maruさんのレビュー一覧

神域で愛する人の側にいる為の迷いなき決断と大切だからこその葛藤。

口調も考え方も現代的で親近感増々の神様の愛情が、思いの外深く大きくて嬉しくなる。
ヒロインもホントにいい子で…いい子すぎて泣きたくなる。

断罪あり、溺愛あり、読後感良しの文句なしの面白さ。
神様との恋、素敵でした。

元気でお茶目な双子と、ちょっと意地悪だけど優しい神様。
生贄として捧げられたヒロインの冷え切った心に沁み渡る穏やかな日々。

名前を呼ぶことを許されたり。タルトをご馳走になったり。ブラッシング係に任命されたり。

幸せに満たされたかけがえのない時間と芽生えた恋心。
その行方は？時計とは？下巻に期待。

精霊が暮らす神秘的な森。

癒やしの住人たち、個性豊かな魔法使い、ヒロインの本質や過去。

やらかした二人が小物すぎるのは御愛嬌。

一緒に時を重ねられる喜び。
優しい世界にほっこりできる物語でした。

味方には何処までも寛大で、敵には容赦なし。

優秀な指揮官、強き軍師、偉大なる魔女…
様々な姿を見せるヒロインに一喜一憂し、そんな唯一無二の存在を生み出した作者様に感謝感激。

専門的なフレーズや小難しい内容も含まれるが、彼女達の行動原理は至ってシンプル。そこがとても良かった。

頼もしい援軍、その錚々たる顔ぶれにも大興奮。
刃向かう者には鉄槌を。

壮大なストーリー、見事すぎる構成にただただ脱帽。
面白すぎた。何度でも読み返したい。

婚約破棄後、平民に落とされ初対面の男性と結婚することになったヒロイン。理不尽な状況でも腐ることなく、自分にできる事を模索しながら邁進する姿が本当にカッコいい。挨拶や感謝など、当たり前の事を大事にする所にも好感度爆上がり。
方やヒーローはというと天才型の研究者。冷静で的確な分析力と柔軟性、偏屈そうに見えてとっても素直な所が魅力的。
些細な事で笑い合い、細やかな未来を語り合う。そんな何気ないシーンが印象に残る。
バカな王太子にも二人を引き合わせてくれたことだけ感謝だな。

ありがちな婚約破棄ものと侮るなかれ。発想豊かで深みもあるストーリーに大興奮で一気読み。下巻へ期待しかない。

大きな山もなくみんな幸せになりました、めでたしめでたし。といったお話でした。
平和すぎて物足りない！そんな我儘な感想で申し訳ない。ただ、ヒロインはめっちゃ可愛くてナイスなキャラでした。

国の為に、何よりヒーローの為に眠れる力を我が物とするヒロインの強さと優しさ。
自国のみならず、拐われた先でもその心根は変わらず。
彼女の存在で、どれだけの人が救われたのだろう。

読み進める度にすべてのキャラに愛着が湧く。そんな作者様の愛情にも心温まる。
本編だけじゃなく番外編も最高。
素敵な素敵な物語でした。

まっすぐなヒロインがとっても可愛い。恋愛的な意味じゃなくても「大好き」と言えちゃう素直さにヒーロー共々ノックアウトだわ。
恋を知らない二人の何気ない日常にこれ程癒やされるとは。
まだまだ序盤。大魔法使い様の僅かなデレに期待膨らむ。

短編的な構成のせいか、淡々とした平坦な展開でいまいち盛り上がりに欠けるといった印象。

ストレスのない甘々な物語が好きな方にはおすすめだが、ストーリー重視の方には物足りないかも。
かく言う私も後者なわけで、まとめ買いしたのをちと後悔。でも読むけどね！

傲慢から愉快な女性へと変貌(？)を遂げたヒロインの空回りに身悶える巻。
不慣れで不器用ながら甘え方を模索する姿にヒーロー同様ノックアウト。
殺伐とした展開もある中で、深まる二人の仲や、他キャラ達とのやり取りに癒やされる。

