検索結果

  • スター作家傑作選~春を待つシンデレラ~
    -
    『花嫁の困惑』 身寄りなきウエイトレスのマリリーは、ハンサムで裕福な客ジャスティンに密かに憧れていた。吹雪で足止めを食った彼を小さな自宅に泊めた夜、マリリーはついに彼への想いを遂げる。だが翌朝目覚めると、彼は姿を消していた。彼女の身に、愛の証だけを残して。 『かわいい訪問者』 仕事に集中できないのは社長のデインが休養中だから? そんなアシスタントのキャスリンに1本の電話が。「双子の赤ちゃんを玄関で見つけた。助けてくれ」彼女はボスのもとに急行した。ああ、困ったわ。1週間ぶりに会うデインは、いつもよりもっとすてき! 『愛が試されるとき』 キットは婚約者ラファエルの故郷スペインで挙式する予定だった。だがラファエルが事故で負傷し、彼の強い希望で手術前に式を行った。その後、妻として手術の成功を喜んだのもつかのま、衝撃の事実がキットを襲う。夫は記憶を失い、新妻のことも忘れていた……。 『奇跡に満ちた一日』 ある朝、アナスタージャは玄関を開けて驚いた――そこにかわいい子猫が置かれていたのだ。おかげで仕事に遅刻してしまい、上司のロスに事情を話すと、今日はバレンタインデーだと言われる。いったい誰から? 首をひねる彼女のもとに、さらなる贈り物が……。
  • スター作家傑作選~シンデレラ・クリスマス~
    -
    『マッケンジーの娘』 メアリスが目覚めると、見知らぬ男性がこちらを見つめていた。ここ数時間の記憶がない。マックと名乗る彼に、不思議と寄り添いたい衝動に駆られる。だが、二人が体を重ねたのか知りたいのなら答えはノーだ、と彼はにべもない。この人はいったい、何者なの? 『雪夜のハプニング』 天真爛漫なケリと真面目な隣人ロックは、昔から兄妹のように過ごしてきた。ある日、雪道を走行中、事故で車が故障し、ケリが肩を負傷。ロックに軽々と抱き上げられたケリは、彼を男性として強く意識する。そして無人の小屋で、初めて一夜を過ごすことに……。 『イヴに天使が舞いおりて』 挙式寸前に婚約破棄されたブルック。クリスマスイヴの夜、吹雪の中で泣く幼い少女を発見し、自宅で保護する。警察に通報後、事情を聴きに来たたくましい保安官のヴァンスに思わずときめくが、彼は結婚寸前で破局した経験から生涯独身を決め込んでいて……。 『クリスマスはあなたと』 「大変! どうしましょう!」デパートの販売員ジュリエットの乗るエレベーターが突然停止した。閉所恐怖症の彼女は、並外れた美貌の男性の前で取り乱す。すると彼は震える彼女を抱き、キスで黙らせた――それが、オーナーである大富豪ロブとの出逢いだった。 *『マッケンジーの娘』『雪夜のハプニング』『イヴに天使が舞いおりて』は、既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • スター作家傑作選~涙雨がやんだら~
    -
    『初恋を取り戻して』 冷たい親に育てられた18歳のヘイリーにとって、恋人マックが心の支え。だがドライブ中に不幸な事故が起き、マックだけが重傷を負ってしまう。彼の家族から面会すら拒絶され、失意のヘイリーは彼に別れを告げることなく故郷を去った。それから10年後―― 『セクシーな隣人』 女手一つで育ててくれた母を病で亡くしたセイディ。数カ月前に引っ越してきた彼女は、隣に住む魅力的な独身貴族のバックに想いを寄せているが、彼にパーティへ誘われても、内気なためにいつも断っていた。だがあるとき、とうとうバックと二人きりになり……。 『シークと乙女』 天涯孤独のベアトリスは手紙で弁護士事務所に呼びだされた。そこにいたのは、さる国の次期君主タリク。弟と別れてほしいと多額の手切れ金を提示され、寝耳に水の話に驚く。人違いよ、彼の弟なんて知らないもの。ベアトリスは小切手を拒んだが……。 『伯爵との消えない初恋』 18歳のシルヴィは、外国から帰国中の伯爵クリスチャンと出会って恋に落ち、身も心も捧げた。遠方へ戻っていった彼からの連絡を待ったが、手紙1通届かない。気づけば、お腹の中で彼の子が育っていた……。月日は流れ、いま再び、目の前にクリスチャンが現れる。 *本書に収録されている『初恋を取り戻して』、『セクシーな隣人』、『伯爵との消えない初恋』は既に単話で配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • メリー・ベビー・クリスマス
    -
    『再会のクリスマスから』―ロウィーナは夫の会社のクリスマスパーティで社長を目にした瞬間、凍りついた。キアがなぜここに? 彼はロウィーナの兄の親友で、11年前、彼女の前から突然去った元恋人だった。夫の重大な裏切りでロウィーナがぼろぼろになっていると知ると、彼は親身に相談に乗り、励ましてくれた。でも信じてはだめ。ロウィーナは揺れる心を戒めた。 『届かなかったプロポーズ』―大富豪ロッコと庭師のアンバーは身分違いの恋人同士だった。だが、アンバーがふたりの関係をゴシップ紙に売ったと誤解したロッコは、冷酷にも彼女を捨て去った──彼の子を身ごもっていると知らずに。1年半後、再会したロッコに誘惑され、アンバーは熱い夜を過ごすが、すぐに深く後悔する。彼から愛人になるよう命令されたのだ! 『イブの口づけ』―アニーは経営学を学ぶ23歳の大学院生。母が務める会社の社長の息子に憧れ、いつかは彼とカップルになることを夢見ていた。ところがイブのパーティの夜、彼女はヤドリギの下で副社長のミッチにいきなりキスをされ、これまで感じたことのない興奮を覚えて愕然とする。なんて無礼な人! でもなぜか彼の顔が頭から離れず……。 *本書に収録されている「再会のクリスマスから」は、既に配信されている作品と同作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 愛は華麗に II【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
    3.0
    『誘惑のモロッコ』(ミランダ・リー著)長い黒髪を革紐で束ねた男が馬を引いて競売場に出てくると、ベスは息をのんだ。すばらしい馬に、強烈な印象の男性だ。馬の買いつけのためにアフリカまで来た彼女は、ふとした偶然からその男性――アザイアの城を訪れることになる。モロッコの王族である彼が女性を城に招くとき、それはベッドへの招待であることなどつゆ知らず。 『恋するアテネ』(ジュリア・ジェイムズ著)冷酷な大富豪の祖父と直談判するため、アンドレアはアテネに来た。豪壮な屋敷に着き、家の中を見てまわる途中、テラスに立つ男性に気づいてアンドレアは息が止まりそうになった。このうえなくハンサムな顔に、なぜか蔑みの表情を浮かべている。彼が、私を卑しい身分の女だと考えているのは間違いない。だが夕食の席で、その男の正体を知ったアンドレアは呆然とした。 *本書に収録されている『恋するアテネ』は、既に配信されている作品と同作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 再会にときめいて III
    -
    『復讐は愛ゆえに』―女優のジェシカは写真撮影のため、カメラマンのアレク・ステッドマンの仕事場に向かった。アレクと会ったとたん、ジェシカは圧倒された。百九十センチを超える長身と、金色に輝く不思議な目。撮影が始まるやプロとしての厳しい要求が続き、ジェシカはついに倒れてしまった…。『ファンタジー』―あまりに大きなショックを受け、イブは闇の中、ひたすらアクセルを踏み続けた。茂みを抜けると、目の前に海が開けた。車を止めた彼女はためらわず服を脱ぎ、泳ぎだしていた。ところが、ふいに脚がつって、イブの体は海中に沈んだ。意識が戻ったとき、彼女の前には男の姿があった。
  • 薔薇のレディと醜聞【ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版】
    -
    愛されないなら婚約を解消したい。でも私はもう、彼を愛している……。 愛し愛される結婚を夢見るグレースは社交シーズンのロンドンへの道中、宿屋で公爵家出身の美男子ルシアン・セントクレア卿と居合わせた。放蕩者の彼は夜遅くに、酔ってグレースの部屋に間違えて入ってきて、寝乱れた彼女を熱っぽく眺めると、いたずら心でキスを求めてきた。そしてグレースが唇を奪われたまさにそのとき、部屋の扉が開き、彼女の後見人にあられもない姿を見られて誤解されてしまう!思ってもみなかった事態に青ざめるグレースに、こうなった以上、僕たちは結婚するしかない、とルシアンが告げた。だが、人と深く関わりたくない彼には心に決めていることがあった――もちろん、妻になる女性とも他人行儀な関係を保とうと。 ■相思相愛の結婚と、他人行儀な結婚。真逆の結婚像を思い描く二人の愛なき婚約から始まるラブストーリー。故エリザベス女王も認めた英国を代表するロマンス小説家キャロル・モーティマーによる、リージェンシー・ロマンスの大ヒット作をお贈りします! *本書は、ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャルから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 鷹の公爵とシンデレラ【ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版】
    -
    両親も、すてきな服も、住む家も……。何もない私に、幸せは訪れるの? 後見人の母娘に疎まれ、使用人も同然の生活に耐えるジェーンは、幸せな結婚など夢のまた夢と、将来を悲観していた。ある日、屋敷でハウスパーティが開かれることになり、このうえなく優雅なスタワーブリッジ公爵が招待客としてやってきた。遠くから見つめるだけで、ジェーンの心は躍った。晩餐前のひととき、すさまじい色のドレスを着せられた彼女に公爵が興味を示したことで、事態は一変する――ジェーンは後見人から、公爵の気を引こうとしたと責められ、屋敷を追い出されてしまったのだ!困った彼女は公爵に請うた。「ロンドン行きの馬車にお乗せください」あえなく拒まれたジェーンは、ならばと密かに荷車に乗り込んだ! ■名門貴族スタワーブリッジ公爵と天涯孤独なシンデレラの身分違いの恋を描いた、キャロル・モーティマーの大ヒット・リージェンシー! ジェーンの必死の頼みを断った公爵の真意とは? *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • スター作家傑作選~甘やかな白昼夢~
    -
    『ヴァージン卒業宣言』 十代の頃から病弱な母の介護に明け暮れたウエイトレスのメリリー。気づけば同世代の皆が恋に結婚にと忙しい中、いまだ男性経験すらない。メリリーは意を決し、前から気になっていたセクシーな客ブリックに“初めての相手”を頼む。すると彼は一晩考えた末……。 『身も心も』 アンジェリーナは天涯孤独の身となり、寄宿学校へと送られて教育を受けた。アレクサンダー・セントクレア――第9代スタワーブリッジ公爵の計らいのおかげだ。3年後、彼女はロンドン随一の高級住宅街にある公爵の屋敷を訪れた。恩に報いて身を捧げるために。 『海賊に贈られた花嫁』 ガートルードは修道院から海賊船へ差し出された。船長の求める役目を果たすために。湯浴み中の船長に裸を誇示され、彼女は叫んだ。「ああ、神様!」船長が不敵に告げる。「海賊は奪う。持ち腐れの宝を狙う。優秀な海賊は、何一つ返さない――おまえを帰さない」 『過激な寵愛』 古代ローマ時代――奴隷小屋で競りに出された私は、堂々たる体躯の裕福な商人に買われ、彼の屋敷で働くことになった。夜、ご主人様が私の粗末な寝床に現れ、容赦ない歓びを与えてくださった。そこから、奴隷としての“お勤め”を待ちわびる日々が始まった――
  • 貴公子と清らな薔薇
    -
    高貴な身分のあの人に、身のほど知らずの恋をした。 「僕の弟が戦死したばかりなのに、次の獲物を探しているのか?」牧師の養女リリーは世界一会いたくない人物と最悪の再会を果たした。亡き幼なじみが崇拝していた兄である麗しの将校――公爵位を継ぐために帰還したジャイルズ・モンタギュー卿だ。彼はリリーを金目当てで弟をたぶらかした悪女と決めつけ、顔を合わせるたびに捨て子だったことを持ち出して嘲るのだ。深く傷つきながらもなぜか彼を憎みきれずにいたある日、またもやジャイルズ卿と言い合いになり、偶然体が触れ合った。その瞬間、胸のうずきを覚えたリリーは彼への想いに気がついた。貴族の彼と結ばれるなど、万にひとつの望みもないのに。 ■エリザベス女王やアメリカロマンス作家協会からも賞賛される大スター作家、C・モーティマーのピュアでホットなリージェンシー。“身分卑しき悪女”の無自覚な色香に翻弄される傲慢ヒーロー、不遇なヒロインの出自の真相……。読みごたえたっぷりの力作です!
