジルの十一歳の少年は,こう詠んでいる.「言葉ってものは/傷つけもするし幸せにもする/単純な文法です」.

    試し読み

    フォロー
  • 歌集『フォトジェニック』
    -
    東京はグラデーションの街なりほんのり混ぜて新しくなる コーヒーの香りただよう窓辺にてぼんやりと待つ雪の日の朝 瀬戸内のレモンを齧るその一瞬気だるい夏が爽やかになる 二次元におさまりきれないフォトジェニックの部分、空気・情感を歌う。

    試し読み

    フォロー
  • 笑いとペーソスを誘う…… 川柳万画+(プラス)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 川柳のさわやかな風をお届けいたします。 川柳の笑いが四コマ万画になりました。さらに「川柳」を「遊書体」で揮毫し「切り絵万画」もプラス。世界初のコラボです。笑ってスッキリ。楽しく読んで、作句のヒントに役立つ味わい深い1冊。著者26年目の意欲作。
  • 星喰う小鳥は赤い爪先
    -
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 赤い小鳥は歌う。熱く、そして朗らかなる絶対零度で。それは孤独の胸に飛び込む花嵐。夜に生まれた銀の声は闇を食み、愛語る。光の様に。詩彩、散文あらゆる形の物語は万華鏡転がすかの様に進む。光と闇踊る世界を。――新星の「詩彩」人・花虹の描き出す世界
  • 表現力を磨く よくわかる「写真俳句」 上達のポイント
    完結
    -
    全1巻1,705円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 俳句と写真の相乗効果で、 より強く感性をゆさぶる写真俳句。 心に訴えかける俳句と写真の 「化学変化」の起こし方を、 作句や撮影のヒントとともに 丁寧に解説します。 ◆◇◆ 写真俳句による人生の記録 ◆◇◆ 記録手段には、まず絵や彫刻があり、 言葉が生まれ、言葉から文字を派生して、 カメラやテープの発明により映像と音のコピーが可能になった。 文字や絵は記録者の主観によってデフォルメされるが、 映像や音はオリジナルを、おおむね忠実にコピーする。 人間はさまざまな表現手段によって過去を記録し、 未来の設計図を描く。 俳句は表現手段の一つであるが、 ディテールを尽くした過去の記録や未来の設計とは言い難い。 俳句は凝縮の芸術であり、 歴史の年表や、各種白書や、 リポートや、予定表や、設計図には向かない。 知識や情報の集積ではなく、 情緒の凝集といってもよい。 俳人にとって俳句に勝る人生の記録はない。 俳句に限らず、作者にとっては 作品がその人生の軌跡であり、記録である。 写真俳句によって撮影月日を写し込めるようになり、 俳句の成立月日が近似値的に記録できるようになった。 作句したときの作者の句境や環境がビジユアルに表現され、 読者によりビビットに迫ってくる。 俳句が一句ということはない。 一句つくれば数句が出てくる。 自分の人生の記録のためであれば、 凡句であっても一向にかまわない。 本来、俳句とは日常から発した芸術である。 むしろ日常の芸術的凝集こそ、 俳句の生命であろう。 自分の人生を情緒的に凝縮しようとするところから、 俳句による人生の集約が始まる。 十七文字による人生の情緒的集大成、 生涯の一句、これが俳句の世界であり、 一茶風に言うならば、 「これがまあ終の一句か花の夢」である。 花はそれぞれの人生に照らし合わせて、 虹や雲や旅や蟻や、 その他季語に置き換えてもよい。 無季語でもよい。 人生の軌跡そのものが季語になっている。 写真俳句は日常から始まる。 森村 誠一 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆第一章 写真俳句の魅力 * 新しい表現の発見 「ようこそ写真俳句の世界へ * 写真俳句の制作過程 〝俳写一体〟となって創造する ・・・など ☆第二章 写真俳句のつくり方 * 写真俳句と俳句の違い 五七五に写真の要素を加える * 写真俳句のつくり方 写真を先に撮って句をつける ・・・など ☆第三章 写真俳句の作句 * 俳句の成り立ち 子規が名付けた「俳句」の成り立ち * 俳句のルール 五字と七字のリズムで句をつくる ・・・など ☆第四章 写真俳句の撮り方 * 写真の撮り方 まずは写真を撮ってみよう * 写真俳句の素材探し 素材は身近なところにある ・・・など ☆第五章 写真俳句のたのしみ方 * 作句の発表 作品を発表する機会を知る * SNSの活用 SNSを利用して作品を発表する ・・・など
  • もうすぐ春です―佐々木寿信童謡集 (子ども 詩のポケット)
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 シリーズ 子ども詩のポケット。童謡集。 1 やぐるま草(あざみ;ゆり ほか) 2 もうすぐ春です(ゆうびん;岬の風 ほか) 3 入道雲(雨上がり;鯉のぼりのうた ほか) 4 僕がうたう秋のうた(夕風;秋ですよ ほか)
  • 妖精リルル
    -
    1巻1,144円 (税込)
    4歳で保育園に入るも、本ばかり読んで皆と同じ事が出来ず私は育児に悩んだ。 保育園、小学校、中学校とも、まわりとなじめず、浮いた存在だったらしい。  だが小5だけは違った。放課後同級生が帰るのを待って先生と毎日話をしていたという。 この「妖精リルル」はその頃書いた物。(中略)入退院を繰り返しながら、パソコンで多数の小説や詩を書いていた。 娘は自分で自分の治療法を心得ていたように思う。(「娘・葉奈子のこと、私の絵のこと」より)

    試し読み

    フォロー
  • わたろかなもどろかな―徳丸邦子詩集 (子ども 詩のポケット)
    値引きあり
    -
    わたろかな もどろかな ふゆがせなかを ちょっとおした はるはおずおず わたったよ あたまにちょっぴり ゆきのせて (「わたろかな もどろかな」より)
  • 夕日は一つだけれど―戸田たえ子詩集 (子ども 詩のポケット)
    -
    みんな しっているのかな…… ゆかちゃんに おしえたい としくんにも おしえたい 夕日は一つだけれど 山は たくさん たくさんあるってことを―― (「夕日は一つだけれど」より) 目次 1 夕日は一つだけれど(夕日は一つだけれど;公園で蟻さんとあそんだよ;おにいちゃんのカサ ほか) 2 考える(みんな会えたかなあ;ネコはネコのままです;「こんにちは猫君」 ほか) 3 大滝山のなぞ(伝えたいこと;竹とぼくと「時間」と;小さな外交官 ほか)
  • いそっぷ詩
    -
    イソップ寓話は〈伊曽保物語〉の昔から数多く再話されているが,詩の形になっているものはあまりない.子どもたちの耳に入りやすいうたの形で書けないものかと,以前から思っていた.原作にある教訓は読者に任せることにして,私はもっぱらちょっと残酷なユーモアを目指した.