読み始めた時の予想を遥かにこえる充足感。幸福で満たされたこの余韻に暫し浸りたい。

他人を見下し、面白味のない人生に嘆息する傲慢なヒロイン。周りからは悪徳王女と呼ばれ、命を狙われる危機に瀕する。

素の王女にどれだけ好感を持てるかで物語への興味も左右されるかと思いきや、そんなことどうでも良くなるほど幼女化が可愛すぎた。
過去の行いを俯瞰し、変化を受け入れる。力を持たないからこそ知り得た感情に動揺する姿が微笑ましい。そうなってくると、傲慢な態度も可愛く思えるから不思議だ。

この一冊でもキレイに纏まった印象だが、新しい日々にさらに期待したい。

悲しく凄惨な冒頭のシーンと、決意漲る穏やかだけど戸惑い続きのやり直しの人生。

違う選択と受け入れ難い導き。心と体がいくら拒絶しても、運命には抗えないものなのか。
ヒロインにとっては試練と呼ぶべき乗り越えなければならない壁。それを撃ち破ってこそ真のエンディングとなる。

荒唐無稽な話をも信じてくれる仲間たちの存在。巻き戻りのからくりに潜むそれぞれの想い。

大逆転にして大団円。
感無量とはまさにこれ。最高

形振り構わず抗い、決して諦めなかったヒロイン。
強くてカッコいい姿ばかりではなく、打算的なところも良い。泣いたり照れたり落ち込んだりする姿もすべて魅力的だった。貴族令嬢らしくない努力の方向性も、前世もちという背景があるからこそすんなり受け入れられた気がする。
さて、お待ちかねのざまぁに関してはほぼ自爆という痛快さ。悪役令嬢としての役目を全うしたクリスティーナの大勝利。
「その後」も充実。面白かったー。もう一度じっくり読もう。

公爵令嬢としての矜持。女性としての矜持。
たとえ悪役令嬢として婚約破棄を突き付けられたとしても、歯を食いしばりたった一人で立ち上がる美しさ。敵だらけの中、背筋を伸ばし真っ直ぐ突き進む強さ。
自分の力で道を切り拓くその姿に目を留めたヒーローの存在にどれだけ救われたか。

風向きは変わった。

続巻が楽しみでしかたない。

ヒーロー不在の間に王家の方々に受け入れられちゃうヒロイン…お強い。
賑やかな双子たち、強烈な姉、器がデカすぎる国王。そんな方達に好かれるラグーレン兄弟はやっぱり根っからの人たらし。
強力すぎる味方も増え、いよいよフィナーレへ。
終盤は印象深いシーンばかりで心のシャッターを切る作業に大忙し。すべてのキャラを愛しく思う。
作者様、素敵な物語をありがとう。

ヒーローの素性については想像できたが、その身分を振りかざすことなく静かに兄弟に寄り添う姿勢がとても好ましい。普段はポヤポヤしてるのに、いざというときの勇ましさよ。そのギャップにも惚れるね。

重く尊い背景を背負うヒーローの唯一安らげる場所、それがラグーレン領。愛されラグーレン兄妹との三人の会話に癒やされる。

さて、またまた嵐の気配を感じつつ…続巻へ。

守銭奴ドS神官長、お口が悪くて素直じゃなくてモダモダしてサイコー。
そんなヒーローの溺愛スイッチは何なのかワクワクしていたらソコか！？と一気に親近感。可愛いは正義。

何やかんやありからの恋の自覚に悶える前半戦。不安要素しかない王家と一部貴族の暴走、正ヒロインの本性やらヒーローの正体やらの怒涛の後半戦。

内容盛り沢山のわりにスッキリ纏まった印象だし、そういうシーンも最後に一度きりだか物足りなさ皆無で更に好印象。
喧嘩するほど仲が良い。ワイワイ言い合ってる二人にほっこりの読後感。

神託によって結ばれた眠りの王女と元流民の聖騎士。
騒がしい周囲とは違い、二人を纏う空気は温かくとても穏やかだ。
自分の事より相手を深く思いやれる二人が掴んだ幸福の日々を、もっともっと見たかった。

出逢い、別れ、また出逢う。そして何度でも惹かれ合う。

苦しみや悲しみから逃れるために、相手を想うが余り。禁忌に手を出す行為は褒められたものではないが、それほど追い詰めた国王が全ての元凶なわけで。
何なんだコイツ。王妃様にはもっとこう、バッサリいってほしかったな。