  • フランス人は10着しか服を持たない コミック版 ダイエット&ライフスタイル 編
    4.8
    人生をリセットするのがこんなに簡単だったなんて。 これまでの自分が、魔法のように変わる! ムダな間食や、平凡な日常にさよなら。 パリの貴族に教わる、“エレガントな暮らし方”の秘密。 Le Premier Act ~旅の始まり~ Chapitre 1 間食はシックじゃない Chapitre 2 食べる喜びを我慢しないで Chapitre 3 毎日、体を動かそう! Chapitre 4 散らかすのはシックじゃない Chapitre 5 小さなハッピーを見つけよう Chapitre 6 教養は一生の財産! Chapitre 7 情熱的に生きる
  • フランス人は10着しか服を持たない コミック版 ファッション&ビューティ 編
    4.8
    毎朝、クローゼットの前で「着る服がない」と悩んでいる? 買い物をしても、メイクを頑張っても、なにか物足りないと感じていませんか? フランスマダムに学ぶ、パリ流“片づけ”術。 Le Premier Act ~旅の始まり~ Chapitre 1 普通の毎日がスペシャルに思えてくる Chapitre 2 たった10着のワードローブで人生が変わる Chapitre 3 自分らしさ、自分のスタイルって何? Chapitre 4 いつも美しく装うことは、人生をリスペクトすること Chapitre 5 心をマテリアリズムに支配されない Chapitre 6 ナチュラルメイクのすすめ Chapitre 7 女らしさの意味
  • 傲慢な公爵の陥落
    -
    美貌の貴公子に恋した娘は、自分が囚われの身とも知らず……。 両親を亡くしたのを機に、自分が里子だったと知った19歳のリゼット。今は、質素だけれど平穏に暮らしてきた田舎の農場を出て、実の母だという女性を手伝ってパリの酒場で働いている。ある日、クリスチャンと名乗る伯爵と出会い、高貴で美しい彼とたちまち恋に落ちた。そして、一緒にイギリスへ渡ろうと誘われると、リゼットは冷たい母のもとを離れ、初めての恋に懸けることにした。ところが、いざ到着したあとで、隠されていた真実を知り愕然とする。じつはクリスチャンの正体は諜報員として働くイギリスの公爵で、彼女は人質としてこの国へ連れてこられたのだった!■エリザベス女王に賞賛された名作家キャロル・モーティマーによる〈孤高の公爵シリーズ〉の第6弾です。いよいよシリーズ完結となる本作は、あっと驚く展開が待ち受けているハラハラドキドキのドラマティック・リージェンシー。堂々のフィナーレをご堪能ください!
  • 尊大な公爵の愛情
    -
    孤独を愛する公爵に拾われた、帰る家も名前もない娘……。 ある日、ロザラム公爵グリフィンは馬車で領地へ帰る道中、突然飛び出してきたネグリジェ姿の娘をはねてしまった。泥だらけで地面に倒れた彼女は意識を失っていたため、やむなく公爵邸に連れ帰って介抱することにする。一方、眠りから覚めた娘はいっさいの記憶がないことに戸惑った。このたくましくて美しい男性は誰……いいえ、それより私は誰?「君の名は?」そう尋ねられて答えに窮していると、公爵と名乗る彼に、美しき女性を意味する“ベラ”と名づけられた。思わず胸を高鳴らせるベラだったが、鏡を見てすぐに自戒した――こんなみすぼらしい私を、公爵様が本気で美しいと思うはずがないわ! ■エリザベス女王からも賞賛される名作家C・モーティマーの大好評〈孤高の公爵シリーズ〉の第5弾。圧倒的な存在感の公爵と儚げな娘の取り合わせは、さながら『美女と野獣』を彷彿とさせます。巻末には横浜国立大学の小宮正安教授による歴史解説コラム~ヒストリカルへの招待~第4話【天使か? 悪魔か? 「後見人」】が掲載されています。
  • 不遜な公爵の降伏
    2.0
    つらかった白い結婚が終わりを告げ、今また降りかかる、いわれなき責め。 社交界の貴婦人は誰もが、伯爵未亡人マライアを見て眉をひそめる。彼女は5年前に親ほども年上だった夫が亡くなってからというもの、妖艶な美貌を武器にあまたの愛人を作っているともっぱらの噂だった。そんな醜聞を信じた男が一人、マライアのもとを訪れた。ウォルフィンガム公爵ダリアンは端整な顔に蔑みの色を浮かべ、弟をたぶらかすのはやめろと一方的に彼女を咎めた。事実無根だわ! 本当の私は男性に愛されたことさえないのに……。だが、そうとは知らないダリアンの傲慢な責め口調に耐えきれなくなり、マライアは思わず彼の肩に手をやり、押しのけてしまう。すると、どうしたことかダリアンは息をのみ、その場で気を失った――。 ■蜜に群がる蜂のような花嫁候補たちをかわし、気の合う公爵仲間との絆を重んじる男たちを描く〈孤高の公爵シリーズ〉。第3弾となる本作は、互いに秘密を抱えたヒーローとヒロインの物語です。円熟の境に入ったC・モーティマーの、息もつかせぬ展開をご堪能あれ。
  • 夢に見たイブの日
    -
    『クリスマスは愛のとき』―エリーは弟トビーの取った行動に唖然とした。職場のパーティーに姉をエスコートしてほしい、と尊敬する上司パトリック・マグラスに依頼したのだ。パトリックにエスコートしてもらえたら、どんなにすてきだろう。でも、彼の厚意に甘えることはプライドが許さない。すぐさまエリーは断ったものの、翌週どうしても彼に頼らなければならない事態が生じて……。 『冬の恋物語』―病院で住み込みの雑役係をしているクローディアは苛酷な労働のため、ベッドに倒れ込む日々を送っていた。世話になっていた大おじが亡くなり、その家を相続した遠縁の男性に追い出されてしまったからだ。そんなある日、大おじの診察に訪れていた医師トマスから、クローディアは唐突に形だけの結婚を申し込まれた。「結婚すればきみは自由を、ぼくはよき友人を手に入れられる」 *本書に収録されている「クリスマスは愛のとき」「冬の恋物語」は、既に配信されている作品と同作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • オフィスでの恋物語
    -
    ●『裏切りの花束』(エマ・ダーシー著)ケイトリンはデーヴィッドの仕事上のアシスタントであり、 同時に恋人だった。しかし彼はまったく心を開こうとしない。 バレンタインデーの朝、ケイトリンはついに別れを決意した。 だが出社してみると、デスクに赤い薔薇が届いていた。 デーヴィッドが私のために? ケイトリンの心に希望が芽生えた。 しかし、彼は薔薇の花など贈っていないと言う。 ●『秘書は天職』(ダイアナ・ハミルトン著)クレオは冷厳な独身貴族として有名な頭取ジュード・メスカルの個人秘書。 ある日、クレオは過去の恋人に呼び出され、すぐに大金を出さなければゴシップ紙に二人の関係を売ると言われた。 両親を亡くしたクレオをただ一人気にかけてくれた叔父が、 先日心臓発作を起こしたばかりだ。ショックを与えるわけにはいかない。 クレオは悩んだ末、ある行動に出た。★ “オフィスでの恋物語”――ただの秘書だけど、ひとりの女性としても 見てほしい……。オフィスを舞台に燃える、熱い愛の物語です。★
  • シンデレラに憧れて
    -
    『オークション・ブライド』―マディソン・ホルトは、親友のたっての頼みで、チャリティーオークションの“商品”になった。“商品”の内容は、競り落とした人の“雇われ妻”として、一週間、家事その他のサービスを提供する、というものだ。彼女を競り落としたのは、町でも指折りの富豪で、プレイボーイとしても有名な、アレックス・ドナヒューだった。近々開くビジネスパーティのホステス役が必要だったのだ。 『半年だけのシンデレラ』―キャサリンはドミニクに別れを告げようとしていた。この半年間、彼女は夢の世界に漂っていた。豪華なドレスに身を包み、毎夜パーティにくりだして、おまけにすてきな男性とも知り合って。でも本当のキャサリンは、平凡で控えめでまったく目立たないタイプだ。それに比べてドミニクは常に女性たちの注目の的。長身のしなやかな体、魅力的な顔だち、堂々たる雰囲気……。 *現在、配信中の『オークション・ブライド』と内容が重複しています。ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 奇跡を届けて
    -
    『過去からの誘惑者』ケータリングサービスを営むジェーンはある夜、ずっと避けてきた男、ガブリエルに出会った。三年前、理不尽な因縁からジェーンは彼の恨みを買い、以来報復を恐れ、髪の色も名前も変えてひっそり生きてきたのだ。ところがガブリエルは、ジェーンの正体には気づかず、花束を贈ったり食事に誘ったりとしきりに交際を求めてきて……。 『地上に降りた天使』 三人の子供に手を焼く男性ニックのもとに派遣された、天使のベス。子守をすることが使命だと思ったが、ひどく不幸せそうな彼を見て、自分は彼の心を救うために天上から遣わされたのだと気づく。ベスはニックの心に人間らしい感情をよみがえらせるが、いつしかある悩みをかかえるようになった。天使だというのに、人間のニックに恋をしてしまったのだ。 *現在、配信中の『過去からの誘惑者』と一部内容が重複しています。ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 高慢な公爵の誤算
    -
    冷酷非情な公爵はまるで優雅な野獣。わたしを怯えさせ、また魅了する……。 親友たちと杯を交わした帰り道、公爵ザカリーは謎のレディと出会った。黒いベールで全身を隠した彼女は重大な秘密を告げに来たと言い、世間が知らないはずの、彼の“影の姿”も知っているらしい。ザカリーの瞳に妖しく獰猛な光が宿った――危険だが興味深い娘だ。彼は抵抗する隙も与えず彼女を軽々と担いで屋敷まで運ぶと、みずからの寝室に連れていき、正体を明かすよう詰め寄った。すると、驚くことにベールの下から姿を現したのは、10カ月前、彼との婚約を破棄して異国へ逃げたジョージアナだった。あの生意気な小娘が今さらなぜ? ザカリーは冷酷にほくそ笑んだ。彼女が真の目的を白状するまで、しばらく籠の鳥にして楽しんでやろう。 ■結婚市場にあふれ返る花嫁候補には興味を示さず、気の合う仲間と紳士クラブに集う男たちを描く〈孤高の公爵シリーズ〉第2弾。冷酷非情な放蕩貴族として有名なホークスミア公爵が主人公の本作は、ある逆境に置かれた元婚約者とのドラマティックな再会物語です!
