あらすじ
家族の中で唯一まともに魔法を使えない公爵令嬢エレスティア。落ちこぼれのはずが、隠された規格外の魔法が開花して、正式に皇帝・ジルヴェストの妻になる。新米皇妃として「彼の役に立ちたい!」と脱・引きこもりを決意したエレスティアは、初めての公務を行うことに。そんなエレスティアをジルヴェストはクールに見守るけれど、
『健気で、ほんっとうに愛らしすぎるっ』
『くっ、喜んだ顔が可愛い!』
と内心は悶えまくりで…!?
相変わらず駄々漏れの心の声にエレスティアも赤面しっぱなし。そんな中、謎の男がエレスティアに近づき、秘密の魔法を探ってきて…。
さらに加速していく冷酷皇帝の甘々な心の声に、引きこもり皇妃の心臓がもちません…!
ウブな小動物系令嬢×溺愛駄々漏れ皇帝の異世界恋愛ファンタジー♡
感情タグBEST3
今巻ではエレスティアの成長物語がメイン。彼女を取り巻く周囲の人たちの愛情に後押しされて、自分の弱さを乗り越えていく姿がとってもステキでした。そして訓練中のぴぃちゃんの姿にはつい笑わせてもらいました。陛下もそろそろ「強面皇帝」の二つ名は返上ですね。
心獣のぴぃちゃんがかわいすぎる。
皇帝の心と態度のギャップも相変わらず可愛すぎて
ストーリーとは別に魅力です。
ヒロインが、皇妃として成長していきつつ、魔力を制御することを会得していくんだろうなと期待しながら楽しく読ませていただきました。
まだまだ制御不能、そして未知数だったヒロインの力。
魔力という不可思議なもの、そして様々な感情。
恐れ、怒り、欲、愛情。あとは前世か。
ヒーローのギャップやピィちゃんの可愛らしさに意識が逸れるが、物語の本質はなかなかシビアで奥深い。
ヒロインの成長と覚醒にこの先を期待せずにはいられない。
ぴぃちゃん最高です
ぴぃちゃんの行動から目が離せません。ハイライトは心獣にドン引きされるぴぃちゃんです。皇帝の皇妃への溺愛っぷりも良かったです♪