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レビュアー
  • 九条の大罪 3

    循環

     やくざは半グレをいたぶり、半グレはチンピラをいたぶる。
     ヤクザをいたぶるのは警察?
     ヤクザは地下に潜り、賢く犯罪を重ねる。
     星一つ減はストーリーに若干無理を感じたため。

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  • 九条の大罪 2

    介護施設

     介護施設を利用した悪どいやり方。
     騙されたお金は取り戻せるのか?
     九条先生の腕の見せ所。
     飲酒運転で人をはね、九条のおかげで減刑となった森田にも警察の手が…。

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  • 九条の大罪 1

    弁護士とは

     道徳上許し難いことでも、依頼者を擁護するのが弁護士の使命。
     弁護士とは人に恨まれる職業なのか?
     一人の変わり者の弁護士の物語である。

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  • 家族対抗殺戮合戦 5巻

    輪郭

     物語が進んで、だんだんとその輪郭が見え始めてきた。
     空想の世界と現実の世界、空想の世界が現実となり、現実の世界が空想の世界へと入れ替わる。
     この巻の、この終わり方では、次の巻は読まずにはいられない。

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  • 家族対抗殺戮合戦 4巻

    拡大解釈

     物語は思わぬ方向に進んで行く。
     限られた設定の中で、作者は考えに考え自分を追い込んでいるようだ。
     でもちゃんと辻褄が合うようにしているところがすごい。

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  • 家族対抗殺戮合戦 3巻

    個性

     一人一人のキャラにブレがなく、的確に描いていて好感が持てる。
     物語の展開が早く、これからどうなっていくのか先が読めない面白さがある。

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  • 家族対抗殺戮合戦 2巻

    いじめっ子

     いじめっ子になる原因は①親から虐待を受けていた②親からの一方的な価値観の押し付け③親が日常的に子供に対して批判皮肉を言う④親が子供に対して無関心、というようにいじめっ子の親に責任があるケースが多いように思う。
     さて入江謙也のケースはどれだろう。

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  • 家族対抗殺戮合戦 1巻

    家族

     最初読み始めて怖くなり、途中で読むのを止めてしまった。
     今回割引版が出たということで改めて読み直してみたら、色んな要素が絡み合い、実に面白い作品だということが分かった。
     多分鞠山家の雅彦が主人公だと思うのだが、今後の展開が楽しみだ

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  • 健康で文化的な最低限度の生活 6

    アルコール依存症

     自宅の近くにも一人アルコール依存症の人がいる。治療を受けているのかは不明だが、畑の仕事をしているのを時々見かける。この漫画を読んでアルコール依存症は、それほど大変な病気なのだと改めて気づかされた。

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  • 健康で文化的な最低限度の生活 5

    ケースワーカーの仕事

    「ケースワーカーの仕事は結果が出るのに時間かかる、非生産的にしか見えない苦労が長い目で見ると、少しづつ状況を変えて、後々いい結果につながる。」先輩の言葉が胸にしみる。
    人と関わるという事、人の人生に関わるということ…難しいけどやりがいがある。
    主人公の心の葛藤をうまく描写していて説得力がある。

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  • 健康で文化的な最低限度の生活 4

    生活保護の実態

    作者は取材をもとに生活保護の実態を描写している。
    生活保護を受けるまでの過程や生活保護の問題点等を上手く織り交ぜながら作品にしており勉強になり、また考えさせられた。

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  • 火の鳥 手塚治虫文庫全集(1)

    人類物語

     手塚治虫の古代史観。 少年誌に載せられなかった無念を、自分の雑誌を作って表現した、 いわゆる手塚治虫の執念のような漫画である。
     黎明編はプロローグということだが、完結までの長い「人類物語」を見ていくことにしよう。

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  • 土竜の唄 29

    ドタバタ劇

     今回はドタバタが続いただけであまり見るべきものがなかった。
     パピヨンが出てこないと面白みに欠ける。
     フォークリフトに落ちないで6人も引っかかるものなのかな?

