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  • 恐怖箱 呪禁百物語
    3.0
    「今から人が死にますよ」 耳元で突然聞こえた囁き。 十秒後、悪夢が…(「予告」より) 人を呪い殺せる壷 仏間の地下儀式 駐屯地の祟る供養塔 日常の闇を覗き見る百怪談! 4人の怪談蒐集家が独自の取材で聞き集めた実話を代わる代わる紡ぐ百物語。 今から人が死にますよ…駅のホーム、ふいに囁かれた声はどこから?「予告」 おにぎり工場の釜の湯気に浮かぶ顔。笑っているうちはいいのだが…「飛顔」 月に一度予知能力が開花する女性。条件が二つあり…「勘がいい人」 二週間に一度クラブのママの家を訪れる霊。徐々に距離が縮まって…「通い婚」 駐屯地の敷地内にある木杭。それを蹴った自衛隊員は…「同情無用」 水回り限定で怪異の起こる家。毎年7月の同日に見る恐ろしい夢とは…「命日」 ほか、短夜にさらりと読めて深く残る恐怖譚、珠玉の百話をどうぞ。
  • 恐怖箱 呪祭
    5.0
    神域で起きた怪。禁忌の儀式。 神と仏、祭祀に纏わる実話怪談! 加藤一/雨宮淳司/神沼三平太/高田公太/橘百花/つくね乱蔵/戸神重明/内藤駆/ねこや堂/服部義史/久田樹生/深澤夜/三雲央/渡部正和/共著 神社や寺といった本来清くありがたいはずの場所が、恐怖の舞台になることがある。神社の境内で用を足したことから始まる祟りの連鎖「八幡様」、独身男性の葬儀の際に棺に入れる女の人形。それを盗んだ男は…「花嫁人形」、集落で祭りに行くことを禁じられている一軒の家。その家の娘が内緒で神社の鳥居をくぐると…「タブー」、賽銭箱に入れられた千円札の折鶴。そこに込められた空恐ろしい祈願…「千円鶴」、中国地方の山間部で祀られている土着の神、五間様の恐怖「鉄拳制裁」、寺の本堂に寝かされた足折れの菩薩。その忌まわしい由来とは…「寝菩薩」ほか、何らかの禁忌を犯したがゆえに下される罰や、祟りを中心に集められた戦慄の実話怪談全36話! 著者について 【編著者プロフィール】 加藤一(かとう・はじめ) 1967年静岡県生まれ。O型。獅子座。人気実話怪談シリーズ『「超」怖い話』四代目編著者として、冬版を担当。また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超-1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル『恐怖箱』シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中。主な著作に『「忌」怖い話』、『「超」怖い話』シリーズ、『「極」怖い話』シリーズ(以上、竹書房)、『怪異伝説ダレカラキイタ』シリーズ(あかね書房)など。
  • 恐怖箱 呪霊不動産
    5.0
    「象の鼻、象の鼻!」 深夜、壁から生えた白い腕に彼女はしがみつき… ――「鼻」より 住人の怨念が染みつき、家は呪いの箱と化す… 絶対に住んではいけない曰くつき物件怪談! 見えない先住者のいる部屋、住む者を不幸にする家。 そうした呪われた物件は確かに実在する。 瑕疵物件のみならず、土地に祟りがあれば上物の家や部屋に障りが出るのだ。 ・毎朝、庭に家族全員が佇立する家。原因は家の2階に…「睨み合う家」 ・夜中に階段を上る足音がする心霊物件。隠された因果は踊り場の下に…「踊り場」 ・関わる人間がみな左目に異常をきたす古民家。家主だけが無事な理由は…「家主」 ・着物姿の童子が現れると、翌日必ず悪い事が起きる家。だが意外な対処方法が…「座敷童」 他、住んではいけない場所に住んでしまった人たちの戦慄体験、家に纏わる恐怖実話全30話収録!
  • 恐怖箱 酔怪
    -
    実話怪談と言えば居酒屋、BARなどで「何か怖い話ない?」という一言から引き出されることが多いのはもはや常識である。夜の酒場には霊が集まりやすいのか、そこで働く人々から目撃談を聞けることも多い。 一方、酒そのものにまつわる怪談というのも実はかなりある。御神酒やお供え物の酒に絡んだ身の毛もよだつ恐怖譚をはじめ、ある地方の酒を使った奇怪な儀式まで、空恐ろしい話が続々と集まった。ビール、ワイン、日本酒に洋酒と、鮭の種類は数あるが、それと同じく怪異の味も匂いも様々である。酔いはいつか醒めるが、恐怖はいつまでも脳と心を震わせる。そんな強烈な怪に今夜、酔いしれてほしい。
  • 恐怖箱 睡蓮
    -
    睡蓮はヒツジグサとも呼ばれ、羊の刻(午後2時頃)に花を咲かせ、夜にまた閉じる。これを3回繰り返すと命が尽きる。古来、蓮は穢れた水中から空高く茎を伸ばして咲く姿から、極楽浄土の花と尊ばれてきた。だが、睡蓮は似て非なるもの。根に絡みつく怨念や業を断ち切れなかったかのように、その葉も花もかろうじて水面に首を出し、顔を浮かべるのみだ…。花は三度開き、声にならぬ呻きと呪詛を残して命果てる。3人の怪談猛者が今回聞き集めてきた恐怖の声は、そんな睡蓮の断末魔にも通じる怪。信じがたいけれど本当にあった、現実の恐怖なのである…。
  • 恐怖箱 絶望怪談
    -
    逃げても逃げても追ってくる凶きモノ…凄絶な呪いと祟り。容赦なき袋小路怪談! 狙われたら最後、地獄の涯まで追いかけてくる呪いや祟り。それらは因果応報の場合もあれば、理由なき無差別テロの場合もある。ある日突然感じた不吉な影が、次第に濃く、近くなってくる。異変に気付き藻掻いてももはや手遅れで、今度は異変を異変とも感じられなくなってしまう…。〈奴ら〉に取り込まれ、一足先に魂を彼岸に連れていかれてしまうからだ。そして最後、すべてを奪われる。そんな強烈で理不尽な怪に巻き込まれてしまった人々がこの世にいる。本書はその絶望の記録でもある。心臓を殴られるような実話怪談全36話。救いはない、ただ恐怖とリアルが其処にある……。
  • 恐怖箱 祟目百物語
    -
    誰に会っても「ウメザワさんだろ?」と確認される(ウメザワさん) 「むかーしむかし…」夫の腹から聞こえる老婆の声(腹式) 新品のエアコンから異音。修理で開けると中から女の指が…(エアコン) 他、令和に起きてる異常事態。 日常の実話怪談100! 現代日本で実際に起きている異変、日常生活の中でテロのごとく遭遇してしまう怪を100話集めた実話怪談集。 ・電車で乗り合わせた男のボストンバッグから突き出た子供の手に似た何か。次の瞬間、男がバッグを投げてきて「向かいの乗客」 ・夜中に出た鼻血。寝ぼけたまま拭ったところ、翌朝ティッシュに文字が「ティッシュ」 ・肉眼では誰も見えないのに、警備会社からカメラに人が映っていると言われ「頭がパンクしそう」 ・ツーリング仲間が嫌う県道〇号。事故がある度に道路の法面に並ぶ首が増えていく「法面」 ・寝返りを打つと顔が浮かんでいる「ハンガーラック」 他、なぜこんな目にと言いたい百話!
  • 恐怖箱 超-1怪コレクション 金木犀
    -
    市井に埋もれている摩訶不思議な話、ごく普通に暮らす人々の胸にひっそりと眠る恐怖の想い出を聞かせてほしい、またそうした話の発掘に長けた怪談ハンターを見出したい――そんな趣旨で始まったのが実話怪談大会「超-1」である。今年でもう第6回を数えるが、毎年“いまだかつて聞いたことがない”珍奇で空恐ろしい話が置き土産のごとく寄せられ、新たな怪談作家がキラ星のごとく誕生する。今年は戸神重明という新星が現れ、腹にずしりとくる怪のパンチを何発も繰り出してくれた。本書には大会の傑作選のほか、彼を含む上位4名による書き下ろしを大収録、投稿作以上のとっておきの恐怖をお届けする。真の恐怖は実話にあり。最恐を求むる者、人々の記憶の底を訪ねよ――そんなことをひしひしと実感しながら、鳥肌の立つ腕をさすりさすり本書を堪能していただければ幸いである。
  • 恐怖箱 万霊塔
    4.0
    その「実(はなし)」は毒。 喰らう覚悟はあるか?  情念の指に、雑巾のごとく胸を絞られる快苦。 骨まで揺さぶる実話怪談! 生者と死者の情念が絡み合う生々しい怪奇事件、その恐怖の一部始終。祖母の代から伝わる文箱は、恨む相手を念じつつ蓋を開けると憎しみが取り除かれるというが…「覗き箱」、再婚相手の息子に寄り添う前妻の霊、真の母子になりたいと願う後妻は…「それぞれの愛」、壁中に鳥居を打ち付けられた廃屋に足を踏み入れた男たち、やがて恐ろしい一夜が始まる…「鳥居」、住人が次々と体を壊し出て行く新築マンション、その理由は…「虚ろの城」ほか、現実からもぎ取った恐怖の実話45篇を収録。柔く握られ、徐々にきつく…胸を絞られるような読後感がたまらない! 著者について 福井県出身。第2回プチぶんPetio賞受賞。実話怪談大会「超‐1/2007年度大会」で才能を見いだされデビュー。内臓を素手で掻き回す如き厭な怪談を書かせたら右に出る者はいない。主な著書に『恐怖箱 絶望怪談』『恐怖箱 厭魂』『恐怖箱 厭鬼』、その他主な共著に『怪談五色』シリーズ、『恐怖箱』トリニティシリーズ、『アドレナリンの夜』三部作など。
  • 恐怖箱 風怨
    3.0
    実話怪談としては長編と言ってもいい50ページを超える大作「撃墜王」「背中」、30ページを超える中編「恋の見立て」「ヒューム」を含む全8作を収録。どれもこの長さでしか収められない途方もない怪奇事件である。長きにわたる真摯な取材によってしかなしえない究極の実話怪談と言っていいだろう。恐怖はふいにやってくる。首筋を撫でる北風のように、荒々しく巻き上げるハリケーンのように、あなたを突然襲い翻弄する。それは見えないし、避けることもできない。生きている限り、あなたの呼吸する空気にもはや「それ」はいるのだから……。じっくりと呼吸するようにこの濃密なる恐怖を堪能していただきたい。謎に包まれた因果をひも解く昂揚感、妖しくも馨しい昭和の匂い、すべてが実話であるという衝撃を噛みしめながら――。
  • 恐怖箱 仏法僧
    4.0
    恐怖箱、夏の名物=トリニティシリーズ。3人の怪談ハンターが独自のルートで集めてきた恐怖体験を披露し、怖さを競い合う怪談バトル、最凶の実話アンソロジーである。今回は人間の心の暗部から実に厭な話を引きずり出してくる妙手・つくね乱蔵、女流ならではの繊細かつねっとりした怪を紡ぎだす橘百花、そして深く沈んでいくような重苦しい怪を圧巻の筆致で描く雨宮淳司の3名がエントリーした。 はたしてあなたの心を抉るのはどの怪か。そして、3つの恐怖が1冊の中で混ざり合う時、さらなる地獄が顕現し、あなたを黄泉に招く……!
  • 恐怖箱 閉鎖怪談
    3.0
    そこに入ってはいけない…。 逃げ場ゼロの恐怖、閉ざされた場所で人知れず起きた怪奇! 加藤一、雨宮淳司、神沼三平太、高田公太、橘百花、つくね乱蔵、戸神重明、鳥飼誠、ねこや堂、久田樹生、深澤夜、三雲央、鈴堂雲雀、渡部正和――恐怖箱の人気作家14名が「閉鎖空間の恐怖」をテーマに競演! 暗く、狭い場所――例えば、島、村、拘置所、防空壕、水の中、車、トイレ、クローゼット…。閉ざされた社会や、逃げ場所のない空間で起きた恐怖ばかりを集めた空恐ろしき実話怪奇譚。かくれんぼで遊ぶ子供が隠れたダンボールの中は…「かくれんぼ」、封印されていた実家の屋根裏部屋の秘密…「ちゃぶ台」、祖父危篤の報せに戻った故郷の島、だがそこには恐ろしき因習が…「サークル」他、絶体絶命の状況で体験した限界ギリギリの恐怖32話!
