ぷぷろーさんのレビュー一覧
レビュアー
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自分を卑下しているのは辛い
空間魔法しか使えないと言いつつ、実は最強なランドロス。半魔(母が人間)で人との関わりが希薄なゆえか、人の感情に疎い。人に利用され妬まれ憎まれながら、傷ついた時に出会った少女の優しさを支えに生きている。
好意の受け止め方がよくわかっていないので、すぐに好きなのか?とか思ったり、相手が誤解するようなことを意図せずしていたりとかで、読み手によっては好き嫌いが別れるかもしれないけど、私は次も読みたいなと思いました。 -
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名は体を表す(一部身内のみ)笑
作者さんのネーミングセンスがナイスです!もう笑いっぱなし。家がゲッスール侯爵に父がハゲーザー・母がデビュリア!!ここらでもあらあらと思ってたらゴンザレス・ゴンザリアーノ登場❕身内はみんな笑いの種ですか(笑)
幻覚界…なんじゃそら(笑)
ユリアンヌ 王太子の婚約者だが、金にものを言わせた政略的なものだと思ってる。頭を打って前世を思い出し、この世界が乙女ゲームか小説なのかは不明だが、達観してざまぁ回避のため動く。悪役令嬢のような自分の行いへの断罪は覚悟し、両親や義弟義妹・家の存続のために行動することにした。
ざまぁがあるならひとりで引き受ける、家族も側にいる人たちも守るなんて男前です。...続きを読む -
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こどもの才能にたかる悪い大人達
両親を亡くした9才の少女の才能に群がる大人たち。それにしかすがれなかった人たち、親への恨みを少女に向ける人、傲慢にもその血に責任を押し付ける人、自分の存在価値を示すために威嚇し暴力を用いてくる人。婚約者として寄り添うこともせず、理解することもなく、思い込みで傷つけてくる、そんな中で犠牲にならなくていい。逃げてくれて良かった。
棒に感謝。一番良い人に巡り合わせてくれた。悪い奴らには鉄槌を下し、思い違いをしていた人たちには正しい道を示し、罪悪感の中すがり付いていた人たちには新たな視点と導く人を、そして一番辛かった彼女には共に幸せを築けるパートナーに会えた。
番外編まで全てが面白かった。何度も...続きを読む -
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愛おしいと言うしかない愛の物語
三代前の正妻の呪い半端ない!と思って読んでましたが、オリヴィアの言う通り三代前の当主が一番悪い。
現当主クラースの一目惚れ状態は使用人たちの思惑通り(笑)。誠実な彼は、オリヴィアを巻き込みたくなくて抗うが思いが募っていくのがよくわかる。オリヴィアも現状打開のためとはいえ、どうせなら楽しく過ごそうと悟ったように暮らす。そしてクラースを愛していく。
それぞれの愛があって思いあって、亡くなった方たちにも愛があって、その方達への思いもあって、物語はハッピーエンドになる。
悪いのは相手を思いやれず自分の思いだけを貫いた人。行った行為で悪女と罵られ続けた正妻さんも解き放たれて良かった。 -
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またまた 謎が始まる
🔶伯爵令嬢ですがゾンビになったので婚約破棄されました🔶の続編
駆け落ち先で細々と執筆活動をするウィル。
前作の〈伯爵令嬢ですがゾンビになったので婚約破棄されました〉が、戯曲化され、事実と異なるエログロな噂が田舎まで広がっていた。エディスの名誉を回復したいウィルは、折よく話が来たハント伯爵令嬢物の戯曲の脚本を、真実に近い悲恋物として提供し、舞台化される。成功させたいウィルとエディスと侍女のカリンは裏方から手伝い大成功となるが、そんな時に起きた殺人未遂事件。
狙われたのは誰?犯人の目的は?開幕までにあった不振な出来事は何だったのか?
前作の登場人物たちのその後が気になったので、とても楽...続きを読む -
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読み返しがおすすめ
囚われのお姫様(彼の心情的に)を救う騎士の物語だね。2巻め発売にあわせて読み直しました。
いろんな人の視点で、あの時はこうだった~的な説明があるので面倒だと思う方もいらっしゃるでしょうね。
私的には一度読んでしばらくしてから読み返したせいだと思うのですが、とてもハマりました。
誰にも理解されないが、貴族としてその責務を果たさなければ行けないと思い込んでいた少女。初恋のその少女にも知られずに、回りを巻き込みつつ彼女を守る騎士。その騎士の思いと彼から知らされた少女の人となりを守り応援する、騎士の家族と騎士団員達。
彼女の悲鳴に、心の“助けて”を聞き取った騎士とその後の行動がすばやくてスゴ...続きを読む -
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良い行いは巡って自分に反る
実の娘をこれほどまで虐待できる親にあきれ果てる。父親は搾取できる相手として、母親は嫌いな姑に似ているからという理由で、6才の幼児の頃からだなんて両親には悪魔でも取りついていたのではないか?
契約更新の前に破綻して良かった。もしかして、そうなるよう“どなたか”が裏で動いたのでは?と思うくらいのタイミング。
隣国の良い人たちに出会えたのも、もとは性能の良いポーションを作って感謝されていたからで、馬車を準備してくれた騎士も、護衛に冒険者を連れていこうと言った馭者も冒険者も、みんな彼女への感謝で動いていた。自分の出来ることを、一生懸命丁寧にやっていたことが巡り巡って自分を助けてくれたんだね。よか...続きを読む -
購入して大分日数がたちますが、何度も読み返しています。おかゆというタイトルにユルさを感じ購入しましたが、読むとはまります。
主人公ラビィが、ほぼ限界な状況から生きる為に抗っていく心のたくましさを応援したくなる。 -
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前向きな主人公で良かった
①となってますが、完結してるので読みきった感もあり満足できます。
召喚当初、魔力が感じられなかった為王国内で“オマケ”として酷い扱いを受けていた沙耶。その逆境を打破すべく努力し、帝国の皇弟に接触し、帝国に婚約者として連れていってもらえることになった。決して腐らず努力し、自分の未来を切り開く強さがすごく偉い。
帝国に行ってからも彼女自身の立場の変化や回りの思惑など、のんびりすごしたい希望はかないそうにないが、婚約者となったディザークと両思いになり幸せを掴む。王国に残した友人の優菜のサポートも申し出て、“身内”を大事にする沙耶がこれからも幸せでいてほしい。 -
思い出いっぱい。婚姻おめでとう
初めての旅行。ルルと一緒にたくさんの思い出作り。そして16才の誕生日と婚姻、女神様の祝福も戴けておめでとう~。夏季休暇中は邪魔物がいなくて、本当に楽しめて良かったね。でも、ふたりの婚姻を知って憎悪を高める邪魔物は、オーリの存在に気づきそう。バレないようにと、ただただ祈りたい。
ルルの父親の話、闇ギルドのNo.1の話が出てきましたね。気にはなっていたのですが、父親の方はこてんぱんにしてやってほしい気がします(今さらなんだよ~ってね)ルルはNo.2なんだ。ルルより強いってどんな人だろう…。春の刊行を楽しみにしています🎵 -
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魔女さんの伝説も良かった
とても面白かった❗辛くてもがんばって自分で未来をつかみとって、進んだ先での出会いが更に自分を守る縁で、道しるべで、愛だった。
国神の加護で縛られてしまうことが不幸ではないかとちょっと思ったりもしますが、魔力や属性が国神の加護なら、その恩恵を受けているから、ある意味縛りは不可避かな?どうだろう、難しいね。