六人部彰彦の作品一覧
「六人部彰彦」の「王宮には『アレ』が居る【分冊版】」「王宮には『アレ』が居る」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「六人部彰彦」の「王宮には『アレ』が居る【分冊版】」「王宮には『アレ』が居る」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
WEB版を読み終わったところで書籍が出ていることに気づき、完結を待って読み始めました。
「アレ」に関しては最初の方からある程度予想がつくものの、最初からクライマックスのような展開に引き込まれ、次々と出てくる陰謀と過去話にうっかり徹夜したWEB版。
聖女系だと最後の最後で相手を許しちゃって興醒めなことがあるのですが、こちらはそうではなく、個人的には好みでした。
復讐を遂げる物語がお好きであれば一読の価値があるかと。
あとがきによるとこの先の加筆も多そうで、物語が商業版でどこまで強化されるのか、結末に変更があるのか、楽しみでなりません。
主人公が優秀な貴族たる所以はかなり重いですし、強力な味方は
“アレ”って何でしょうねぇ~
物語は初っぱなからクライマックス。
パーティで、会ったこともない第二王子が突然始めた断罪劇。別の思惑が裏にあり画策した(と、思っている)第二王子と側近は、単にそそのかされたよりも たちが悪い
一難去ってまた一難、というか波のように問題が襲ってくるのを ダン!ダン!ダン!と片付け進む話が小気味良い。のだが、所々に出てくる言葉がやけに難解な言葉が使われていて「?」となることがしばしば…。ご卒業合いとかって何でしょう?
まだまだ油断もできないヒロインに感情移入して、緊張しつつも楽しく読んでいますので次刊が早く出ると嬉しいです。
匿名
帯は嘘じゃないがホントでもない
幾重にも畳まれた物語が、その中身を見せるごとに展開される喜怒哀楽。
その隙間からチラチラ見える不穏さ。
とうとうヒロインを見つける「アレ」
まだ1巻だけしか読めていませんが
なかなか読み応えがありました。
一人称形式で語られるが、肝心な事は読者には明確に見せない形。
帯の冤罪お笑い断罪劇は
それはそれで面白く逆転ザマァとなりますが
表向き語られる断罪劇の裏にあった陰謀劇。
その収束の中、徐々に明らかにされる洒落にならない裏事情。
殆ど語られないが、ヒロイン自身は明確に知っている「アレ」の断片的な情報。
サイコじみた雰囲気を僅かに見せながら話が展開されます。
痛快というには些か事情が重過ぎま