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  • 土竜の唄 28

    所詮はヤクザ

     轟周宝の油絵の描く動作が不自然。腕の上げ方、腕の角度が不自然。
      裁判長に「覚えていろ」と捨て台詞を吐いた組長がいたけれど、轟周宝も裁判にかけられ判決の時そう言うのかな?堅気の人には言わないか。

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  • 土竜の唄 27

    ヒットマン3

     女ヒットマンとの壮絶バトル。 トイレのつまり解消のグッズを武器に玲二が戦う。 確か映画版では女ヒットマンは菜々緒が演じていた。女ヒットマンがビルの4階から飛び降りるシーンが漫画であったが、できれば5点着地の方法で着地してほしかった。漫画での着地であれば、どこか骨折しているはず…。

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  • 土竜の唄 26

    次から次と

     休む間もなくまた新たな事件が…。 これでもか、これでもかと驚きの連続。 警察署長もヤクザの仲間。 現実はどうなのかと思ってしまう。

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  • 土竜の唄 25

    似ている所

     「子連れ狼」と似ているような気がする。 ストーリー的には全く異なるが、予想がつかない展開にびっくりするところが似ている。
      このマンガが続いている理由は、無茶な展開でも言葉の力で納得してしまうところか…。

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  • 土竜の唄 24

    滝行

     水木しげるの漫画に出てきそうな奇妙キテレツな大木の幹や根。これ、ワンカット描くのにどれだけの時間をかけているのだろう。
     それに限らず一コマ一コマの緻密な画。 丁寧な画に感心する。

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  • 土竜の唄 23

    ヒットマン2

     まるで戦国時代の忍者を見ているよう。このマンガの人気が分かった。 読み始めたら止まらない。 あらゆる武器を使いまくり、最後の最後まで死闘を繰り広げる。 でも玲二は警察官だから人は殺さない、これだけは絶対譲れない。

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  • 土竜の唄 22

    ヒットマン

     息詰まる流れを丁寧に描いている。 読んでいて止まらなくなった。   
     絵も丁寧(前から丁寧)で、細かいところに気を使って描いていて、玲二の葛藤が良く表現されている。 次巻が早く読みたい。

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  • 土竜の唄 21

    殺人を阻止

     上からの命令で殺人をしなければならない。阻止するには、 一人ではどうしようもないが仲間(酒見署長と赤桐)が助けてくれる。登場人物をうまく使っているのが良い。

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  • 土竜の唄 20

    復活

     「兄弟」の両足が生身の時より強烈になり敵を倒す。 でも手入れが大変で風呂に入るときも防水カバーを付けている。 やはり生身の足がいいに決まっている。 しかし、ハンディを武器にして更にパワーアップしてるところがいい。

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  • 土竜の唄 19

    手錠

     あの斧なら手首ではなく、手錠の鎖が切れたはずだ。 手首を切ったのは物語的には迫力があるが、現実的には無意味な行為と思われる。

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  • 土竜の唄 18

    手入れ

     玲二の不自然な動作に、月原や海老塚が気づかないとは、とても思えない。 白熱したやり取りは面白かったが、今一つ説得力に欠けるので、星一つ減点。

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  • 土竜の唄 17

    クロケンがキーポイント

     クロケンはやはり生きていた。「兄弟」を助けて、これからどうしようというのだ。
     玲二は髪型が指名手配時と全く同じ。 これでよく今まで捕まらなかったと感心する。 それだけ他人は無関心だということか。

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  • 土竜の唄 16

    言葉の力が落ちた?

     MDMA の隠し場所を聞き出すときの、玲二の言葉はストレートすぎ。 疑われた時の反論も工夫が足りない。
     次巻で覆せるのか?

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  • 土竜の唄 15

    言葉の力

     玲二は運の前に言葉の力を持っている。間違った受け答えをすれば命はなかった。 とっさに出る言葉に力がある。
     これからの絶体絶命の危機に、どんな言葉が飛び出すか楽しみである。

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  • 土竜の唄 14

    男気の玲二

     玲二は寝台特急北極星で北海道に向かう。(現在「北斗星」は廃止となっている。)時代を感じる。
     「兄弟」を守ることと悪党を叩き潰すこと、玲二の中ではこの二つは矛盾しない。

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  • 土竜の唄 13

    スローなシーン

     またスローな長いシーンが続く。 これからの抗争の前段階としての儀式のようなものか。 抗争も長くなりそうな予感。
     それにしてもクロケンはどうなってしまったのだろう。再登場はないのだろうか?

