山口透析鉄さんのレビュー一覧

こちらも不思議な話です

顔のないシャドー家のケイトさんと、その生き人形であるエミリコさんの、2人芝居みたいな作品です。ケイトさん、ベタが入っていて、どうやってもススを撒き散らかしてしまいます。
エミリコさんがそれを掃除するのが主な仕事になっていますが、ケイトさんの代理人？でもあるようです。
エミリコさんは可愛らしく、ローゼンメイデンより女の子っぽいです。パンも好きですしね。(でも生き人形らしいです)

やはり独特の雰囲気です

ココちゃんのご両親の死にも秘密があるようで、医師の話などで一定、何か見えそうにもなっていました。ただ、実際は謎だらけです。
ココちゃんのお屋敷で採取できる白い花が何ものかを寄せ付けない力があるようですが、この正体も不明ですから。
蒸気機関車はある世界で、年に数回、列車が運んでくる品物で開かれる市場とか、ちょっとした描写は非常に良いです。

かなり不思議な作品

非常に独特の雰囲気で、悪くはないです。途中までオールカラーで、どうやら身寄りがなくなってしまった女の子・ココちゃんが、ちょっと不思議な黒猫と暮らしているだけなのですが、不穏な雰囲気しかないです。
何か得体の知れないものがいることも示唆されていますし、絵本のようでもあり、作品は良いです。

捜査本部もの連作とか

仮眠ベッドのエピソードや警察手帳紛失も良かったですが、この巻はやはり性犯罪絡みで捜査本部が立ち上がり、捜査一課が動く一連のエピソードが良かったです。
主人公の下手？な似顔絵が役に立って、犯人逮捕につながっていましたし。
防犯カメラ担当、本当に大変そうでした。あれ、ずっと集中して見れるものなのでしょうか？
警察手帳、すぐ見つかって良かったです^_^;;

掛け合いが良い

徹夜明け描写が多いです。夜勤というより、取り調べ等で。
書き忘れましたが、前巻ラストの警察犬＝お犬様で絶対服従とかも良かったです。
取り調べのコツとか、逮捕術の訓練等の日々、日常業務だけでも楽な仕事ではない、とよく分かる作品ではあります。

正真正銘の警察官の日常

実際、交通違反の取り締まりはいわゆるノルマがあると知られているので、余計に反発を喰らうのでしょう。私の経験では、烏山線(1日11往復くらいの路線)の踏切影でパトカーを停めていて、一時停止違反を取られたことがあるので、違反者で捕まる方も間抜けですが、待っている方も大概ですし。
個々人の警官の日常では犯人を追いかけたり、そうとはいえずに警察署に相談に来た少女(家族のDVというか、性被害)に気づいたりと、新人警官さんは当然、経験ないことだらけでしょうね。

相変わらずポンコツな

鶸村先生、基本いつもよわよわですが、林間学校での努力、一定、生徒にも認められてきたようです。
水着を試着したりで、相変わらずエッチなハプニングばかりです。連載時より描写がだいぶ細かくサービス？されていますので、詳細は読んでみてください。
写真部の合宿に入ってからも、長瀞さんみたいな日焼け止めの塗り方等をしていて、色々といちいち⁇怪しからんです。
写真部の部長になる長身娘も登場していますよ。

学校のモブやフェスや

ライブハウスのエピソード、本田先生の1人2役が良かったです^ ^;
フォード君の野望？はどうやらまた新たな方策を練っているようで、どうなりますか。
光岡ママン、やはり良いです。彼女も音楽たるものに必要な資質を備えているから娘の異変を敏感に察知したのでしょう。
イップスも局所性(職業性)ジストニアと似ていて、心因性の部分もありそうです。
学校内の有象無象も、この演奏を聴いて少しは感じたものがあったのかどうか。噂くらいしかできない輩っていますからね。
ここでもまた名曲の歌詞が上手く引用されていて、吹奏楽部と軽音部のこれからが気になります。
BookLiveのみの期間限定無償公開だったようですが、素...続きを読む晴らしい作品に出会えて良かったです。これアニメ化等でも更に化けそうな良質な作品ですので。　