メディシスやリディウスはとっても良いキャラ。
穏やかで幸せいっぱいのラストにも心の底から安堵。

獄門先輩とそっくりなストーカー粘着体質ヒーロー。好きな子にとてつもなく不器用なツンデレの極みというめんどくせぇオプション付き。
周りも何だか賑やかで体力消耗系の溺愛もの。ぐったり。でも作者様の作品はやっぱり面白い。

目は口ほどに物を言う

言葉をかわすことはなく、それでも何度も交わる視線。
視線だけで伝え合う行為が、とても美しく、そして淫ら。
ヒロインを手に入れる為に命懸けで戦う寡黙な騎士の愛情はその視線同様、熱く、真摯で、何処までも真っ直ぐだ。
彼女を裏切った者には温情なし。後味が悪くなることなく晴れやかな読後感。

完全無欠の光の王子様だけじゃなく、読み手の心も幸せで満たされるお話でした。
ヒロインの前向きさはとても好感が持てるし、属性[闇]だけどどんな場所でも照らす太陽みたいな存在だ。
ヒーローの境遇を思うとイチャ甘展開も大いにウエルカム。何処までも明るく温かい物語にほっこりです。

いやいや無愛想だし不器用にも程があるだろう。序盤でそう思ったのは私だけじゃないはず（笑）
ここからタイトルの熱烈が想像できなくて、でも逆に興味が湧いたのも事実。はっ！作者様の狙い通りか！
ミヤのこき下ろしも良い。そして発言内容に激しく同意。
そして絶妙なタイミングでのヒーロー目線。ありがたや。
仏頂面の陰では天使とか言っちゃってるのね、可愛すぎるだろ。
物怖じしないヒロインも可愛いし、この二人お似合いすぎてニヤニヤが止まらないんだが。
口下手朴念仁の愛し方、とにかく最高ですよ。

設定は細やかなのに全体的に薄味…そんな印象の物語。
役目を終えた聖女、強引だけど一途なヒーロー、様子のおかしなご令嬢。癖のあるキャラは魅力的なのに何か物足りない。うーん。

愛が重い番もの、大好物です。
そして毎回思うが作者様の台詞回し、好きなんですよねぇ。
病に侵され余命僅かだった王女の儚さ。健康になり家族のため、国のために尽くそうとする真っ直ぐさ。命の恩人である夫への深い尊敬と愛情。言葉にし、きちんと向き合おうとするその姿勢がとてもとても素敵だな。
ヒーローも良い。実に素晴らしい。
竜たちとの賑やかなこの先の物語も、是非読んでみたい。

報復と祝福。信仰と畏怖。
人の欲望に際限なし。だからこそヒロインの清廉さは貴重なのだなと再認識。
女神様って残酷な御方だなぁ、でも愛ゆえに…そう解釈すれば可愛くすら思えるし公正なんだよね、誰よりも。

恋愛要素も大事だがそれたけではこれ程の満足感は得られない、きっと。
上下巻の纏まりも見事で言う事なし！さすが作者様、またまた好きになりました。

珍しい髪色だったり身分が低いだけで不当な扱いを受ける。
それを当たり前に受け入れていたヒロインの勇気ある一歩。自分に自信がなくても、身に着いた聖女としての誇りがとても眩しくて。感謝されることに不慣れで、幸せになることに恐れを感じ、涙を流す姿が可愛すぎて。ヒーローやエルダ達が過保護になる気持ちがよーくわかる。
愛しくて堪らない存在が捕らわれたまま下巻終了。
この先の展開が楽しみで仕方ない。

そもそも、自分の目で真偽を確かめる事もしないヤツに国王の資格はない。
真実を捻じ曲げわんわん喚き、男性に寄生するしか脳がないヤツにも正妃の資格はない。
王宮の人達や民に慕われていたと序盤で知る事ができて良かった…それくらい酷い話だよ。