  • 恐怖箱 崩怪
    -
    実話怪談における神沼三平太のイメージは、おそらく「軽妙」ではなかろうか。すなわち、怖すぎないが不思議で奇異な話を集めてくるのが得意、といったイメージである。が、今回そのイメージは鮮やかなまでに裏切られ、突き崩された。著者自ら「深刻な本」と称する本作は、最初から最後まで重苦しく、陰惨酷悪なガチ怪談で埋め尽くされている。前書きに「読んでいい話だなと思うような話は一つもない」「健康を損なうおそれがあるので読みすぎに注意」とあるが、まったくもって冗談ではない。本気の忠告である。しかしながら、それだからこそ本書は怪談ジャンキー諸君においては垂涎の作となっていること請け合いだ。この際、心優しい忠告など無視して、恐怖を求める本能のまま貪るように味わっていただければ幸いである。きっと、貴方の世界が、変わる――。
  • 恐怖箱 亡霊交差点
    4.0
    「あれは、乗せてはいけないものだ」 タクシー運転手達が恐れる、 死を招く客が立つ交差点とは… 「しつこい交差点」より 電車、車、飛行機、船… 交通と乗り物の実話怪談36篇! 生活の上で避けては通れない移動手段、乗り物に纏わる実話怪談集。 ・乗降者のいない停留所で必ず停止しドアを開けるバス。その意味は…「次、止まります」 ・カーステレオから突然流れる「私この部屋で死にました」の声…「カセットテープ」 ・持ち回りのカミサンを神輿に乗せ車で祖父と運んだ謎の記憶。だが祖父は生まれる前に死んでいて…「負託」 ・事故で死んだ幼馴染みの魂と旅するつもりで乗った夜行列車。そこで見た不思議な夢…「ほんとうのさいわい」 他、ひきこもりになりそうな36話を収録。 一度乗ったら止まるまでは降りられないのが乗り物の恐怖。同乗者にはくれぐれもご注意を。
  • 恐怖箱 魔炎
    4.0
    土と石に纏わる怪「哭塊」、風や空気に纏わる怪「風怨」、水や液体に纏わる怪「水呪」と続いてきた四大元素シリーズの最終巻がついに完成した。火と炎に纏わる禍々しき怪の数々を蒐集した戦慄の異形譚の登場である。「炎・焔」は辞書によると、「妬み・怒り・怨みなど心中に燃え立つ激情をたとえて言う語」とある。まさに怪そのもの、最終巻に相応しいテーマとなった。蝋燭のように小さく揺らめく火から、世界を焼き尽くす劫火まで、炎は命そのもののように燃えている。ものは言わねど狂おしく、その情念で我々を飲み尽くそうと狙っている。間違いなく、シリーズ中もっとも危険な1冊となった。ページを繰る指先が熱くなってきたらご用心、ご用心……。
  • 恐怖箱 禍言百物語
    5.0
    奇々怪々の取材記録たっぷり100話! 「幽霊なんて信じていない」 …でも、いる。少年が座っている。 「前席の中年、後席の少年」より 押し入れのびしょ濡れ老婆 箱から聞こえる恨み言 不孝を呼ぶ禁断の建築… 本物の怪が現れる現代の百物語! 「恐怖箱」のお馴染み怪談蒐集家4人がこの世の闇を浚う。 代々「控えよ」と言い含められている社で犯した粗相、その天罰は?…「代価は高く」(加藤 一) ちょうだいと繰り返す彼女が欲したのは身体か、命か。言えばもらえるとでも思ったか…「ちょうだい」(神沼三平太) ライブの打ち上げ、皆で差し入れのケーキを口にした途端、場の空気は一変し…「yes,but」(高野 真) 猟の途中、野宿での睡眠時に目にした足のようなものは大凡人間のものには見えなくて…「忠告」(ねこや堂) など、何気ない日常に禍を招く恐怖の連続、体験者の実在する怒涛の怪奇譚100話!
  • 恐怖箱 魍魎百物語
    -
    家庭教師の教え子の姉らしき女性、親は存在を隠そうとしているが…「家庭教師」、その歯科医が廃業した理由、患者の口内に見た恐るべきものとは…「歯科の話」、ホテルの部屋から見えた乳母車を押す女性。その夜、部屋のドアがノックされ…「赤ちゃん」、小学校の焼却炉、ゴミを捨てに行くと見知らぬ子がかくれんぼしようと誘ってきて…「焼却炉の子」、一家の守護霊と思しき白装束の女性。彼女が初めて発した言葉とは…「説教」、首都高を走行中、奇妙な8人組が背後に迫ってくる…「スリップストリーム」ほか、恐怖箱の人気作家4人が綴る現代の百物語。 魑魅魍魎のごとく、有象無象の恐怖が跋扈する!
  • 恐怖箱 八裂百物語
    -
    二週に一度、社の酒と榊を取り替える仕事。 その裏に何が…(「気安い仕事」収録) 引き裂かれる日常。傷口から覗く闇。恐怖と不思議の実話怪談100! 4人の怪談猛者が代わる代わる紡ぐ百の実話怪奇譚。 事故現場で瀕死の被害者と目があってしまった少女。 その夜、寝ていると…「交通事故」、離島の海の水底にあった女性の顔。 すすり泣く女は何を訴えて…「水中の女」、寝室に響くラジコンカーの発進音と壁にぶつかる激突音。 音の正体は…「ラジコンカー」、イギリスの田舎町の宿屋に出るとある霊。 見た者は幸運になるというが…「首なし」、新居の出窓にできる謎の水たまり。 その原因は…「黒い手」、霊感がないことが雇用条件の高収入バイト、山の中でやらされる仕事とは…「気安い仕事」ほか、ページを捲る手が止まらない戦慄の百物語! 著者について 神奈川県出身。 O型。 大入道。 足のサイズは31.5cm。 いくつかの大学の非常勤講師の傍ら怪談蒐集と執筆を行う。 ロシアンブルーの猫のお父さん。 コーヒー焙煎とシフォンケーキ作りが趣味。 主な著作に『実話怪談 寒気草』『恐怖箱 怖気草』、『恐怖箱 醜怪』他〈憂怪〉4部作(竹書房)など。
  • 恐怖箱 夜泣怪談
    -
    「雨さんって呼んでいるの」 家族が死んだ日から物置部屋に現れた灰色の人。 その部屋から見える景色はいつも雨で……(「雨」収録) 摩訶不思議な現実。奇想天外な恐怖。 とにかく憑いてる専門学校生が綴る、前代未聞の実話怪談!! 実話怪談マニアでも類話を聞いたことがない、一風変わった話ばかりを集めてくる専門学校生・内藤駆の初単著。自殺しようと立ち入りを禁じられた高校の屋上に出た男子生徒。そこには太刀が祀られた謎のお社が…「神社」、寺の本堂に飾られた銀糸の登り竜の垂れ幕に残る傷。住職が語るその恐ろしき謂われとは…「キミ子姉ちゃん」、家の玄関で死んでいた蝶のサナギを埋葬した女子高生。その夜、乳首から不思議な液体が滲み出す…「アゲハ」、金に行き詰まって失踪した甥が突然家に現れた。だがその姿は四つん這いの獣のような風体で…「狩猟」他、奇想天外な25話! 著者について 内藤 駆(ないとう・かける) ホラー映画、ホラーゲーム、怖い話(実話、創作共に)、怖い絵と夜のランニングが好きな専門学校生。怪に憑かれているのか、摩訶不思議な現実に高確率で遭遇する。共著に『現代怪談 地獄めぐり』『恐怖箱 怪画』『恐怖箱 屍役所』がある。
  • 恐怖箱 臨怪
    3.5
    霊だの怪奇現象だのにはとんと縁がない――。大部分の人間はそう思って生きているし、それゆえに見てみたい、聞いてみたいというおかしな願望を抱くものだ。だが、果たして本当にそうだろうか。幼い頃の記憶に「あれは一体何だったのだろう」と首を傾げるようなことがありはしなかったか。多くはおやつを食べれば忘れてしまうような些細な引っかかりだったかもしれない。けれどもそうした違和感という名の不思議を感じたことのある人は意外と多いはずだ。怪はけして遠い世界のものではない。我々のすぐそばで呼吸し、そ知らぬ顔で紛れている。縁がないのではなく、それに気づくか気づかないかの違いだけだとしたら?本書には気づいてしまった57人の体験談が収められている。紙面から伝わってくるのは溢れんばかりの恐怖と嫌悪。悲しみ。懐かしさ。小さな怪の一粒はそれに気づいた途端膨れ上がり、圧倒的な彼岸の魔力で我々を包み、翻弄する。あなたも本書を読めば、記憶の片隅に埋もれていた「何か」を思い出すかもしれない……。 怪と不思議に魅せられて――神沼三平太、ついに単著デビュー!書き下ろし実話怪談57話!
  • 恐怖箱 霊山
    4.0
    「獣の道、霊の道。山にはもっと怖い道がある…」 猟師が語る山の怪 登山者たちの恐怖体験 山の神に纏わる禁忌 神宿り、魔が棲まう異界の恐怖実話33! 山に神あり、異形あり。猟師や登山者が山で遭遇した怪異を集めた恐ろしくも不思議な実話怪談集。 一族三代が山で聞いた奇妙な声。曾祖父がサンジンと呼ぶ謎の一家の正体は…「山の声」、 かつて呪い屋が儀式を行った忌山。そこには立ち入ると死ぬスポットが…「持山」、 山の洞窟で遭遇した不気味な老婆。老婆に名前を呼ばれた少年は返事をせずに逃げ帰るが…「呼ぶ山」、同じ場所に何度も出没するテント。中にはいつも犬の死骸が…「青いテント」、 突然山の景色が一変する怪異。季節外れのフキノトウに禍々しいものを感じた猟師は…「フキノトウ」 他、圧倒的畏怖と不思議に魅了される全33話!
  • 恐怖箱 煉獄怪談
    -
    グサリ、じわじわ、二つの恐怖が襲ってくる! 恐怖箱の人気作家二人が刻むリアルな現代怪談! 現役看護師として見聞きした医療系怪談で鮮烈なデビューを飾り、その後も圧倒的な筆致で紡がれる昭和怪談など独特の恐怖世界を築いてきた雨宮淳司。 そして、怪談飽和時代に彗星のごとく現れ、新鮮かつ予測不能な恐怖を提示し実話怪談の可能性を広げた戸神重明。 全く異質な個性を持ちながら、ともに恐怖箱レーベルで圧倒的な人気を誇る二人が初のタッグを組んだ。 その結果は、恐怖+恐怖ではなく、恐怖×恐怖。空恐ろしいまでに深く闇を広げ、恐怖の粒子をばら撒いた。 この世のどん底で降りやまぬ恐怖のシャワーを浴びる悦楽、ぜひ味わっていただきたい
  • 恐怖箱 煉獄百物語
    -
    「なんでそんなに優秀なの?」 天才と呼ばれる同級生。 でも、あの子といると私の骨が外れる…。(「浩江ちゃん」より) 「えっ」「ぞわっ」の百連発! 驚怖の実話怪談 加藤一、神沼三平太、高田公太、ねこや堂の4人が独自の嗅覚で聞き集めた全て実話の百物語。 何でもできる神童のような友人の秘密。彼女の周りで起きる不幸との因果は…「浩江ちゃん」 暴走族のバイクのリアシートに座る彼女が背負っていたものは…「だって俺、オヤジになるじゃんよ」 夫婦で入ったギャラリー。出てから感想を言い合うと奇妙なズレが…「絵画展」 最強の祓い師だった先々代住職の恐るべき手腕…「真似はできない」 …他、恐怖、奇怪、不思議、不気味。この世の異分子が密にひしめく地獄のごとき怪奇録!
  • 着ル怪談
    -
    持ち主の念が宿る「着るもの」に纏わる最恐の怪異譚52話! その芸者は鴨居からぶらさがっていました… 「なぜか例の青い着物に着替えて」 そして真っ赤に充血した目玉が―― 「青い着物」川奈まり子 より 着物、洋服、帽子、靴、眼鏡…身に着けるものには持ち主の業と情念がいつまでも蠢いている。 真夏の肝試し、Tシャツ姿で参加していたはずの友人が最後に着ていたのは…「赤いセーター」(郷内心瞳) 女子高生の夢に現れる中年男が渡してくる白い布とは…「彼シャツ」(つくね乱蔵) 夜道で遭遇したコート姿の変質者、あるスケ番の不思議な体験…「脱グ怪談」(加藤一) 義母からの着物を手放す度に嫁の運気が上がっていった理由は…「頑張り屋のトモちゃん」(夜行列車) 自分とそっくりな女が着ていたのは見覚えのあるワンピースで…「ドッペルゲンガー」(木根緋郷) ほか、気鋭の22人が綴る「着る」に纏わる怪異譚全52話!
  • 熊本怪談
    -
    最恐心霊スポットから河童とアマビエ伝説まで 熊本県のご当地怪談決定版、火の国再発見の歴怪ミステリー! 天草の乱や西南戦争の激戦地・田原坂など戦火の歴史から生まれた怪スポットを数多く有する一方、河童渡来の地、アマビエ顕現の地と古くから神妖にも愛された土地、熊本県。 そんな火の国の知られざる怪を深堀りするご当地怪談ミステリー! ・自殺多発、阿蘇大橋の色をめぐる怪奇(南阿蘇村) ・五木の子守唄は呪歌だった!?(五木村) ・解いてはならぬ謎。天草の隠し財宝の呪い(天草諸島) ・何も持ち帰ってはならぬ―田原坂の禁忌(植木町) ・熊本城の銀杏と加藤清正の予言(熊本市) ・最恐心霊スポット、S病院(熊本市) ・馬を食べてはいけない一族(熊本市) ・高塚山の山頂でお百度参りをする女霊(人吉市) ・模写?祟りをもたらすもう一つの幽霊画(人吉市) ・ループ橋に浮かぶ赤い女の顔(人吉市) ・道の駅坂本で目撃された謎の光(八代市) ・アマビエを金儲けに使った男の末路(八代市) ・公式心霊スポット?遊園地のお化け屋敷(荒尾市) 他、怪と不思議の実話大収録!
  • 京王沿線怪談
    3.3
    京王線×井の頭線 東京・多摩に広がる街の怖い話 東京都下を縦横に結ぶ京王電鉄沿線の街で語り継がれる不思議や怪奇を多数収録したローカルご当地怪談集。 ・朝方の激しいノック、消える老婆など怪異が頻発する異様な物件「笹塚のマンション」 ・遺跡からの出土遺物保管庫で人知れずおこなわれている仕事と恐怖「府中のミイラ」 ・怪女!杉並や中野に出没していた都市伝説が京王沿線にも…「調布の赤い女」 ・渋谷駅東口に建つとある高層ビルにて、異様な風体の男を目撃するも…「ビルの谷間から」 ・町田街道沿いの葦茂る高尾の沼で目撃した戦慄の女の正体とは…「沼の女」 ・千歳烏山のとある郵便局でバイト中に目撃した銃痕だらけの男の霊「烏山」 ・多摩センター付近の某所にある、事故や事件が異常発生する曰くつきの忌み地「耕せない土地」 ・池の畔を歩いていると、不思議な女性と出会い…。不思議あふれる吉祥寺の名所「井の頭池の女」 ・人ならぬ異形が彷徨う聖蹟桜ヶ丘の川原「大栗川にいたもの」「多摩川にいたもの」 ・初台の住宅街から迷い込んだ古い洋館が建つ緑色の歪な異空間「渋谷区緑町」 ・明大前の某大学にある学生会館の舞台袖。その闇に潜む存在しないはずの者「上手の人」 ・南大沢のとある集合住宅で多発する怪奇現象の数々「団地の日々」 ・新宿三丁目駅を境に時空がループする奇妙すぎる体験談「三丁目の三怪」 ・橋本から国道16号を走行中、緑色に光る謎の飛行物体が…「とびだし注意」 ・八王子の山中で首吊り死体を発見した男性の身に起きた戦慄の出来事「あのー」 ――など、新宿を起点に多摩地域を横断する京王線を中心に、相模原線や井の頭線など京王電鉄沿いに広がる街々に埋もれた怪異譚を怪談作家ふたりが綴る!
