作品一覧

  • マーケット大変貌―シフト・マーケティングによる超市場開拓
    4.0
    シフトする時代 サラリーマン向けの栄養ドリンクを塾返りの子どもたちが飲み出し、メーカーがその動きに対応して小児用栄養ドリンクを出すと、今度はそれをOLが飲み出す、という具合に、市場を作るのはもはやメーカーではなく消費者である。美容院に行く男たちや、床屋に行く女たち。さまざまなシーンで、旧来型のマーケット概念のシフトがはじまっている。本書は、1993年、あさひ銀行総研と橘川幸夫とで行った1年間にわたる新規事業開発セミナーの成果を元に編集されている。 (※本書は1994/7/1に発売し、2022/2/28に電子化をいたしました)
  • ホントに欲しいものを、言ってみな! 深呼吸和歌集
    -
    1巻1,100円 (税込)
    2008年に刊行した深呼吸和歌集「ドラマで泣いて、人生充実するのか、おまえ。」(バジリコ)は、Mixiのレビュー欄で58本のレビューが登録された。メディアと共に生きてきたメディア活動家の辿り着いた表現形態。 (※本書は2009/8/24に発売し、2022/2/10に電子化をいたしました)
  • 参加型社会宣言 ──22世紀のためのコンセプト・ノート (未来叢書)
    値引きあり
    3.0
    インターネットの登場により、土地資本制の社会構造が根本的な変化を促している。本書は、来たるべき本格的な情報化社会において、どのような社会的シクミやサービスが可能なのかをプランニングしたものである。 読者と一緒に具体的に未来を創造する作業に入ったり、本書に著した「プランやアイデアを具体化してくれる人が現れることを夢見た」という著者会心の一作。 本書は、1981年に発行された「企画書」(1999年のためのコンセプトノート JICC出版局)を、2020年にバージョンアップした、まさに「22世紀のためのコンセプトノート」。 (※本書は2020/7/5に発売し、2022/1/27に電子化をいたしました)
  • 学生に贈る 深呼吸する言葉
    値引きあり
    -
    1巻499円 (税込)
    「深呼吸する言葉」について 著者の橘川幸夫は、大学生の時に友人の渋谷陽一らと、音楽雑誌『ロッキング・オン』を創刊した。それ以降、参加型メディアをテーマにして、メディア開発の活動を続けてきた。現在、多摩大学経営情報学部の客員教授として、メディアについての講義を担当している。 「深呼吸する言葉」は、橘川が提唱した、インターネット時代の詩の運動である。百文字以内の短い文章の中に、自由にメッセージを込めることができる。自分が生きた経験の中で実感したことだけを言葉に凝縮させてあります。 (※本書は2017/3/10に発売し、2022/1/7に電子化をいたしました)
  • 希望の仕事術
    3.7
    1巻1,320円 (税込)
    個人の喜びのない仕事は、もう仕事とは呼ばない!お金よりもステイタスよりも、「人の役にたちたい」「社会に貢献したい」を優先して働く世代に向けた、原点回帰の仕事術。「日本の仕事」を変えるパワーとアイデアがぎっしり詰まった、21世紀の「仕事聖書」。
  • 哀色の海(あいいろのうみ)
    -
    1巻1,650円 (税込)
    最近、若者も注目する「昭和」を舞台に、若い男女の揺れる心情を哀愁に満ちた文体で描く恋愛小説。 「海の女と山の男」「脱けだせない女と帰れない男」「自己のルーツを意識した人間」「心の娼婦と体の娼婦」などをサブテーマにしたという著者が、長年温めたストーリーを硬質な文体でまとめた本格的な純文学作品。宝島社主催「日本ラブストーリー大賞」で高く評価された内容を、さらに加筆・推敲して格調高い仕上がりになっている。 目次 第一章 波の記憶 第二章 ふたつの再会 第三章 ふたりの娼婦 第四章 記憶との邂逅(かいこう) 第五章 透明な壁 第六章 海の異郷と山の異郷 第七章 様々な旅立ち 第八章 真実の反逆 第九章 海へ帰る曰
  • ロッキング・オンの時代
    4.2
    1巻1,408円 (税込)
    1972年、渋谷陽一、橘川幸夫、岩谷宏、松村雄策の4人の創刊メンバーでスタートした「ロッキング・オン」。レコード会社側からの一方通行の情報を伝えるファンクラブ的音楽雑誌と一線を画し、リスナーがミュージシャンと対等の立場で批評するスタンスで支持を集め、いまや音楽雑誌の一大潮流となった「ロッキング・オン」は、いかなる場から生まれたのか。創刊メンバーの一人である橘川幸夫が、創刊の時期から約十年の歩みを振り返るクロニクル。ロックがいちばん熱かった時代、70年代カウンターカルチャーの息吹を伝えるノンフィクション。