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  • 土竜の唄 12

    報復絶頂

     凄まじいまでのヒットマンの行動。やり方がやはりプロか。 予測できない動きについていくのがやっと。
     これから「兄弟」はどうなってしまうのか?
     次巻を読まずにはいられない。

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  • 土竜の唄 11

    荒唐無稽

     この巻の中の1カット、ロケットランチャーの構え方が間違っているように思う。 普通肩にかけるのではないか…。 腕だけで支え切れるのか?狙いが定まるのか?疑問。
     つまらない事が気になってスミマセン。

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  • 土竜の唄 10

    絶体絶命と思わせといて…

     クロケンの目って綺麗な目をしている。 とてもヤクザの目とは思えない 。クロケンの今後の行動に注目。
     それに比べて「ハゲネコ」は、えげつない。 罠にはまって「ざまあみろ」と思う。

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  • 土竜の唄 9

    ヤクザの儀式の厳格さ

     親子盃のシーンを5話も使って具体的に描いている。
     今時こんな大仰な行為はできないのではないだろうか。
     でもある意味勉強にはなった。

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  • 土竜の唄 8

    目まぐるしい展開

     轟周宝を捕まえるという目的から、どんどん遠ざかっているように思う。
     暴力団同士の抗争に発展しそう。次の展開を早く知りたい。

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  • 土竜の唄 7

    玲二、拷問される?

     玲二が徹底的に痛めつけられる。 そして罠にはめられる。
     この状況に対して、どう逆転させるのか見もの。
     また運がものをいうのだろうか?
     絵が丁寧なのがさらに残酷さを際立たせている。

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  • 土竜の唄 6

    獅子舞仮面は設定に難あり

     でかい獅子舞を仮面にして、バイクで時速84 km で突っ走る。
     現実は視界は狭いし、風圧ですっぽ抜けるに決まっているが、漫画だからこういう設定はありなのか。
     だんだんコメディぽくなってきた。

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  • 土竜の唄 5

    絶体絶命の展開

     ゴルフをやったことのない玲二。これでもか、これでもかという、過酷で不利な状況を作り出して行く。
     ここでも先の読めない展開で、読み始めたら止まらなくなる。

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  • 土竜の唄 4

    MDMAを囮に

     MDMAは、アルコールやタバコ、ヘロインに比べ依存性が低いといわれるが、乱用すると命に関わる。
     日本では、所持しただけで罰せられる。
     玲二は、これを囮にある人物を罠にかけようとするが、…。
     先が読めない展開が面白い。

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  • パーラー栄通り(1)

    何かが始まる予感

    パチンコはやらないけど、こういう漫画を見るのは好き!
    ページ数が少なく一話で一巻であるが、次を読みたくなる。
    これからどんな波乱万丈が始まるのか楽しみ。

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  • 土竜の唄 3

    テンポが遅い

     だんだんとターゲットに近づいていっているような、いっていないような。
     今巻は玲二が色々試される巻。なんとか切り抜けるが…。

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  • 土竜の唄 2

    先が読めない展開

     玲二の組織への潜入の仕方、命がけと言うべきか!
     運が100%、普通では殺されているだろうな。
     これからどうなる?さらなる展開が楽しみ!

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  • 土竜の唄 1

    土竜になる素質十分

     主人公の菊川玲二、しがない交番巡査だけれど、万引きした女子高校生の服の乱れを見つけ、店長の犯行を暴くところは土竜になる素質十分。
     万引き女子高校生を返す時の玲二の言葉、「人の物を盗むと、自分の心が傷ついていくんだ」かっこいい! 何かに使えそう。

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  • 「愛…しりそめし頃に…」 3

    あざなえる縄

     当時の街並みやトキワ荘の間取り等も、正確に描写されていて興味深かった。

    おそるべき新人との出会い
     手塚治虫の手伝いをしていて、一人の新人と出会う。さて、その新人とは・・・。
    久しぶりの仕事
     満賀道雄がメインになって描く漫画、さて、結果は・・・?
    雨が降る・・・
     『漫画は漫画家ひとりでつくるものではない。』漫画の奥深さ、漫画が読者に愛され、支持されてきた理由が明かされる。
    謎の依頼人
     漫画家にもこんな依頼があるんだ。でも、いったい誰が依頼人に満賀を紹介したんだ?
    足長おじさん
     今度のインタビュー記事の仕事も、謎の依頼人が影から応援してくれたものだった。
    足長...続きを読む

