山本なおこの作品一覧 「山本なおこ」の「さりさりと雪の降る日」「二十四時間・恋人でいて―山本なおこ愛の詩集 (中学生から読む愛の詩集)」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 値引きあり 二十四時間・恋人でいて―山本なおこ愛の詩集 (中学生から読む愛の詩集) - 小説 / 詩集・俳句 1巻499円 (税込) ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 山本なおこが贈る、愛の詩集。Ⅰ恋河/Ⅱ想い/Ⅲ終着駅/Ⅳ二十四時間 恋人でいて (※本書は2006/4/1に発売し、2022/1/7に電子化をいたしました) 試し読み フォロー さりさりと雪の降る日 - 小説 / 詩集・俳句 1巻385円 (税込) ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 夕暮れのことでした。勤め帰りの道で三色すみれに会いました。それは今まで見たどんな三色すみれでもありませんでした。すっと背を伸ばして、まっすぐ夕空をあおいでいました。体のすみずみにまで凛と神経をゆきわたらせているのがわかりました。夕空をあおいではっとしました。金星が明るく輝いていたのです。三色すみれは金星と交信していたのでした。昼と夜のあわいのほんの束の間、薄紫の夕暮れ時、三色すみれは自分の思いのたけを金星に打ち明けているようでもありました。私は昔出会ったなつかしい少女のことを思いだしました。しきりに音楽が流れていました。私もまた交信しようとしているのに違いありません。はるかなる未知のものへ、教室の子どもたちへ。―あとがきより抜粋― 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 山本なおこの詳細検索へ