  • 告白怪談 そこにいる。
    5.0
    1巻1,793円 (税込)
    各地から引き寄せられるように集まってきた怪異の体験談を、その時代と場所を確認し、紡ぎ上げた書き下ろし。現れてきた〈もの〉たちの異界へ誘う、「和裁寮」「彼女の箱」など全三十二話。 きょうも全国各地から、そして時を超えて、さまざまな「怪談」が、語り部・川奈まり子の元に吸い寄せられるように集まってくる。秘かに告白された「怪」の体験談が、磨き上げられ、ここにまとめられた。いやな場所、生き霊はどちらか、古城のある一画、帰ってき帰ってゆく子ども、不吉な学校の、その病院ではやはり……などなど、必恐の全三十二話。  *目次── あそこは「ぬかるみ」/消えた乗客/八幡の藪知らず/おのころさんの漁師/ここにいる/ひいおじいちゃんのお菓子/女友だち/父の墓/家系調査報告/彼女の箱/茅葺き屋根の屋敷/おそごうてかなわん/山の力/まほうさん/鬼門の子ども部屋/特等席/ぞろ目のカウントダウン/父の霊/宇土城の城破りにて/黄昏の子ども/空き家の怪/線香の香り/和裁寮/老夫婦/風門のこと/土佐の熊憑き/猫に脚を盗り返された話/人が消えた話/黒い影法師/真っ赤なスリッパ/戦争の夢/おさげ髪
  • 「極」怖い話 遺託
    -
    彼岸への旅立ち――帰り道なきその船出に際し、心の旅支度が完全に出来て逝く者がどれほどあろうか。死を予期していても恐怖と未練を洗い流し、心の整理をつけることは難しい。ましてや突然の事故・災害で否応なく旅立った者たちの無念さは計り知れない。残していった者への情愛、そして恨み……此岸を離れてもきつく小指に巻き付いた執着の糸はどこまで行っても切れることはない。この糸が切れるまでは、死んでも死にきれない。けして浮かばれないのだ。無念の炎に抱かれた死者の魂はこの世に舞い戻り、生者に強烈なメッセージを送ってくる。恨みをはらそうとする恐怖の怪現象、愛するものへの吉作用の不思議現象。そして時には、彼らが果たせなかった何かがを遂行してほしいという「依頼」が届くこともある。これはそんな死者からの戦慄の頼み事である……。 数人の怪談ライターの下を渡り歩いた超曰くつきの怪談がついに加藤一の手で成仏する。衝撃戦慄の長編実話怪談『位牌の遺言』収録!
  • 「極」怖い話 災時記
    -
    春夏秋冬、怪と恐怖が襲いくる!「超」怖い話四代目編著者が心血注ぐ、究極の実話怪談!怪事、変事、凶事、忌まわしき恐怖の爪痕。
  • 「極」怖い話 謝肉災
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    冬の「超」怖い話を牽引する加藤一が挑む、もうひとつのソロワーク「極」怖い話。実話怪談の先駆者として、実話であること常に意識し見定めてきた著者が、厳しい目線で選び抜いた恐怖の数々を今回もたっぷりと収録した。いつどこで起きた怪異事件かはっきりしているもの、新聞沙汰になるような事件の裏で起きた怪異については実際に新聞記事で確認がとれたものなど、そのリアリティは折り紙つきで、まさに本物というべき凄みに満ちている。その他、家・土地絡みの話、動物に関する奇怪な話などおぞましさは絶品、怪談ジャンキーなら貪り読みたくなること間違いなし!怪と恐怖の祭りをぜひお楽しみあれ…。
  • 「極」怖い話 地鎮災
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    一世一代の買い物―家。不動産の購入は多くの人にとって一生に一度あるかないかの一大イベントにして、最も高価な買い物だ。それにもかかわらず、試用期間も事前練習も許されず、少ない情報の中で決断せねばならない。住み始めてから何かあってももう遅く、再度売り払い、引っ越すのは並大抵なことではない。だが、この世には手を出してはいけない物件というのが確実に存在し、呼び寄せられるが如くそこに住んでしまった人たちがいる。俗に言う瑕疵物件だけでなく、遙か昔の歴史が絡む曰くつきの土地など様々なケースがあるが、そこでは信じ難き恐怖と不幸が実際に起きている。北海道の有名心霊スポット、円形マンションの真実に迫る驚愕の取材をはじめ、呪われた家と土地に纏わる実話を集めた渾身の書き下ろし怪談!
  • 「極」怖い話 甦怪(そかい)
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    恐怖体験とは、謂わば怪奇との不運な遭遇である。日常という道端に罠のごとく落ちているもの。それをうっかり拾ってしまったがために訪れる悲劇である。拾ったものはどうするか。捨てるほかあるまい。その捨て場こそが、実話怪談大会「超‐1」であった。二度と取りに来ぬつもりで捨て置かれた荷物―否、預け託された恐怖が毎年山のごとく著者の元に集まった。その幾つかは酔狂な実話怪談愛好家に傑作選として饗されたが、実は恐怖の真相が見えぬまま埋もれてしまった話がある。それらが今回、甦った。あの話の恐怖はそんなものじゃない―地の底から響く声に操られるように著者はそれらを引き摺り出した。さあ、貴方も取りに来てください。まだ生きていますから。真の恐怖はこれからです…。
  • 「極」怖い話 面妖
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    アヤカシ、物の怪は実在するか、否か。その答えはいまだ証明されていないが、幽霊、心霊の類よりさらに疑われてきたことは否定しようのない事実である。また、「妖怪は怪談の墓場」とも言われる。怪異が妖怪の仕業だというレッテルが貼られた時点でその怪談は死ぬ…つまり、怪談の命である恐怖が消えてしまうということらしい。だが、本当にそうだろうか? 平安の世からその存在が囁かれている物の怪、アヤカシの類は時代の中で繰り返し誰かに目撃され、同じ恐怖を体験されてきたからこそ、現代まで語り継がれているのではあるまいか。単なる見間違えや勘違いではあり得ない強烈な存在感がそこにある……だからこそ胸底から恐怖が沸き起こるのだ。かつてマイクロマガジン社から出版された幻の傑作「妖弄記」に、今回書き下ろしで新たな目撃譚・体験談を収録して復刻。知る人ぞ知るアヤカシの名著がいま甦る!
  • 「極」怖い話 罠
    -
    負の念を抱えた霊というものがある。彼らは手ぐすねひいて待っている。あなたが“そこ”に踏み入れる瞬間を。そして隙あらば狙っている。無防備な足首を掴み、無間の底に引きずり込む僅かなチャンスを。“そこ”とはどこにあるのか?それは何も特別な場所ではない。あなたの日常―通勤通学路、学校や職場、楽しき我が家の中にスポットのように潜んでいる。目を閉じていま一度見つめてみるがいい。あなたには見えないか?死の野辺が。カタカタと嗤う髑髏の群れが。目に見えぬ地雷のごとく仕掛けられた霊たちの罠、カチリと頭の奥で音がした時はもう遅い。やつらの手の中に落ちている。そんな絶体絶命の罠から生還した人々の戦慄の恐怖譚。
  • 最恐物件集 家怪
    3.0
    開けて、開けて。出して、出して――。夜な夜な玄関から聞こえる少女の声の正体は?(「やねうら」) 心霊現象が頻発する貸し家の秘密。(「かりずまい」) 宿泊企画が開催された古民家で起きる怪異の数々。そこは本物の事故物件だった。(「あかずのま」) アパート、一戸建て、新築、中古といった一般住居から歴史的建造物まで、さまざまな家で起こった恐怖体験を生々しく描く、本当にあった実話系“家怪談”集。読んだら最後、逃げ場のない恐怖があなたを襲う全25編。
  • 写真の怖い話
    -
    「写真」に纏わる超厳選怪談集 肩にかかる手、オーブ、黒い影、奇妙な物体―― それって心霊写真? 少年の頭はザクロのように半分しかなく、この世のものとは思えない… ――「最後の写真」(西浦和也)より 偶然か因縁か、写ってはならないものがそこにある。見つめるほどに背筋が冷える不可解な瞬間の記録、〈写真〉に纏わる怪談を選りすぐった一冊。 ・写真同好会で撮った集合写真の凶悪な異変「佐伯さん、連絡ください」(つくね乱蔵) ・心霊スポット撮影で起きた顛末「撮影に行って来た」(田辺青蛙) ・写真を撮ると必ず写る異形、彼のその後「彼のイモムシ」(川奈まり子) ・有名な宿での曰くの写真「克己復礼」(鶴乃大助) ・静止画を動画にするアプリの奇妙な暴走「夫婦の肖像」(鷲羽大介) ・オークションで手に入れた古いアルバム、その違和感とは「心霊写真百枚セット」(クダマツヒロシ) ――など書き下ろしほか全44話収録。
  • 社畜怪談
    -
    〈お前はいいよな、生きてて…〉 最近、急に痩せ始めた先輩社員の家で聞こえたのは…「ガリガリ」より パワハラに呪詛返し――弱者たちの復讐がいま始まる。 ブラックもブラックな、職場の実話怪談! 社畜――それは会社の奴隷と化した哀しき大人たち。セクハラ、パワハラ、超過労働に集団イジメ…ストレスフルな職場で生まれた怨み辛みがやがて怪異となって立ち現れる! ・先輩パワハラ社員の家に呼びつけられた後輩二人。部屋に最近突然死した取引先の社員の霊が出るというのだが…「ガリガリ」 ・初の女性管理職と期待される社員が産休に。後輩のOLたちがくれた安産守りの中身とは…「おめでとう」 ・狙った女性社員を奇妙な術にかけるセクハラ経理課長。その黒い秘密は創業社長が勧進したお稲荷様の祠にあった…「認知の歪み」 ――他、久田樹生、黒碕薫、佐々原史緒の異色トリオがそれぞれの嗅覚で集めたおぞましくも恐ろしい職場の恐怖実話全15話!
  • 瞬殺怪談 業
    -
    すぐ読めて、あっ! 怖い 恐怖が連続する152話の実話怪談 人気シリーズ第5弾! 1~2ページの怪談を詰め込んだ恐怖度MAXの一冊。ホラーの鬼才・平山夢明を筆頭に、黒木あるじ、黒史郎、我妻俊樹、つくね乱蔵、神薫、小田イ輔、伊計翼、鈴木呂亜、小原猛ら実話怪談の名手が集い、全152話をすべて書き下ろした。瞬きする間もなく、押し寄せる恐怖の濁流に吞まれる―― 著者について 平山夢明 (ひらやま ゆめあき) 神奈川県生まれ。『SINKER 沈むもの』で小説家デビュー。短編『独白するユニバーサル横メルカトル』で日本推理作家協会賞短編賞、『DINER』で日本冒険小説協会大賞、大藪晴彦賞を受賞。著作に『或るろくでなしの死』『暗くて静かでロックな娘』『ヤギより上、猿より下』他。実話怪談では『「超」怖い話』『東京伝説』『平山夢明恐怖全集』『怪談遺産』などシリーズ多数。
  • 湘南怪談
    -
    暴走族が恐れる霊障・江の島病 茅ヶ崎海岸に漂着する呪いの瓶 異界と繋がる鉄砲通り 湘南モノレールに憑くモノ オチョバンバの石碑の祟り 平塚新港の霊道マンション サーファー、暴走族、恋人達の聖地「湘南」のご当地実話怪談集。 海の聖地の闇スポットと実際に起きた怪事件を茅ヶ崎出身の著者が徹底取材! 本当は怖い湘南怪岸! (目次より抜粋) 第1章 稲村ヶ崎から江の島 「稲村ケ崎公園」」…公園でプロポーズをすると地面から黒い手が… 「江の島病」…湘南を走る暴走族の間で実しやかに語られる謎の霊障 第2章 鵠沼海岸から辻堂海岸 「先輩達の部屋」…鵠沼海岸のサーファー専用アパートに棲みつく女の霊 「駐車場」…辻堂海水浴場近くのスーパーの駐車場に出る溺死者の霊 第3章 茅ヶ崎海岸 「漂着物」…海岸に漂着した呪いの瓶。中にはある女性タレントの名前が 「潮の井戸」…茅ヶ崎海岸の屋敷の古井戸の周りに出現する河童の足跡 第4章 茅ヶ崎市内陸部 「茅ヶ崎駅」…線路にいた子供が忽然と消えた事件と人身事故を招く白い手 「オチョバンバの石碑」…触れる者は祟りに遭うと書かれた供養塔の恐怖 第5章 平塚 「堤防通り」 ランニングをしていると、腕のない子供の霊が背後から… 「平塚のアパート」殺人事件があったというアパートで撮られた恐怖の心霊写真 ほか、戦慄の全45話!
