ぷぷろーさんのレビュー一覧
レビュアー
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オトコマエな主人公(令嬢)
祝賀会場で、その主賓であるのに婚約破棄を宣言されたセリア。冤罪と勘違い。それらをバッサリ切り返し、断罪し返すセリア。ちょー強い!
王家で一番魔力を持っていて、辺境の地の討伐の協力をしてるだけあって、心は将軍のよう。しかも刑罰スゴすぎ。こんなのが待ってるなら罪なんて犯さないじゃない?皆知らないんだね…
今度は学園のある隣国で、第二王子が絡んでくるのを仲間纏めて断罪。君たちも刑罰が、その前に尋問が待ってるか…。犯罪はバレるんだから…。
なのに……なぜかまだまだ絡んでくる奴らがいて、セリアはそれらをバッサバッサと………。カッコいい -
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信頼できる相手と出会う
目立たないようにしてるはずのアイビーなのに 巻き込まれ体質みたいですね。でも、ドルイドを助けられたし、この町でお米も見つけられた。
アイビーが凛として、大人相手でも意見が言える、勝手な相手なら無視もできるくらい強くなってて、偉いぞ!って誉めてあげたい。
ドルイドと出会って信頼できると思えたのも、前の町でラットルア達と少しずつ関係を深めていたから。心が育って、前向きになっていたから相手の事を冷静によく見ることが出来たのではないだろうか。
この町での問題(ドルイドが死にかけた事件)も早く無事に解決して欲しい。次回が楽しみ。 -
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逃げるだけの旅の終わり
5才の時に星無しがわかってから、逃げなければ生きられなかった。でも、大きな犯罪組織(違法奴隷商会?)の人攫いに目をつけられ、ラットルアや冒険者達が守ってくれるなか戦う事を選ぶ。1人では無理だったが、頼らせてくれる人達がいるから抗える。
知識の根幹に前世の記憶があるので、何気ない会話や考え方に9才らしからぬ事があって、回りに一目置かれる。計画を立てたり、囮に志願したり、ソラが高性能の“悪い人発見器だったから悪い奴らを見つけられた。
人を信じられるようになった。作ったご飯を「美味しい」と食べてくれる人達に出会えて、心が柔らかくなった。
逃げる旅は終わり、新たな旅が始まる。
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読みごたえあり!だと思います
前世の記憶は潜在意識のように微かだが、ここぞという時に彼女を動かす。
神から与えられた加護が、役に立たないとされるティマーで星も一つ。そのせいで家族から食事も与えられなくなり、5歳から、1人森で暮らすようになる。村の占い師のおばあさんが時々きてくれて、「少し先の事しか見えない」と言いつつ、必要だろうからと色々な教本や食糧をくれ、旅をするのに必要なあれこれを教えてくれた。
魔力もあまり無く、生活魔法も持続はしないけど、気配を読むのと消すのが上手くなった8歳の頃、占い師が亡くなったのを知り、村を捨て旅に出る。占い師からもらったもの以外は全部捨て、教えを生かしつつ旅する中、崩れスライム(ソラ) -
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才能発揮!
リアヌの天才ぶりが皆に明かされる🎵
実家にいた頃はスケジュールに追われ、実家をでて最初の頃は空いた時間に何をしていいかわからなかった。今はやりたいことが多くて時間が足りないと感じてる。いいぞ(^-^)
事件解決して、新聞に写真がのって、実家にばれて兄二人が迎えに来たけど“貴方たち(実家)の愛はいりません‼️”ハッキリいってるのに、バカ兄はそれでも自分は他の家族と違うってまだ勘違いしてる。
リリアーヌを自分の自慢の為の社交に連れ歩き、同年代の子供同士の付き合いをさせていなかった実家のせいで、アンヌ以外心から話せる友人がいない。自分だけは特別だと思われたいから、一度も褒めなかった。
幸 -
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ポーション技術の発展により聖女は不要と、婚約破棄と宮廷を追放されたスピカ。貧乏な実家のためにも稼ぎたいと、隣国に渡りポーションを作って売ることにする
自分を否定されたけど、前向きに生きることにしたスピカ。 初めて作ってみたポーションだが、込めた魔力に聖女の力も一緒になり、とてつもない効果を発揮する。それはその国の第一王子レグルスを救い、彼に保護される。
ポーションを作り続けることで高まる聖女の力。強欲な元婚約者の企みもはねのけ、みんなを幸せにしていく。
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自分を卑下しているのは辛い
空間魔法しか使えないと言いつつ、実は最強なランドロス。半魔(母が人間)で人との関わりが希薄なゆえか、人の感情に疎い。人に利用され妬まれ憎まれながら、傷ついた時に出会った少女の優しさを支えに生きている。
好意の受け止め方がよくわかっていないので、すぐに好きなのか?とか思ったり、相手が誤解するようなことを意図せずしていたりとかで、読み手によっては好き嫌いが別れるかもしれないけど、私は次も読みたいなと思いました。 -