そこからのヒロインの快進撃。かっこいいなぁもう。
ヒーローが惚れちゃうのわかるし、愛情より先に信頼で結ばれたのが凄く嬉しかった。

言動や行動がホラーじみて他とは違う意味でやばいヤツいたし、両親の事も受け入れがたかったが…
ヒロインが自分で幸せを手に入れた、その事実が何より嬉しい。ラストもなかなか粋な演出。すっかり作者様のファンになっちゃいました。

不憫の極み。ゲーム冒頭で殺害される超モブキャラに転生してしまったヒロインの奮闘記。

前世持ちを黙ったままフラグ回避していくのかと思いきや、あっさり序盤でネタバレしちゃうの新鮮ですね。
そんな素直すぎるヒロインに取り引きを持ちかけるヒーロー、根っからの悪魔気質でなんか萌える。この二人のやり取りがほんと最高で。

死体役令嬢の本領発揮からの無事ハッピーエンド。
作者様の作品にハズレなし。

師弟関係から仮初の皇妃、そして愛する存在へ。

ティアナ、フェリクス、ルフィノ…
三人の想いの深さと真っ直ぐさがとても眩しくて。揺らぎや嫉妬さえも清らかで愛しく思えた。

聖女としての誇り、強さと弱さ。
恋愛小説ではあるものの、その主軸は間違いなく聖女として生きる彼女たちの姿。

甘さあり、感動あり。
深い満足感に浸れる物語でした。
二冊完結も分量的にちょうど良い。おすすめですよ！

どうして魔力が失われていったのか。帝国の呪いとは…。

二人の距離は縮まるが、まだまだ序盤といった内容。なんだけど、面白すぎて一気読み。
初恋拗らせ男が答えに辿り着いた途端グイグイ迫るの格好良すぎて惚れる一択だし、ヒロインが可愛すぎておかげで寝不足です。

元凶との対峙が待ち遠しい…確信に迫るであろう次巻が楽しみでしかたない。

何もかも好みすぎる。
キャラ造形は勿論文句なし、ストーリーも最初から最後までずっと面白いとは何事か。
急速に惹かれ合う二人にドキドキし、そこからの展開もワクワクが止まらない。
最高でした！

秘密の推し活をまさか本人に知られていたなんて！
人形と呼ばれるヒロインも推しを前にすると乙女で可愛い。そんな推しも策士で素敵です。
ちょっと変化球寄りの転生もの。なかなか新鮮な読み心地で面白かった。

ヒロインもヒーローもとても誠実で好感が持てる。
そもそもの婚約者だった姉の死の真相や嫌がらせの犯人。ミステリータッチでただ甘いだけのストーリーじゃないところも魅力的でした。
自尊心や欲、浅はか且つ身勝手な理由で身を滅ぼした人達の反省の薄さに閉口するが、だからこそ二人の心根が美しく映える。後味も良く、幸せいっぱいの結末に大満足です。

無自覚に無意識に聖女の資質を開花させる崖っぷちヒロイン。
理不尽な婚約破棄や醜悪聖女などの悪意もどこ吹く風、知らず知らずの内に味方を増やす人たらしっぷりは真の聖女たる所以かやっぱり天然か。そんなところがほっとけなくて可愛くて仕方ないんだろうな…ヒーローが。
はじめの仏頂面は幻か？ってくらい溺愛一直線。続編がありそうな終わり方だったが本作だけでも大満足の内容です。

馬鹿には馬鹿な奴等しか寄り付かないな。お似合いですね。
国を、民を想い、お飾りの立場を弁えながらも、時に悪女のようにしたたかになれるヒロインに心底惚れる。
そしてスカッとするまさに大逆転な大団円。最高です。

何故それほどまっすぐでいられるのか。
ヒロインのひたむきさ、その清らかさと愛らしさに胸が苦しくなる。
虐げられ誰からも必要とされなかった祖国での暮らし。人質として嫁いだ先で手に入れた信頼と安らぎ。
ヒーローの支えあってこそだが、ヒロインの頑張りを一番に評価したい。

まだまだ制御不能、そして未知数だったヒロインの力。
魔力という不可思議なもの、そして様々な感情。
恐れ、怒り、欲、愛情。あとは前世か。
ヒーローのギャップやピィちゃんの可愛らしさに意識が逸れるが、物語の本質はなかなかシビアで奥深い。
ヒロインの成長と覚醒にこの先を期待せずにはいられない。