    試し読み

    フォロー
  • あたしとあなた
    -
    一人の自分と一人の他人が,人間の基本単位だと私は考えているが,それを小説みたいな長いお話でなく,短い破片のように書くスタイルがある日突然降って湧いた.書いているうちに自分にとって新鮮なその方法の軽みが楽しくなった.二人いると人間は色っぽくなる.

    試し読み

    フォロー
  • 詩に就いて
    -
    吉田健一さんの同題のエッセー集にある詩の考え方に,私は共感と反発を覚えているので,無断で題名を拝借したのだが,散文では捉えられないものを詩は果たして捉えられるのかという疑問は深まるばかりだ.詩で詩を語ろうとする試みは,私のobsessionみたいになっている.

    試し読み

    フォロー
  • おやすみ神たち
    -
    魂という何かがあるのかないのか,あるとすればどこにあるのか,川島小鳥が撮ったアジアの人や子ども,風景や日常の情景などを見ているうちに自然に魂という言葉が浮かんだが,それをタマシヒとカタカナで表記することで,魂の含意を少しずらしてみたいと思った.

    試し読み

    フォロー
  • 第九 折々のうた
    -
    「口頭試問してゐる吾の拠りどころ崩るるごとき瞬間があり」(半田良平),「黒猫の子のぞろぞろと月夜かな」(飯田龍太),「手の届くかぎりの障子破り終へてみどり児が新年の風に臨めり」(大江昭太郎)…….すでに三千回を越す「朝日新聞」連載コラムに加筆して編まれる好評シリーズ.本巻は一九九〇年五月から九一年四月まで一年分を収録.

    試し読み

    フォロー
  • 詩の誕生
    -
    詩とは何か,詩が生まれ死ぬとはどういうことか――.言語以前の詩について,刻々の詩を感じる人間の瞬間の意識について,あるいは七五調の呪縛力についてなど,詩をめぐる万古不易のトピックに,現代詩に大きな足跡を残すふたりが果敢に切りこむ,白熱の対話による詩論.日本的感受性,日本語,日本文化を根源から探る.

