あらすじ
王太子に婚約破棄され、その衝撃で前世を思い出したクリスティーナ。記憶によると、ここは乙女ゲームの世界で自分は悪役令嬢だった!? ゲームのシナリオ通り、王太子をはじめとする攻略対象たちとゲームのヒロインはクリスティーナを貶めようとするが、彼女に大人しく彼らに頭を垂れるつもりはない。クリスティーナは自分を高め続け、その姿を見た周囲の人が少しずつ味方になり始める。特に若き辺境伯・フリードは彼女にベタ惚れで、周囲に溺愛を隠さなくなっていた。一方、彼女に計画を崩された王太子たちは自滅していき――!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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ヒロインがカッコ良すぎて
ざまあなお話大好物。強くてカッコイイヒロインも。ストーリーもよく練られていて引き込まれました。大好きな小説の一つになりました。ぜひ続編を!
ストーリーと絵が個人的にはマッチしてないと思いました。もう少し物語の雰囲気にマッチする高貴で繊細なイラストがみたかったです。
匿名
面白かったー
全てにざまぁ!
スッキリです。何度も読み直すと思う!
でも、この先陛下がどう判断して
この国がどうなっていくのかも、
番外編とかで読みたいなぁ。
クリスティーナのとこは安泰だろうけどね。
ヒロインが、頑張って、頑張って、掴んだ幸せ。
そして、国を護る公爵令嬢としての矜持と誇り。
愛だけでは、何もできない。
愛しているからこそ、愛されているからこそ、努力しなければならない。
王太子とソフィアは、それに気づけるのだろうか?
特に、ソフィアは!
全ては陛下と父親の手のひらのうえで転がされてた感が否めませんが、クリスティーナは本当によく頑張った!!!そりゃ誰でも生きてれば1度や2度ぐらい大きな失敗するよね。まさに「悪役令嬢の矜持」でもって名誉を挽回していく姿が格好良かったです!ソフィアや殿下に足りないのってまさにこの根っこの部分なんだろうなぁ。
元はといえば
自分たちの幸せのために、王太子は自分の婚約者に悪役令嬢のレッテルを貼り付け、断罪して社会的に大きな傷を負わせた。しかし令嬢は立ち上がり、学び、花開いた。これは彼女の人生を賭けたザマァみたいなものだけど、元はと言えば、王太子の浮気だったのだから、そのツケガ回ってくるのは当たり前だよね!
このお話は上下巻でまとまっていて、とても良いです。読みやすいです。おすすめします。
物語は続いていく…と思いたい
間違っても、反省しやり直すチャンスは与えられるべき。(時間逆行とかではなくだ)学生のような学んでいる最中の者ならとくにである。
クリスティーナはやりきった。そして物語は続いていく、当たり前の事だけどソフィアは理解できない。彼女もやるべき事にちゃんと向き合えるのか、きっと次巻で語られますよね、楽しみにしてます
形振り構わず抗い、決して諦めなかったヒロイン。
強くてカッコいい姿ばかりではなく、打算的なところも良い。泣いたり照れたり落ち込んだりする姿もすべて魅力的だった。貴族令嬢らしくない努力の方向性も、前世もちという背景があるからこそすんなり受け入れられた気がする。
さて、お待ちかねのざまぁに関してはほぼ自爆という痛快さ。悪役令嬢としての役目を全うしたクリスティーナの大勝利。
「その後」も充実。面白かったー。もう一度じっくり読もう。
匿名
主人公かっこいい
最後まで自分の信念を通した主人公ご、かっこいいです。登場人物一人一人の背景がしっかり語られていて、最後まで楽しく読みました。
誇り高くて聡明で、行動に伴う結果に責任を持つ覚悟があって、尚且つ努力家のクリスティーナがちゃんと評価されて良かったー!
苦境が続いたクリスティーナに、フリード様が寄り添ってくれているのがホント嬉しい。
早い段階でクリスティーナを認めてたらしいのが、婚約破棄した王太子殿下より組織的に上位の宰相閣下だったり実父だったり陛下だったりなのが、
さらに痛快です。
そして個人的にツボだったのが、ソフィアに失恋した(本人はそのつもり、に見える)クリスティーナの実兄ユリウス様。
政略結婚相手の ’性根の腐った’ テレーゼ様を素で振り回していて、無意識最強のクズ男か?いっそ清々しいな!? と目が離せません。
テレーゼ様と、いいボケツッコミ夫婦になってほしい…
クリスティーナを貶めた面々は皆それぞれにざまぁされたのですっきり溜飲が下がりました!
んむ!
スッキリ!!
いやぁ、ザマァ、何て簡単な結末じゃ無いんだけれど、
でもやっぱり『ザマァ』!!
完全勝利、ですね^_^
匿名
イラスト以外は満点
とにかくクリスティーナがカッコいいです。頭が良く、努力と決して失わない誇り高さで失ったもの以上を取り戻していきます。
対して、本来のゲームのヒロインであるソフィアの残念さがラストで際立ちます。逆ハーエンドで安心して大した努力もしなかったしする気もなかったソフィアと、誇りと命をかけて妥協なく高みへ登っていくクリスティーナの対比は、とても気持ちの良いものでした。むしろ勝者であったはずのソフィアがボロクソすぎて哀れを誘います。
そして、クリスティーナを見捨て、見くびり、貶めたヒーローたちの末路は惨憺たるもの。愚鈍さゆえの自業自得ですが、スカッとします。
クリスティーナとフリードのイチャイチャぶりは殺伐とした話を和らげてほっこり。
残念なのはイラストです。表紙は綺麗なのですが、中のイラストがとても子どもっぽく、キャラクターが全員10歳以下に見えます。イメージが狂うので、もう少し大人っぽいタッチの画家さんのほうが良かったです。
匿名
よかった
楽しく読み通せました。けれど絵が内容に合ってないのが残念。。ヒロインは14歳からいにしか見えないし、ずっと歳上の辺境伯も中高生にしか見えない…。ずば抜けた実力を持つ辺境伯のはずなのに荒々しさゼロでイラストがイメージと違い過ぎて。ヒロインと父親、国王以外はぽやぽやして頭が足りない(特に攻略対象者)設定なのはそういう場面の度にモヤモヤしました。
え、終わりなのか
文章悪くないんだけど...
ヒロイン(悪役令嬢、転生者)だけが意識高くしっかりしててカッコいい女子だけど、
正ヒロイン(転生者)も、婚約破棄かました王子と側近連も、さらには悪役令嬢ヒロインを
救う立場になる辺境伯も、ここら辺はなんとなく意思薄弱というか、いやみなさん、いくら
若いと言っても自分らの立場考えたらもう少し考えた行動/言動しないか?て感じで。
あと、絵がな〜(汗)
文章では超!威圧的な存在として描かれる辺境伯は軟弱(いや男子は皆)で全然強そう
に見えないし、この2巻目中の挿絵で前後不覚にされた王子側近の絵があったのだけど、
うーん、大目にみても貧弱な男子中学生くらいの身体じゃないか...?てくらい(場面的には
女とシケこんだ休憩室で一服盛られて身包み剥がされて転がされてる、て場面なのだけど)
最後も結局妃として全く使い物にならないヒロインちゃんは放置だし...。