  • 不埒な貴族と籠の小鳥
    4.0
    世間知らずの小鳥は、堕天使の翼に守られる――人気作家C・モーティマーが贈る、可憐なリージェンシー! 公爵未亡人のジュヌヴィエーヴは、社交界にデビューしたばかりの少女のように胸をときめかせて舞踏会を楽しんでいた。18歳のとき、老公爵に売られるように結婚して以来、おぞましい生活を強いられてきたが、その夫が亡くなりようやく自由になれたのだ。紳士から慣れない賞讃を浴び、彼女が舞い上がっていると、ふいに冷ややかな声に制された。数多くの浮き名を流し、社交界の堕天使と呼ばれるベネディクト卿。彼はその紳士がジュヌヴィエーヴの目を盗んで薬を盛ろうとしていたことを暴露すると、辛辣に彼女の不注意を非難した。■ハーレクイン・ロマンスでおなじみの人気作家キャロル・モーティマー、待望のヒストリカル長編が登場! ヒロインは、18歳で家族のために老公爵との結婚を強いられたジュヌヴィエーヴ。つらい結婚生活ののちに未亡人となった彼女は、ロンドンで暮らし始め、まるでデビューしたての娘のように華やかな社交界に胸をときめかせます。そこで社交界の“堕天使”の異名を持つベネディクトに目をつけられて…。ジュヌヴィエーヴを“経験豊富な未亡人”と思い込んで近づいたベネディクトが、ジュヌヴィエーヴの純真さや警戒心のなさにうろたえる姿が見物。笑いあり、涙あり、刺激的なラブシーンあり、の著者渾身の一作です。関連作『悪魔公爵と一輪のすみれ』と合わせて、華麗なリージェンシーの世界にどうぞ。
  • 緋色の髪の乙女
    4.5
    ひた隠しにしてきた片想いが、 こんな形で砕け散るとは……。 1年前に事故で両親を亡くし天涯孤独になったエレノアは、遠縁の公爵未亡人のもとに身を寄せ、話し相手を務めている。そんな彼女が寝ても覚めても頭に思い描くのは、公爵未亡人の孫、ジャスティン――経験豊かな金髪碧眼の公爵だ。しょせんは身分違いの片想いだと自分を戒めるエレノアに、ある日、社交界デビューの話が持ち上がった。しかも公爵未亡人が後見人に指名したのは、なんとジャスティン。彼女がきちんと嫁げるよう持参金を用意してやると話す彼の、どこか面白がっているような様子に、エレノアは傷ついた。彼は適当な花婿を見つけて、私を追い払おうとしているんだわ!■『碧の瞳の家庭教師』の関連作です。 社交界デビューをともにして以来親友同士の老婦人が、独身を謳歌する孫たちの花嫁探しに頭を悩ませる物語もいよいよ本作でラスト。 C・モーティマーが描く華麗な貴族の恋愛模様をご堪能ください。
  • ウエディング・ストーリー2008 愛は永遠に
    3.0
    「愛人の秘密」 ジュリア・ジェイムズ/アラーナは五年ぶりに突然再会した男性を見て愕然とした。たった六カ月だけ夢のような生活を与えてくれたギリシャ人の大富豪――レオン・アンドレアコス!だが楽園での暮らしは、恐ろしい出来事と共に終わりを迎えたのだった。彼女は今、茫然として立ち尽くすしかなく……。2「フィアンセを演じて」 シャロン・ケンドリック/家政婦のミスティは雇い主ジョヴァンニからの唐突な依頼に言葉を失った。彼の妹がマスコミの餌食になるのを防ぐため、しばらく婚約者を演じて世間の関心をそらしてほしいという。この四年間、雇い主への思いを隠してきた彼女は、ジョヴァンニの残酷な頼みに心を引き裂かれた。3「花嫁の決心」 ヴィッキー・L・トンプソン/結婚式の行われる教会に向かうリムジンの中で、プリシラは反省していた。六カ月前、彼女は今リムジンを運転しているジョッシュに振られたのだ。いくら見返すためとはいえ、好きでもない人と結婚するわたしの運転手に指名するなんて。後悔に駆られた彼女は大胆な行動を取る。4「パリでの出来事」 マリー・フェラレーラ/妹の結婚式に花嫁の付き添いとして出席するため、シャノンは両家の家族や親戚や友人と一緒にパリにやってきた。宿泊先のホテルで顔を合わせたのは、高校時代の同級生アンドルー。彼も花婿の付き添いを務めるという。魅力的な男に変身した彼に、シャノンは心ときめくが……。
  • 悪魔公爵と一輪のすみれ
    3.8
    不埒な生きざまから“社交界の★悪魔/デビル/”と呼ばれる公爵ルパートは、パーティの最中、レディがにやけた伊達男に襲われているところに出くわした。とっさに助けた彼は、女性がパンドラ・メイベリーと知り目をみはる。1年前、二人の男がパンドラを巡る決闘で命を落としたという。以来彼女は魔性の女と囁かれているのだ。それにしても……実に美しい。潤んだすみれ色の瞳は、悪評とは裏腹に汚れ一つなく見える。ルパートはその瞳を見つめるうちひらめいた。もしかしたらぼくの目下の悩みは解決するかもしれない――彼女を花嫁にすれば。

    試し読み

    フォロー
  • 碧の瞳の家庭教師(碧:あお)
    3.3
    多くの地所を持つアダム・ホーソーンは社交界から遠ざかっていた。亡き妻が生前に男たちとさんざん浮き名を流したせいで、女性のことも信じられなくなっている。先日はひとり娘の家庭教師が色目を使ってきたからくびにして、エレナ・レイトンという地味な女性を後任として雇ったところだ。一方、人に言えない理由で家庭教師の職についたエレナは安堵していた。雇主のホーソーン卿は女を寄せつけない堅物で有名な人だから、過去をあれこれ詮索されることはないと思っていたのだ。ところがある日、ホーソーン卿の視線が熱を帯びていることに気づき、エレナの体に震えが走った――真実が暴かれる恐怖と甘美な予感で。

    試し読み

    フォロー
  • 伯爵の悪戯なラプソディ
    3.5
    見知らぬ後見人と結婚させられそうになり、家出した伯爵令嬢エリザベスは、運良く使用人として未亡人の屋敷に置いてもらえることになった。これで路頭に迷わずにすむと安堵したのもつかの間、雇主の自慢の甥で、ハンサムな伯爵ナサニエルが、屋敷にしばらく滞在することになってしまう。ナサニエルはエリザベスの後見人と親友の仲。彼女はなんとしても正体を隠し通そうとするが、ナサニエルはなぜか彼女に目を留め、何かにつけて誘惑してくる。心を許してはいけないと思いながらも、いつしか惹かれて……。■人気作家キャロル・モーティマーによる、コープランド家の3姉妹の物語。最終話は使用人として働く三女エリザベスの恋模様をお届けします。3組勢揃いの感動的なフィナーレもお楽しみください!
  • 後見人に愛のソネットを
    3.0
    新たにウェストボーン伯爵となったガブリエル・フォークナーは、ヴェネチアから8年ぶりにイギリスに戻ってきた。帰国したばかりの彼を待っていたのは、屈辱的とも言える知らせ。父親を亡くしたコープランド家の3姉妹の後見人として、寛大にも彼女たちの誰かと結婚しようと申し出たところ、3人とも拒絶して姿を消してしまったというのだ。ガブリエルは怒りをたぎらせながら、いまや自分の所有となったロンドンの屋敷に足を踏み入れた。すると、そこには3姉妹の長女ダイアナがすでに暮らしており、あっけなく彼に告げてきた。「あなたの求婚をお受けします」と。■父親の急逝で、世間の荒波に翻弄されるコープランド家の3姉妹。『伯爵に捧げるセレナーデ』に続き、3姉妹の熱い恋を描く連作の第2話をお届けします。責任感の強い長女ダイアナの運命は……?
  • 伯爵に捧げるセレナーデ
    3.3
    ブラックストーン伯爵ドミニク・ヴォーンは、最近賭で手に入れたばかりの賭博クラブに顔を出して目を疑った。雇った覚えのない仮面の歌姫が舞台で甘い歌声を響かせていたのだ。女などトラブルの元になるだけだと心得ているドミニクは、彼女を追い出すつもりで控え室を訪れた。そこにいたのは息をのむほど美しい、金髪の可憐な乙女。しかもその洗練された所作はあきらかに良家の子女のものだ。取り巻く男たちの好色な視線にも気づかずに、危険に身をさらしている彼女をなぜか放っておけず、ドミニクは忠告を与えた。無防備な唇を口づけで封じて。■父親の急逝により、突如現れた後見人に“誰かひとりと結婚する”という言語道断な申し出をされた伯爵家の3姉妹。次女カロラインは家を飛び出しますが……。3姉妹の情熱的な恋の幕開けです。
  • 令嬢と傲慢なプロポーズ
    3.3
    兄の結婚披露宴で、アラベラはワルツを踊っていた。パートナーはカーライン公爵ダリウス・ウィンター――1年半前に初めて見かけたときから、心惹かれていた美貌の放蕩貴族だ。しかしダリウスは、ダンスをしながらきわどい言葉で挑発してくる。そのうえ、彼にひとけのない暗がりへ連れだされたアラベラが、売り言葉に買い言葉でキスに身をゆだねたところ、その場面を社交界でも有名なうるさ型に見られてしまった。すると彼は断られるのを期待するように、尊大な口調で求婚してきた。翌朝、アラベラは周囲の反対をものともせずに申し出を受けいれる。ダリウスが苦々しい表情を浮かべたわけを知るよしもなく。■3人の兄ほど魅力的な男性が現れるはずはない、と恋を諦めていたアラベラ。彼女が唯一魅力を感じた相手は、悪名高い放蕩公爵で……。セントクレア家の華やかな恋物語、史上最高のフィナーレ!
  • 貴婦人と背徳のワルツ
    4.0
    友人の邸宅で開かれるハウスパーティーに招かれ、1年半ぶりに社交界に復帰したジュリエットは、周囲の冷たい視線を浴び、さっそく後悔し始めていた。そこへ、見目麗しいがやけになれなれしい紳士が、厚かましくもエスコートを名乗り出てきた。セバスチャン・セントクレア卿――公爵家の稀代の放蕩者。きっと女主人に説得されたか賭でもしているに違いない。黒い噂のつきまとうわたしと、かかわりたいはずがないのだから。不躾な誘惑を冷たくあしらったその夜遅く、寝室のバルコニーでたたずんでいると、彼が物陰から現れた!■公爵家の三男坊として自由気ままに生きてきた道楽者のセバスチャン。ところが遊びのはずの逢瀬は思いがけない愛と苦悩を導くことになります。セントクレア家の苦くて切ない恋物語です。
  • 薔薇のレディと醜聞
    3.0
    うら若きグレースは愛し合って結婚することを夢見て、後見人の公爵夫妻とともに社交シーズンのロンドンに向かっていた。道中の宿屋で居合わせたのは、ルシアン・セントクレア卿。あまたの浮き名を流す放蕩者にふさわしい美男子だ。そのルシアンが夜遅く、彼女の部屋に間違えて入ってきた。しかもあわてて逃げ出しもせず、寝乱れた彼女を熱っぽく眺めると、キスを求めてきたのだ。そして唇を奪われたまさにそのとき、公爵夫人が扉を開けた!夫人に誤解され青ざめたグレースにルシアンは告げた。こうなった以上、結婚するしかない、と。■スキャンダルを防ぐために、愛なき結婚を迫られるグレース。前作で新たな魅力を披露したC・モーティマーが贈る、セントクレア家の恋物語、第2話は涙と笑いがあふれる珠玉の一作です。
  • 鷹の公爵とシンデレラ
    3.0
    幼いころに親を亡くしたジェーンは、後見人の母娘に疎まれ、使用人同然の生活を送ってきた。みじめな将来を思って悲嘆に暮れていたとき、屋敷に公爵を招いてハウスパーティーが開かれることになる。現れたスタワーブリッジ公爵はこのうえなく優雅で、ジェーンは遠くから眺めるだけで満足をおぼえるが、なぜか公爵は彼女に興味を示してきた。それが後見人の不興を招き、ジェーンは屋敷を追われてしまう。頼る人もいないのに、どうやって生きていけばいいの……?困り果てた彼女は、ある計画を胸に秘めて公爵を訪ねた。■華麗なるセントクレア家の4兄妹の恋を描く第1話は、堅物の長男ホークの傲慢な恋模様。10/20刊のハーレクイン・ロマンスでは、現代の同一族の物語を3カ月連続刊行でお届けします。
  • 半分、青い。1
    -
    1~3巻715円 (税込)
    連続テレビ小説「半分、青い。」コミカライズ! ちょっとうかつだけど失敗を恐れないヒロイン・スズメが高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜ける!
  • 魔法が解けた朝に【ハーレクイン文庫版】
    -
    鬼母は言った。「あなたは息子と結婚すべきじゃない。これは意地悪ではなく、忠告よ」 ウエイトレスのキャリーはいつも破局の予感に怯えていた。ギリシア大富豪アレクシーズは私を世界各地に連れ回し、これまで知らなかった愛の手ほどきをしてくれる。でも彼にとって、私は恋人未満の遊び相手かもしれない……。一方のアレクシーズは母に見合い結婚を迫られ、一計を案じた。キャリーを恋人に仕立てあげて連れ帰れば、母も諦めるだろう。何も知らず彼の国へ連れていかれたキャリーは、ギリシア人ばかりの晩餐会で、言葉もわからずに孤立した。さらに、妊娠がわかると、彼の母から残酷な仕打ちを受け―― *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 傲慢富豪の父親修行
    -
    結婚か、それとも親権を争うのか。愛しい我が子を守るためなら── ロンドンのホテルで働くアレイナは、一人の男性客を目にして凍りついた。嘘でしょう? なぜラファエロがここにいるの?イタリアの富豪弁護士である彼とは5年前、カリブで出会った。互いに惹かれ合って逢瀬を重ね、アレイナは永遠の愛を夢見た。ところが突然彼に“僕は誰とも結婚しない”と冷たく拒絶され、涙を堪えて、帰国するラファエロを見送るしかなかった。呆然とするアレイナのもとに、4歳になる息子が駆け寄ってきた。じつは別れた直後に妊娠がわかり、密かに産み育ててきたのだ。するとラファエロが表情を一変させ、彼女に詰め寄って……。 ■大スター作家リン・グレアム譲りのドラマティックな展開と、共感せずにはいられないヒロイン像に定評がある、スター作家ジュリア・ジェイムズの登場です。「息子の人生から僕を締め出すなら法廷で争う」というヒーローは、はたして良い父親になれるのか……?