  • 職罪怪談
    4.0
    “その道”の人だけが知っている禁忌。 専門職の人が語る本当にあった怖い話! 整体師/能楽師/博物館学芸員/美術館学芸員/華道家元/動物園飼育員/特殊清掃人/ 大工/設計士/塗装業/建築業/介護職員/医師/看護師/保育士/保育園調理師/ 幼稚園教諭/小学校教諭/中学校教諭/市役所職員/伝統楽器職人/ピアニスト/ ヴァイオリニスト/バンドマン/劇作家/小説家/カメラマン/美術モデル/漫画家/ クラフトアーティスト/デザイナー/編集者/フリーライター/バスガイド/客船乗務員/ 客室乗務員/タクシードライバー/トラックドライバー/デリバリー業/シェフ/ バーテンダー/キャバ嬢/電気メーター検針員/保険外交員/プログラマー/眼鏡屋/ 鍵屋/美容師/警備員/霊能力者/僧侶/農家/造園業/猟師/漁師/畜産業/林業ほか 92業種から恐怖の106話! 一風変わった専門職など様々な業種に携わる人々が語る、その道の人ならではの実話怪談集。 【整体師】施術した相手に憑いていた悪いモノが移ってくる。 【能楽師】舞台では使えない吉凶を告げる「報せの面」。 【動物園飼育員】リス舎に潜む得体の知れない目玉。 【電気メーター検針員】行くのが恐ろしい山奥の犬屋敷。肉片が散乱する中にいたのは? 【伝統楽器職人】師から譲り受けた鑿に表れる異変。同時に師の奥方の霊が出て…。 【華道家元】生けた花が一夜にして首から落ちる明の壷。中から奇妙な音が…。 【美術モデル】異常に喉が渇く洋画家のアトリエ、その戦慄の理由 …他、奇怪な職業怪談106話!
  • 真景拝み屋怪談 蠱毒の手弱女〈天〉
    4.0
    さようなら。ありがとう。また会う日まで―― 拝み屋・郷内心瞳が、相談客の裕木真希乃から受け取った取材レポート。 いわゆる「怪談実話」を取材した膨大な記録「念珠怪談」に、度々現れ続けた不気味な女・霜石湖姫は、自らの家に裕木を留め置いているという。 歪められ、踏みにじられ、しかして圧倒的な力で稀代の魔人と成り果てた霜石湖姫。 すべての凶事の原因は自分にある……郷内は裕木を救い出すため、死の恐怖に打ち震えながらも霜石家に向かう。 道中、郷内はかつて自らが調査に関わった、消失した村落「浄土村」でのおぞましい体験を思い起こしていた。 終わらぬ「花嫁」の祟り、浄土村に蔓延る異形と陰謀、霜石家に集められる呪物の数々。 後には退けぬ地獄への道へ絡め取られた郷内は―― 「めでたしめでたし」にはほど遠い、「拝み屋怪談」完全完結編、第一部。 拝み屋郷内、最後の怪談始末。
  • 真景拝み屋備忘録 あの世のはらわた
    4.0
    人気シリーズ最終章 最凶最悪の怨霊が拝み屋を襲う! どくどくと脈を搏つ臓物の緩慢な動きが、皮膚にはっきりと伝わり――「あの世のはらわた」より 東北の拝み屋・郷内心瞳の大人気シリーズ〈拝み屋備忘録〉 10作目にして圧巻の最終章。 拝み屋の師匠筋に当たる人物から頼まれた仕事は、15年前に〈家を見てもらいたい〉という依頼を受けた家族の元への再訪――「人魂と墓場の家」から始まった怪異の経過は本書随所に張り巡らされ、恐るべき結末「都内三日目 あの世のはらわた」へと続く。 他、BBQ中に身に降りかかる不可思議な出来事「鮮度が大事」、歌舞伎町で突然祖母の声がして振り向いた途端に起きた怪事「すんでのところ」、中古の戸建てに隠されていた間取りの謎と恐怖「秘間」など自らの元に集まった怪異を綴る。
  • 心霊目撃談現
    -
    彼女がトイレのドアを閉められぬ理由(ワケ)。 日常の薄皮を剥いて見えた地獄。震え止まらぬ初単著! 恐怖箱シリーズのアンソロジーで、寡作ながら毎度印象深い話を持ってくる隠れた名ハンター、三雲央。 彼がこれまでじっくりと集め、温めてきた怪談がついに1冊に纏まった。 突然気絶した女性。目を覚ますと体に謎の歯形が…「虎視」、 町工場の片隅に置かれた古びた黒のランドセル。中には意外なものが…「ランドセル」、 引っ越したばかりのアパートに遊びに来た友人。深夜、突然顔面をテーブルに打ち付ける音が…「一緒に暮らしていた」、 トイレのドアを閉められぬ女性。その戦慄の理由とは…「閾値」他、 衝撃の全36話! 著者について 怪談コンテスト超-1参加後、恐怖箱シリーズにて実話怪談の執筆を開始。 共著に『恐怖箱「怪画」』『恐怖箱「屍役所」』等。 慢性的な体調不良につき、現在、暗い1Kアパートにこもりきりの生活を余儀なくされている。 足のさきの痺れと、肌のぶつぶつがひどい。
  • 実話異聞 狐火怪談
    -
    「引きずり込まれそうになるんです。あれを見ると…」 踊り場の窓からだけ見える光。 その時、誰かが死ぬ――。 「夜、光る」より 青白き妖炎が異界へと誘う恐怖譚! 信号待ちの車にぶつかってきた老婆の叫び「どっちだ?」の意味とは…「道の先に」 公演初日を前に舞台に供える酒。翌朝、黒い濁りが…「演劇の神様」 鬼怒川の河川敷に打ち上がった鯉の口から言葉が…「栃木の怪 其ノ参 忠告」 階段の踊り場の窓から見える光。そこにはある法則が…「夜、光る」 シャンプー中、客の頭の中に指が沈むことがあるという美容師。一体何が…「しずむ」 保育園の子供たちの口に上る存在しない子の名前。その正体とは…「園児は見た」 結婚に縁遠い女性。実家の雛人形を出してみると驚愕の事実が…「私のお雛様」 亡くなった同級生の家に線香をあげに行った帰り道に体験した奇跡…「君の名を」 ほか、体験者の想いごと受け取って綴る全36話収録!
  • 実話異聞 貰い火怪談
    -
    男性が早世する一族。 穢れた場所と呼ばれる「離れ」の墓に何が… (「離れ墓」より) 怪という事象の背景、体験者の生の感情を そっと掬い上げた戦慄の実話恐怖譚! 公募実話怪談大会からデビューした新鋭、初のオール実話怪談集。夏休み明け、真っ黒な肌で登校した兄弟。それは日焼けのせいではなく…「墓場で遊んじゃいけません」、デザイン事務所にある絵が飾られてから社員が次々と体調不良に。共通するのはジャングルの悪夢…「ふさわしくない絵」、入院中の息子の同級生を度々見かける女性。生霊だと気づいた彼女は…「二十歳のキミへ」、保育園に通う息子にできた新しい友達。だがその姿は見えず…「保育園にて」、男性が早世する呪われた家系。家の女達だけが参る穢れた場所とは…「離れ墓」他、生者と死者の想いを丁寧に掬い取った怪の記録、全32話!
  • 実話怪奇録 北の闇から
    -
    北海道の空恐ろしい話、胸に沁みいる心霊譚! 【札幌市】幻の血が溢れる薄野の裏路地 【旭川市】事故現場に囚われた少年霊 【恵庭市】絶対に祓えない霊が居座る最恐物件 【小樽市】写真に写りこむ黒い仏壇の凶兆 【函館市】飲み物に猫の歯が混入する怪 …など北海道各地で報告された怪現象&恐怖体験35! 北海道在住の著者が全道から聞き集めた北の大地の怖い話、不思議な話。 体験者の実在する生々しい怪談の数々は、まるで雪のように時に空恐ろしく、時に優しく胸に沁みる。 ・奇怪な現場写真も掲載する恵庭市の家は、屋根裏に強力な霊が棲みつく。霊と交わした共同生活の取引とは…「恵庭の家の話」 ・旭川市の路上でガードレールに凭れて座る少年霊。事故死した現場から動けない彼を視てしまった男は…「訓え」 ・夢に現れる夕張郡の田舎道と古屋。小学生の自分と友達は床下の甕を覗き恐ろしい出来事を体験する…「記憶」 ――他、web連載に書き下ろし18篇を追加した滋味深い北海道の実話怪談集!
  • 実話怪談 虚ろ坂
    5.0
    鉄塔を這い登る生首 三人連続で店長が首を吊るコンビニ 写る人が次々死んでいく家族写真 上るも地獄、下るも地獄。 薄ら寒さがとまらない恐怖譚獄! 薄ら寒い恐怖譚! ・幼い頃、庭の物置小屋を異常に恐れていた弟。 だが三十年後、弟は全く別の記憶を語り出す…「入れ替え坊主」 ・鉄塔を蝸牛のように這い登る生首。 ある日、首が飛び立つ瞬間を目撃した男は恐ろしい事実を知る…「屋根首」 ・一年で店長が三人連続で首を吊ったコンビニ。 原因は土地の祟りかそれとも…「コンビニ」 ・女子生徒の飛び降り自殺があった廃校で肝試しの女性が行方不明になった怪談を聞かせると、 俄かに夫の様子がおかしくなって…「オニハラレイカさん」 ・二段ベッドを拾ってきて以来大学に来なくなった友人。 上の段に何かがいると言うのだが…「二段ベッド」 ほか、薄気味の悪い奇怪な怪異譚ばかりを32話収録。怪の虜囚ふたりが紡ぐ出口のない恐怖!
  • 実話怪談 穢死
    5.0
    怪異に引きずり込まれる……心の中まで恐怖に侵される! 恐怖に全身を浸す実話、リアルを刻んだ実録心霊譚! 狂った叔母が執着する着物に込められた暗く不思議な因縁話──著者が自らの一族に纏わるタブーに斬り込んだ連作怪談「三枚襲」、飼い犬が死んだことから始まる家族全滅の怪「猛犬注意の家」、子供のすすり泣きが聞こえる部屋、先日とある事件が起きて誰もいないはずなのに…「隣の家の少女」など27話収録。怪異が起こるすべての場所には、祓いきれない悲惨な死の影が色濃く落とされている。ほら、あなたの足元にも……。
  • 実話怪談 怖気草
    -
    死ぬ。消える。終わる。 3択しかない恐怖。シンプルに恐ろしい「超」ヘビー級怪談! 屋根裏に掛けられた襖の絵の掛け軸。集落に伝わるそれにはある役割が…「掛け軸」、屋上にある社に生贄を捧げているという噂のビル。オーナーは何を隠しているのか…?「蛇塚」、山で偶然見つけた石碑、その写真を撮った男はやがて…「Kヶ岳の写真」他、ヘビー級のガチ怖25話を収録。風にざわざわと鳴く草葉のように、厭な予感が聞こえてくる。姿は見えないが、それはもう皮膚の上を這っている。やがて手足に絡みついた怖気は、絶望的な重さとなって貴方を闇の底へと引きずり込む。どこまでも深く、深く。圧倒的な負の重力――この怪はとてつもなく重い。 著者について 神奈川県出身、O型。大学の非常勤講師として働く傍ら、趣味で実話怪談の蒐集を始めた。実話怪談コンテスト超-1/2010年大会、稲川賞受賞。第8回ビーケーワン怪談大賞優秀賞受賞。2011年『恐怖箱 臨怪』(竹書房文庫刊)にて単著デビュー。主な作品に〈憂怪〉四部作『恐怖箱 崩怪』『恐怖箱 坑怪』『恐怖箱 叫怪』『恐怖箱 醜怪』(竹書房文庫刊)、『恐怖箱 袋小路』(Kindle)、共著に「恐怖箱 百物語」シリーズ等がある。
  • 実話怪談 怪奇島
    3.0
    主家の正妻にいびり殺された美貌の奴隷、イマジョ。 遺族は彼女の墓に竹を逆さに刺し、呪詛の念を唱えた。 「呪え。祟れ。仇をとれ……」 やがて娘は甦り、すべてを根絶やしにしていく…… その名を口にしただけで祟られる! 最恐の怨霊「イマジョ」他、奄美・琉球のマジムンを大特集。 余所者にはわからない掟や禁忌の場所が存在する日本の中の異界、島 全国28島の本当にあった怖い話を大紹介! 踏み入れてはらなぬ禁域――村より怖い島怪談! 【粟島】近海に浮かぶ恐怖のいかだ 【伊豆大島】人格を変えてしまう宿 【三宅島】雄山に浮かぶ赤い火の玉 【神津島】二十五日様の禁忌 【父島】海岸を彷徨う幽霊の足 【硫黄島】消える水筒の水 【答志島】不気味な数え歌の真相 【犬島】六つ目の化け猫の怪 【情島】奇怪な七不思議伝説 【向島】煮干しを仏壇に供える理由 【高島】すすり泣くお伊勢岩 【志々島】ご神木の祟り 【奄美大島】口にしてはならぬ名前 【久高島】悪夢を呼ぶ流木 【宮古島】来訪神パーントゥの呪い 【与那国島】口減らしの崖の祟り 【壱岐島】荷物に紛れ込む傷人形 【屋久島】森に現れる光るシカ 他、タブーを覗き見る全28島の恐怖譚!
  • 実話怪談 恐の家族
    -
    5人の巧者が炙り出す、家族の間の心霊怪異奇譚 家族が次々と病に倒れていく!  夫の実家の墓を見て感じた妻の違和感――(「義実家の墓」西浦和也より) 親子の愛憎、きょうだいの確執、無念、怨念──家族という入れ物の中で起こる逃げ場のない心霊怪異の数々!  ・義理の家で起こる病気の連鎖、その原因は…「義実家の墓」(西浦和也) ・祖母の部屋に毎夜来るモノ「家族以外のなにか」(松永瑞香) ・異国の地で聞いた凄惨な母親殺しの顛末「焦熱極楽家族」(岩井志麻子) ・家系を呪う、その代償とは…「リキの一族」(Dr.マキダシ) ・伯父が庭に建てた異物、そして家族が壊れていく…「鉄塔のある家」(川奈まり子)など。 川奈まり子が書き手を初プロデュース!家族をテーマに、濃密濃厚な怪談奇譚が集結──あなたの家族は大丈夫ですか?