    試し読み

    フォロー
  • 【4冊 合本版】高浜虚子 俳論集
    -
    『俳句の作りよう』ホトトギス、ひいては今日の俳句界発展の礎となった、俳句実作入門の名著。 『俳句とはどんなものか』俳句にまつわる基本的な問題を、初心者に向けて丁寧に詳述した理論書。 『俳句はかく解しかく味わう』芭蕉・子規ほか46人200句あまりを鑑賞し、言葉に即して虚心に読み解く。 『進むべき俳句の道』計32名のホトトギス俳人たちの雑詠評を通し、ユニークな人物評と俳論を堪能できる名随筆。 ※本電子書籍は『俳句の作りよう』『俳句とはどんなものか』『俳句はかく解しかく味わう』『進むべき俳句の道』を1冊にまとめた合本版です。
  • てんちのしらべ
    -
    1巻330円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 天地自然・山川草木・花鳥風月をテーマにした百首余りを選んだ。
  • ひきこもりのひとりごと
    -
    1巻660円 (税込)
    ひきこもり生活11年。この間SNSに夢中になり、自分のリアルの人生が何年間もお留守になってしまう。自分自身を社会復帰させようと、自らを鼓舞するメッセージを書き続ける。それをまとめたのが本書。 書籍PR: 本書は、ひきこもりの自分がひきこもりの自分を鼓舞し続けたメッセージをまとめたもの。 自分と同じ悩みを持つ、ひきこもりと呼ばれる人々にも参考になる部分があるのではないかと思い、今回それらをまとめて世に出す事にしました。 今の自分と同じような境遇にいる人々やその親御さんの心に一つでもメッセージが刺さってくれれば嬉しいと思います。
  • 雅なる百人一首の世界
    -
    1巻330円 (税込)
    歌がるたと知られている「百人一首」。藤原定家が撰りすぐった華やかで美しい和歌の世界に触れてみませんか。 小野小町、紀貫之、藤原実方、藤原敏行、藤原忠通の五人の和歌を味わいつつ、歌の心や背景などを見たり、エピソードなども添えて「百人一首」の世界を自由に述べたエッセイ。
  • おひさまのパレット―いとうゆうこ詩集 (子ども 詩のポケット)
    値引きあり
    -
    今でもときどきおもいだす オレンジ色のみずうみに オレンジ色の船をうかべて (【オレンジ色のふるさと】より抜粋) 同人詩誌「かもめ号」発表された こころ暖かまる詩を一冊にまとめました。 社団法人日本児童文学者協会が主催 【三越左千夫少年詩賞】 受賞 第11回(2007年)
  • ズレる?―西沢杏子詩集 (子ども 詩のポケット)
    値引きあり
    -
    すべて命ある日が、詩になる、生きる人すべてが詩人になってしまう、人の心、生き方を表現したすてきな詩集です。人の生き方、考え方が、それぞれで、大変に面白く興味深い。 (※本書は2005 /8/1に発売し、2021/11/11に電子化をいたしました)
  • 虫や草やあなたやわたしやむしゃくしゃや―西沢杏子詩集 (子ども 詩のポケット)
    値引きあり
    -
    詩と散文、子どもとおとな、双方の領域を行き来する西沢杏子の詩集。ドキリとさせたり、笑わせたり、考えさせたり…。ユニークなタイトルの付け方やことばの巧みな使い方など、自由で楽しいその世界が味わえる1冊。 (※本書は2011/4/1に発売し、2021/11/11に電子化をいたしました)
  • 宋詩選
    -
    唐詩の時代より、「詩」という形式が広く親しまれるようになり、作者も作品もはるかに数多かったと言われる宋代。本書では、この安定した中国的国家体制が敷かれていく時代を、北宋と南宋に大別し、おのおの約30人ずつの数作を選ぶ。自分が好きな詩に限って選んだと述べつつ、王安石、黄庭堅、蘇軾、陸游ら、偉大なる詩人たちの名作を解釈し訳出する。巻末につけられた編訳者による「解説」は、親しみやすい調子で書かれた充実の宋詩論かつ漢詩概説にもなっている。
  • 薔薇のかおりの夕ぐれ (中学生から読む愛の詩集)
    値引きあり
    -
    中学生から読む愛の詩集シリーズ。 愛をテーマに39の詩篇。 繊細で、シャイな少年の心・人を愛する事の幸福をうたう。 子ども達に詩を読んで欲しい。読んであげて欲しい。 荒んだ今の時代に、詩のある暮らしを提案します。 1 薔薇のかおりの夕ぐれ(薔薇のかおりの夕ぐれ;白い指 ほか) 2 みやこわすれ(みやこわすれ;あのひ ほか) 3 ざくろの実(あなたのすがたには;てまり ほか) 4 そこにあなたがいてくださることは(百日紅(さるすべり);苔の花 ほか)
  • 虹のかけら―三谷恵子詩集 (子ども 詩のポケット)
    -
    「東京に生まれ、今も暮らしています。」と、都会で生まれ育った著者の自然感、生活感がしみじみと詩篇に表現される。シリーズ・子ども 詩のポケット。少年詩32編。 もくじ 1 月満ちる(都心の庭;赤いバラ;木と小鳥;月満ちる;月夜;都心のカラス;春模様;コウモリ;コウモリ 春;コウモリ 秋;染色) 2 回り灯ろう(夏のモビール;記憶;こころ;クヌギの実;夕日;回り灯ろう;空地;空地2;インコの空;ブルートレイン;風 変わる) 3 シクラメン(春草;時計;道;かぶと虫;渡り鳥;迷子;シクラメン;ランプ;ようこそ;まりも)
  • 猫町五十四番地―間中ケイ子詩集 (子ども 詩のポケット)
    -
    温かいまなざしを通して紡がれる、心を動かす66の小さな景色たち。間中ケイ子の「少年詩」の世界を味わう一冊。 私は、間中ケイ子が「少年詩」という窓枠をもって、自らの周囲に展開する風物や自分自身の内面のあれこれを見つづけてきたこと、それがしばしば他者であるわれわれの琴線にふれてくることを再認識せざるをえないのである。 (『猫町五十四番地』によせて(皿海達哉)より抜粋) 目次 1 猫小路(ひるね;虹;満月 ほか) 2 十五夜(元旦;七草;節分 ほか) 3 一番星(啓蟄;たね;みつばち ほか)
  • 母の陽だまり―吉田百合子詩集 (子ども 詩のポケット)
    -
    母、家族、周囲の人への愛、そして私たちが生きている、この世界の美しさを温かく描いた詩集。シリーズ・子ども 詩のポケット。 今になって 身にしみて その 苦労が理解できる どんなに 感謝しても しきれない ありがとう お母さん あなたのおかげで 息子たちは お父さんになり 私は おばあちゃんに なれました (本文より抜粋) 【目次】 I. 母の手(暮しをささえて;子どもの仕事;えり子と共に;後悔 ほか) II. コスモス街道(コスモス街道;カサブランカ;もくれん;月下美人 ほか)
  • 風の匂い (子ども 詩のポケット)
    -
    何気ない日常生活からのやわらかい発見を切りとった、人としての心のぬくみがある詩集。江口あけみ5冊目の詩集である本作を、竹嶋弘の写真、東屋勝彦、星野留美の絵がいろどる。シリーズ・子ども 詩のポケット。 目次 I 虹のように II 淡い夢の III 椅子を置く
  • 第八 折々のうた
    -
    「盃の手もとへよるの雪の酒つもるつもるといひながらのむ」(元の木網),「春の虹手紙の母に愛さるる」(寺山修司)…….一九七九年一月二十五日の「朝日新聞」連載開始以来,世代を超えて広範な人々から愛読されている「折々のうた」.ミリオン・セラーとなっているシリーズの八冊目は,一九八九年九月十五日までの一年分に加筆して編む.

    試し読み

    フォロー
  • 文字行脚2
    -
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 作品からほとばしるエネルギーが 生きるチカラをくれる一冊! いま、一処。様々な思いを抱えて迷いながらさすらう心優しき旅人たちよ、どうかご無事で。あなたにはあなたの道があり、まちがいながらでもいい、いつかきっとあなたのふるさとに辿り着くのだと信じて。合掌。(「はじめに」より)

    試し読み

    フォロー
  • パーティは明日にして
    -
    1巻1,760円 (税込)
    16歳から27歳までの385句を収録した第一句集。 あたらしくって、なつかしい。サイダーから噴き出す、あの夏の虹みたいに、十七音を駆け抜ける、カラフルな言葉たち。ひりひりと光り出す、やさしい記憶。 ─神野紗希(俳人) 【収録句より】 春光にさらして角砂糖かわいい さっきまでピアノの部屋の蝶だった 桜蘂降る自転車は海の色 ラズベリータルト晴天でよかった シェパードのにおいして今日も雷 蛇衣を脱ぐや瞳に爛と艶 コンビニの花火がしょうもなくて笑う 目をほそめ三日月を研ぐペダル漕ぐ 抱けばきみ定形外や藍の花 漫才師去る足揃う三十三才 【目次】 Ⅰ ひかり Ⅱ 水 Ⅲ エナメル Ⅳ 絵の具 Ⅴ たぶん Ⅵ 艶 【著者】 木田智美 1993年大阪府生まれ。2009年、俳句甲子園出場をきっかけに俳句を始める。俳句雑誌「奎」同人。
  • あし草に光る雲の塔 (中学生から読む愛の詩集)
    値引きあり
    -
    風に抱かれてのぼってゆく、風の中にも天への道がある…。朝の光の彼方からやってくる生命の営みを、優しい言葉で紡ぐ詩人・下田喜久美。その愛をうたう40編の書き下ろし詩作品を収録。中学生から読む愛の詩集。 目次 1 雲のみね(風に抱かれて;雲のみね ほか) 2 昔を思い出した時計(昔を思い出した時計;いなくなった青い鳥 ほか) 3 美しい日(美しい日;花そうび ほか) 4 春の魔術師(ゆびきりげんまん;はじめてのおもい ほか) 5 小さな恋のうた(小さな恋のうた;いちべつの力 ほか)
  • 山頭火全句集
    -
    1巻5,500円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 投げだしてまだ陽のある脚 笠にとんぼをとまらせてあるく まつすぐな道でさみしい だまつて今日の草鞋穿く 山頭火の俳句を句集、句帖、日記、書簡、雑誌、新聞などから広く収集し、編年体に配列した全句集。
  • 文字行脚
    -
    1巻880円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あの悪夢の大津波から早や九年。バベルの塔みたいにそびえ立った瓦れきの山も、今は昔。 日が昇る前にひみつきちへ行き、お湯を沸かし、豆を挽き、大好きな珈琲を淹れる。 目の前に横たわる夜明けの海を眺めながら、至福のひとときにひたります。

