あらすじ
前世では、主体性のなさを理由に恋人に捨てられた、公爵令嬢アリステリア。転生したこの世界では自立した女性になれるようにと努力を重ねた彼女は、王太子の婚約者に指名されていた。けれど今度は、お前は一人でも生きていけると言われ、一方的に婚約破棄を告げられてしまう。
王太子に見切りをつけたアリステリアは、婚約破棄の慰謝料としてクレーゼン領をもらい受ける。まずは領民の暮らしを知ることから、と、身分を隠して暮らし始めた街で、彼女は、現状を仕方がないと受け入れてしまっている、まるで前世の自分のような女性たちと出会う。「知らない」ことが、彼女たちの選択肢を狭めていると考えたアリステリアは、自分の持っている知識を広めることを思いつく!
転生令嬢の、おしのび平民ライフ。
感情タグBEST3
素敵に見えた王子はダメ王子でし
よくある、“有能な婚約者が疎ましくて癒し系に乗り換えたら、仕事が溜まってノイローゼなりかけたので、なんとしても元婚約者を仕事担当に戻そうと努力する王子”と別れられたのでやりたいことしてみよう!とがんばる公爵令嬢のお話。ですが、面白かった。
大筋はよくあるなのですが、内容が良い!。市井の人々に寄り添い、自ら望む者に知識ときっかけを与え、より良い暮らしを送れるようアドバイスをする。 経理関係のお話なんて分かりやすくかかれていて、あら楽しい🎵と思っちゃいました。次はどんなパターンのアドバイスになるのか、楽しみに待っています。