  • 実話怪談 寒気草
    4.0
    旧家の仏壇と庭の隅に隠された穴とのおぞましき関係とは? 死ぬ、消える、終わる。呪われた実話全23話! 怪異が原因で人が死んだ話、失踪した話、人生が狂ってしまった話――すなわち凶悪なレベルで呪いや祟りが発動した実話ばかりを集めた実話怪談集。後継ぎが触れると家が絶えてしまう旧家の仏壇の秘密…「仏壇」、廃寺の床下に封印されていた箱。中には縛られた人形が…「廃寺の人形」、刑場跡に作られた学校の職員室。そこには座ると死ぬ席が…「職員室」、道路拡張のための立ち退きを渋る一人暮らしの女性。二階のものが反対しているからと言うのだが…「能面の家」ほか、容赦ない力があなたを闇に突き落とす衝撃の23話! 著者について 神沼三平太(かみぬま・さんぺいた) 神奈川県出身、O型。大学の非常勤講師として働く傍ら、趣味で実話怪談の蒐集を始めた。実話怪談コンテスト超-1/2010年大会、稲川賞受賞。第8回ビーケーワン怪談大賞優秀賞受賞。2011年『恐怖箱 臨怪』(竹書房文庫刊)にてデビュー。主な作品に『実話怪談 怖気草』、「憂怪」四部作『恐怖箱 崩怪』『恐怖箱 坑怪』『恐怖箱 叫怪』『恐怖箱 醜怪』(竹書房文庫刊)、『恐怖箱 怪談とか。』『恐怖箱 袋小路』(Kindle)、共著に「恐怖箱 百物語」シリーズ等がある。
  • 実話怪談 凄惨蒐
    -
    内相紹介 「阿修羅みたいな首がみっちり…」 幼児三人が死亡した事故物件。 毎晩九時に割れる花瓶。 ミルクの哺乳瓶を供えると…(「瓶」より) 熟成された恐怖が毒のように全身を廻る… 瘴気漂う不穏な怪異13篇! ●山賊の末裔だという元・絵のバイヤーが語る自身の業と、持っているだけで死ぬ絵の話…「虫のしらせ」 ●子供の白骨遺体が出た廃墟に棲みつく老婆の噂。探検に行った子供らが見たものは…「化け婆の家」 ●蔵から出てきた大小2つの木箱。中には300年に亘る一家繁栄の秘密が…「約束」 ●夜9時になると花瓶が割れる事故物件。水のペットボトルを置くと中に恐ろしいものが見えて…「瓶」 ●インド人の霊が出ると聞きつけた廃墟に夜行ってみると、テーブルの上に熱々のナンが。だが昼間訪れるととんでもない事実が…「チーズナン」 ●手首に2本の数珠をつけた男。彼の周りでは数珠が切れるたびに人が死んでいく…「数珠の主」 ほか、阿鼻叫喚の奇怪な13話を収録。
  • 実話怪談 でる場所
    3.8
    もういいの?―振り向いても誰もいず、それは私自身の声だった。松寿園スタジオ、青山霊園、女子美大付属高、開かずの邸、散在ガ池、廃病院スタジオ、源氏山公園、国道16号線、ホテル青い鳥…。また誰かを死なせてしまうことのないように綴られた、二十八の怪談実話。
  • 実話怪談 毒気草
    3.0
    隠し部屋の洋人形と一家の秘密とは…? 土地や場所絡みの怪奇から、一族に付きまとう因縁、いわくつきの物品に、人の怨みと呪いまで…… 胸が塞がる怪異、息苦しさの止まらぬ恐怖実話! 絡みつく蔓草の如く、恐怖がジワジワと胸を締め付ける神沼三平太の実話怪談シリーズ第3弾。 ・大晦日の晩に裏山に入ると、山に棲む神に食われるという言い伝え。どうなるか試すと山に入った幼馴染は…「裏山の神様」 ・更地にする予定の一角にあった井戸。蓋をずらした作業員に起きた異変。さらに井戸からは子供の足跡が続いていて…「水足跡」 ・気が付くと踏切の真ん中で座りこみ眠っている。人身事故が多い踏切には一体何が…「人食い踏切」 ・祖父の家の軒先にある飛びだし人形(交通事故防止看板)。なぜか祖父はその人形に孫の名前をつけていて…「飛び出し人形」 ・入ってはいけない屋敷の隠し部屋に並ぶ無数の洋人形と祭壇。こっそり忍び込んだ娘は昔そこで受けた儀式を思い出す…「人形屋敷」 ・父が骨董市で買った唐津焼の大壺。その日から続く不幸は父の見る夢に関連していた…「骨喰みの大壺」 ・亡くなった不倫相手の妻に呼び出された女子大生。彼女はそこで〈蛇〉の呪いを受ける…「蛇わずらい」 ……他、戦慄の26話! 著者について 神沼三平太(かみぬま・さんぺいた) 神奈川県出身、O型。 大学の非常勤講師として働く傍ら、趣味で実話怪談の蒐集を始めた。 実話怪談コンテスト超-1/2010年大会、稲川賞受賞。第8回ビーケーワン怪談大賞優秀賞受賞。 2011年『恐怖箱 臨怪』(竹書房文庫刊)にてデビュー。 主な作品に『実話怪談 寒気草』『実話怪談 怖気草』、「憂怪」四部作『恐怖箱 崩怪』『恐怖箱 坑怪』『恐怖箱 叫怪』『恐怖箱 醜怪』(竹書房文庫刊)、『恐怖箱 怪談とか。』『恐怖箱 袋小路』(Kindle)、共著に「恐怖箱 百物語」シリーズ等がある。
  • 実話怪談 封印匣
    5.0
    ――仔盗匣。 「これ何て読むと?」 「ことりばこって読むとたい」 ――「もう一つの、匣」より 蟲毒を扱う一族の末裔。 彼らの家に祀られた禁忌の箱とは…? 視える人たちの生きる壮絶な世界。箱に纏わる奇怪な恐怖実話22! 静かに心揺さぶる、聞き書き実話怪談。 寡作ながら強烈な「引き」を持つ著者の待望の初単著。 組が所有する物件の地下に隠された「処理部屋」。誰もいないそこから赤子の声が…「業報」 漁村の稲荷神社で失踪した少女。発見された時に握りしめていたサイコロのような箱は…「最初の箱」 蟲毒を扱う呪い師の血を引く一族。本家に祀られた厳重な封を施された小箱の正体は…「もう一つの、匣」 煉瓦造りの正方形の家の真ん中に作られた謎の空洞。そこに納められた恐るべき呪い人形…「咒いの家」 友人の家の密室に安置された黒い漆塗りの箱。中には恐ろしいものが…「箱――次は」 職場の先輩の家で見せられた「うがみさまの箱」。代々選ばれた女性が中に入るというのだが…「うがみさま」 病気の少年と少女の姿を模して作った一対の球体関節人形。少年の死後、異変が…「初戀」 ほか、血と地の因縁がつなぐ空恐ろしき実話を収録。
  • 実話奇譚 怨色
    4.0
    その集落には、奇習、禁忌、呪いが渦巻く…(「宮柱の娘」収録) 川奈まり子が怪異体験者の恐怖を研ぎ澄ませて描いた実話怪談集! 緻密な取材と調査で怪異を浮き彫りにするルポルタージュ怪談の旗手・川奈まり子が、よりリアルな恐怖を炙り出した渾身の一冊! 東京・目黒区の一画で頻発する不気味な怪。土地にこびりついた因縁とは…「化坂の家」、 最恐の心霊スポットを訪れた一行がおぞましい声を聞く「犬鳴山トンネル」、 霧と恐怖の都・ロンドンのあるホテルで、昏い歴史の影が怪奇現象として現れる「倫敦の足音」、 昭和の山深い集落を舞台とする血と因習に彩られた長編怪奇連作「宮柱の娘」など全43篇を収録。 滲みついた怨念は死の色を纏って冷たい刃を向ける――。 著者について 『義母の艶香』で小説家デビュー。 実話怪談では『赤い地獄』『実話怪談 出没地帯』『迷家奇譚』『実話怪談 穢死』『実話奇譚 呪情』『実話奇譚 夜葬』『実話奇譚 奈落』『一〇八怪談 夜叉』『少年奇譚』『少女奇譚』など。共著に「怪談四十九夜」シリーズ、『FKB 怪談遊戯』『嫐 怪談実話二人衆』『女之怪談 実話系ホラーアンソロジー』『怪談五色 破戒』『瞬殺怪談 刺』『現代怪談 地獄めぐり』など。TABLO(http://tablo.jp/)とTOCANA(http://tocana.jp/)で実話奇譚を連載中。
  • 実話奇譚 狂骨
    4.0
    「遺体を焼かずにその辺りの地面に埋めて…」 住宅地で次々に起こる凶事の因果、実在する忌み地の恐怖!! (「狂骨」より) 体験者の生々しい恐怖を再現する川奈怪談、最新刊! 怪談師としても活躍する川奈まり子の最新作は、呪いと因果に絡めとられた恐怖が満ちる奇譚の数々! ・店の常連と出来心でラブホテルへ行った男性を襲う女の情念が起こす怪異「恋慕の淵」 ・幼い頃に亡くなった友だちが箪笥に乗って現れたら…男の奇妙な告白「箪笥の友だち」 ・幽霊画に魅入られた者の悲劇と恐怖の結末「幽霊画の祟り」 ・怪死事件が相次ぐ神奈川県某所の住宅地――そこは地主一族が墓地を宅地造成した場所だった。改葬されずに埋もれたままの人骨の上に何も知らずに暮らす人々、そして秘密を知る少女を襲う恐怖を描く表題作「狂骨」 ――など怒涛の30話を収録。
  • 実話奇譚 蠱惑
    -
    「さっきの女には、顔がなかったような気がする…」 山手線で遭遇した戦慄の怪――「隣に座った女」より 恐怖体験者を徹底取材!川奈まり子が克明に綴った実話集! ・見知らぬ土地で記憶を失ったまま立っていたという男性、その不可思議な半生と怪異体験談…「喪った過去より」 ・ある家系の男だけが視るおぞましい異形の悪夢…「赤い女」 ・大阪ミナミのど真ん中で頻発した怪奇現象の記録…「精華小劇場」 ・某ホラー映像作品を流してから家で恐ろしい怪事が次々に!そして恐怖は伝染し取返しのつかぬ事態に…「本当にあった呪いの……」 ・室町時代の上州にタイムスリップ⁉心霊スポット探索中の奇譚…「太田の迷い道」 ――など27篇を収録。 怪異に寄り添う緻密な取材に基づいた川奈まり子の恐怖譚は、圧倒的な筆力で読者を魅了する!
  • 実話奇譚 邪眼
    -
    体験者を徹底取材! 精緻な調査で恐怖の真髄を暴く川奈怪談 「スジの家族しか、無事には暮らせない場所です」 その家には、命をとられる呪いが染みついている… 「クダの匣」より 1000人を超える怪異体験者に取材を敢行、徹底的なリサーチで怪異をリアルに浮き彫りにする川奈怪談、その真骨頂が堪能できる一冊。 ・釣りが好きな女性が住んだアパートで起きる奇妙で恐ろしい怪異の連鎖…「鯉」 ・とある私鉄の新宿駅の地下に今も出没しているのは…「新宿駅の地下一階」 ・女友達からの邪な呪いが送られる…「邪恋」 ・父親の家族の壮絶な因縁…「三兄弟」 ・地方の格安で買った家の屋根裏から骨が納められた箱が出てきた…古い民間信仰なのか土地の謂れなのか考察する…「クダの匣」 ――など22話を収録。
  • 実話奇譚 呪情
    -
    怪異の起こる土地や物件――そこにはそれらが記憶する陰惨な過去が隠れている。 リンチ殺人の現場近くに住む人たちに起きた不可解な出来事「見殺しの代償」、事故物件を見に訪れたところ…「しがみつく六人」、著名人の墓を巡るのを趣味とする人が出会った奇妙な男「墓地の掃苔家」、陰惨な事件を記憶する土地にまつわる怪談「欠番の家」など圧巻の61話を収録。 誰もが気づかぬうちに踏み入っている忌み地、出ることは叶わない。
  • 実話奇譚 奈落
    -
    「口もとが犬の鼻面のように前に突出し、白目がない…真っ黒な二つの目が私を睨み付けた」~「降霊怪談顛末記~あとがきに代えて」より 徹底した現地調査から浮かび上がる恐怖! 実話怪談集! 「わたしを写すと化け物が写る」――心霊スポットで写された自分の顔がどれもこれも凄まじく破壊されていて…まえがきで語られる自身に起こる怪異の数々のほか、家庭内の虐待ゆえにいつも「死にたい」と言っていた中学生の姉、ある夜起きた出来事で…「姉」、ある女優を模した人形のてん末「人形」など、徹底した取材で綴った実話怪談39話を収録。「拙作の実話奇譚は黄泉への恋文」(あとがきより)――奈落の暗闇をのぞいているつもりが、のぞかれているのは――あなただ。 著者について 川奈まり子(かわな・まりこ) 『義母の艶香』で小説家デビュー。実話怪談では『赤い地獄』『実話怪談 出没地帯』『穢死』『迷家奇譚』『呪情』『夜葬』など。共著に『嫐 怪談実話二人衆』『女之怪談実話系ホラーアンソロジー』『怪談五色 破戒』『怪談四十九夜 出棺』『現代怪談 地獄めぐり』など。
  • 実話奇譚 夜葬
    5.0
    土地に巣食う悪夢に浸食され、眠りも恐怖に変わる! 現地調査を踏まえた怪談実話! 取材の夜叉、川奈まり子のルポルタージュ怪談最新作! 怪異の体験者の話を直接聞き、怪異が起こった現場と言われる場所に足を向ける。そうして綴られた奇譚の数々――。待望の子供が突然死、以来、身辺になにやら気配が・・・「祓われない子」、アンティークの帯に纏わる奇妙な出来事、紐解かれる黒い過去とは?「帯の祟り」、誰のものでもない夜中の足音、それはやがて自分に近づいて・・・「縁切り傷」など38話収録。体験者たちの生々しい恐怖を追体験せよ! 著者について 川奈まり子(かわな・まりこ) 『義母の艶香』で小説家デビュー。実話怪談では『赤い地獄』『実話怪談 出没地帯』『穢死』『迷家奇譚』『呪情』など。共著に『嫐 怪談実話二人衆』『女之怪談 実話系ホラーアンソロジー』『怪談五色 破戒』『怪談四十九夜 出棺』など。
  • 実話奇聞 怪談骸ヶ辻
    4.0
    「あの家の血は呪われています」 何処へ逃げても現れる 血飛沫のついた表札。 夢枕に立つ四人の男は… 「名取家」より 日常から奈落へ……。 怪にのまれる境目、彼岸と此岸の分岐点! 恐怖の岐路となる辻を追う キワどい実話怪談! 一歩間違えば奈落。 目に見えぬ運命の岐路、生死を分ける辻の如き場所や瞬間が この世には張り巡らされているのかもしれない。 ・夜道で何者かに浚われ見知らぬ家の床下に放り込まれた少年。 何とか逃げ出し帰宅するも、後日気になって家を探してみると怖ろしいことが…「神隠しの正体」 ・実の姪に邪な愛情を抱いていた叔父。 叔父の死後、彼女の周りに漂う濃密な気配と襲い掛かる不幸…「叔父と彼女」 ・石炭事業で富豪となった名取家。 のちに没落し借金取りから逃げる生活となるも、 名取家を怨んで自殺した男の血を吸った屋敷の表札がどこからともなく現れて…「名取家」 他、生と死、日常と異界、幸と不幸の境界線を見つめるキワどくも不気味な実録恐怖譚!