今度は吹奏楽部の面々

光岡さんとすばる先生の過去話がメインで、お2人とも学生時代は平日は4時間睡眠での地道な練習メニューづけで、やはり吹奏楽部、いわゆる体育会系的なノリが必要とされる部分が出ていますね。
実際にはこれで燃え尽きる生徒が多々いる訳ですし、高校野球等と同様の問題点もありそうです。生涯の趣味とさせないような構造がある訳で。
光岡さん、音楽家の両親の許でもあまり音楽に好きになれなかったところ、高校生のサックス奏者だったすばるさんに音楽の楽しさを教えてもらったのはいいんですが、楽器の変更等と、正に独裁的な顧問、はどうでしょうかね。演奏を合わせるのは合唱とかでも重要なのは百も承知ですが、ちょっとコンクールだけ目...続きを読む当てでは……という思いもする巻でした。(ちょっと作品からズレたコメントかとも思いますが……)

茜さんとすばる先生とかと

光岡さんは常に即断即決で、今度は井鈴茜さんのターン。群像劇スタイルで、個々のメンバーに焦点を当てていっています。
クラシック音楽の分野と同様、吹奏楽部も厳しい専門的な訓練を積み重ねてようやく一人前になるのでしょうし。
バンド名を決めるまでの悶着も良くて、ここではJB先生が好き勝手やっていました。
光岡部長にしてもすばる先生にしても、本田先生たちの演奏CDで色々感じたのでしょう。本調子でなくなった光岡さんがちょっと心配でもありました。
茜さんの生き方、読者にも刺さりそうです。空気を読むって言葉は私も嫌いですよ。

コンテストに向けて

曲を仕上げていくまでの紆余曲折と、お誘いのお断りと。米国にいるフィクサーっぽい人物、いまようやく問題視されている日本の某氏を彷彿とさせるところもあるような。
27CLUBの件、分かりますが、作中ではまだその時期じゃない、とジミヘン本人が断っていましたからね。
この巻では尾崎紀世彦氏の「また逢う日まで」が効果的に使われていました。
〆切までに完成するまでの紆余曲折と、軽音部立ち上げメンバーの茜さんがずっと来ていない事実が重くのしかかりましたが……胸熱な王道展開です。

再集結と夢の共演と

本田先生たち、曲をどうアレンジし、詞をつけるかで引き続き悪戦苦闘中です。
一方、本田丈二(紫織先生の実兄)さんはパッとしないままですが、色々と動画検索をする中でジミヘンの憑いている紫織さんの演奏動画に辿り着き、地元で出演していたライブハウスに戻ってきて……そこでカート・コバーンが憑いているフォード青年との、夢の共演が実現しました。
この部分、偉大なるミュージシャンに限らず、表現者・発信者につきまとうジレンマも描かれていて、生々しいものもありました。

濃密な1週間

GW中、本田先生、曲作りに没頭していたようです。忍さんが誰も来ないと心配していたのも分かりますが、この巻はいわゆる特訓の期間みたいにもなっていました。
章立ても個々人名になっていて、ドラムは元野球部の先輩に師事し、正確にリズムを刻む訓練を。
五月さんはレッスン代用にこっそりアルバイトもし……ブルーハーツの名曲「TRAIN TRAIN」に合わせたコマ割りとTV番組での熱唱、圧巻でした。やはり喫煙は喉に良くないでしょうし。
コレクションを全部売り払ってキーボード代を捻出した忍さんと、ギターをジミヘンに教わりつつ作曲を続けた本田先生、どうやら一段階、上がったようで……ただラストの引きは気になりました...続きを読む。
ケレン味のある作画が心地良いです。