  • イタリア富豪と最後の蜜月
    -
    イタリア富豪は貧しい娘を妻にした。その理由は愛さなくていい相手だから。 雨の夜、ウエイトレスのコニーは富豪ダンテの車に乗せられていた。認知症の祖母をかかえ、家を立ち退くよう迫られていた彼女は、切羽詰まって思わずダンテにその事情を打ち明けてしまう。彼は意外な返事をした――自分と結婚してくれるなら、家の権利証を君のものにし、介護にかかる費用も負担しようと。コニーは驚いたが、これ以上ない申し出にダンテの求婚を受け入れた。結婚してからも二人はイギリスとイタリアで別居生活を送っていたが、いつしか彼女はある望みが胸を焦がしているのに気づいた。プレイボーイのダンテが私になんの興味もないのはわかっている。でも一度でいいから、夫に女性として求められてみたい……。 ■スター作家J・ジェイムズが描くヒロインは無垢で愛らしく、大スター作家L・グレアムを彷彿とさせます。一大決心をし、おしゃれをしてヒーローに会いに行くヒロイン。すると他人行儀だった夫の態度は一変し、二人は遅いハネムーンを過ごしますが――。
  • 炎のキスをもう一度【ハーレクイン・イマージュ版】
    -
    炎のキスを消し去る、氷の真実。なのに、おなかには小さな命が……。 仕事で全国各地を回ることになった広報のローレン。壮行パーティーで、同行者として大富豪マイケルを紹介され、長身で上品な身なりをした彼に一目惚れしてしまう。でも、なぜ初対面の私を値踏みするように見つめてくるのかしら?そんな小さな疑問は、強引に誘われて彼とダンスを踊るうちに消え、情熱に火がついた勢いのままに、気づけば彼のベッドで朝を迎えていた。だが甘い余韻に浸っていられたのも、ほんのつかの間だった――じつは彼はかつてローレンの同僚と結婚していて、彼女が妻をそそのかしたのが離婚原因だと思っているらしいのだ!この出逢いは仕返しの罠? 傷ついたローレンはやがて妊娠に気づき……。 ■ときに傲慢なヒーローを描きながらも最後にはほろりとさせ、幸せな読後感をくれるスター作家、エマ・ダーシーの名作です。誤解からすれ違う二人ですが、ヒーローがヒロインの心を取り戻すために献身的に尽くす姿が本作の読みどころ。ぜひお楽しみください! *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン・イマージュ版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 今夜からは宿敵の愛人【ハーレクイン・ロマンス版】
    -
    父を破滅させた、憎むべき億万長者。 なのに、彼のキスは誰よりも優しい。 父の葬儀に現れた大富豪グレゴリオを見て、リアは目を疑った。よくも参列できたわね。父は彼のせいで亡くなったも同然なのに。グレゴリオが取引を中止した直後、父は心臓発作で倒れ、家が差し押さえられ、婚約者もリアの前から去っていったのだ。彼女は生活のため、ホテルのフロント係として働き始めるが、偶然にもそこのオーナーは彼だった。いえ、本当に偶然なの?まだリアが婚約中に“きみをひと目見て欲しくなった”と、強引に唇を奪われた夜のことは、今も忘れられない……。そんなリアの動揺を見透かしたように、グレゴリオが囁いた。「誤解を解きたい。きみは父親の死の真相を知りたくないか?」 ■大スター作家シャロン・ケンドリックに似た作風で人気を誇る、スター作家キャロル・モーティマー。彼女らしいいきいきとした人物描写が光る、珠玉のロマンスをお楽しみください。父の仇敵であるヒーローを憎みながらも強く惹かれるヒロインの選択とは? *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • イブの約束【ハーレクイン・イマージュ版】
    -
    窮地に陥った父を救うため、私を愛してくれない人と、結婚する。 パーティでシャンパンを飲みすぎて前後不覚に陥った21歳のリリー。翌朝目覚めると、なんと見知らぬベッドの上にいた!バスルームでシャワーを浴びているのは、昨夜知り合った、精悍な顔だちをした年上男性パトリックだ。ああ、なんてことを!リリーは恥ずかしさから別れも告げず、あわてて自宅に逃げ帰った。そこで、はからずもパトリックの素性を知ることになる。彼は、リリーの父が経営する会社の取引銀行の頭取だった。あいにく父の会社は今、財政問題を抱えていて、彼に弱みを握られていた。その夜、彼女の家にパトリックが現れ、脅しまがいの驚くべき提案をした。「僕と結婚するんだ。さもないと、お父さんの会社は……」 ■大人気作家キャロル・モーティマーのクリスマス・ラブストーリー!父のために愛なきプロポーズを承諾するリリーですが、出逢ったあの夜は実は何もなかったとパトリックから聞き、悩む自分を見て面白がっていたような人を夫にするのかと、不安な気持ちになり……。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 過ちの代償【ハーレクイン文庫版】
    -
    レオニーは青白い顔で、再び現れた大富豪ホークを見つめた――。ホークがレオニーの妹と自分の息子が交際していることに反対し、手切れ金を払うと家まで乗り込んできたのは、9カ月前のこと。彼女の顔色が優れないのは、彼との望まぬ再会のせいだけでなく、先日の早産で体が弱っているから……。初めて会った日、一度だけ枕を交わしてしまったのだ。私たち姉妹を侮辱した彼と。この腕に抱いている小さな娘が彼の子とは、とても言えない。しかし、鋭いまなざしでこちらを見すえるホークの目は、赤ん坊が自分の血を引いていることを見抜いていた。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 氷炎の大富豪と無垢な乙女
    -
    百戦錬磨の彼に世慣れたふりをしてみても、“本当のわたし”を見透かされそうで……。 ある日、イーデンのもとにイギリスから来客があった。疎遠な祖父の友人で、世界的なメディア王のジェイソン・アールだ。祖父が唯一の孫娘である彼女に会いたがっていると告げに来たのだ。ジェイソンはハンサムを通り越して、息をのむほど魅力的だけれど、高慢で、威圧的で、かみそりのような灰色の冷たい目をしている。それに、かつて父と母を引き裂いた冷血な祖父に会うつもりはないわ!説得を試みるジェイソンに、イーデンは反発した。「わたしは、あなたと関わりたくはないわ」ジェイソンは彼女の体を見回して嘲りの笑みを浮かべると、痛烈に言い放った! 「ぼくは経験豊かな女性が好みだ。きみは失格だ」 ■結局、祖父を誤解していたことを知り、矢も盾もたまらずロンドンへ飛んだイーデン。けれども祖父は全財産を彼女に遺し、一足先に息を引き取っていました。イーデンはジェイソンの家に滞在することになりますが、あいかわらず二人の関係は一触即発で……。
  • 九カ月の絆は突然に
    -
    いくら愛しても、愛されない。でも、すべてはおなかの子のため……。 「提案を受け入れたくなったのだろうが、その件はもう締め切ったよ」大富豪レアンドロのオフィスを訪ねたセリアに、彼は冷たく告げた。3週間前、愛を信じない彼にベッドだけの関係を続けようと提案された。駆け落ちしたレアンドロの婚約者とセリアの兄を二人で捜す間に、互いに惹かれて分かち合った情熱の時はたしかにすばらしかった。でもセリアは自分だけ夢中になることを恐れて彼の提案を断っていた。レアンドロとの関係を続けていれば、リゾートでの休暇や劇場の特等席、最高級の食事、そして何より彼というすてきな恋人が手に入ったのに……。だが今、セリアはそんなことよりはるかに重い現実を告げに来たのだった。「わたしがここに来たのは、妊娠したことをあなたに伝えるためよ」 ■レアンドロは予期せぬ妊娠に愕然としながらも、生まれてくる子のために愛情抜きの結婚に踏みきります。彼を愛し始めていたセリアは、愛する人から愛してもらえず、ベッドで愛を交わし合うこともできない結婚生活の苦しみにしだいに耐えられなくなっていき……。
  • ばらよりも赤く【ハーレクイン・イマージュ版】
    -
    不埒な誘惑をはねつけたはずだったのに、6年も経って胸が高鳴るなんて……。 視力を失いつつある幼い娘の手術費用を貯めるため、ジーナは3つの仕事を掛け持ちする過酷な日々を送っていた。そんなある日、昼の事務仕事のオフィスに、一人の男性が現れた――忘れたくても忘れられない、リアム・シャノン!亡き夫の友人でありながら、結婚式の日に私を誘惑した男。私は不埒なキスをされて驚き、参列客の前で彼を平手打ちしたのだった。あれから6年のあいだ音信不通だったのに、なぜ今になって……?2年前に夫が事故死したことをジーナが伝えると、リアムは一瞬ひるんだのち、昔と変わらぬ傲慢さで残酷にも言い放った。「彼が亡くなったのなら、僕を止めるものは何もない」 ■ヒロインは実のところヒーローに心惹かれながらも素直に表せないために、二人の関係は激しくもつれ合い……。2020年に惜しくも逝去した名作家エマ・ダーシーが、夫と共作していた時代に描かれた情熱ほとばしる初期作を、《至福の名作選》でお楽しみください。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・イマージュ版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 四日間の恋人
    -
    心を閉ざした無慈悲な富豪と、 ものわかりのいい期限つきの愛人。 造園家のミアは大規模ホテル建設の仕事に精を出していたが、 オーナーの妹である責任者が突然失踪し、建設が中断してしまう。 そんなある日、オーナーのマックスが妹と親しいミアのもとを訪れた。 「妹の居場所を教えないというなら、君が僕の直属の部下になるんだ」 しかたなく従うミアだったが、彼はさらに途方もない命令を下す。 プライベートジェットでの視察旅行に同行しろというのだ。 仕事とはいえ、4日間もふたりきりで過ごすなんて危険すぎる―― 罪深いほど、意地悪なほどセクシーなこの男性と。 マックスの圧倒的な権力と魅力を前に、ミアはなすすべもなく従った。 涼しい顔の下に、千々に乱れる心を押し隠して。
  • 愛の使者のために【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
    -
    エマ・ダーシー自身が最もお気に入りの、不朽のシークレットベビー物語! 8カ月前、ニーナは恋人ジャックに別れを告げた。ジャックの子供嫌いが原因でいさかいになった末の決断だった――そのときすでにおなかには小さな命が宿っていたけれど、彼女はそれを隠したまま、独りで産み育てるつもりでいた。ニーナ自身、幼い頃に両親に疎まれてつらい思いをしたので、我が子には絶対に同じ気持ちを味わわせたくなかったのだ。いよいよ出産の時を迎え、無事にかわいらしい女の子を産んだ彼女に、衝撃の再会が待っていた。なぜ産婦人科医院にジャックがいるの?!たまたま友人の出産祝いで訪れていた彼も驚いた様子だったが、事情を察した彼から驚愕の一言が。「できるだけ早く結婚式を挙げたい」 ■愛するジャックが子供嫌いでさえなければ……。8カ月間、彼を忘れようとしてきた努力が、再会の瞬間、水の泡になったことで思わずトイレで涙するニーナ。彼がにわかに良き父親になれるとは信じがたく……。名作家エマ・ダーシーが最もお気に入りだった作品です! *本書は、ハーレクインSP文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 悪魔に捧げた純愛【ハーレクイン・ロマンス版】
    -
    結婚するつもりも父親になる気もない。彼は冷たくそう告げて去っていった。 夫の葬儀の日、クリスティンはアナトールと再会した。夫の甥で、一族が率いる企業帝国のCEO、そして……元恋人。彼は私を、伯父を罠にかけて妻の座にありついた金目当ての女と決めつけ、容赦ない言葉を浴びせてくるだろう。でも5年前、当時、余命僅かだった彼の伯父と結婚したのは、生まれてくる我が子に家と家族を与えるためだった。クリスティンがアナトールに捨てられたあと、妊娠に気づいて途方に暮れていたとき、彼の伯父が現れて、形だけの結婚を提案してくれたのだ。だからこそ、いまアナトールに真実を打ち明けるつもりはない。とくに息子の出生の秘密については。 ■母の看病で恋に無縁だったヒロインは、恋に落ちた大富豪との夢のような日々から一転、どん底へ。やがて訪れた皮肉な再会は……。ドラマティックなロマンスの名手、J・ジェイムズが綴る珠玉のシークレットベビー物語をお楽しみください。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 聖なる夜に降る雪は…【ハーレクイン・ロマンス版】
    -
    クリスマスの魔法を信じてる──どんな罪もいつか必ず許されると。 疎遠になっていた家族とクリスマス休暇を過ごすため、メグはまだ幼い息子を乗せ、吹雪のなか車を走らせていた。あっと思った瞬間、誤って傍らの屋敷の壁に突っ込んでしまい、車は故障。やむなく一晩、屋敷の主ジェドの世話になることに。無愛想で気難しい彼になぜかメグは惹かれ、いけないと知りつつ熱いキスを交わしてしまう。翌朝、実家まで送ってくれた彼は、超人気作家だと正体を明かした上、メグとは親密な間柄のように振る舞った。急にどうしたの? 母と姉の刺すような視線が息子に向けられていることに気づいて、何かを察したのかしら。でも、ごめんなさい。息子の出生の秘密は言えないの……絶対に。 ■クリスマスの夜、ヒロインが何年も家族に隠し通してきた秘密を聞かされたヒーロー。彼の冷静な助言と温かな愛の力で、ヒロインは新たな一歩を踏み出します。読むほどに引き込まれる、技巧派キャロル・モーティマーの逸作をお楽しみください。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 灰かぶりは儚き夢に泣く
    -
    “あなたの子を妊娠したの”まさか、それが現実になるなんて……。 アリアナは知人の誕生日パーティで実業家ルカと出会い、ひと目で激しい恋に落ちて一夜を共にした。だが翌朝、「僕は結婚する。きみとは二度と会わない」と告げ、冷酷にも彼は立ち去った。傷心のアリアナに、程なく従妹からの助けを乞う連絡が届く。横暴な祖父の計略で見知らぬ男性と結婚させられるというのだ。しかも、結婚相手が……ルカ?婚約者のいる身で私の純潔を奪ったというの? 酷すぎる。結婚式に参列したアリアナは、意を決して祭壇の彼に叫んだ。「この結婚は無効よ。私は……ルカの子を身ごもっているの!」 ■ジュリア・ジェイムズらしい、軽妙かつドラマティックなロマンスをお楽しみください。従妹の結婚を破談にしたあと、ヒーローから愛のないプロポーズをされたヒロイン。断固として拒否しますが、子供のためにと彼の庇護下で生活するうちに……。
  • あなたと最後の愛を
    -
    二人の関係はここにいる間だけ。でも……愛と言えないものが、なぜ本物みたいなの? ハンサムな黒髪の魅惑のボス、ニコの秘書グレースは、地味な服装にノーメイク。私生活をまったく明かさず、周囲と打ち解けることもない。彼に恋心を抱いているが、住む世界が違いすぎるから、そばにいられるだけでよかった。だがある日、弟の世話で遅刻し、くびを言い渡されてしまう!彼女が母親の育児放棄で苦労してきた事実を知るや、ニコはくびを撤回。給料アップを保証したうえ、1週間の出張同行を命じたのだ――いったい急にどうして?プレイボーイの億万長者の変貌に、グレースはとまどい……。 ■母の育児放棄で、幼い頃から弟の母親代わりだったグレース。事故で昏睡状態の弟を置いて母が再婚してからは、一人で脚の不自由な弟を支える日々ですが、“自分の人生を生きる”と誕生日にした決意で億万長者のボスとの恋を実らせることはできるのでしょうか?