  • 樹海村〈小説版〉
    4.0
    「お姉ちゃん知ってる? この箱が置かれた家はね、 みんな死んで家系が絶えるの」 人々を戦慄させる禍々しい古くから伝わる強力な呪いを、 歪な木々や地を這う根が生える、 不気味で壮大な樹海の奥深くに封印した。 ――13年後。姉妹の響と鳴の前に、あれが出現。 そして、樹海で行方不明者が続出する。 自ら向かったのか?それとも魔の力に吸い寄せられているのか? 恐怖が、いま再び解き放たれる。 実録!実在!?東映が贈る【恐怖の村】シリーズ第2弾! 次なる舞台は…アノ富士の樹海。 樹海に封印された呪いの箱が、今解き放たれる! 2020年2月に公開し、非常事態下において異例の興収14億円、110万人を震撼させた映画『犬鳴村』。 続く【恐怖の村】シリーズ第2弾の舞台は、令和の時代となった今もなお禁足地として存在する富士の樹海。 木々の生命力がみなぎる美しい場所である一方、 「コンパスが効かない」「一度入ったら迷って出てこられない」「本当に死体が多数ある」 など様々な話題が絶えず、人生の最期を迎える場所としてこの地を選ぶ者の多さでも有名。 そんな森の奥深くには、何者かが暮らす村が存在した。 そして、封印されし凶悪な呪いの箱……! 「絶対に検索してはいけない」とインターネットの怪談スレで語り継がれる、通称“コトリバコ”。 逃げても逃れられない箱の恐怖と「SUICIDE FOREST」として世界的に有名な富士の樹海がもたらす負の引力。 〈小説版〉は、『犬鳴村〈小説版〉』に引き続いて久田樹生が手掛ける。
  • 呪術怪談
    3.0
    怪談の中の怪談…それは「呪い」。 「跡取りを六人あの世に連れいてく…」 ある家を絶やすための呪詛掛け軸。 不自然な絵の空きスペースに何が… (「六仙図」より) 憎いと思った瞬間から呪いは発動する。 最恐にして最凶、禁忌の実話怪談! この世でもっとも恐ろしい怪談、「呪い」に纏わる怖い話を集めた実話集。 ・六人の仙人を描いた掛け軸。だが、それは跡取り候補を六人あの世に連れて行く呪術絵…「六仙図」 ・白い裏面に白インクで印刷してくれと依頼された謎の図案。それには恐ろしい仕掛けが…「ステッカー」 ・亡き娘の日記に残されたいじめの事実と復讐のための呪法。母の決断は…「引き継ぐ」 ・山中で偶然縊死体を発見した男。警察から見せられたのは<私を見つけた者を呪います〉と書かれた遺書…「呪います」 ・ある児童の机の中に入っていた手紙。その子を褒めちぎる内容だが、翌日から異変が…「悪筆と達筆」 他、ズシンと36話収録!
  • 呪物怪談
    4.0
    「五つで忘れる」 親族の背後に子供が並び立つ夢。 白装束の女が囁く呪いのお告げとは… 「絶対に忘れない」より 危険と知りつつ覗かずにはいられない、禁断の書。 呪いづくし実話怪談! 「呪い」「呪物」に纏わる実体験、体験者への聞き書きを集めた実話怪談集。 南東北の村で我流の呪願を続けた女の末路…「かしりのはて」黒木あるじ 山間の村を訪れる呪い屋が授けた禁断の呪具…「簪」嗣人 不審死を遂げた伯父宅の床下から出てきた甕…「醤油の家」蛙坂須美 除霊の儀式中に出てきたモノが発した呪いの予言…「鬼行」八木商店 樹海で拾ったロープに宿る呪力…「例の箱」住倉カオス 按摩師兼拝み屋の男に送られてきた呪いの風…「言呪」営業のK 異様な太り方をするようになった原因は謎のしゃぶしゃぶ店の肉…「豚王の呪い」 乗る者すべてを不幸にする風俗店の曰く付き送迎車…「理不尽な呪い」夜行列車 母の遺品から出てきた呪い日記に綴られた呪法…「知らぬ間に」 人死があった祟りの井戸水を飲む男…「呪恋」他、全23話収録。 業の深い話ばかりを封印した本書こそ、すでに一つの「呪物」なのかもしれない。
  • 呪録 怪の産声
    4.0
    怪談新世代、誕生。 歪ゆえに、悍ましく 粗削りゆえに、鋭く 防御0、攻撃100 直球で攻め込む恐怖 思考が止まる変化球 先人への崇敬と野心 踏襲改造目指せ斬新 欲しいのは恐怖だけ まずは読め、聞いてくれ! 新時代の恐怖60話! 怪を愛し、怪にとり憑かれ、日々怪を求めて尋ね歩く。 何か恐ろしい話、不思議な体験はありませんか、と。 助産師だけに聞こえる出産前の妊婦の腹から響く声…「産声」 社員食堂の排水に浮かぶ生き人形…「油まみれの紙人形」 閉館する写真館に保存してあったある女性の写真群。それには奇妙な点が…「家族写真」。 限界マンションに暮らす不気味な住人たちの共通点…「ご縁があったら」 母と息子の数奇な人生を繋ぐ怪…「日曜日のパンケーキ」 他、自身の体験または取材による聞き書き怪談の公募 「怪談マンスリーコンテスト」から生まれた、 新時代の作家らによる鮮烈な怪の記録60篇を収録!
  • 仙台怪談
    3.0
    怖いのに、惹かれる! 歴史ロマンと美しき自然に宿る怪、杜の都のご当地怪談 地元を知り尽くした仙台出身在住の著者と 怪談を集めて全国行脚するルポルタージュ怪談作家が徹底調査! 【青葉区】仙台藩刑場跡、お化けトイレの魔 【宮城野区】謎の耳鳴りに襲われる与兵衛沼 【若林区】津波で流された地に残る狐塚の怪 【太白区】秋保大滝の遊歩道に出る父子の霊 【泉区】一家惨殺の噂から生まれた幽霊屋敷 東北地方唯一の政令指定都市、仙台市のご当地怪談集。 五区それぞれの怪奇スポットや本当にあった怪異事件、恐怖体験談を大収録! 仙台藩刑場跡にあった琵琶首公衆便所で頻発した水の怪(青葉区) 江戸時代に六道の辻があった北目町ガード付近。 トンネルを東側に向かって潜ると、霊が背中に乗ってきて…(宮城野区) お狐様の結界か?津波から唯一守られた狐塚の怪(若林区) 秋保大滝の遊歩道で聞こえる霊の会話。 不動尊の絵馬に書かれた戦慄の内容との因果(太白区) 一家惨殺事件の噂が先行し心霊スポットになってしまった空き家。 だが、やがて噂通り霊が現れ家族を形成していき…(泉区) 他、歴史ロマンと豊かな自然に抱かれた杜の都の怪を徹底調査!
  • 千粒怪談 雑穢
    5.0
    「路上に座り込んでいる少女がいた。 全身が真っ黒で、肌は爛れている。 女性が前を通る度に顔を上げて、「お母さん?」と訊ねている。 「見ちゃ駄目だからね」との友人の忠告にも拘らず、横を通るときに横目で少女の方を見た。 そこには誰もおらず、小さな靴だけが落ちていた」 10秒で読める怪奇譚が1000話。 1日1怪、2年8ヶ月分の恐怖詰め! 3行に凝縮された恐怖。 体験者から語られた本当にあった怖い話を1,000話記録した膨大なる実話怪談集。 失踪した友人が最後に残した奇怪な言葉。 死者の魂が飛び交う不思議な壷。 霧の遊歩道を引きずられていく縄で縛られた女。 硯箱の二重底に隠されていた謎の写真。 ベランダに落ちていた青い卵の恐ろしい中身。 海岸で拾った呪いの石。死んだネット友達の母と名乗る女からかかってくる怪電話。 母が亡くなる直前、自宅の廊下に現れた異形。 飼い猫がテレビの裏で一心不乱に齧るモノ…。 1日1話読むとして、2年8か月分のゾクッがこの1冊に封印されている。 お休み前に一服の闇をどうぞ――。
  • 絶厭怪談 深い闇の底から
    -
    〈厭系〉開祖による新シリーズが始動! 決して抜け出すことのできない忌まわしき闇の沼… 「絶望。そう絶望だ。ここには絶望が住んでいる。」 (「結果待ちの話」より) この世の理から完全に外れてしまっている不幸の数々…厭怪談の妙手・つくね乱蔵の「絶厭怪談」シリーズが始動! ・妹が連れてきたのは驚くほど丁寧に作り込まれた赤ん坊の人形で…「新しい家族」 ・妻子を失う不幸に襲われた夫、それでも幸せだと言う理由は…「石田家の幸福」 ・義母への対抗心から始めたお盆の段取りは何かが間違っていたようで…「完璧なお供え」 ・入ってはいけないと強く感じたにも拘らず侵入した結果が招く恐怖…「結果待ちの話」 ・生活の全てに罪の可能性があると言う娘を襲った悲劇…表題作「深い闇の底から」 ほか全30話。 何が起こっても落ち着いて対処するか、或いは静かに諦めるか…明日の絶望がここにある。
  • 僧の怪談
    -
    お寺に隠れたリアル怪奇譚 徹底取材で明かされる!!僧侶の恐怖・不思議体験、寺院に纏わる怪談 ナナフシギ・大赤見ノヴ氏の実体験も収録! 現世に立ちながら、あの世に一番近いところでその世界を見渡しているのは僧侶なのかもしれない。 5000人を超える人たちの怪談を取材してきた著者が僧侶、またはその近親者や関係者に限定してインタビューを敢行、ディープなルポ怪談がここに誕生した! ・震災に見舞われた地にボランティアで入った時の不思議な体験「とある阿闍梨の話」 ・事故物件に祓いをしに行ったのだが…「猫供養」 ・お上人であった夫を看取ったとき…「夫の来迎」 ・面妖な像の不思議な謂れ「火を呼ぶ邪鬼」 などのほか、四谷怪談のお岩さまの墓を巡る検証ルポや各地の僧侶にまつわる伝承などを収録。
  • たらちね怪談
    3.0
    「最愛」にして「最恐」。 母に纏わる怖ろしい話、不思議な話。追憶の怪異蒐集録! 母より優しきものはなし、恐ろしきものもまたなし。 世に賢母あれば毒母あり。 すべてが母の胎から生まれるように、怪もまた母より生まれいづる。 ・母の愛を求め想像の世界で生み出した理想の母。いつしかそれに魂が…「三母の似 創母」(郷内心瞳) ・一枚の心霊写真から紐解かれる母と家の怪…「出窓」(川奈まり子) ・父の暴力から物置で一生を終えた母の遺志…「夫婦水いらず」(つくね乱蔵) ・怪と縁の深い女性が占い師に告げられた自身と母と運命…「糾える」(久田樹生) ・人生のハレの日に現れ踊る裸婦。その正体は死んだ母?…「狂女乱舞」(蛙坂須美) ・彼女の隣に立つ首吊り自殺で死んだ母の霊。彼氏にしか見えないその意味は…「帰り道」(内藤駆) ・龍を見ることができた母。さがそれは凶事の先触れ…「天を駆ける龍」(服部義史) ・子を殺された母猿の怨念が本懐を果たすまで…「母猿」ひびきはじめ 他、怪談作家20名が競筆、母に纏わる追憶の怪異談集。
  • 血反吐怪談
    3.5
    現在進行形の厭ナ話、絶望まみれの恐怖譚39話! 「何故、肉片が動くのだ。」 今も肉片は新鮮なままで現れる。いっそ、食べてしまおうか―― 収録作「新鮮」より 決してスッキリとは終わらない〈厭〉がいつまでも後を引く…。 家族二人ずつで居間に出入りするという奇妙な日常生活、その理由とは…「村越家のルール」 移住した古民家の屋根裏にある謎の引き戸は…「猿専用」 回収しても何度もゴミ集積所に現れるフランス人形はかなりヤバい代物で…「ギロチン人形」 正式な手続きを踏まずに神像の身を削り取ってお守りを作ってしまった結末は…「聖域」 自慢の娘の衣服にある時から血痕が付くようになり…「血の娘」 ほか、血反吐を吐くほどの救いようのない絶望が次々と襲う最凶怪談全39話を収録!
