あらすじ
冒険者ギルドの受付で働く子爵家令嬢のミーア・ホープリルは、ギルドの業務に加え、婚約者であるジールの、錬金術工房の手伝いに追われる日々に疲弊していた。
あとわずかで寿退職だからと、頑張るミーアだったが、彼女はなんと退職前日にジールの浮気現場に遭遇してしまう。これまでの努力を蔑ろにされた彼女は、婚約を破棄すると決めた。
ミーアは今後の身の振り方に悩んでいたが、そんな彼女に宮廷錬金術師のクレインからまさかの誘いが舞い込む。
「俺の助手になれば噂なんて吹き飛ぶぞ」
「私、錬金術師になれるんですか!?」
見習い錬金術師として働くことになったミーアは、「見習い」とは到底思えない才能をみるみる開花させていき――!?
蔑まれていた令嬢が天職にめぐりあう、お仕事ファンタジー開幕!
感情タグBEST3
面白かったです。
ミーアが、何にでも一生懸命取り組む女の子で、好感が持てます。
そして、面倒で単純な作業を、延々と、しかも、最大限の効果が得られるように考えているのが、素敵。
傷ついたヒロインが自立するまで
恋愛要素はゼロです。でも、婚約者にタダ働きさせられて、いいように使われた挙句、浮気されてその二人に馬鹿にされましたが、それまでの頑張りが周りの人達や家族に認められて、有名な人に弟子入りできて、自立する力をつけて幸せになるお話です。才能と努力が素晴らしい。
才能があった分、苦労させられた時間が修行のようになったのかな?才能を開花させてくれる人に救われてよかった。
続き物のようですが、この巻でもまとまって終わっているので、スッキリとした読みごたえです。
次はどんなお話に展開していくのかな?
なかなか面白い‼️
ミーアがおっとりしてるというか貴族らしくあらねばという健気なお嬢様なのに自分の夢に向かって突き進む姿は見ていて気持ちがいい。わりと思い込みも激しいみたいで父親や元婚約者に対しての彼女の考え思いが変化していくことが面白い。前に進んでいく彼女がうらやましい!