    試し読み

    フォロー
  • 茜色の空
    -
    1巻1,100円 (税込)
    人間の美しさとみにくさ、コロナ禍での生活、忘れられないあの女性……。 ささやかな日常を詠った誠意ある作品、幅広く物事を取り上げ、「今」を鮮烈に詠いあげた短歌集。 古希越えの人達のスローライフをユーモラスに描いた【古希越えの人々】 突如訪れたコロナとの共存の時代への戸惑いや苦悩を吐露した【コロナ禍】 「アジア」「コロナ狂歌」「最後の恋」など多彩な切り口から、世の中を真っ直ぐに見つめ、魂を震わせ歌い上げた短歌を多数収録。 【収録歌より】 マスク越し目尻に見せるささやかな笑顔が一瞬「分断」を解く 自分という人に初めて会えたよな気がする君を抱きしめた時 この時代生きる人みな大谷世代、ゴクンゴクンとアメリカ飲み込む 崩れゆく医療崩壊泣く暇もない人たちが食い止めている ふーふーと冷まして満月一口に頬張りたいとせがむ幼子 この世からいつか消え去る宿命が些事なることに思える夕焼け 有波 次郎長 1955年生まれ 新潟県燕市出身 千葉県 埼玉県の中学 高等学校で約40年間英語を教える。 短歌歴は短く、本格的に始めたのは最近、教員を引退してからである。最近の受賞歴は、川口市の短歌大会、伊藤左千夫短歌大会、幻冬舎短歌コンテストなど。歌誌・短歌人に一時在籍。

    試し読み

    フォロー
  • 詩集 点滅
    -
    1巻1,100円 (税込)
    幸せとは。人生とは。 幽体離脱を体験、仏教哲学に親しんだ著者が、新型コロナのまん延を機に様々なテーマについて自在に書き留めた、withコロナ時代のための詩集。 「パンデミック」「かんせん」「正常性バイアス」「テレワーク」「ボランティア」「自己責任」「幽体離脱」「点滅」「おもてなし」「時空」「生きる」「空(くう)」など、162篇を収録。 ――以下は「あとがき」より。 本書は、皆様に幸せになってもらいたいとの一心で書いたものであります。 幸せとは何か。 人生とは何か。 この世とは何か。 あの世とは何か。 自分とは何か。 存在とは何か。 時間とは何か。 空間とは何か。 「苦」とは何か。 宇宙とは何か。 これらの答えを皆様自らに見つけて頂きたいのであります。難解な哲学や数学を持ち出すつもりは一切御座いません。ただ、「何か」を見つけて欲しいのです。生きているあいだに。

    試し読み

    フォロー
  • 第七 折々のうた
    -
    「白菜が赤帯しめて店先にうっふんうっふん肩を並べる」(俵万智),「わが――光輝く――角」(米国インディアンの詩),「霜柱どの一本も目ざめをり」(加藤楸邨)…….詩歌の宇宙を飛翔するシリーズの七冊目.「朝日新聞」一九八八年九月一四日付まで一年間の掲載分に加筆するこの巻では,初登場の歌人・俳人らの作品が多く収められる.

    試し読み

    フォロー
  • とらべらんかpartⅡ
    -
    1巻660円 (税込)
    国内・ヨーロッパ・アメリカ・韓国・中国など旅をして、三位一体の夢を綴った詩歌。読み易い短歌集。
  • 詩集 ソナタ/ソナチネ Sonata/Sonatine
    -
    詩人石村利勝は、「詩」を中原中也に奪はれたところから出発してゐる。これは比喩でもなければ、臆断でもない。 (文藝評論家・小川榮太郎) 孤高の詩魂――四半世紀に及ぶ雌伏の時を経て放つ、渾身の第一詩集。 石村利勝の詩に解説や解釈はいらない。繰り返し眺め、聲にして読み親しみ、じつくり一字一句を辿りながら心中に湧くイメージを追ふ、それだけでいいのである。『ほんとうの詩とはなにか、そして何故そんなものがこの世に在るのか』と問ひ続けた、このモラリストは、感情の氾濫を求めもせず、詩に観念や思弁を持込みもせず、時代から遠く離れて、手仕事を重ねたのだつた。石村の詩の軽やかさ、煌びやかさに近づかうと注意深く読み味はふ時、私をいつも驚かせるのは、その平凡な事実である。音韻を探り当て、色彩と色彩を重ね、五感が互ひに共鳴し合ふ為に、この人が重ねた手仕事の、かすかに作品の底流に残る跡である。(解説より抜粋)
  • 家族
    -
    1巻1,100円 (税込)
    天井裏に言い忘れていた言葉がある――。歳月があざなう家族の禍福と郷愁。戦後の雑踏をのたくってきた男が古希を過ぎて纏めた鎮魂と感謝の第一詩集。[北海道くらしのうた4]