  • スペイン富豪に言えない秘密
    -
    スペイン富豪との偶然の再会に、おとぎ話のような結末は訪れないの? 大企業で働くアンドレアは、ある日突然の呼び出しを受けた。会社を率いる雲の上の若き社長、ガブリエル・クルスによって。そして彼との初対面を果たしたとたん、あやうく気を失いかけた。5年前、恋に落ちたスペイン人男性に瓜二つだったのだ。でも名前が違う。まさか、彼は大富豪という素性を偽っていたの?それなら、逃げなければ! あの秘密を知られる前に。ガブリエルの前から姿を消そうとしたアンドレアだったが、自宅までやってきた彼に、見られてしまう。まだあどけない、だが彼にそっくりの、4歳の男の子を。 ■長年にわたり活躍を続ける大作家キャシー・ウィリアムズ。彼女の描くラテンヒーローはとびきり魅力的で、本作でも圧倒的なパワーでヒロインを振り回します。スペイン富豪ヒーローから子供のためだけの結婚を申し込まれたヒロインに幸せは訪れるのでしょうか?
  • ひざまずいたプレイボーイ【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
    -
    誘惑は熱心に。別れは冷淡に。女泣かせのギリシア大富豪が、ついに……? インテリアデザイナーのエバに、大きな仕事が舞いこんだ。大企業の副社長マルコス・リオネデスの住むペントハウスの改装だ。噂によれば、彼は興味を抱いた女性を熱心に追いかけるけれど、いったんものにして冷めてしまうと、とたんに残酷になるという。それは単なる噂ではなく、エバの従妹がそんな仕打ちを受けたばかりだ。だからエバは顔合わせの約束を二度までキャンセルし、従妹に代わって、傲慢な大富豪にせめてもの仕返しをした。ところがあるパーティで、エバはマルコスの興味を引いてしまい、自己紹介された際、「エバ」とだけ名乗ってクールにあしらった。ほどなく正体がばれ、彼のオフィスに呼び出されるとは思いもせずに! ■HQプレゼンツ作家シリーズ別冊より、キャロル・モーティマーの2部作〈ギリシアからのプロポーズ〉2話目をお贈りします。冷酷なはずのプレイボーイが見せる予想外の素顔に、ヒロインのみならず読み手も魅了されること請け合いです! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 薔薇のベッドで愛して【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
    -
    花売り娘の切なる願いは、一蹴された―― ギリシア大富豪の熱いキスに封じられて。 世界的大企業リオネデス・エンタープライズの社長ドラコンに、ジェミニは強引に面会を求めた。必死の思いだった。 彼女の父が半年前に亡くなり、ロンドンの一等地にある大邸宅が、義母によってドラコンの会社に売り渡されようとしている。 大切な屋敷を取り戻すには、ドラコンと交渉するしかない。 なんとか会うことができた彼は、ブロンズ色の肌に黒い髪、長身でたくましいギリシア神話の神のようだった。 その圧倒的な存在感と魅力に、ジェミニは一瞬、言葉を失った。 ジェミニは心の中で抗った――再婚相手を探す義母の誘惑に平気で乗るような彼の魅力なんて認めない! 認めたくない。でも……。 ■故エリザベス女王にも認められた稀代のロマンス小説家C・モーティマーの2部作〈ギリシアからのプロポーズ〉の1話目をお贈りします。本作はプレイボーイ社長ドラコンがヒーローです! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 愛を禁じられた灰かぶり
    -
    イタリア富豪の夫を愛してはならない。 それが、この結婚の狂おしい掟。 ラナは朝から晩まで身を粉にして働いていた。 信じていた人が勝手に彼女の名義で莫大な借金を作ったからだ。 そんなある日、偶然知り合ったイタリア富豪サルヴァトーレから、ラナは耳を疑うような依頼を持ちかけられた。 「つきまとう女性を退けるため、契約結婚をしてくれないか?」 期間は1年間。その見返りに借金を肩代わりしてくれるという。 窮地にあるラナは法外な話に不安を覚えながらも受け入れた―― “彼に惹かれ、ベッドを共にするなんて絶対だめ”と自戒した上で。 それなのに、ある夜、ついに愛の炎が燃え上がり身を捧げて……。 ■ロンドンでイタリア富豪ヒーローと挙式したヒロインはトスカーナにある壮大な屋敷で暮らし始めます。やがて彼女は、自分のおなかに小さな命を宿していることに気づきますが、心を閉ざした彼に告白できず……。J・ジェイムズの華麗なロマンスをお見逃しなく。
  • ダーリンと呼ばないで【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
    -
    エイミーが社長ジェイクの個人秘書になって2年、女性を大勢泣かせてきた彼の犠牲者にならぬよう慎重にふるまってきた。そんなわけで、エイミーは不実な恋人に捨てられてどん底にあっても、ボスの前では弱った姿を見せるわけにいかなかった。なのに、秘書が失恋したと知ったジェイクはすかさず、 甘く優しい誘いをかけてきた。警戒を怠らないエイミーだったが、元恋人が不意に現れ、あてつけのためジェイクとの親密さを見せつけた。そしてとうとう、長年避けてきた事態を迎えてしまう――甘美な一夜を。でも、職場で気まずくなりたくない。この関係は続けられない。そうボスに告げたエイミーはやがて、彼の子を妊娠したことに気づく……。 ■世界中のロマンス作家やファンに惜しまれつつこの世を去った名作家、エマ・ダーシーとミランダ・リー。天才姉妹を偲んで、珠玉作を選りすぐってお届けいたします。本作は姉エマ・ダーシーが描いた、悩める秘書の物語です。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 大富豪と灰かぶりの乙女【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
    -
    継姉に醜いと罵られる私に自信をくれたのは、私からすべてを奪おうとする大富豪だった。 私はいま、彫像のような美貌のギリシア大富豪、マックス・ヴァシリコスにエスコートされている。鏡の中の自分を見て、エレンは息が止まりそうになった。これが“象みたいに大柄で醜い”と継姉に嘲られている私なの?マックスが手配した美容師たちの手で麗しく変身したエレン。華やかな慈善舞踏会で彼と踊り、翌日からは彼に誘われるまま美しいリゾートで夢のようなバカンスを過ごした。夜ごと情熱的な愛撫に溺れながら、エレンは自分に言い聞かせた。ときめいてはだめ! 彼にとって、これは策略にすぎない――亡き父が唯一遺してくれた、私の命より大切な屋敷を奪うための。 ■外見を揶揄され、自尊心を奪われてきたエレン。継母と継姉が散財の果てに、最後に残った屋敷までも売りに出そうとしたとき、買い手として現れたのが不動産王マックスでした。彼は屋敷を手放さないエレンを改心させるため、彼女をつかのま“シンデレラ”に……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ミスター・ウルフ【ハーレクイン・ロマンス版】
    -
    出会った瞬間、運命の人だとわかった。なのに、なぜ愛の存在を否定するの? ジャスティン・ド・ウルフとの出会いは衝撃的だった。パーティ会場で異彩を放つ、黒い眼帯をした長身の男性が銀色の瞳をきらめかせ、不敵な笑みを投げかけてくる。彼は決して愛など信じない危険な一匹狼だと言われているが、キャロラインは駆け落ち同然に彼と結婚した――いつか彼の心を溶かす日が来ると信じて。そして今日、キャロラインは最高のニュースを夫に伝えた。赤ちゃんができたの……。だがジャスティンの返事は、思いもよらないものだった。「その子は、僕の子ではないよ」 ■天才作家キャロル・モーティマーが描く、野性味溢れる“ダークヒーロー”。妻の前に現れた一人の男性の登場が、彼の氷のような心に変化をもたらし――? *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 富豪と幼子と愛の証明
    -
    「僕の子供を婚外子にはしない」富豪の求婚は幼子のためでしかなかった。 アリスは陽性の妊娠検査薬を手に絶望した。私が妊娠した? ローンが払えず、家を奪われそうな今?最後の手段として、彼女はおなかの子の父親に手紙を書いた。ロンドンで情熱の一夜を過ごした、ギリシア富豪ニコスに。彼から返事がきたときは、天にも昇る気持ちだった。よかった、ニコスも赤ちゃんの父親になりたいんだわ!しかしギリシアへ招かれたアリスは、現実を思い知らされた。現れたニコスはにこりともせず、ただ妊娠が本当か確かめた。彼女は金目当てと誤解されたまま、冷徹にプロポーズされ……。 ■ヒロインは屈辱的な求婚に耐えられず、ギリシアから故郷へ帰ろうとします。しかしヒーローにつかまり、ひどいパニック状態に陥ってしまいます。そんな彼女を見てヒーローは態度を改め、償いをさせてほしいと申し出るのでした。HQファン必読の一冊です!
  • ロスト・ラヴ【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
    -
    仕事を失い、子も奪われ、夫の愛も消えた。 私は“別人”になり、愛し愛される道を選んだ――事故で顔を激しく損傷したジャッキーが望んだのは、 顔を復元する手術ではなく、別人に生まれ変わること。 整形手術で新しい顔を手に入れた彼女は、過去の弱い自分を捨てた。 ブルック・アダムソン。それがいまの彼女の名前だ。 夫のレイフに奪われた息子との再会を果たすため、強くならないと! 大企業のトップで仕事人間の夫との結婚はつらい思い出ばかり。 何がいけなかったの? どこを間違えたのだろう? そこにあると思っていた愛は、最初からなかったのかもしれない……。 でも、どんなことをしてでも息子に会いたい。 たとえレイフにどう思われ、どれほど邪魔をされようとも。
  • ふたりで作る明日【ハーレクイン・イマージュ版】
    -
    仕事しか愛せない男性を、なぜ、愛してしまったの? 出張に行った恋人のケインから、3週間なんの音沙汰もない。従順な恋人を演じてきたリサだが、もはや我慢の限界だった。ケインはとてもハンサムで女心をそそる危険な男性だ。けれど会社経営者の彼にとって大切なのはあくまで仕事。まるで添え物のように扱われるリサは、深く傷ついていた。彼が私に求めているのは、ベッドでの慰めだけなの?意を決してついにリサが別れを告げると、ケインは言った。「僕が君を愛していると言ったら、どうする?」嘘に決まっているわ――私が何より求めているものを知っていて、そんなことを言うなんて。ケインのずるさが、リサは苦しかった。 ■エマ・ダーシーは、ハーレクイン・ロマンスとイマージュで長く人気を誇ってきた偉大な作家です。男と女の愛情表現のすれ違いが巧みな筆致で描かれます。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・イマージュ版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 非情な救世主【ハーレクイン・ロマンス版】
    -
    いわれのない誤解をされても、まだ愛しているのは、息子の父親だから? 4歳の息子を一人で育てながら貧困にあえぐリアナは、昔の美しい面影は見る影もなく痩せ細り、疲れ果てていた。ついに過労で倒れ、病院に担ぎ込まれた彼女の前に現れたのは、ギリシアの大富豪で息子の父親、アレクシス・ペトラキスだった。5年前に一夜を共にし、翌朝、侮蔑の言葉を吐いて消えた人――ああ、でも彼はついに私と息子を助けに来てくれたのね!だがアレクシスは、リアナが薬に溺れ育児放棄していると聞き、初めて存在を知った息子を、救い出しに来たのだった。彼は息子を保護し、リアナもギリシアへ伴った――乳母として。 ■ドラマティックなシンデレラ・ロマンスを描かせたら右に出る者はないと言われるジュリア・ジェイムズの意欲作です。5年前の一夜でもヒーローに誤解され、今もまだひどい女だと思われているヒロイン。二人がどうやって再び結ばれるのか……ページを繰る手が止まりません。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 家政婦と禁断の恋【ハーレクイン・ロマンス版】
    -
    世界屈指の大富豪のそばで働く――それは、思いがけない運命の扉。 グレースは養母の治療費と妹の学費でかさんだ借金を返すため、億万長者セサール・ナバロの邸宅の住み込み家政婦となった。彼の秘書から、多忙の主人と顔を合わせることはないだろうと言われていたが、なんと初日から鉢合わせしてしまう。まあ……自宅でくつろぐ彼は、なんてセクシーなのかしら!頬が熱くなり、緊張からついおしゃべりになった彼女は、花も飾らぬ屋敷の殺風景さを指摘して、セサールに睨まれる。グレースはくびを覚悟したが、彼の言葉は意外なものだった。「ぼくの一族が主催するパーティに、一緒に来てくれ」 ■人気ベテラン作家のキャロル・モーティマー。苦労人ながらいつも明るく健気なヒロインのシンデレラストーリーをお楽しみください。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ひとりぼっちの妖精の初恋
    -
    もう“妖精”とは呼ばないで。わたしは、あなたの虜になった生身の女。 7歳の少女の住み込み家庭教師になってほしい――ジェンナのもとに、イタリアの若き富豪から依頼が舞いこんだ。実業家のエヴァンドロ・ロッチェフォルテは離婚したばかりで、激務から娘と一緒に暮らした経験はほとんどないという。はじめは傲慢なエヴァンドロに怖れを感じたジェンナだったが、“君は森の妖精のようだ”と思いがけないことを言われて戸惑う。娘を慈しむ彼に惹かれ、ジェンナはある夜ついにすべてを捧げる。エヴァンドロが親権を持ち続けるための元妻との契約により、金輪際、妻はおろか恋人も持つ気がないことを知りながら。 ■人気作家ジュリア・ジェイムズの新作は、最高にドラマティックで切ない傑作ロマンス。エヴァンドロは娘の親権を勝ち取るために、女性とのつき合いを断つ契約を元妻と交わしていました。彼と娘のためなら日陰の身で構わない――ジェンナの健気さが涙を誘います。
  • お芝居はいや
    -
    私はただの恋人役なのに、心は、それをわかってくれない。 19歳のファラは父親が会社の金を使い込んだことを知り、父親の勤め先である新聞社のオーナーのもとへ駆け込んだ。「父は病気の母のためにやってしまったんです……お願いです、父が刑務所に行かずに済むのなら、私はなんでもします!」必死に訴えるファラを、若き敏腕経営者のジョエルは興味深そうにじっと見つめていたが、やがて口を開いた。「それなら、僕の恋人を演じてくれ」彼は淡々と説明した。新しい恋人ができたふりをして、今の恋人と別れたいんだ、と。そんなお芝居、私にできるの……? ファラは不安におののいた。 ■ハーレクイン黎明期から長きにわたり活躍を続ける作家キャロル・モーティマーの名作です! うら若きファラに課せられた“お芝居”の行方は……?