色々動きつつも

新曲ができたと浮かれていたものの、実際に演奏しても観客の反応で現実に引き戻されるあたりの描写、リアルでした。
サッカー部の日野先生、好青年です。バンド仲間のエピソード等もピッタリで。
その前にようやく消息がつかめたお兄さんたちのエピソードも入っていて、どうやらフォード青年(登場人物名は概ね自動車メーカー縛りです)と共に来日するっぽいです。
音楽の神様(悪魔？)と契約していたのは……というのも分かる話でした。
伝説舐めんなよ、は本当にそうでしょうが、この辺からどう巻き返すか、でしょう。
TV番組は案の定、しょぼい内容に成り下がっていました。頑張ったあのディレクターさん、再登場して欲しいですがどう...続きを読むでしょうか？

悪役が分かりやすく

吹奏楽部、情熱大陸とおぼしき番組の取材を受けることになったんですが、どうやら目利きのディレクターは軽音部の方に焦点を当てているようです。
キダ・タローっぽいとパチモン臭が……まぁ今の劣化したTVだと、実際に予算も人員も不十分にはなっているでしょうね。
新たにメンバーに加わったお2人のエピソードも良かったですし。
名門、という割には保護者とかの反応がショボいんで、実際はさほど大したことはない学校なのかとも思います。ヘンサチ秀才をかき集めているわけでもなさそうですが。
吹奏楽部のすばる先生、分かりやすくなっていて、今後どう出るんでしょうか。
ジミヘンの幻の曲は、聞いてみたい人、多々いるでしょうね。...続きを読む
お店で本田先生と一緒にCDを試聴しまくるジミヘンがとても良かったです。
クラプトンやポール、ボブ・ディラン等の老けっぷりに驚いていて、半世紀以上も前の故人だったらそうもなるでしょうね。

けいおん!方式も入れつつ

なんか見覚えのある格好をしている方がちらほらと。JBにプリンスとか。
学園長さん、わざわざ現地にまで行っていたとは行動力も凄いです。
七人の侍、あるいは最初期のけいおん!もそうですが、まずは仲間を集めるところからで、行方不明になっているお兄さんの演奏していた曲、嗚呼そういうことね、となりました。
硬式野球部の監督、ちょっと古いタイプで、「おおきく振りかぶって」等々にはもう出てこないタイプでしょう。吹奏楽部の部長さんとかも良かったです。

王道の青春もの＋音楽もの

やはりジミヘンが乗り移る？のは左利きのギタリストでないと、と思うところが大きかったです。
本田先生、遅れてきた青春を取り戻す話でしょうし、サックスの女の子には石塚真一氏のBLUE GIANTに出てくる宮本大君を連想しました。
行方不明になったお兄さんの借金、自己破産で何とかした方が良かったような……騙されたりもしていたようですし。
吹奏楽部の顧問の先生も強烈そうで、この先に大いに期待したい作品です。

中学時代の友人とかも

宮村君をよく知る進藤君も登場。周りの人はさほど変わりはありませんが、熱を出して寝込んだ堀さんを看病しつつ、好きだと改めて告白していました。
2巻の巻末からも似たような状況で好きだといっていたのも有耶無耶になっていましたが、これだけ堀さんの家に通っていたら、確かにそうなるものだろうとは思います。
堀さんの弟・創太君も気を遣って？なるべく2人きりにしてあげようと考えていましたので、成長、しているのでしょうね。

だんだんと親しくなりつつあり

生徒会の面々とのやりとりでも、堀さんの生真面目さ等、よく分かるようなエピソードが並んでいました。(余談ですが綾崎って名字は週刊少年サンデーでもみましたよ)
お2人が手を繋ぐところとか、やっぱり良いです。進路調査票がボロボロになっていた堀さんも気になります。本人の中に抑えているものがあるのでしょうか。

通い婚ではないですか？

特に交友もなかったクラスメイトのお2人、学校の姿と私生活とで結構な差があります。
でも堀さん、家でスッピンでもそんなに変わっていなさそう。
堀さんが保育園の送迎もしている弟さんが間に入るかたちで交友が始まり、お互いの知らなかった側面が見えてきて、交友関係もさらに広がり、個々のエピソードもかなり良質です。
既に原作マンガが別途あるところを他の作者が改めてマンガ化している、というのも興味深いです。
これは人気があるでしょうね、納得の出来でした。