    試し読み

    フォロー
  • 爪句@天空の花と鳥
    -
    1巻500円 (税込)
    爪句シリーズ第47集は、空撮パノラマ写真と空撮を行った日に別撮りした野鳥や地上の花を天空部分に貼りつけた作品となっています。2020年から21年にかけて、毎日のように作業をおこない作品づくりをすすめた。
  • 爪句@今日の一枚―2020
    -
    1巻500円 (税込)
    爪句シリーズ第46集は、2011年より続いている「今日の一枚」シリーズ。毎日投稿しているブログの1か月分の記事から17日分をセレクトし掲載されています。
  • Innocent
    完結
    -
    NovelJamという小説を書くイベントに提出された自由詩です。小説とは違う面白さを味わってくれれば幸いです。 内容は、詩と謳っているからほんわかしたものなのかと思いきや、意外な苦みや深みが言葉の中に隠されています。Innocentには透き通る白さと染みのような黒さが混じっている。このことを、読んでいただいた皆さまのそれぞれの心の中で受け止めて欲しいです。 〈NovelJam2021Online参加作品〉
  • あと5秒愛してる。
    -
    1巻1,402円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●恋の始まり、恋の終わり。甘い恋、ほろ苦い恋、痛い恋。 美しい花の写真に添えられた赤裸々なポエム。 心の旅をするようにさまざまな恋のストーリーが響きあう、 ソナチネ詩音の鮮烈なデビュー作!! ●シソンヌじろうさんの帯のことば 「人生で一度だけ女性を尾行したことがある。 小学1年生の時。 その相手が詩音さんだ。作品を見た。 あのときぶたれておいてよかった。」 ●本文より 「愛する人を決めるということ それはすなわち 愛さない人を決めること」
  • 第六 折々のうた
    -
    一九七九年一月,朝日新聞の一角を占め始めたコラムは短い中断をはさみながら続き,一九八六年末には二○○○回を越えた.ことばの狩人たる筆者による,これは壮大な偉業といえよう.加筆をほどこして編まれる新書の六冊目は,一九八六年の一年分を収録.「あとがき」には,ヨーロッパ知識人の強い関心も紹介.

    試し読み

    フォロー
  • ひらめく! 作れる! 俳句ドリル
    -
    「NHK俳句」選者で活躍の岸本尚毅先生と 「プレバト!!」でおなじみの夏井いつき先生による俳句入門書。キシモト博士がつくったドリルをふたりの掛け合い問答で楽しく解説。作るために役立つ「型」と「発想法」がぐんぐん身につく。「俳句のタネが見つからない」「17音になりません」……この30問で俳句が変わる! ※本書は書き込み等が出来ない電子書籍版となります。ご確認の上、ご購入ください。
  • 日本女性2人詩集(2) 白石かずこと水崎野里子 おばさんから子どもたちへ 贈る言の葉
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本詩集の目的は以下の通りである。 (1)世界中の子どもたちに愛されるような詩を選んで編集する。 (2)日本の「赤い鳥」で北原白秋や西条八十が試みた、やさしい日本語、音読に耐える日本語と英語の創作。このラインは、本シリーズの第一版として示された新川和江と水崎野里子2人詩集を、新たに白石かずこと水崎野里子の2人詩集として引き継ぐ. (3)第一版に次いで、童話詩の文学性と芸術性を、白石かずこと水崎野里子の2名それぞれの個性のうちに探求する。 (4)アメリカのビート詩人たちの詩の音声朗読とパーフォーマンス(多元アート)の活動を1970年代の日本詩人より引き継ぎ、再び受容する。 (5)日本から発信の詩の国際性を、今日の総合的な世界状況の中で<日本性・ドラマティック性・地域性>と捉える。 (6)アメリカの黒人文学、ジャズ・芸術を新たに今日の世界状況の中で確認する。 (7)従って人種差別・人権侵害など、世界的に平和を脅かす状況への抗議を含む。 (8)人間としての女性のやさしさを、詩の中枢に据え、再確認する。 (9)世界的な平和と人間のつながりの回復をアートとして声を高め、求める。 (10)子どもという存在を小さき者と捉え、彼らの人権と自由と平和を祈る、等。 以上を要旨・核心とする。
  • 恋と愛のモノローグ
    -
    大都会には全国から人々が、新しい夢を求めてやってくる。そのロマンの花はどれも美しく、そして時に儚い。しかし、思い出としては永遠の命をもっている。1970年代のラオジ番組内でその放送中にたった1度読まれるためだけに書かれた放送詩。時を経て、どこか懐かしい放送詩が都会の写真とともに蘇った。心温まる一冊。

    試し読み

    フォロー
  • ことのはあそび
    -
    1巻330円 (税込)
    ことばあそびうたを集めた。2016年に刊行した『ことのはパフェ』に次ぐ第二歌集。
  • 原爆詩集
    -
    広島,長崎に投下された原子爆弾によって命を奪われた人や,全世界の原子爆弾を憎悪する人々に捧げられた詩集.「ちちをかえせ ははをかえせ」で始まる「序」は,反核運動の旗幟としてひるがえる.自らの被爆体験をもとに,戦争や原爆に対する激しい抗議と平和への強い決意を訴える言葉の記念碑.(解説=大江健三郎,アーサー・ビナード)

    試し読み

    フォロー
  • 第五 折々のうた
    -
    古今の詩句を借りて,それらをあるゆるやかな連結方法によってつなぎとめながら,全体として一枚の大きな言葉の織物ができ上がるように,それらを編んでみたい――.詩人の企ては朝日新聞コラムが次々に新書に編まれることによって果たされ,広範な読者に迎えられている.本書はその五枚目の「織物」.一九八五年一年間の新聞連載に加筆.