ユーザーレビュー

  • ロッキング・オンの時代

    Posted by ブクログ

     著者は4人の共同メンバーと共に始めた、雑誌の創刊時代から回顧する。出版の素人たちが、自費で印刷した同人の投稿誌を、自ら書店に持ち込むような黎明期。これは、自分にとっても洋楽と出会った頃の物語。
     ヒットチャートの記録を続け、ロックについての理解にも飢えていたあの頃。もちろんネットも動画サイトもない。雑誌の顔とも言える渋谷陽一は、当時のFM番組のクールな語りで、そんな欲求を満たしてくれた。
     40年経った今、音楽はいつ、どこでも手のひらの上でも再生可能になった。しかし、あの時代は、間違いなく自分の血肉の一部となっているはずなのだ。

    0
    2018年05月31日
  • ロッキング・オンの時代

    Posted by ブクログ

    熱い時代の熱い話です。
    1972年と言えば私も洋楽を聴き出して2年目、土曜日のFM東京ブリジストンハッピーロードを愛聴して徐々に洋楽の知識を深めていた頃でした。
    中学生はロッキングオンなんて勿論知りません。
    平凡や明星にヒッソリと載っていたアイドル扱いのロックスターの記事を読んで自らを慰めていました。その後、独学でプログレにハマりレコードコレクターズにハマり現在に至ります。
    この時代に中学生であるか大学生であるかの差は大きいですね。ロックに熱くなる事もなく歳を重ねてしまった感が有ります。熱い時代の熱い男達の話でした。

    0
    2017年03月14日
  • ロッキング・オンの時代

    Posted by ブクログ

    高校生の時、その発売がとても楽しみだったロッキングオンの創刊秘話、既にRO紙上などで断片的に読んだエピソートもありますが、改めてその歴史を振り返ることで感慨深く読みました。また、渋谷さんが出版ビジネスの限界を見通してイベントビジネスを立ち上げたり、橘川さんがインターネットがまだ無い時代にポンプというCGMを立ち上げるなど、お二人の先見性にも驚かされますが、これがロッキングオンの原動力であったのかと改めて思いました。それにしても、サブマリンのチョークは懐かしすぎです♪

    0
    2017年01月16日
  • 希望の仕事術

    Posted by ブクログ

    今の気分にぴったりフィット:
    未来は現在の延長にはない。
    ある場所である距離だけをジャンプしたものだけが
    未来に進める。

    0
    2010年02月04日
  • ロッキング・オンの時代

    Posted by ブクログ

    2016年11月29日。 著者は橘川幸夫。

    1972年にロック雑誌「ロッキング・オン」を創刊した4人のうちの1人が、創刊からの10年を中心に書いた本。

    ぼくは1994年から2001年くらいまで「ロッキング・オン」をとても熱心に読んでいたので、その歴史が知りたくて読んでみました。

    大学生が集まって始めた雑誌なのだが、試行錯誤しながら軌道に乗せていくまでの展開が面白い。 淡々として文章なので盛り上がりに欠けるのだが、それそれはめんどくさくなくていい。 これ映画化したら面白いと思います。

    編集長である渋谷陽一が、大卒の銀行家の息子で、目白のお屋敷が実家とか全然ロックじゃないのが笑えた。 ボン

    0
    2020年12月19日

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