  • 「超」怖い話 亥
    -
    お前はあのシシば喰った。 秘密を漏らせば、カシンワトゥィがお前の四肢を喰いに行く…。 猪撃ちの猟師の家に泊まった旅人を襲う恐怖。謎の言葉の意味とは!?(「カシンワトゥィ」より) 禁忌の実話怪談23話!! 中古価格で購入した新築未入居物件は、なぜか生き物の死を呼んでしまう。その原因は思わぬ所に…「忌み家」、霊が出ると噂の廃屋を探検しに行った少年二人が見たものは…「イエローハウス」、サークル仲間で行った海外ダイビング。突然メンバーの一人が消えたと騒ぎになるが…「サブマリン」、阿蘇で知り合った猟師の家に宿を借りた旅人。好意からと思っていたが、夜に突然連れ出され…「カシンワトゥィ」他、著者4人の個性と嗅覚のもと集められた戦慄の23話。平成最後の「超」怖い話! 著者について ○編著者 加藤一(かとう・はじめ) 1967年静岡県生まれ。O型。獅子座。人気実話怪談シリーズ『「超」怖い話』四代目編著者として、冬版を担当。また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超-1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル『恐怖箱』シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中。主な著作に『「忌」怖い話』、『「超」怖い話』、『「極」怖い話』シリーズ(以上、竹書房文庫刊)、『怪異伝説ダレカラキイタ』シリーズ(あかね書房)など。 ○共著者 久田樹生 (ひさだ・たつき) 1972年九州生まれ。2007年より冬の「超」怖い話に参加。主な著作に『「超」怖い話 死人』『「超」怖い話 ひとり』など。 渡部正和(わたなべ・まさかず) 山形県出身、O型。2010年より冬の「超」怖い話に参加。主な著作に『「超」怖い話 鬼門』『「超」怖い話 鬼市』など。 深澤夜 (ふかさわ・よる) 1979年栃木県生まれ。2014年より冬の「超」怖い話に参加。2017年より夏も兼任。主な著者に『「超」怖い話 鬼胎』など。
  • 「超」怖い話 戌(いぬ)
    -
    喰らいつくせ。骨までしゃぶれ。これが実話の、恐怖の味だ! 現実から削り取った唯一無二の実話怪談、人気の干支シリーズ最新作! 山の〈護り木〉に自分と友人の名を彫った少女。その後少女は自殺し、遺された友人は…二部作「隠」「行」、開店まもない料理店に届いた謎のダンボール、異臭を放つその中身から不幸が始まる…「ガラ」、犬を轢き殺してしまった男に付き纏う飼い主らしき男の影、だがその男は既に死んでいて…「器物損壊」、不動産業を営むプロが直感でわかる違和感、それは…「職業的勘」他、不気味な後味を残す全28話を収録。怪――こと霊に纏わる怪は、死から生まれたと言っても過言ではない。死から生まれる業の息吹。実話怪談とは、屍から拾い上げ、なお手の中で息づく恐怖そのものなのだ。 著者について 【著者】 ○編著者 加藤一(かとう はじめ) 1967年静岡県生まれ。O型。獅子座。人気実話怪談シリーズ『「超」怖い話』四代目編著者として、冬版を担当。また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超-1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル『恐怖箱』シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中。主な著作に『「忌」怖い話』、『「超」怖い話』、『「極」怖い話』シリーズ(以上、竹書房文庫刊)、『怪異伝説ダレカラキイタ』シリーズ(あかね書房)など。 ○共著者 久田樹生 (ひさだ たつき) 1972年九州生まれ。2007年より冬の「超」怖い話に参加。主な著作に『「超」怖い話 死人』『「超」怖い話 ひとり』など。 渡部正和 (わたなべ まさかず) 山形県出身、O型。2010年より冬の「超」怖い話に参加。主な著作に『「超」怖い話 鬼門』『「超」怖い話 鬼市』など。 深澤夜(ふかさわ よる) 1979年栃木県生まれ。2014年より冬の「超」怖い話に参加。2017年より夏も兼任。主な著者に『「超」怖い話 鬼胎』など。
  • 「超」怖い話 卯
    5.0
    〈祠のもの〉が言う。 「赤い猿、赤い兎は殺して喰え」 謎の祠を祀った山を守る一族に伝わる怪… 「ふしの」より 怪を聞き、怪を綴って32年目突入! 実話怪談のレジェンド、恐怖極めたシリーズ最新刊。 体験者から聞き集めた怪異を連綿と記録し続ける伝説の実話怪談シリーズ、卯年編。 ・夫婦の寝室で聞こえる不安定な足音。 生後すぐ亡くなった息子に違いないと言うのだが、そこにはある法則が…「蹈鞴」 ・同級生をイジメで死に追いやった小学生。白を切ろうとするが、自殺した少年が現れて…「因業」 ・山で遭難した姉弟が見た白兎と思しき姿。後を追った先にいたモノは…「鬼」 ・山の兎だけは食べるなと言う祖母と、それを聞かぬ祖父。祖母がある呪文を口にすると猟に異変が…「ジビエ」 ・なかなか治癒しない骨折と幻覚に悩まされる男。ギプスの中から謎の紙片が…「ギプス」 他、卯年にちなんだ兎絡みの怪など全30話収録。
  • 「超」怖い話 丑
    -
    真冬にさらなる冷気を求めんとする猛者に捧ぐ最恐怪談集。 首を絞められた時の痣が残る夫。夜中、夫の口から若い女の声が…「いじり」、実家の納屋から出てきた身蓋箱。中に入っていた4体の着せ替え人形にはなぜか右腕がなく…「欠けた記憶」、廃墟温泉街で見かけた吊り橋の向こうに立つ着物美人。橋を渡る途中で気づいた違和感とは…「ギリギリ死なない」、猛烈に湧き上がってくる食べ物への妄執。いざ口にすると奇妙なことが…「葛饅頭から始まる怪談」、始まりは水道水からの腐臭。家族の連続死。怪異の原因はある写真に…「封印」他、著者4人がそれぞれの嗅覚で引き寄せた戦慄の実話!
  • 「超」怖い話 鬼市
    -
    著書曰く、本書はありとあらゆる怪異を「雑煮のごとく放り込んだ」救いなき一冊である。目次には、それこそ市のように、極彩色の恐怖が尋常ならざるオーラを放ちながら犇いている。誰かに読まれることを希求し、熱く揺らめきながら並んでいる。そのどれもがおぞましく、ひとたび頁を繰ったならば、ただでは済まされぬ毒気を孕んでいる。それだのに、我々の指は止まらずに禁断の扉を押し開けてしまうのだ……。それが人間の業であり、すべての怪異の大本でもあるように思う。恋も恨みも一線を越えれば鬼となる。理性と良心はいともたやすく侵蝕され、暗い欲望に身を任せる悪鬼となってしまうのだ。実話怪談を読むこと――それは体験者の生涯に素手で触れるようなものだ。その業に、鬼に、触れる……どうか覚悟を持って読んでいただきたい。
  • 「超」怖い話 怪罪
    -
    秘めた過去を、隠さねばならない真実を抱えた人たちがいる。彼らが遭遇した怪異の原因がその“閉じ込めたもの”にある場合、その体験談は誰にも語られぬまま、朽ちることもできずに胸底に仕舞われていく。多くは生々しい恐怖といまだ消せぬ未来への不安とともに…。実話怪談、またの名は聞き書き恐怖譚。誰かが体験した恐怖を聞き取り、書き残したもの。今回収録することができた話は、著者・久田樹生の人間性に負うところが大きい。けして秘密を暴くのではない、体験者自らが打ち明けてもいいという気持ちになるのは、彼らが抱え続けた痛みを共に背負う覚悟が久田にあることが分かるからだろう。固く閉ざされた心の禊を久田が解く時、恐怖は堰を切って溢れだす。そう、これは禁忌の解放なのだ。 秘められた過去、匿された因果、噴き出す怪とこの恐怖。禁忌の域に挑む聞き書き実話怪談!
  • 「超」怖い話 怪賊
    -
    悪意が生みだした呪い、“怪”としか呼びようのない何か。それらは容赦なく全てを破壊し、根こそぎ奪っていく。平穏な暮らし、愛しい家族、時には未来をもいたずらに傷つけ、笑いながらももぎ取ってゆく。なぜ自分が――それは体験者の中で気が遠くなるほど繰り返された問いだろう。嘆きと言ってもいい。果たしてあなたはその問いに答えを見出すことができるだろうか。本書を読み、震え、いま一度考えてみていただきたい――。ある家に伝わる壊れた面をめぐる話「シメン」、隣家とのトラブルに始まる恐るべき怪「隣禍」、震災後の町で起きた怪を真摯に取材した「東北より」ほか、土を噛み泥を飲み込むがごとき暗鬱な恐怖譚を収録!
  • 「超」怖い話 怪罰
    -
    些細な事で恨みを買い、とんでもない仕打ちを受けることがある。時には何の非もないのに、逆恨みから地獄に突き落とされることもある。生きている人間が相手ならまだいい(対処のしようもある)が、それが得体の知れない何かであったならば……?この世ならざるモノに因縁をつけられ、家族もろとも、時には数十年にわたって呪われ、執拗に攻撃され続ける人たちの恐怖体験を記録した中編「さる」「住まう人」「半生」の3本に、切れ味鋭い短編を挟んだ究極の実話怪談集。行間からも溢れだすその禍々しさ、果てのない恐怖の連続に、怪談ジャンキーならずとも奇妙な昂揚感にうち震えるだろう。怖ければ怖いほど、忌まわしければ忌まわしいほど、人は魅せられ惹かれてしまう――それが“他人事”であるうちは。
  • 「超」怖い話 怪福
    -
    それは神か仏か妖(あやかし)か……人はときに説明のつかぬ存在、現象に遭遇する。総じてそれを怪と呼ぶならば、「福をなす怪」と「禍をなす怪」とがある。夢のお告げで思わぬツキを得た、亡き人の霊に窮地を助けられたなど、羨ましいような不思議譚が確かに存在する一方で、怪との遭遇を切っ掛けに恐るべき凶事が次々と降りかかった例もある。祟り、神罰、なにがしかの禁忌に触れてしまった者たちが辿る戦慄の運命……。吉を3とすれば、凶は7。本書はその中でも両極端と言うべき強烈な実体験のみを厳選して収録した。奇跡としか思えぬような幸運から、最悪の惨事に見舞われ、転がるように不幸のどん底に突き落とされた陰鬱な事件まで、怪のもつ二つの側面をリアルに炙り出す。禍福あざなえる縄の如しというが、それは違う。吉の紐を引くか、凶の紐を引くか――怪との遭遇はそのどちらかでしかない。本書を紐とく時はくれぐれもご注意あれ……。 その怪、吉か凶か?怪がもたらす3割の幸運と7割の惨事。まさに戦慄、紙一重の実話怪談!
  • 「超」怖い話 怪仏
    4.5
    死者=仏(ほとけ)の引き起こす恐るべき怪奇、戦慄の実話怪談! 死んだ人のことを「仏さん」と言う。言葉を変えるなら、魂、霊体と言おうか。肉体を失う代わりに、彼らは時に信じられないパワーを宿す。それは生きている者に吉にも凶にも働く。「超」怖い話のガチ怖担当してシリーズを牽引する久田樹生が数多くの寺のご住職、僧侶から聞き集めた仏に纏わる「超」怖い話! ●久田樹生 1972年九州生まれ。超‐1/2006年大会に1位入賞し、冬の「超」怖い話執筆メンバーに参入する。2007年『「超」怖い話 怪歴』(竹書房文庫刊)で単著デビュー、以後長編実話を含む数多くの戦慄作品を送り続けている。圧倒的な取材力と体験者の心に寄り添う姿勢から生み出される恐怖は他の追随を許さない凄みがある。
  • 「超」怖い話 怪牢
    4.0
    過去の怪奇体験がトラウマとなり、その時の恐怖から逃れられないでいる者。血と地の因果、祟りともいうべき影に付き纏われ続ける者。はたまた己の内から這いずる恨み、憎しみの念に縛られ、自らが異形と化してしまう者。彼らはすべて、怪という名の牢獄に心を囚われてしまった犠牲者だ。怪と出会ってしまったその日から――時間は止まり、魂は無間の闇へと落ちていく。どこまでも深く、どこまでも遠く……。だが、落ちゆく魂を蝕むのは恐怖ばかりでない。時に恍惚とした何か甘いヴェールとなって恐怖を包んでいる。それこそが、最も恐ろしい怪の罠なのかもしれない。数々の戦慄譚を発掘してきた久田樹生が満を持しておくる最凶実話怪談23話!