    試し読み

    フォロー
  • そら耳のつづきを
    -
    1巻1,430円 (税込)
    現代川柳は《現在》の破片である──。川柳の伝統を批判的に受け継ぐ現代川柳作家による480句。 現代川柳は《現在》の破片である──。 川柳の伝統を批判的に受け継ぐ現代川柳作家による480句。 『はじめまして現代川柳』でも注目された著者の待望の第一句集。 【収録句】 マグカップで壊せるような朝じゃない そら耳のつづきを散っていくガラス 最初が運、途中は夢でいいですね ガラス屋の軽トラの荷台のデュシャン 君が袖ふる愛をガシガシ消すために 足もとはNIKE行き交う年もまた ヒロシマにダーツふわっと散る光 神よ神よ砂ずりがまだ来てませんね 漱石のちょっと発熱ちょっと死後 【目次】 1 イカロスの罠 2 ヘルタースケルター 3 仮設の家 【著者】 湊圭伍 1973年大阪生まれ。愛媛県松山市在住。2009年より「川柳バックストローク」に投句、2010年(第30号)より同人。同時期より「川柳結社ふらすこてん」に投句。以降、「川柳カード」「川柳スパイラル」「せんりゅうぐるーぷGOKEN」同人。小池正博編著『はじめまして現代川柳』(書肆侃侃房、2020年)に、湊圭史名義で自選76句掲載。詩誌「Lyric Jungle」同人。詩集に『硝子の眼、布の皮膚』(草原詩社、2004年)。
  • 最後の花摘み
    -
    1巻980円 (税込)
    端整な日本語のセンテンスを集めた一冊。どこか滑稽で童話的な、或いは不気味で物悲しく透き通った一行物語と、空想の上澄みを一滴一滴採集したアフォリズムを採録。加えて随想的な創作と詩的な思索による短文、断章を綴ったノートを再構成。一節は数行と短く内容も独立しているため、気が向いたときに開いたところをパラパラ読んでも楽しめます。 --------------------------------------- 【一行物語】 毎月どこからともなく「絶対に開けないで下さい」と書かれた小包が届き、捨てることもできないので、倉庫に小包が山積みになっている。 雪の結晶が溶けるのを忘れて、夏に置き去りになっている。 行き先を告げてから、もう十五年間タクシーに乗りつづけているのだが、いまだに目的地に辿り着く気配がない。 【アフォリズム】 消去法が貴女を消してゆく。 伝えられない想いばかりが彼女を焦燥させ、疲れた彼女は自分のために紅茶を淹れた。カーテンの向こうから午後の光が射してくるとき、彼女を使い古したすべての文脈に彼女は服従しなかった。 【最後の花摘み】 ルビをふることのできない感情ばかりが、生まれては消える。 横殴りの優しさが君の感情をあやして、願いは昨日の果てまであまねく降り注いだ。僕は封をした幸福を君に届ける準備をしながら珈琲を飲み干すと、赤いリボンを丁寧にむすんで窓の外に広がる寒空を見上げた。 あなたが素敵であればあるほど、あなたの隣に居てはいけない。 残響 / ゆらぎ / ピアノ線 / 致死量 ──本文より抜粋
  • まだまだ健康川柳 三途の川も遠ざかる
    -
    1日1回、人のふり見て我がふり笑え 師匠、やっぱり笑いは栄養ですな! ――桜木紫乃 毎日新聞・MBSラジオ「しあわせの五・七・五」傑作集・第3弾 耳鳴りをただただ聞いている座禅 近藤勝重氏が選者を務める毎日新聞大阪版「近藤流健康川柳」と、共催企画MBSラジオ「しあわせの五・七・五」は15年目を迎え、毎年の投句は5万句にものぼる。 本書ではその中から184句を厳選し、近藤勝重氏の寸評とコラム「作句の心得」、そして「しあわせの五・七・五」パーソナリティの水野晶子氏のコラム「水野晶子の川柳さんぽ」を加えて1冊にまとめた。 さらに直木賞作家・桜木紫乃氏との川柳談義も特別収録! 人生まだまだこれから。ユーウツな気分がぱっと吹き飛ぶ一冊。 ディスタンス苦にもならない倦怠期 見舞客元気過ぎても疲れ出る 妻に耐えたコロナに負ける訳がない 振り向いて筋を違える年になり 老眼に4K8K変わり無し いつ死んでもいいけど今日は用事ある 大福で機嫌を直す妻が好き
  • 10のことば
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2年前、舌がんのステージ4と診断されて、舌の6割を切除した堀ちえみさん。 彼女のご家族から「発語のリハビリ用の絵本を」とリクエストされて 生み出されたのが、この『10のことば』です。 旧知の絵本作家・まえをけいこ。さんは制作の依頼を受けて、 「ちえみさんがやっと取り戻した言葉なら、 あたりまえの挨拶もどんなに心をこめて紡がれているだろうか」と 想像しながら、『10のことば』を編みました。 「おはよう」「いただきます」「ごめんね」「ありがとう」――。 今日もまた、ありふれた一日を営めることの尊さ、 病を経験して気づいた、この世界のかけがえのない美しさ。 そうした一期一会を、やさしい言葉と自然の花々の絵で描きました。 この絵本を、堀ちえみさん自身が朗読した音源も、付録として収録しています。 一言一言、心をこめながら紡ぎだされるあたたかな声からは、 生かされていることへの感謝の思いが伝わってきます。 ぜひ、大切な人へのプレゼントや、愛するお子さんへの読み聞かせに。 かけがえのない人生のひと時に、この絵本がやさしく寄り添ってくれることでしょう。 ※堀ちえみさんの朗読は、本書内の二次元コードをスマートフォンで読み取る形で再生できます。
  • 春風や俳句神様降りてきて
    -
    1巻1,056円 (税込)
    定年後俳句を始めました 定年後の趣味として「俳句」を選んだ著者は、ある日、大学のゼミで同窓だった友人3人と箱根に旅することになった。箱根の旧街道を歩き、源泉かけ流しの湯に入り、泊りがけでゆっくりと過ごすというのが目的だ。旅の中で、友人3人は俳句を初めた松岡に、「俳句って面白いのか?」と問いかける。松岡は「やっているっていっても69歳で会社を辞めてから経験2年弱の初心者だよ。俳句が面白いかどうかは、良い句ができて人に評価されれば嬉しいし、その時には俳句は本当に面白いよ」と答える。するとその中のひとりが、「実は俺たち、俳句を始めてみようかと思うんだ」と切り返す。驚いた松岡だが、さっそく旅をしながらの俳句について語り、自分の考えをのべ、旧友たちを俳句の世界へと導いていく。実体験に基づく、第2の人生を豊かに彩るエッセイ。定年退職後の趣味を考えている人にぜひ読んでもらいたい。

    試し読み

    フォロー
  • キレイなお花になること
    -
    1巻704円 (税込)
    “たいせつ”ってなんだろう? ぼくのおとうさんはおおきくてつよいライオンのおおさまさ。 ぼくもおおきくなったらぱぱみたいにつよくてこわーいライオンになるんだ。 だけどパパはいうんだ。ママだってつよいんだぞって。ぼくにはまだわからないや―― 現役の大学生(執筆当時)が瑞々しいタッチで描く戦列のデビュー作。