  • 薔薇のキューピッド【ハーレクイン・イマージュ版】
    -
    初めて会う彼との愛も、薔薇のように、自然のままに育めると人は言うけれど……。 花売り娘だったマギーが優しい老富豪に拾われ、屋敷で働き始めて2年。その雇主が突然帰らぬ人となり、マギーは悲しみに暮れた。遺言状には、広大な屋敷は孫息子のボウが相続すること、家族同然の使用人たちを1年間は雇い続けることが記されていた。つねに海外にいる実業家のボウはやがて屋敷を売り払うのでは――そう危惧した使用人たちは、マギーがボウの子を産めばいいとけしかける。会ったこともない人と結婚して跡継ぎをもうけるだなんて、私には無理。一方ボウは、祖父が“乳母”なる名目で雇い入れたマギーに眉をひそめた。子供のいない家に乳母とは! 祖父との関係は? 財産目当てか?疑ったボウは彼女を前に思わず口走った。「君は妊娠しているのか?」 ■大スター作家エマ・ダーシーの90年代の秀作をお届けします。生前、跡継ぎが途絶えることを憂えていた祖父をはじめ、古参の執事や家政婦、庭師たちは皆、ボウとマギーが結ばれることを心から願っていました。それなのに、ボウときたら、疑心暗鬼に陥っていて……。 *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン・イマージュ版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • スペイン富豪の略奪愛
    -
    大富豪の兄には友情を求められ、弟には激しい誘惑を仕掛けられ―― 悩んだ末、ケイトリンは友人アレハンドロの頼みを受け入れた。スペインの富豪一族の跡継ぎである彼には婚約者が必要で、ケイトリンには両親が抱えた借金の立て替えが必要だった。だから、ゲイの友人の両親の前で、婚約者のふりをするのだ。彼の両親は大喜びだったが、ダンテ・カブレラは明らかに違った。兄とは正反対の美貌を持つ弟ダンテは、婚約披露パーティで、厳しく懐疑的な視線をひたとケイトリンに据えたまま離さない。この婚約を疑っているの……? 目が合い、体に戦慄が走る。ダンテのまなざしには、獰猛なまでの欲望が燃えていた。 ■ラテンヒーローの魅力、ここに極まれり! 大人気作家キャシー・ウィリアムズが描く傲慢スペイン人ヒーローのロマンスです。頼りのアレハンドロが倒れてしまい、ケイトリンはカブレラ邸での滞在を余儀なくされますが、付き添い役のダンテは彼女の心を甘く激しくかき乱し――。
  • 愛を望まない恋人【ハーレクイン・ロマンス版】
    -
    きっと彼も冷たく去ってしまうから、 おなかの子と、二人で生きていく……。失読症を抱えるルーシーは定職につくこともままならず、 これまで恋愛もうまくいったためしがなかった。 愛する人は誰もが私から去っていく―― 母の眠る霊園の管理人をしながら、そんな思いに囚われていた。 だがある日、ルーシーは姉の職場で社長のマイケルと出会い、 ひと目で激しく惹かれた彼女は、誘われるまま夜をともにした。 ハンサムでセクシーな彼の情熱はルーシーをとりこにしたが、 永遠の愛や約束を、彼に求めるつもりはなかった。 思いがけず、マイケルの子を宿したと知ったあとでさえ……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品と同内容となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 十二時の鐘が鳴っても
    -
    大富豪との期限付きの結婚。 不安はただ一つ――彼を愛してしまうこと。ロザリーは、清掃員をしながら病弱な母との生活を支えてきた。 ところが母亡きあと、サンドロスと名乗る魅惑的な男性が現れ、 故国ギリシアで成功した彼女の父親に頼まれ迎えに来たと告げた。 驚きと喜びに舞いあがるロザリー。だが、初めて対面した父親は 娘を温かく抱擁することもなく、サンドロスと結婚しろと命じた。 彼の名家の血が欲しいからと。打ちのめされるロザリーだったが、 父親の会社との合併を望むサンドロスは便宜結婚を提案してきた。 半年だけ結婚すれば、離婚時に相応の手当を出す、と。 ロザリーは抗えなかった。すでに彼に心を奪われていたから。
  • 過去からの誘惑者【ハーレクイン・ロマンス版】
    -
    熱いキスの合間に、 彼が知らないはずの名で呼ばれ……。ケータリングサービスを営むジェーンは、ある夜、 ずっと避けてきた男性、大富豪のガブリエルと会ってしまう。 ジェーンの元夫とガブリエルの元妻は不倫関係にあったのだが、 ふたりは3年前、共に交通事故で亡くなった。 ガブリエルがジェーンを捜していると聞き、怖くなった彼女は、 名前も髪の色も変え、過去を捨てて逃げたのだった。 ところがガブリエルはジェーンの正体に気づいていないらしく、 花束や食事の誘いで、情熱的に交際を迫ってくる。 拒まなければならないのに、ジェーンは彼に惹かれていき……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ボスに別れを告げた理由
    -
    別れたボスの贈り物は、まだ見ぬ、新しい命。 ヴァイオレットはマット・ファルコナーに退職願を出したが、彼は優秀な秘書を手放すまいと、強引に懐柔を試みてくる。ボスは何もわかっていないわ……。恋心を隠し続けた胸が痛む。ずば抜けた経営手腕と、ハンサムな容貌、華やかな女性遍歴。どんな女性も、彼に惹かれずにいることは不可能だ――真面目なだけが取り柄の地味な秘書、ヴァイオレットですらも。だからやっとの思いで退職を決めたのに、二人で働く最後の夜、彼はヴァイオレットの目をまっすぐ見て、こう言ったのだ。「君とベッドを共にしたい。この一夜だけでいいから」 ■ベテラン作家キャシー・ウィリアムズが描く、おしゃれなオフィス・ロマンスです。ボスのマットは世界的IT企業の若きCEO。万能の彼に唯一できないこと――それは女性と長続きする関係を築くこと。それを知りつつ、ヴァイオレットは彼に純潔を捧げますが……。
  • 愛を宿した人魚姫
    -
    無垢な真心を捧げ、愛の結晶を宿した。なのに、わたしをお金目当てと蔑むの? 海辺の村に育った素朴な娘コーデリアは、嵐で転覆したボートから落ちて溺れた男性を助け、彼が意識を取り戻すまでの数日間、懸命に看病をした。目覚めた彼はルカと名乗り、イタリアから休暇で来たと言う。褐色の肌と逞しい体、セクシーな瞳。コーデリアは恋に落ち、彼にすべてを捧げた。やがて去っていく人と知りながら……。ところが、ルカがイタリアへ帰ったあと、妊娠が判明する。意を決して彼を訪ねるが、待っていたのは残酷な仕打ちだった。実はルカは億万長者で、ずっと前から婚約者もいるというのだ! ■〈7つの愛のおとぎばなし〉5話目のモチーフは『人魚姫』です。アンデルセンの原作をなぞりつつ、切ないロマンスに仕立てられています。二人が入り江で愛をかわすロマンティックなシーンは必見。最後まで読みどころたっぷりのおすすめ作品です。
  • 買われた妻は没落の姫君
    -
    ギリシア富豪のお飾りの妻は、 “愛”以外の、すべてを与えられた。エリーは、国を追われた元大公の父のもとに駆けつけた。 だが父が家族と身を寄せているのはロンドンの最高級ホテルで、 エリーは訝しんだ。いま父は無一文のはずなのに、なぜ? 妹によると、ギリシアの富豪レオン・デュカリスが賄っており、 見返りとして、妹との結婚をほのめかしているらしい。 元王女を妻にすることで、自らの成功を誇示しようというの? 妹に、そんな愛のない結婚をさせるわけにはいかない―― 憤慨したエリーはレオンに直訴するが、彼は傲然と言い放った。 「妹には興味がないよ。僕が結婚したいのは君なんだ」
  • あなたのいないクリスマス
    -
    偽りの恋人はプレイボーイの億万長者。クリスマスが終われば去っていく。 北イタリアの高級リゾートホテルで働くロージーは、クリスマスまであと3週間と迫ったある日、イギリスから訪ねてきた姉の話に衝撃を受けた。落ち着いた生活をしていないロージーをひどく心配した両親が、ふさわしい交際相手を用意したというのだ。なんてこと! 取り乱したロージーは、とっさに嘘をついた。「いまロビーにいる、あのすてきな男性と恋に落ちてしまったの」ロージーは思いもよらなかった。その男性が億万長者の実業家マッテオ・モレッティで、彼の婚約者を演じることになり、身も心も奪われてしまうとは……。 ■重要な契約をまとめるためのお芝居とわかっていながら、ヒーローと熱愛中のカップルを演じるうち、ヒロインはなすすべもなく彼に惹かれ身を捧げます。でも彼は永遠の愛など信じない男性で……。熟練のロマンス作家C・ウィリアムズの秀作をご堪能ください。
  • 氷のようなシャナ
    4.0
    なぜそれほどまでに私に執着するの?彼の謎めいた黒い瞳に宿る、冷笑のわけは……。 シャナはその夜、パーティ会場に足を踏み入れたとたん、ある男性の視線を感じた。また彼だわ。リック・ダルモント――浅黒い肌に黒い瞳、長めの黒髪。スペイン人の血を引く、セクシーなプレイボーイで有名な敏腕実業家だ。先日、甘くハスキーな声色で話しかけてきてからというもの、シャナへの執心を隠そうともせず、行く先々に現れる。マティーニのグラスを渡す刹那、彼はシャナの細い指に触れた。「これが君に触れる唯一の方法だから」シャナはびくりとした。そんな誘惑をはねつけた翌日、兄の会社が買収されたと知る――あろうことかリックに! 即座にシャナは退職願を出すが……。 ■HQロマンスが誇る数々の逸作を厳選してお贈りする、伝説の名作選。まるで獲物を前にした野獣のようなヒーローのペースに乗せられまいとするヒロインでしたが……。ヒーローの強引なアプローチシーンには、きっと顔を赤らめてしまうことでしょう。“年の差”“オフィス”の二大人気テーマも絡めた、C・モーティマーが綴る、極上“熱烈求愛もの”をご堪能ください。
  • 醜いあひるの初恋
    -
    いつだって一番になれない私が恋したのは、今までの人生で出会った一番ハンサムな男性。 ロンドンの小学校教師エリーは、亡父の借金返済のため昼夜働き、美しい妹とは対照的に堅実に生きてきた。ある日、公園で迷子の男の子を見つけ、家まで送っていくと、ブロンズ色の肌と、夜の闇のような漆黒の瞳を持つ男性の姿が。なんてゴージャスなの! それに罪深いほどセクシーだわ。親戚の少年の世話に手を焼くそのスペインの放蕩富豪ルカに、突然、破格の報酬で住み込みのベビーシッターの職を提示され、彼女は承諾した。“この人は危険よ”と囁く心の声に蓋をして。だがその後、遭遇した彼の元恋人にでたらめな情報を流されて恋人同士と誤解され、ルカの別荘に身を隠すことになって……。 ■美しい妹の陰でひっそり人生を歩んできたヒロインの前に、夢のように舞い降りた魅惑の男性。愛には興味がないと明言する彼に惹かれまいとするけれど、氷のように冷たい億万長者だと思っていた彼は実は……。ピュアなヒロイン像が光るC・ウィリアムズの逸作!