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名は体を表す(一部身内のみ)笑
作者さんのネーミングセンスがナイスです!もう笑いっぱなし。家がゲッスール侯爵に父がハゲーザー・母がデビュリア!!ここらでもあらあらと思ってたらゴンザレス・ゴンザリアーノ登場❕身内はみんな笑いの種ですか(笑)
幻覚界…なんじゃそら(笑)
ユリアンヌ 王太子の婚約者だが、金にものを言わせた政略的なものだと思ってる。頭を打って前世を思い出し、この世界が乙女ゲームか小説なのかは不明だが、達観してざまぁ回避のため動く。悪役令嬢のような自分の行いへの断罪は覚悟し、両親や義弟義妹・家の存続のために行動することにした。
ざまぁがあるならひとりで引き受ける、家族も側にいる人たちも守るなんて男前です。 -
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こどもの才能にたかる悪い大人達
両親を亡くした9才の少女の才能に群がる大人たち。それにしかすがれなかった人たち、親への恨みを少女に向ける人、傲慢にもその血に責任を押し付ける人、自分の存在価値を示すために威嚇し暴力を用いてくる人。婚約者として寄り添うこともせず、理解することもなく、思い込みで傷つけてくる、そんな中で犠牲にならなくていい。逃げてくれて良かった。
棒に感謝。一番良い人に巡り合わせてくれた。悪い奴らには鉄槌を下し、思い違いをしていた人たちには正しい道を示し、罪悪感の中すがり付いていた人たちには新たな視点と導く人を、そして一番辛かった彼女には共に幸せを築けるパートナーに会えた。
番外編まで全てが面白かった。何度も -
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愛おしいと言うしかない愛の物語
三代前の正妻の呪い半端ない!と思って読んでましたが、オリヴィアの言う通り三代前の当主が一番悪い。
現当主クラースの一目惚れ状態は使用人たちの思惑通り(笑)。誠実な彼は、オリヴィアを巻き込みたくなくて抗うが思いが募っていくのがよくわかる。オリヴィアも現状打開のためとはいえ、どうせなら楽しく過ごそうと悟ったように暮らす。そしてクラースを愛していく。
それぞれの愛があって思いあって、亡くなった方たちにも愛があって、その方達への思いもあって、物語はハッピーエンドになる。
悪いのは相手を思いやれず自分の思いだけを貫いた人。行った行為で悪女と罵られ続けた正妻さんも解き放たれて良かった。 -
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前回の番外編のお母さんの気持ちを読んだあとでノエルの言うお母さんに育てられた……を読むともっと心が温かくなった。
ルークの思いもきっとみんなにバレバレなんだろうね -
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またまた 謎が始まる
🔶伯爵令嬢ですがゾンビになったので婚約破棄されました🔶の続編
駆け落ち先で細々と執筆活動をするウィル。
前作の〈伯爵令嬢ですがゾンビになったので婚約破棄されました〉が、戯曲化され、事実と異なるエログロな噂が田舎まで広がっていた。エディスの名誉を回復したいウィルは、折よく話が来たハント伯爵令嬢物の戯曲の脚本を、真実に近い悲恋物として提供し、舞台化される。成功させたいウィルとエディスと侍女のカリンは裏方から手伝い大成功となるが、そんな時に起きた殺人未遂事件。
狙われたのは誰?犯人の目的は?開幕までにあった不振な出来事は何だったのか?
前作の登場人物たちのその後が気になったので、とても楽 -
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謎、謎、謎のオンパレード
誰かに殺され埋葬されたあとゾンビとなって甦ったエディス。医術のことしか考えない医者のせいであっという間に噂が広まり、実家から出され郊外の小さい家に押し込められた。口の悪い侍女と、町で拾った剥製士の居候との三人暮らし。誰に殺されたのか。なぜゾンビになったのか。記憶が欠けているのでわからないことがたくさんある。誰かに宛てたラブレター。破棄を言い渡された、優しくもなかった婚約者が身辺に現れ「お前は誰だ?」と問うてくる。
謎が解ければ意外な事実。欠けていた記憶は何か。なぜ殺されたのか。全てがわかった時、次へ踏み出す勇気が得られる。 -
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読み返しがおすすめ
囚われのお姫様(彼の心情的に)を救う騎士の物語だね。2巻め発売にあわせて読み直しました。
いろんな人の視点で、あの時はこうだった~的な説明があるので面倒だと思う方もいらっしゃるでしょうね。
私的には一度読んでしばらくしてから読み返したせいだと思うのですが、とてもハマりました。
誰にも理解されないが、貴族としてその責務を果たさなければ行けないと思い込んでいた少女。初恋のその少女にも知られずに、回りを巻き込みつつ彼女を守る騎士。その騎士の思いと彼から知らされた少女の人となりを守り応援する、騎士の家族と騎士団員達。
彼女の悲鳴に、心の“助けて”を聞き取った騎士とその後の行動がすばやくてスゴ -