初々しくて良いかと

試し読みの範囲でも、割とほっこりしましたよ。新婚夫婦っぽいところもちゃんとあって。
これはきちんと買って読みたいです。

かなり意外な麻雀マンガ

題名通りではあるんですが、異世界での麻雀放浪記は初めて読みました。
ただ、どうやら全2巻で終わっているようなので、そういう人気だったのでしょうか。
この巻、つまらなくはなかったですが。

ホラーでかつコメディで

見える子、だから主人公はみこさんなのでしょうか。巫女、とも関係するのか。
占い師だった人とか、妙な名前のスイーツとか、小ネタも軽妙で、なるほど、人気が出ているのも分かります。怖いのと、笑っちゃうようなのって、割と親和性が高いと再認識する作品で、絵も良かったです。ハナちゃんも可愛らしいのに、見えるのはかなり禍々しいですし。

戦時下の日常譚

この作品は別の電子書籍(BookWalker)で購入済みですが未読のまま積読になっています。
時流に乗って動くだけの人って出てくるでしょうが、そういうのに限って変わり身が早かったり。国債、紙屑になるんで、買わないのが正解でしたね。

試し読みだけです

召集令状が来て旧満州に配属され、すぐ終戦に。情報も何もなく、判断等、無理だったでしょう。当時の関東軍は真っ先に逃げていた訳ですし。
たまたま8/15に読みましたが、この日、ヤスクニに出没する連中って、こういう作品、読まないでしょうね。

男どもがクズだらけでも

元カレだけまともですね。友人のお2人も同様で、馬鹿だけれども、というのも、読者も含めて納得するところでしょう。
最後、ようやく少し気づきかけていたようでしたが、大丈夫ですかね。

元カレが真っ当でも

本人が視野狭窄に陥っていると、見えるものも見えなくなる、そういうところは描いておきたいのでしょうかね。
某世襲政治屋(祖父が元首相)そっくりの爺さんに体を売るような真似を始めては転落するだけっぽいです。でも、作品自体もイマイチ以下で、読書メーターの登録が少ない理由等、分かります。

原作の弱さでしょうか……

宮崎さんの他の作品もチラ見しましたが、あちらも虚栄心の塊みたいなものが全面に出ていましたし、作風、にしても……ただサイコパスが相手だと騙されるものかも、と思うところはあります。

虚栄心と空疎な自尊心と

主人公の女性が何か非常にイタいです。男を年収で判断する打算も一定、分かりますが、日本の現状でその希望は相当に高望みでしょうし。
騙す男側が悪いにしても、ちょっとこれでは幸せにはなれなさそうです。

虚飾だけの世界で

分かりやすく、出てくる男性陣が基本、碌でもないです。すみれさんの実父も然り、来客も概ねそんなもので、まぁ敢えてこういうのを見せているにしても、これ以上、読むほどの作品ではなさそうです。

これはどうなるんでしょうか

主人公がパッとしない20歳の青年(パチプロ？)で、亡き祖母の後にいやいやながらも大家になって……といったところから始まる話です。
不動産屋さんの摂津さんが大変そうでした。出てきた友人も案の定、ダメダメっぽいです。

これは良い堕天使？

ちょっと妙な天使さんが、いわゆる押しかけ女房状態で主人公のところに来ます。ミミエルさん、それっぽい格好もしますが、全裸で現れたりでは主人公も困惑して悶々としていましたよ。
どうやらギャグマンガでしたか。