  • 鷹の公爵とシンデレラ【ハーレクイン文庫版】
    -
    後見人の母娘に疎まれ、使用人同然の生活に耐えるジェーンは、幸せな結婚など望むべくもなく、未来に絶望していた。そんなある日、屋敷でパーティーが開かれることになった。現れたスタワーブリッジ公爵はこのうえなく優雅で、遠くから見つめるだけで、ジェーンの心は躍った。だが公爵がジェーンに興味を示したことで後見人の怒りを買い、屋敷を追われてしまう。困り果てた彼女は公爵を訪ねて請うた。「私をロンドン行きの馬車にお乗せください」あえなく拒まれ、ならばとジェーンは、ひそかに公爵の馬車の荷車に乗り込んだ! *本書は、ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャルから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 籠の鳥は儚い夢を見る
    -
    籠の外に羽ばたいて、あなたの胸に飛びこめたなら……。 パーティで出会った男性ルークと夢のような一夜を共にした翌朝、ターリアは父の会社が破綻し、父本人も失踪したと知った。屋敷を追われ、病弱の母を連れてようやく別荘に身を寄せるが、そこもすでにギリシア富豪の手にわたっていた。しばらくの間でいい、ここで母をゆっくり休ませてあげたい。直談判するため、富豪を訪ねたターリアは仰天した。ルーク! まさか彼が父を破滅させた張本人だったなんて……。「2週間、僕と一緒にカリブに行くなら、別荘に住まわせてやる」あの夜とは別人のような冷たい要求に、彼女は頷くしかなかった。 ■ジュリア・ジェイムズらしい、母親思いの純粋で愛らしいヒロインから目が離せません! その癒しのパワーが冷酷なヒーローを変えていきます。なお、今作の邦題はハーレクイン公式ツイッターの一般投票で第1位に輝いたものを採用させていただきました。
  • 禁じられた口づけ【ハーレクイン・イマージュ版】
    -
    想いを寄せるボスに命じられて、私は髪をほどき、眼鏡を外した―― 上司のセクハラに遭い、会社を辞めるはめになったキットは、新たな会社に再就職し、社長マーカスの個人秘書を務めることになった。だが、前任秘書の話では、マーカスはとんでもないプレイボーイらしい。前職での苦い経験をふまえたキットは、ボスに目をつけられないよう、地味な服装とヘアスタイルに野暮な黒縁眼鏡の変装を思いつく。半年後、相変わらず“お堅い秘書”として仕事を続けていたある日、ボスの現在の恋人が現れたと思ったら、かんかんに怒って帰っていった。マーカスからその理由を聞いたキットは、唖然とする――今週末、恋人ではなく、君と一緒に過ごすことにした、ですって!?内心で彼に強く惹かれていることを、悟られてはいけないのに……。 ■大スター作家C・モーティマーのオフィス・ロマンスの傑作をお届けします。週末、マーカスの知人の屋敷を訪れることになりますが、彼に「先方は君を僕の恋人と思っているのだから、その格好をもう少しなんとかしてもらえないか」と言われて、キットは戸惑い……。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品と同作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ダイアモンドの花嫁【ハーレクイン・イマージュ版】
    -
    もう引き返せない。たとえこの結婚が、愚かだったと思い知ることになっても。 かつて、ローラはみじめな思春期を過ごした。当時、顔の吹き出物のせいで、誰も友達になってくれなかったのだ。だから、遥か昔に母が“落伍者”と決めつけて離婚した実の父に同情し、画家だった父が遺した一枚の絵に、深い感慨をそそられた――落日を背に、苦悩に満ちた表情を浮かべる美しい女が描かれている。ある日、その絵を途方もない高値で買いたいという男が現れた。ダイアモンド鉱山を所有する若き億万長者、ジャレッド・イースタン。長身でたくましく、周囲を圧倒するようなその存在感に、心が乱される。だが父の形見は売れないと断るローラに、彼は驚くべき申し出をした!“この絵といつも一緒にいたいなら、ぼくの妻になればいい”と。 ■ハーレクイン・イマージュ~至福の名作選~に、名筆エマ・ダーシーが登場。“第一級の面白さ”と翻訳者がメモを残したほどの珠玉作をお贈りします。結婚式当日、ローラはジャレッドの母ナオミが、絵の中の美女であることに気づき……。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン・イマージュ版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 青い果実
    -
    出会った瞬間、心奪われた――強さと冷たさを宿す、年上のあなたに。 リーと友人ギャビンは知り合って2カ月。彼の父親が所有する別荘に誘われ、リーはなんの心配も抱かず出かけていった。同じ18歳同士の気安さで。屋敷は息をのむほど美しかったが、しんと静まり返った室内には人の気配がしない……。アルコールを飲ませようとしてくるギャビンの執拗さにようやく危険を察知したものの、後の祭り――。とそのとき、低くハスキーな声が響いた。「床に転がって何をしてるんだ」黒いシルクシャツの胸元をはだけた、セクシーなその男性こそ、ギャビンの父ピアーズ。リーの心臓が突然、早鐘を打ち出した。 ■HQロマンスが誇る数々の逸作を厳選してお贈りする“伝説の名作選”。ロマンス作家協会のみならずエリザベス女王からもその功績を認められた名作家、キャロル・モーティマーの超年の差ロマンスをお届けします。
  • 家なき子の白い結婚
    -
    約束どおり別れるなんて、つらすぎる。1年間、彼の妻として過ごしたあとでは。 母を亡くし、住みこみの子守として昼夜働きづめのソフィアは、臨時庭師のラファエルには戸惑わされてばかり。その完璧な容姿もさることながら、あまりに尊大なのだ。主の留守をいいことに、彼は仕事もせずにやりたい放題。それでいて優美なオーラを持つ彼に、つい心を許し始めた矢先、ソフィアは自分の出生にまつわる信じがたい話を聞かされる。「きみはロンドンに住む富豪の生き別れの娘なんだ」驚くソフィアに、彼は裕福な実業家という自身の正体を明かし、突然、期限付きの“白い結婚”を申し込んできた! ■豪華な屋敷で暮らす幸せな家族に憧れ、ずっとこき使われてきたヒロイン。彼女をビジネスに利用したいヒーローに恋してしまい、報われないとわかっているのに、彼の魅力に抗えず結婚を承諾して――。C・ウィリアムズ得意のピュアなヒロイン像に涙します。
  • 大富豪と儚きエメラルド
    -
    彼とは住む世界が違いすぎる。なのに、想いはつのるばかりで……。 夢が叶うまで、あと1万ポンド──祖父母の遺したコテージで暮らすため、タラは働きづめだった。貧しい彼女には家の改修費すら、まだ用意できずにいた。そんなとき裕福な銀行家マルクが声をかけてきた。南フランスの別荘で1週間、恋人のふりをしてくれたら、1万ポンドの報酬を支払うというのだ。これほど魅力的な男性と親密な演技だなんて、私にできるの?タラの不安は的中し、マルクに恋して身を捧げてしまう。資金を得た彼女は虚しさに襲われるが、妊娠に気づいて……。 ■リン・グレアムを彷彿とさせるドラマティックな展開と、純粋で愛らしいヒロイン像で圧倒的な人気を誇る、スター作家J・ジェイムズ。セクシーな富豪の恋人のふりから始まる切ない身分違いの恋を情感たっぷりに描きます。傲慢なヒーローの変貌ぶりにも要注目!
  • 狼の富豪と星の乙女
    -
    何万光年も離れた星の光が届くなら、この想いもいつか彼に届くはず。 星が大好きで、大人になった今も星に夢中のフラン。アメリカのホテルでニックと名乗る美貌の警備員と出会い、あっという間に恋に落ちて、親密なデートを重ねる仲になった。だが、祖父危篤の一報でフランはイギリスへ戻ることになり、二人の絆は儚く消える。数カ月後、彼女はあるパーティで、イタリアのホテル王ニコロ・ファルコーネを紹介されて驚いた。ニック! なぜ身分を偽っていたの? 傷ついたフランは思わず詰め寄り、感情的に言い返すニコロと揉み合いながら、よみがえる情熱に身を投じてしまう──妊娠するとも思わずに。 ■リン・グレアムを彷彿とさせるドラマティックな展開と、純粋で愛らしいヒロイン像で圧倒的な人気を誇る、スター作家ジュリア・ジェイムズ。本作も期待どおりの逸作です! 身ごもったことをヒーローに告げたものの、彼からの愛のない求婚は虚しいだけで……。
  • 愛を禁じられたフィアンセ
    -
    王子様に憧れても、奇跡は起こらない。シンデレラになれるのは物語の中だけ。 ジョージーナが田舎からはるばるロンドンへ出てきたのは、億万長者マティアスに恋人のふりをしてほしいと頼むためだった。昔から親しい、心臓の悪い彼の母の望みをかなえたかったのだ。ただし、マティアスはどんな女性も虜にするプレイボーイだが、地味なジョージーナはどんな男性の注目も集めたことがなかった。だから、彼が予想に反して恋人役を承知すると心配になった。マティアスが買ってくれた、驚くほど高価な服を着ていても、私は彼の好みのブロンド美人とは違いすぎる。それに……。あきらめたはずの恋心がよみがえるのは、なんて残酷で苦しいの。 ■生まじめで恋に臆病なヒロインで読者の心をつかんできたC・ウィリアムズ。今回のヒロインはなかでも特に魅力的で、うっとりするほどハンサムなヒーローへの想いを“私ではつり合わない”と胸に封じつつ、惹かれずにいられない細かな心の動きは必読です!
  • ローズと秘密の億万長者
    -
    仕事中毒の富豪の2週間の休暇先は、貧乏を苦とも思わぬ、心優しき乙女の家。 巨大複合企業CEOアルトゥーロは、ローズを見て面食らった。古びた服を着た、この地味な女性が弁護士?身分を隠してここを訪ねたのは、手こずる再開発事業に業を煮やしたからだが――。彼は内心ほくそえんだ。面白い。デート相手には不向きでも、ぼくに落とせない女などいない。ローズは、冷酷な開発業者へのデモに参加したいと現れたアルトと名乗る男性に目を奪われた。端整な顔に、見事な体格。優雅な様子は活動家らしくないけれど、ローズは快く受け入れ、部屋数だけはあるぼろぼろの家に、アルトを泊めることにした。実は富豪の彼から誘惑の魔手が伸びるとは、つゆほども疑わず。 ■まさか彼こそが当の非情な開発会社のCEOと知らぬまま、ひとつ屋根の下で過ごすことになったローズ。しかも彼は、女性なら誰もが夢中になるような魅惑のプレイボーイ億万長者で……。
  • 捨て置かれたシンデレラ
    -
    ヴィッキーは父親代わりにかわいがってくれた叔父の会社を救うため、ギリシアの敏腕実業家テオと、名ばかりの期限つき契約結婚をした。離婚の際には多額の金を支払うというテオの言葉を信じて。だがある夜、テオの妖しい瞳に惑わされるように、彼と結ばれてしまう。自分の行いに動揺して、ヴィッキーが思わず屋敷から逃げ出すと、怒り狂ったテオは一方的に彼女を離縁し、そのまま2年の月日が流れた。今、ヴィッキーは勇気を振り絞り、テオに会いにやってきた。恵まれない子供の慈善事業のため、どうしても約束のお金が必要なのだ。しかし、テオの無慈悲な要求が、彼女をうろたえさせる。「金が欲しければ、ぼくのベッドまで一緒に来るのが条件だ」 ■ラテン大富豪の激情と愛情のはざまで翻弄される純真なヒロインを描いて人気の、スター作家ジュリア・ジェイムズ。情熱ほとばしる劇的ラブストーリーの名匠、大スター作家リン・グレアムにも劣らぬ筋書きの巧みさにご注目! 珠玉のシンデレラ・ストーリーです。
  • 天使だけは愛して
    -
    お腹の子だけは愛してほしい――わたしのことは愛せなくても。 清掃員をして糊口をしのいでいた天涯孤独のマディは、顔も知らない祖父からつぶれかけの百貨店を相続した。なんとか経営を立て直せないかと店内を視察していたある日、店を訪れた大富豪レオの誘惑に負け、夢のような一夜を過ごす。レオはバックパッカー、マディは店員だと互いを誤解したまま。だがマディの素姓を知ると、彼は冷徹に言い放った。きみの一族を許すことはできない、百貨店はつぶすつもりだと。マディは深く傷つきながらも再建に向けて独り奮闘しはじめた。お腹のなかで彼の子供が育っているとは夢にも思わずに。 ■“本当は優しい冷徹富豪ヒーロー”の巧みな描写に定評があるC・ウィリアムズ。本作のヒーローである魅惑のイタリア富豪レオも、妊娠を知るや義務感だけで愛なき結婚を迫ります。しかし、幸せな家庭生活に憧れるマディにとってその申し出は受け入れ難く……。
  • 結婚コンプレックス【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
    -
    不実な夫が多額の負債という苦までジェシカに押しつけ、死んでいった。パートタイムの仕事を見つけ、せめて少しずつでもと返済を始めるが、生前に夫が会社のお金まで使い込んでいたことが新たにわかった。もはや手詰まりとなって、途方に暮れるジェシカの頭に、夫の上司だった魅力的な社長、マシュー・シンクレアの顔が浮かぶ。以前、初めて会ったとき、彼はジェシカが誰かも知らないまま、熱い瞳で彼女を見つめ、“僕のものになってほしい”と言った。あの日は戸惑いと恥ずかしさで逃げてしまったけれど……。ジェシカは心を決め、マシューのもとへ向かった。返済できないことの償いとして、わが身を差し出すために。 ■亡夫から女性問題で苦しめられ、今また金銭問題まで押しつけられてしまったジェシカ。愛された覚えのない結婚生活を振り返ると、今はもう誰とも関わりたくないけれど、魅惑の社長マシューに助けを乞うほかなく……。大スター作家キャロル・モーティマーの秀作。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 運命の潮
    3.0
    10歳で孤児になったカイラは、伯父一家に引き取られて育った。ここ数年海外で暮らし、5年ぶりに帰国して従兄に連絡すると、思いもよらない頼みごとをされてしまった。家出した妻を取り戻すために、ある男を誘惑してほしいというのだ。わたしは異性を惹きつける手管なんて、まるで知らないけれど……。言われるままに出席したパーティーで、ニックと名乗る大富豪と出会い、カイラは誘惑すべき男のことも忘れ、生まれて初めて恋におちた。そして会場を抜け出し、めくるめく一夜を過ごした翌朝、カイラは衝撃の事実を知る――従兄の妻とニックの電話を漏れ聞いて。「君の言うとおりにした。昨夜彼女は、僕のベッドにいた」 ■エマ・ダーシーをきっかけにハーレクインの世界にはまったファンは数知れず。ヘレン・ビアンチン、ミランダ・リーに並び称される豪州出身のロマンスの大家による、シンデレラ・ストーリーをお贈りします。カイラは運命の人と“幸運の潮”に乗れるのでしょうか?