  • 「超」怖い話 隠鬼
    -
    「今日、連れて行く…」 包帯を巻いた訪問者と能面女の密談。 かくれんぼの最中、聞こえてきた名前は…(「隠れ鬼」収録) 東北の翁に採話した五十頁を超える連作「山野夜話(抄)」他、著者渾身の実話怪談! 大ヒットシリーズ「超」怖い話の執筆陣としてもおなじみ、渡部正和が放つ骨太の実話怪談集。 本家の屋敷でかくれんぼをしている最中、鬼をやっていた分家の末娘は恐ろしい密談を耳にする…「隠れ鬼」、火事で死んだ近所の老婆の霊と共生する少女。 いつも優しい老婆の顔がある時を境に豹変して…「鬼」、急死した叔母の家からある物をとってくるよう頼まれた娘。 無人の家にあがるとそこは昭和で時を止めたようなレトロな空間が広がっていて…「昭和五十八年の家」、東北の翁に採話した五十ページを超える連作長編「山野夜話(抄)」他、時を忘れてこの世の不思議と恐怖にひたれる全34話! 著者について 山形県出身、O型。2010年より冬の「超」怖い話執筆メンバーになる。 2013年、『「超」怖い話 鬼市』にて単著デビュー。近著に『「超」怖い話 鬼門』、その他「恐怖箱」レーベルのアンソロジーでも活躍中。
  • 「超」怖い話 鬼窟
    3.0
    「真っ赤な顔が…」 誰かを呪っていた家を購入した夫妻。 間取り図になかった隠し部屋で何が… (「朱」より) 人の心に鬼は棲む。 〈怪の釣り人〉が引き上げた34の闇実話! 海から山から人波から…奇々怪々な話を引き上げる“怪の釣り人”=渡部正和の最新恐怖実話集。 可愛い店員のいるコンビニでトイレを借りたという友人。だがどう見てもそこは廃墟で…「ここではない話」、 中古住宅の収納奥にあった赤い隠し部屋。一体そこで何が…「朱」、 封筒を指定の場所に届けるだけの謎バイト。禁じられた封筒の中を見てみると…「失職の果て」、 酒に酔い山の地蔵に落書きをしてしまった女子大生。やがて壮絶な祟りが…「嘔吐」、 タナゴ釣りに通う沼の畔に建つバラック小屋。窓から顔を覗かせる少女に惹かれて小屋を訪ねてみると…「釣行夜話 其の九」 ……他、地獄の釣果34話!
  • 「超」怖い話 鬼門
    4.0
    冬の「超」怖い話の執筆メンバーの一人として滋味深い怪談を書き続ける渡部正和。衝撃の単著デビュー作『鬼市』から四年、さらなる恐怖を詰め込んだ待望の第二弾が届けられた。 夜道で拾った爪切りから始まる戦慄体験「切ってください」、とある川に纏わる因果「懺悔」、貸しアパートの奇妙な住人たちの正体…「侵食」ほか、ある時はじわじわと内臓を締め上げ、またある時は最後の最後でざっと冷水を浴びせるような恐怖が次々と襲い来る。一度読んだら忘れられない怪異譚全22話、じっくりどっぷりご堪能いただきたい。
  • 「超」怖い話クラシック ベストセレクション 殯(もがり)
    -
    数々の実話恐怖譚を世に送り出してきた「超」怖い話4代目編著者である加藤一。その膨大な作品群のなかから、特に説明のつかない奇妙で摩訶不思議な真実を厳選収録した怪談ジャンキー待望の傑作集。丁寧な取材に裏打ちされた圧倒的なリアリティー感、濃縮の全91話。読む者はまず緊張と緩和に包まれる。そしてリアルがゆえに、間をおいて襲ってくる本物の恐怖…。学校、公園、病院で…誰もが経験しそうな身近にある遭遇談を集めた「超」怖い話クラシック…実話ホラーの基本がここにある。貴重な書き下ろし3話も合わせて収録した。
  • 「超」怖い話 Σ(シグマ)
    -
    「超」怖い話誕生からついに二十周年を迎えた。いや、突入したというほうが相応しいだろうか。さながら小石を積むがごとく、市井に散らばる様々な怪との遭遇譚を拾い集め、丁寧に積み重ねてここまで来た。その旅路はまだまだ終わりそうもない。この世に人が、怪が、ある限り――。節目となる今作は悪戯に恐怖を煽ることも奇を衒うこともなく、真摯に怪と向き合い体験者に寄り添って事実を記した結果が積まれている。不思議としかいいようのない出来事、日常の小さな綻びのような恐怖、底知れぬ不気味さと消せぬ悪寒……。「超」怖い話はそれらすべてを包含する生ける記録体としてこれからも在り続けるだろう。目に見えぬ「何か」に改めて畏怖と敬意を抱き、頭を垂れたいと思う。 恐怖を求めて二十年。血骨凍てつく怪と不思議の全実録!
  • 「超」怖い話 死人
    -
    體に纏わりつく死醜、心に沈殿してゆく死界…絶対恐怖の実話怪談! 徹底した取材から綴られる最新恐怖実話! 怪異に遭遇するというのは事故に遭うようなものなのかもしれない。忌まわしき死人たちの戯れを前に、人は叫ぶことを忘れるほど慄く。防ぎようもなく備えようもない暗黒の陥穽に嵌った人間たちの恐怖譚を、丹念に取材し記録した28編を収録。あの世とこの世の間に仕掛けられた【「超」怖い話】というブラックボックス、覗き見れば――もう抜け出せない。
  • 「超」怖い話 辰
    3.0
    三体の文楽人形を妻とする男 旧家に伝わる一子相伝の儀式 竜神から預かった約束の皿 新築の家に隠された呪い面 闇を覗く愉悦! 令和の聞き書き怪談集 2024年の始まりに大増ページで贈る「超」怖い話、最新刊。 ・無人の山小屋で録音した自然音に混じっていた恐怖の声…「ヒーリング・ミュージック」 ・禁じられた川で遊んでいる最中、川面に映る少年の顔が突如老人に変化して…「川遊び」 ・7歳になる前に亡くなった初孫が死ぬ前に遺した不気味な言葉…「待望」 ・旧宅の屋根裏にあった陶磁の皿。竜神様からの預かり物だというが…「老人と川」 ・紋様が老人の顔に見える楕円の石。表情が変わると凶事が…「蒐集家」 ・動物が家の周りで死に、畳が腐る新築の家。床板を剝がすと土で作られたお面が…「瘴気」 ・竜の字が入った男と関わってはならぬ。警告のお告げを破ると…「関係」 ・商家の亡くなった三人娘を象った文楽人形。一家繁栄の守り神というが…「サタメ」 他、怒涛の恐怖全36話!
  • 「超」怖い話 憑黄泉
    -
    怪異とは正体不明の恐怖である。それはちょうど地中にあって見えない不気味な植物の根のようなものだ。人には謎を明かしたいという本能がある。怪はどこから生えているのか、その根源を見たいと思ってしまうのだ。だが、明かされた謎に恐怖が消える場合もあれば、なおいっそう深みにはまる場合もある。ここに納められた13章の怪はどれも根深く、忌まわしい。闇からずるりと手繰り寄せるその先にあるもの……それは「見てはいけない何か」なのかもしれない。
  • 「超」怖い話 寅
    4.5
    神秘と恐怖に喰らいつく! しばれる冬の実話怪談、「超」怖い話〈干支シリーズ〉2022年は寅。 「祖父ちゃんが、ホワイトタイガーに見えた…」 全身、虎のような横縞の傷をつけた祖父の霊。 大陸から持ち帰った虎の牙と髭。 祈祷師の予言「寅年の女児を授かれば財を得る」との関係は…? 「虎よ虎よ」より 恐怖と好奇心の葛藤。本能がそそられる怪奇実話、全34話収録! ・中部地方の旧家にある曰く付きの六畳間。家の者がそこで寝ると病を得、よその者が寝るとある夢を見る。果たしてその夢とは…「四方八方」 ・東北出身の全盲の祖母が孫に語った秘密。闇の中に見える不吉な黒い朝顔の種が意味するのは…「同じ闇を見ている」 ・釣り先で友人がどこからか拾ってきたキャリーカート。捨てろと言っても聞かず、しだいに言動に異変が…「キャリーカート」 ・山で篠笛の練習をしていると呼応するように聞こえてくる美しい音色。祖父はヌエの声だというが、その正体は…「笛の音」 ほか、仄暗い密林にそっと身を潜め獲物を狙う虎の如く、突然あなたに襲い来る怪34話!
  • 「超」怖い話 酉
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    こっちへおいで…。 怪談の新たな夜明けに鳥が啼く! ぞくりを楽しむ大人の心霊怪奇譚! 今年も「超」怖い話とともに1年が幕を開ける。 おめでたい新年に本書を手に取られる読者の皆様はかなりの怪談ジャンキーとお見受けするが、その期待を裏切らぬ厳選の27話をお届けする。 常連の方はいつもよりやや少ない話数と感じられるかと思うが、その通り。 短いページ数では収まらぬ濃くも深い因縁譚がかなり集まってしまった。 酉といえば、夜明けを告げる鶏。長らく続いてきた「超」怖い話シリーズだが、この1冊まさしく新たな怪談の夜明けとなるに違いない。 いま、かつてない恐怖の扉が開く――。
  • 「超」怖い話 子
    -
    父の自殺から始まる或る一家の数奇な運命。 因果の呪縛がジワジワと我々をも締め付ける戦慄の41話! 1991年より脈々と受け継がれてきた恐怖の系譜、「超」怖い話。 夏は十干シリーズ、冬は干支シリーズと年2回今年も選りすぐりの恐怖と不思議を皆様にお届けする。 さて、今回の冬は「子」。 人生の節目節目に突如現れる白鼠。その意味とは…「ねずこ」、 父の自殺から始まる或る一家の数奇な運命…「海と道と床と首」、 母が大事にしていた仏膳椀。家族の危機の度に身代わりとなって割れていくかに思えたが…「椀」、 提灯を持った祖母に手を引かれ歩いた記憶。だが、それは本当に祖母だったのか…「提灯」他、 取材に基づく驚愕戦慄の書き下ろし! 著者について 1972年九州生まれ。2007年より冬の「超」怖い話に参加。主な著作に『「超」怖い話 死人』『「超」怖い話 ひとり』など。 山形県出身、O型。2010年より冬の「超」怖い話に参加。 主な著作に『「超」怖い話 隠鬼』『「超」怖い話 鬼門』など。 1979年栃木県生まれ。2014年より冬の「超」怖い話に参加。 2017年より夏も兼任。主な著書に『「超」怖い話 鬼胎』など。 1967年静岡県生まれ。O型。獅子座。 人気実話怪談シリーズ『「超」怖い話』四代目編著者として、冬版を担当。 また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超-1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル『恐怖箱』シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中。 主な著作に『「忌」怖い話』、『「超」怖い話』、『「極」怖い話』シリーズ(以上、竹書房文庫刊)、『怪異伝説ダレカラキイタ』シリーズ(あかね書房)など。 1967年静岡県生まれ。O型。獅子座。 人気実話怪談シリーズ『「超」怖い話』四代目編著者として、冬版を担当。 また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超-1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル『恐怖箱』シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中。 主な著作に『「忌」怖い話』、『「超」怖い話』、『「極」怖い話』シリーズ(以上、竹書房文庫刊)、『怪異伝説ダレカラキイタ』シリーズ(あかね書房)など。
  • 「超」怖い話 未
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    本当に怖い実話怪談はこれだ!本物の恐怖だけを集めた唯一無二のホラーシリーズ「超」怖い話。加藤一、久田樹生、渡部正和、深澤夜の4人が織りなすガチで震える恐怖実話!
  • 「超」怖い話 ひとり
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    恐怖の穴に頭から呑みこまれていく……誰も助けてくれない闇地獄。奈落の実話怪談! ガチ怖の鬼、直取材にこだわる久田樹生が血の滲む指で拾い集めた最新実話怪談集。マンションの集合ポストに入れられる謎の球体。入れられた家は…「けん玉の球」、父親と二人の息子、不思議なくらい顔が似ている一族には恐るべき因縁があった…「同じ」、隣家のベランダから聞こえるでんでん太鼓のような音。音は発砲スチロールの箱から聞こえるようなのだが…「トロ箱」ほか、ぞくりと寒気の走る恐怖実話28編を収録。生きるもひとり、死ぬもひとり。この恐怖は誰も代わってはくれない……。
  • 「超」怖い話 仏滅
    3.0
    不思議なこと、空恐ろしいこと、あるんです…。 超戦慄、大反響! お寺の実話怪談、お坊さんの語る怖い話! 由緒正しきお寺のご住職から聞き集めた正真正銘の実話怪談、『「超」怖い話 怪仏』。 圧倒的な恐怖とリアリティでもって読者を震撼させたこの寺怪談の続編がついに届けられた。 仏も滅亡するような最悪の日=「仏滅」と冠した本書には、前作を凌ぐ摩訶不思議な話、身の毛もよだつ心霊譚がびっしりと収められている。 怨み、妬み、執着……生者死者問わず人間が引き起こす怪事件のおぞましさはまさに阿鼻叫喚もの。 もちろん中には不思議な良い話もある。 それらすべてをひっくるめて人間の業と言えるのかもしれない。 今回は「拝む」をテーマに占い師の方からも奇怪な話を伺った。 厳しい修行を積まれた僧侶の方、そして数々の悩みに立ち会ってきた占者だからこそ見えたもの……拝む人が目撃した戦慄の実話怪談をとっくりと味わっていただきたい。
  • 「超」怖い話ベストセレクション 怪恨
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    「ガチ怖」と言えば久田樹生と言われて久しいが、そもそも「ガチ怖」とは一体何をさすのか。本気で震えあがる怖い話、長くて読み応えのあるどっしりとした怪談、それらを意味するのは勿論だが、その根底には「話そのものがガチである」というのが大前提としてあるのではあるまいか。つまり、「本当に起きた話で、リアルである」ということだ。それゆえに「ガチで怖い」のだ。無論、実話怪談と名のるものが「本当にあった話」であることは当然のお約束であるわけだが、久田樹生の場合は又聞きや電話やメールで話を聞いたという曖昧さが一切ない。すべて、足を運び、本人から直接目を見て話を聞くというスタイルから成り立っている。それこそが本物の凄みであるのは、本書を一読されればご理解いただけることと思う。まさに魂を削って事実を伝えている。その血生臭い香りをぜひご堪能あれ。

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