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  • 「愛…しりそめし頃に…」 2

    丁寧な画

    一つ一つ丁寧に描かれている作品。作者の思いが伝わる。
    新しき出会い
     親友となる人との出会い、ここでも寺田ヒロオは皆におごっている、先輩としての苦労がある。
    姉よ
     石ノ森の姉の話。石ノ森は姉思いだった。
    ひとりでいたい夜
     たった一つの連載が打ち切られた。厳しい世界。
    ロケットくんの最後
     マンガ家になること、それは、不安な未知の世界に行くこと。好きだけでなく、才能も必要だ。
    夏の終わり
     トキワ荘の仲間との旅行、青春のひと時・・・。
    目の前の背中
     偉大な尊敬する人、その背中を見ながら作者は・・・。
    さらば友よ・・・
     35年間コンビを組んだ、彼が死んだ。その思...続きを読む

    #切ない #感動する #ほのぼの

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  • ホテル ビッグコミック版 1

    37年前の作品

    今あるホテルと比べて読んでます。物語の結末を省略しすぎのところありで、1星減点。

    ネバーチェックアウト
     ホテルの一室を自分の家として使用する、そんな生活どうなんだろうか。
    大安吉日
     ホテルで結婚披露宴をした時代。今は、結婚式もしないケースが多くなった。
    須田の婆さん
     今の時代こんな事が起こったら大問題だ。いや、あの頃でも大問題のはず。
    女優
     ホテルでこういう事件が起きたら、ホテルの信用はどうなるのか。
    オーバーブッキング
     ホテルでは起こる可能性がある問題。稼働率をいかに高めるか、工夫をしなければ生き残れない。
    モンスターズ・クリスマス
     ホテルにはいろんな...続きを読む

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  • 鬼平犯科帳 58巻

    平蔵の神対応

    そろばん音之助
     忠吾のある行動に平蔵の神対応。鬼平の判断はいつも気持ちがいい。
    もぐらとやもり
     外食文化、これはある事件がきっかけだった。読みたいという読者の心理を見事についた書き出しは素晴らしい。
    七人隠居
     狂歌を盗みにつなげた作品。ちょっと強引なところもあるが、一応丸く収めている。
    闇からの誘い
     人間、境遇が悪ければ誘惑には勝てぬもの。でも、さすが鬼平名裁き、読んだ後ほのぼのとした気分にさせてくれる。
     この巻では、一番良かった。
    鬼の取り立て屋
     この盗みのカラクリ、よく気が付いたと思う。
    法印の惣七
     平蔵に恨みを持つ盗賊は、一人二人では無いだろう。逆恨...続きを読む

    #ほのぼの #感動する #癒やされる

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  • 藤子・F・不二雄SF短編<PERFECT版>1 ミノタウロスの皿 1

    星新一のショートショート的

    星新一のショートショートの漫画版といったところか。漫画でないと表現できないところをうまく描いている。
    ボノム=底ぬけさん
     「遺伝子と環境が人の性格を決定する。」別の言い方をすれば、「遺伝子と環境が人を操っている。」確かにそうなのかもしれない。作者の持論かも。
    ドジ田ドジ郎の幸運
     偶然という現象に目を付けた作品。やはり人の運とは偶然なのか。
    じじぬき
     実感。頑固爺さんの物語だが、ストーリー展開が非常に良い。最後の落ちもいい。
    ヒョンヒョロ
     大人は常識にとらわれ、子供はとらわれない。
    自分会議
     これは面白い。最後の落ちが悲しい。
    わが子・スーパーマン
     子供の純粋...続きを読む

    #深い

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  • ヒカルの碁 1

    本格的な作品

    ある新聞のコラムに、囲碁棋士の方がこの作品を愛読書の一つとし、影響を受けて棋士になった人も大勢いると書いていました。
    興味津々で、囲碁が全く分からなくてもつい購入。
    読み始めたら面白くて止まらなくなりました。
    20年以上前の作品ですが、画力も素晴らしく古さを感じさせない秀作です。

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