  • 身代わり秘書の献身
    -
    私は彼の、ただの秘書。同じベッドで眠るとしても。 プレイボーイ富豪ガブリエルの秘書を務めるアビーは、スペイン出張の際に立ち寄った彼の祖母宅で立ち尽くしていた。ガブリエルの婚約者だと誤解され、同じ寝室に通されたのだ。天蓋付きの巨大なベッド、その上に置かれたふたりの荷物……。恋の炎に焼かれて破滅していった前任の秘書たちの運命を教訓に、アビーはこの2年、彼の魅力を必死に無視しつづけてきた。しかし今、冷静な秘書の仮面がはがれ落ちるのを感じながら、彼女はガブリエルの衝撃的な言葉を耳にした。「僕の婚約者を演じてくれたら、君が望むだけの報酬を払おう」 ■喜ぶ祖母の病状を気遣うガブリエルに頼み込まれ、うろたえながらも承諾したアビー。しかし、あまりにも親密な彼のしぐさに無垢な心はたやすく奪われ、罪深い喜びに身をやつして……。生真面目な田舎娘を突如襲った、激しくも切ない愛のゆくえをお見逃しなく。
  • 結婚という名の檻の中で
    3.0
    割りきったはずの契約結婚。なのになぜこんなに胸が騒ぐの? なんとしても父が遺してくれた屋敷だけは守りたい──日々の生活にも困窮しているダイアナの望みはそれだけだった。そんな彼女の前に現れたのがニコス・トラモンティス、若くして巨万の富を築いた億万長者だ。彼は野心を隠しもせず、社交界へ足を踏み入れるのに彼女の家柄が必要だと言い放ち、大金と引き替えに2年間の契約結婚を申し出た。両親から愛は危険なものだと学んでいたダイアナは、愛するリスクもなく純潔も守れるならと、承諾してしまう。“ベッドで楽しみ、飽きたら捨てる”という彼の邪心も知らずに。 ■無垢で愛らしいヒロインを描くことに定評のあるジュリア・ジェイムズ。今作も期待に違わぬシンデレラ・ロマンスです! 紳士的な富豪ニコスがハネムーンで見せた別の顔にダイアナは驚いて……。
  • 億万長者と嘆きの乙女
    -
    魅惑の富豪と冴えない私。不自然すぎる“恋人同士”。 高級リゾート施設の広告提案に臨んだエリーは、広告主であるニッコロ・ロッシの姿をひと目見た瞬間にまるで流砂に落ち込むような感覚を味わった。端整な顔、漆黒の髪と瞳、しなやかでたくましい体つき――ギリシア神話の彫像のように美しい冷徹なプレイボーイ富豪は色気に欠けるエリーの広告案を一蹴し、悪魔のように微笑した。「1週間、現地のヴィラに泊まるんだ。僕の恋人のふりをして」わけあってこの仕事を逃すわけにいかないエリーは彼に従った。これは純粋な現地視察よ――ざわめく胸にそう言い聞かせながら。 ■安全第一の人生を送ってきた仕事人間のエリーにとって、ニッコロの危険な提案は青天の霹靂でした。この世の楽園のように美しいリゾートで心と体を解きほぐされ、募りゆく恋心を自覚したエリーは、束の間の喜びと知りながら独身主義のニッコロに純潔を捧げて……。
  • 悪魔に捧げた純愛
    4.0
    結婚や妊娠を望む相手とはつき合わない。5年前、彼はそう言って去っていった……。 夫の葬儀の日、クリスティンはアナトールの訪問を受けた。夫の甥で、一族が率いる企業帝国のCEO、そして――元恋人。彼は私に、伯父を結婚の罠にかけた金目当ての女と、容赦ない言葉を浴びせるに違いない。けれど5年前、余命僅かな彼の伯父と結婚したのは、生まれてくる子に、家と家族を与えるため。アナトールに捨てられたあと妊娠を知って、途方にくれていたとき、形だけの結婚を提案されたから。でも、その事実はアナトールには知られたくない……絶対に。 ■母の看病で恋に無縁だったヒロインは、恋におちた大富豪との夢のような日々から一転、どん底へ。やがて訪れた皮肉な再会は……。健気なヒロインと傲慢なヒーローのジェットコースター・ロマンスの名手、J・ジェイムズが綴る珠玉のシークレットベビー物語!
  • シンデレラがついた嘘
    -
    憎みたければ私を憎めばいい。でも、この子だけは愛してほしい。 母亡きあと、障害のある弟の世話をしながらケータリング業を営むソフィは、運転中に事故を起こした。見たこともない高級車にぶつけてしまったのだ。よりによって車の持ち主は、父の会社の買収を狙う実業家、マティアス・リヴェロだった。彼はソフィの素性を知るや多額の賠償金を突きつけ、支払えないなら彼のパーティに無報酬で完璧な料理を提供するよう迫った。無事成功を収めたソフィだったが、誘惑の罠に絡めとられ、彼に身を捧げてしまう──まさか妊娠するとも知らずに。 ■無垢で健気なヒロインを数多く描いてきたC・ウィリアムズ、渾身のシンデレラ・ロマンスです。横暴な父と冷酷なヒーローの狭間で、必死に我が子と弟を守ろうとするヒロインに心を揺さぶられます。
  • 過ちの代償
    3.0
    レオニーは青白い顔で、大富豪ホーク・シンクレアの再訪に息をのんだ。ホークがレオニーの妹と自分の息子が交際していることに反対し、手切れ金を払うと言いに家まで乗り込んできたのは9カ月前のこと。彼女の顔色が優れないのは、傲慢な彼との望まぬ再会だけでなく、先日の早産で体が弱っているのが原因だった――そう、私は過ちを犯した。彼と初めて会ったあの日、たった一度だけ。私たち姉妹を侮辱した男と、枕を交わしてしまっただなんて……。この腕に抱いている小さな娘が彼の子とは、とても言えない。しかし、鋭いまなざしでこちらを見すえるホークの目は、赤ん坊が確かにシンクレア家の血を引いていることを見抜いていた! ■その年のベスト・ブックを厳選する企画より、言わずと知れたロマンス界の話巧者、キャロル・モーティマーの作品をお贈りします。1987年に発表された後、2007年に翻訳版が刊行され話題を呼びました。伝説のシークレットベビー&年の差ロマンスをご堪能あれ!
  • 真夜中のブルー 1巻
    完結
    -
    全1巻660円 (税込)
    ひとり夜の横須賀の街をさまよう少女・由季は、傷だらけになって不良集団に追われる青い髪の青年に出会う。母親を悲しませまいとマジメに生きてきた由季にとって、ドキドキするほどキレイな男の人だった……。もう一度青い髪の彼に出会うため、クリスマスの夜に再び横須賀へと出かけるが――。
  • 億万長者と愛の形見 愛と背徳のローマ I
    5.0
    運命の恋は許されない罪だった。別の人と結婚する彼に、妊娠は言えない。 エロイーズの休暇旅行は、衝撃的な出会いから始まった。ホテル王のヴィトは空港で助けた彼女を見初め、ヨーロッパの有名な観光地を案内する一方で、夜は熱く求めた。彼は私を特別な女性と思っている? 私は愛されているの?しかし、エロイーズがヴィトとの将来を夢見はじめた数週間後、突然、婚約者だと名乗る女性が訪ねてくる。否定するどころか、ヴィトに面と向かって婚約を認められ、絶望したエロイーズは故郷へ逃げ帰るしかなかった。そのおなかに、彼の愛の形見を宿して……。■緻密でドラマチックなストーリーで人気を博す、J・ジェイムズ。ミニシリーズ〈愛と背徳のローマ〉をお届けします! 今作でヒロインを苦しめる婚約者の女性は、実は2作目のヒロインです。1作目と同時進行で語られるもう一つの悲恋を、どうぞお楽しみに!
  • 暴君と囚われのすみれ
    -
    囚われの日々は、まるで甘美な休暇のようで―― パートタイム従業員のケイティは社長室に呼ばれた。会社の情報を、彼女を騙した元恋人に漏らしたと疑われたのだ。彼ほど不実な人のために、そんなことをするわけがないのに!潔白を訴えるケイティに、冷徹な実業家の社長ルーカスは言った。「大事な取り引きが終わるまでの2週間、君を監禁する」豪華なクルーザーに、監視役のルーカスと二人きり……。熱く燃える黒い瞳に見つめられ、無垢なケイティは身をすくめた。一方のルーカスは、大きな誤解のもと、こう思っていた――美しい顔で男に取り入る女だ、僕以外では手に負えなかろう、と。 ■プールや図書室も備えたその船は予想をはるかに超える豪華さで、ロマンティックな環境のなか、世間知らずのヒロインがプレイボーイ億万長者の手中に落ちるのは時間の問題でした。ゴージャスで尊大、でも優しさの見え隠れするヒーローが印象的な作品です。
  • ポケットの中のダーリン 1巻
    完結
    -
    全1巻660円 (税込)
    半年間、週に2回だけ乗り合わせる名前の知らない彼。大学生になった笑里は彼に片思いしている。制服を着ていた頃は何でも出来る気がしていたけど、卒業して制服を脱いだ笑里はカラッポだった。偶然手に入れた彼のケータイを返す口実でもう一度輝く為に笑里は制服の袖に手を通すけど、彼のケータイには彼の彼女からの電話が頻繁に掛かってきて…
  • ドラゴンの国の王子さま 1巻
    完結
    -
    全1巻660円 (税込)
    香港からの留歌…学生を預かる事になった夢野家。最初は嫌々だったすみれと美子は…
  • 今夜からは宿敵の愛人
    -
    冷酷な億万長者からの、容赦ない誘惑。憎むべき男性を愛した彼女の運命は……。 大富豪グレゴリオと会ってから、リアの転落人生は始まった。彼のせいで破産した父が失意の中で亡くなり、友達は離れていき、家も差し押さえられて、婚約者にまで別れを告げられた。明日からは、生活費を稼ぐために働かなければならない。だが勤務先のホテルにもグレゴリオが現れ、リアは愕然とする。私の身に起こったことは、すべて彼の計画どおりだったの?初めて会った夜、グレゴリオは私を一目見てほしくなったと言い、彼のものという印をつけるように、婚約中だった私にキスをした。グレゴリオは絶対にあきらめない気だ。私が彼の手に落ちるまで。 ■イギリスのエリザベス女王にも功績をたたえられるキャロル・モーティマーの力作をお届けします。出会った夜に、ヒロインがほしいと宣言した富豪ヒーロー。父の敵と憎む一方、彼女はその強引な誘惑を待ちこがれるようになり……。一気読み確実の一冊です!

最近チェックした本