    試し読み

    フォロー
  • あらかみさんぞう 天人修羅畜生餓鬼地獄
    -
    円空、宮本武蔵、ジャンヌダルク……。偉人になりきって(?)綴る、新感覚の詩。 【本文より】あっちとこっち あの世とこの世 天界と地獄界 その間をイノチガケで往復し 人間の生と死の可能性を極めようとした凄い人間たちがいる この詩集は その異様な智と勇気とエネルギーをもつ人間たちとの出会い 「カイブツインタビュー」から生れたものだ 「一乗寺下り松」は宮本武藏が書き 「歓喜の円空」は円空が書いたともいえる 「愛のジャンヌダルク」は愛のセラピストのジャンヌが書き 「親鸞と法然」は親鸞と法然自身が書いたともいえるだろう その間 詩人は何をしていたのか ときどき水を浴び コーヒーを淹れ 瞑想し 半分眠り 手の動くままに任せた 「どん底発想論―描けない人のための発想法」にある通りである そうするとこういう詩になる また「白隠の身投げ説法」に従って 対象に身を投げてインタビューした そうするとこういう詩になる ただし イノチの保証はできない 円空では私の十本の指は凍傷になりそうになった 武蔵を書いたら三日間立ち上がれなかった 親鸞と法然では自分の死と生に向き合うことになった じゃあこれを読んだら どうなるか? かならず電気が入るよ 火花が散るよ きっと走り出したくなるよ やらなかったことをやってみたくなる 飛んでみたくなる 見えない羽をつかって「崖の人」のように 天神修羅畜生餓鬼地獄 みんな生きてみなきゃ生きたことにならないよ 常識に洗脳され時代のシステムに支配され「安心安全」に満足して いずれおとなしく死んでいく皆さん 生きることがこんなに多様で危険で驚きで切なくて嬉しくて面白かったのかと 改めて目を剥くだろう 詩集 天神修羅畜生餓鬼地獄 これを「生の電源」として アナタの日々につないでもらいたい 【著者紹介】 あらかみさんぞう(荒井 章)詩人。まちづくり団体代表。宇都宮高校、早稲田大学第一文学部卒。電通クリエイティブディレクター、東芝、トヨタ、ソニー、ライオン、森永、ホンダ、永谷園、日立、ヤクルト等の広告戦略指揮、文化事業部長を経て、東海大学講師~特任教授、青山心理学研究所所長。日本創造学会、人体科学会、日本広告学会、日本催眠学会各会員。郵政委員、日光市参与、株アートバンク社長。9.11より「詩風」に参加。鎌倉に帰って詩作、英詩翻訳に取組む。また、地域づくりの市民活動に取り組む。現在、玉縄城址まちづくり会議会長として、玉縄城址を守り伝えるボランティア、文化庁委託事業等に従事。 主な著作:「広告総論」「広告とマーケティング」(ダイヤモンド)、「トランス発想論」「瞑想と発想12のインパルス」(電通月刊アドバタイジング)、詩集「暗夜飛行」「春の生きもの図鑑」(詩風社)、訳詩集「ルーミー“その友”に出会う旅」(VOICE出版)、「ルーミー愛の詩」(ナチュラルスピリット)、詩とエッセイ「悩むひとへ、キャッチボールしよう」(VOICE出版)、訳詩集「分離なきものの愛のうた」(ナチュラルスピリット)

    試し読み

    フォロー
  • 歌集 地上絵
    -
    1巻1,760円 (税込)
    第二回笹井宏之賞永井祐賞を受賞した著者の第一歌集。 I am a 大丈夫 ゆえ You are a 大丈夫 too 地上絵あげる 第二回笹井宏之賞永井祐賞を受賞した著者の第一歌集。 大胆な間違いで鷲掴みされるほんとうのこと、 私にとって橋爪の短歌の最大の魅力はこれだ。 ────宇都宮敦(歌人) 【目次】 Ⅰ 地上絵 星とカメレオン 世界中の鳥の名前 ドレス! わたしの絶望 愛の犬 てんらんかい サイダーの匂い 熱帯夜 岩 階段 夢中 日々 着地 Ⅱ とおざかる星 うかぶわ 風なら 息の根を呼びとめて 銀色の靴 灯台 崖の街 かがやくゼリー 舌を出してね 感覚 ミニチュア   解説 地上絵もらう 宇都宮敦 あとがき 【著者】 橋爪志保 1993年、京都市生まれ。2013年に「京大短歌」に入会し、作歌を始める。現在は、同人誌「羽根と根」の同人として活動中。2020年、「とおざかる星」50首で第二回笹井宏之賞の永井祐賞を受賞。
  • 第四 折々のうた
    -
    一九七九年から「朝日新聞」の一角を占め始めた小さなコラム「折々のうた」.それはたちまち大反響をよんだが,筆者の企てた〈日本詩歌の常識づくり〉は,新書という形をとって実を結びつつある.広く親しまれている俳句・短歌から知られざる歌謡・川柳・現代詩まで,多彩な作品の心を伝えるシリーズ.一九八四年三月まで一年分を収める.