やー、とんでもなく面白い作品に出会えた。

心の声と顔面のギャップに悶えるお話も魔獣や魔法も珍しくはないが、その他の細やかな設定や台詞ひとつひとつ、その描き方次第でこれほど面白くなるのかと興奮しっぱなし。

ヒロインの覚醒やヒーローの不器用な溺愛、心獣の魅力など、何処をとっても最高でしかない。

”仲よくしましょう“
ヒロインの人柄を表すような優しい呪文だな。

小さな嫌がらせも積み重なれば深い傷となる。
弱っていた心に温もりを与えてくれた年下の男。心の安定は自信へと繋がり、仕事の活力にもなった。
甘々なのにお互いを高め合う関係性がとても良かった。この先の二人の成長をもっと見てみたいな。

保身、後悔、嘲り、被害妄想。
破滅に向かう者たちの自分語りに嫌気がさすも、“その時”を待つ期待と興奮で鼻血が出そう。その過程ですでに大絶賛なわけだが、極上の大逆転の名に相応しい結末に拍手喝采。素晴らしい。
さて、もう一度じっくり読むとしよう。

虐げられる身から大切だと言ってもらえる存在に。

怪異たちの可愛らしさと鬼の優しさ。人の世界では無縁だったあたたかさが心に沁みる。
痛みを知っているからこそ強くなれる。悲しみを乗り越えたからこそ優しくできる。
当たり前の事を、忘れていた事を、そして大切な事を教えてくれる、素敵な物語でした。

また作者様の事が好きになった。ありがとう。

前世で番。生まれ変わっても番。番という運命からは決して逃れられないヒロイン。
求め合う本能には抗えず。それでも、前世を教訓に違う生き方を模索するヒロインの逞しさがとても好ましい。
ヒーローもなかなか策士だな。大きな檻…最高じゃないか。

その外見や噂話のおかげで何かと注目される二人。
聡明で妖艶なのに乙女のように恥じらうヒロインと、そんなヒロインにだけ反応しちゃう有能宰相ヒーローからこっちも目が離せない。
笑いあり涙あり、危機もありで最後は幸せいっぱい。面白かった！おすすめですよ。

恋愛至上主義は決して悪ではないが…
自分達の行動を正当化するための執拗な世論操作や、運命や真実の愛とやらを簡単に投げ捨てる奴等には嫌悪感しかない。
間違いを正そうとするヒロインとヒーロー、その仲間達を全力で応援したくなるよ。
そして二人のまわりの優しい世界にほっこりの読後感。
とってもとっても素敵な物語でした。

聖女と聖職者としての役割と本心。
活発なヒロインも猫かぶりなヒーローもどちらも魅力的なキャラ設定。

神の意志に逆らい、その神が認めるような存在になればいい。かっこよすぎるだろ。
攻略キャラの皆の気持ちにもウルウルです。

素直になれない二人。ささやかな嘘。
最近どハマリ中の作者様の限りなくTL寄りのラノベ、最高でした。
お約束の展開ながらケンカップル二人の心情が細やかで感情移入しまくり。王道だけどそれがまた良いのよねぇ。

度を過ぎた超方向音痴の座標になるクールヒロイン。
何この可愛い二人ーーーっ！ときめきが止まらない。
可愛くて楽しいで溢れかえった中に時折顔を出す切なさや悲しみに胸が締め付けられる。
まっすぐな人達ばかりで応援したくなる素敵なストーリーでした。愛から始まる恋…素敵な言葉だな。
イラストも眼福。
全てにおいて大満足。おすすめです。

このレーベルお初です。

オメガものと似た設定、だけどこちらの方が好みかも。支配者云々は耳馴染みが良いと言うか現実味があるね。

甘い。とにかく甘いストーリーが好きな方におすすめです。

女王の能力についての細やかな設定がとても興味深い。
最も重要な「開花」もヒロインの両親の背景を知ることで深みが増したように感じた。
それぞれの選んだ道が幸せでありますように…ただ、それだけを願う。