あらすじ
身に覚えのない罪により、処刑された伯爵令嬢マグノリア。彼女は時を遡り、自身の運命を変えようとしていた。ただ穏やかに、普通の人生をおくることができるように。けれど、何度人生をやり直しても、人々は彼女をこう呼ぶ。――稀代の悪女、マグノリア・キャリントン。そして最後に待っているのは、いつも断罪だった。やがてすべてを諦め、もう何度目かもわからない処刑の瞬間を待つマグノリアだったが、小さな変化が生じた。それは、マグノリアの処刑に深く関わる人物の一人、王太子レイがある疑問を抱いたこと。悪女らしからぬ彼女の一面を知り、レイの心は揺れはじめる。彼女は、本当に悪女なのだろうか――悪女の真実を王太子が紐解く、逆行ラブ・ファンタジー。 ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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続き物です
プロローグで語られるのはマグノリアの悲惨なループ人生。何をやっても努力しても、何度も何度も繰り返される結末に心が折れる。
王太子ルイは自身の婚約パーティで、婚約者の殺害未遂犯としてマグノリアを断罪している最中、護衛のフィルと二人女神に呼ばれマグノリアのループ人生に捲き込まれる。そして始まる“悪女化阻止活動”。
マグノリアはなぜこれほど苛められたのか。阻止しても沸き上がる、マグノリアに向けられる執拗な悪意。捕らえる前に死んでいく実行犯と、全くわからない黒幕と動機。そして行動の意図が不明な国王。
次で全てが明らかになることを望みます。
逆行を繰り返すヒロイン。
最初の人生は確かに悪女・・・とはいえ、色々仕組まれたものだったけれど、
やり直しの人生ではひたすら悪女にならない様にしていたにかかわらず
色々な方法で断罪され処刑され・・・。
ヒロインがあきらめたところで女神の救いの手が入り、
ヒーローが悪女化を防ぐために手を出し始めたのはそれとして、
何故そのやり直し人生だけヒロインの記憶は残ってないんだろう。
1巻だけでは謎は謎のままズルズルいくので全然すっきりしない。