    試し読み

    フォロー
  • 違星北斗歌集 アイヌと云ふ新しくよい概念を
    -
    「アイヌと云ふ新しくよい概念を内地の人に与へたく思ふ」 「滅亡に瀕するアイヌ民族にせめては生きよ俺の此の歌」 「滅び行くアイヌの為に起つアイヌ違星北斗の瞳輝く」 先住民族アイヌが公然と「亡びゆく民族」の烙印を押され、本来は「誇り高き人間」「立派な人」という意味を持つ「アイヌ」という言葉が侮蔑の響きをもって使われていた大正時代から昭和のはじめ。アイヌ民族復興のために立ち上がりその生涯を捧げ、病のため27歳で早世した歌人がいた。文庫ではじめて違星北斗の短歌、俳句、詩、童話、散文、ノートの記録を集める決定版。 【目次】 違星青年 金田一京助 短歌 医文学/小樽新聞/新短歌時代/北海道人/志づく/私の短歌/はまなすの花/ウタリ之友 日記 大正十五年七月十一日から絶筆 俳句 句誌にひはり/医文学/俳句/北海道 樺太新季題句集/月刊郷土誌よいち 詩 冷たき北斗/大空 童話・昔話 熊の話/半分白く半分黒いおばけ/世界の創造とねずみ/死んでからの魂の生活/烏と翁/熊と熊取の話 散文・ノート ウタリ・クスの先覚者中里徳太郎氏を偲びて/ぶちのめされた民族が/アイヌの一青年から/春の若草/我が家名/淋しい元気/淋しい元気/コクワ取り/アイヌの誇り/疑うべきフゴッペの遺跡 奇怪な謎 手紙 自働道話/子供の道話 コタン創刊号 目次/巻頭言 白路 凸天生/アイヌ神謡集序文コタン 知里幸恵/偽らぬ心 凸天/生活 自覚への一路 浦川太郎吉/「アイヌの姿」 北斗星/心の日記(後藤静香)/断想録(其ノ五) 十一州浪人/コタン吟(其ノ二) 十一州浪人/はまなし凉し/編輯余録/奥付 解題・語注 違星北斗年譜 解説 違星北斗その思想の変化  山科清春
  • 夜の歌
    -
    1巻1,100円 (税込)
    人生に苦難はつきものです。 苦難のない人生など、存在しないのではないでしょうか。 しかしながら、苦難があるからこそ、人生といえるのかもしれません。 しかるに、苦難と向き合うことに意味があり、そこにあるいは、活路があるのではないでしょうか。 本書は著者が苦難と向き合う過程で詠んだ俳句・川柳などを収めた小品集です。 作品と解説がセットになっております。 タイトル「夜の歌」は、敬愛する作曲家グスタフ・マーラーの交響曲から拝借しました。 「夜」を苦難の比喩として、また「歌」をそこに差す光明の比喩として用いています。 夜を越えるのは骨が折れますが、かすかでもせめて歌が聞こえれば、気の持ち方はかなり違ってくるでしょう。 本書が夜に立ち向かう方にとり、何かの一助となれば、これほどの喜びはございません。
  • 尋寶 詩集和寫真
    -
    1巻559円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この本は、2015年2月に出版した「たからさがし ポエム&フォト(赤版)」と「たからさがし ポエム&フォト(青版)」の中から、特に、人気の高かった詩、24編を選んで、繁体字により翻訳したものです。そして、付録として、仕事や観光などで日本を訪れる台湾のみなさまのための、(お勧めスポットへの案内役として)“ユーサン風たからさがしスポット”を、お付けしています。みなさまには、是非、一度、これらの場所を訪れて、素晴らしい日本の日常を体感していただくことを、心から願っています。 本書概要《尋寶 詩集和寫真》 本書是出自於2015年2月出版的《尋寶 詩和圖片》―(紅版)和《尋寶 詩集和寫真》―(藍版)。特別是選載了24首很有人氣的詩,編輯成了中文版。並且為了在工作、旅遊等方面到日本的中國的各位朋友(推薦作為觀光區導遊)添加了“尋寶導遊”。各位朋友,希望一定到這些地方去看一看。並從心的祝願各位能夠體驗到日本日常生活的特別之處。
  • 未踏
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ◆ふらんす堂電子書籍1000円シリーズ ◆形成の可能性を攻め続けることが形式への最大の礼儀 やがて高柳君は、波郷や湘子がそうしたように、青春詠の時代を遠い故郷として捨て去り、見晴るかす荒地に足を踏み出すだろう。しかし、高柳君の目には、そこに私たちには見えない俳句の沃野が広がっているのだと信じたい。彼自身が選んだ「未踏」の句集名が何よりも彼の決意を示している。 (序より・小川軽舟) ◆自選10句より ことごとく未踏なりけり冬の星 つまみたる夏蝶トランプの厚さ うみどりのみなましろなる帰省かな どの樹にも告げずきさらぎ婚約す キューピーの翼小さしみなみかぜ くろあげは時計は時の意のまゝに 紙の上のことばのさびしみやこどり 秋草や厨子王にぐる徒跣 あをぎりや灯は夜をゆたかにす 洋梨とタイプライター日が昇る
  • 苦楽園詩集 福笑い
    -
    1巻1,100円 (税込)
    日常から離れて、自分自身の内面を覗き込んでみませんか? 突如畳に生えた腕と暮らし始める女、 宝の林の中で「狩猟」する者、網棚に住める男——。 そこは、確かに私の知っている現実。しかしどこか嚙み合わない。 日常と乖離した奇妙な現実が独創的に語られる詩集作品。 <目次> 前ぶれ 福笑い 比較 沼 狩り 高枝切りバサミ 腕 神の言葉 なりすまし 河川敷 網棚の男 ライオンバーム そねみマシーン 糸電話 景色 東南アジアの坂道で 繭 春の小川 カメムシおばさん 尾行 きれい好きな女 肉欲 声 私と歩く 蔦 闇夜の草むら <著者略歴> 苦楽園(くらくえん) 本名、武内紀子。 故・千賀ゆう子氏の公演にいくつかの作品を提供。 また女優の北村青子氏がサイトで作品の朗読を配信中。

    試し読み

    フォロー
  • 最後まで人 介護ひとり百十一首
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 登り坂もしもし亀に抜かれても 二人三脚行けるとこまで 母との日々を五・七・五・七・七の音に乗せて綴った、切なくも心温まる短歌集。

    試し読み

    フォロー
  • 午前第8号
    -
    1巻550円 (税込)
    不定期発行の久坂夕爾・個人詩誌「午前」、第8号。今号は、四行詩集、自由律俳句集、エッセイを掲載しています。
  • 第三 折々のうた
    -
    古来,日本人の感性はどれほどの細やかさと豊かさを備え,自由奔放に羽ばたいてきたか――.日本詩歌の沃野へと読者をいざなう好評シリーズの三冊目は,一九八三年三月まで一年間の「朝日新聞」連載に加筆する.時代と空間をかろやかに超えて響き合う言葉と言葉.様式の垣根をとりはらって織りなされる華麗な絵巻物.

    試し読み

    フォロー
  • 季語ものしり事典
    -
    面白くて意外で、ちょっと余分な(!?)季語のトリビア集がパワーアップして登場! 句友との話題も盛り上がる、愉快でためになる事典。
  • 詩集 ふわりリレーファ
    -
    春風のようにふわりとした優しく穏やかな詩が多く、初夏の陽射しのように暖かな詩が多く含まれている詩集です。
  • 藤田湘子の百句
    -
    ◆俳句形式への信頼 「俳句は意味ではない、リズムだ」─弟子の私たちは湘子から何度この言葉を聞かされたことか。俳句という詩型への信頼がそう言わせるのだろう。 (「湘子が私たちに託したもの」より:小川軽舟)

最近チェックした作品からのおすすめ