だんだんと気づきつつ

主人公の彼女のすぐ身近で浮気していて、そのお相手も実は知っていて。
今までは露見していなかったようですが、ちょっとした会話や持ち物とか露見するものですね。

なるほど嘘で……

一見、仲睦まじそうな共働きの夫婦で、夜の夫婦生活もちゃんとあるのに、子どもが欲しい云々で決定的にすれ違っていて、なおかつ、非常に優しい夫は、実は……という。

これはこれで良いかと

鍵谷さん、3つ下でしたか。ちょっと中高生みたいなデートになっていましたが、これはこれでお2人ともアーケードゲーム等で楽しめたので、悪くはないデートでは？
香坂さん、ここは積極的に行っても良さそうです^ ^

鍵谷さんの年齢って？

同じゲームの話題で盛り上がっていたので同年代でしょうか。香坂さんは割とおめかしをしていましたが、お相手は仕事着のままで。どうなりますやら。
本日読んだ他のオフィスものよりずっと良いです。

再び香坂さんの話に

辻・味園さんの仲は一定、和解できたようなので、今度は原&香坂さんあども。男女の友情はあり得ないと言う人、今でもいるでしょう。
一方、メンテ対応の青年ともちょっとした動きが。ゲーム好きで一致したようです。

元同期のお2人

味園さん、眠剤の類も必要そうで。転んで膝を怪我したところで辻さんと再会し、意外にもお互いに言いたいこと、ちゃんと言えたようで、やはりちゃんと話さないとダメに決まっていますね。

味園さんの辛さ等

世でニッポン会社ムラで働いている、女性に限らず、多くの人が感じるものでしょうね。
努力家で十分に聡明なだけに、消耗してしまったのでは？と思われます。こういうのもあまり他人事ではないですし、作者がよく分かっているんでしょうね。

同期のお2人と過去

同僚に焦点が移ると、群像劇的な良さ・面白さが出てきます。味園・辻コンビの因縁、どうやら入社時からあったようです。

ちょっと遅い気づき

ただ本人も阿呆ではないんで、みゆきさん、色々とやらかしてきていたことにようやく気づき、いなくなった同棲相手にもようやく気を回せるように。でも、もう、手遅れかも。
ちなみに私も夫の主人呼びは嫌です。

同僚のみゆきさん

部下とちょっと衝突しているんで、悲しいかな、中身が会社おじさん化しちゃっているんでしょうね。10年ずっと同棲している彼氏にも色々言ってしまうのは悪手でした。

趣味を見つけようとして

まい子さん、陶芸教室に通いだしたら身近な男性に誘われ、ただ、どうやらカラダ目当てっぽいのでは興醒めでしょう。友人が焦らないようにとアドバイスしていた通りでした。
コピー機を修理してくれた業者の青年との遭遇していて、ちゃんと名前も覚えているのですからまい子さん、確かに誠実です。

友人のアドバイス

自分を支えるものとしての柱、趣味だったり家族だったり、複数あった方が良いに決まっています。
まい子さんの同僚お2人(女性社員の先輩・後輩)にも色々あるようで、この辺は普通に見聞するでしょうね。

良い友人さんです

てっきり原さんと動物園に行くものと思っていたら、大学からの友人を誘っていました。
路上で原さんが香坂さんを抱きしめるのは暖かくて良かったです。でも彼は勃起したり、はないのでしょうね。

原さんの悩み

彼の場合、どうやらノンセクシュアルらしい、と途中から自覚し、愛していた彼女とも別れたようで、あぁ……となりました。アセクシュアルという表現でも良いのですが、そういうことなのでしょう。

原君という同僚

職場では子持ちの女性等も当然いるんで、それにまつわる話も。色々あって動物園の無料チケットを入手したようですので、同僚の同年代の好青年を誘うのが良さそうです。
カザマアヤミさんのエッセイマンガでも処女をこじらし、今の夫との初体験は痛くて大変で、と出ていましたので、それを思い出しました。
作画は柔らかいタッチで、良いです。

こじらせている香坂さん

作画上でも香坂さん、可愛らしい女性で、モテそうですが。男性経験のないまま32歳になって、というの、あっても全く不思議ではないです。
同窓会でせっかくの機会を得ても上手くいかず、先は長そうです。

誉君と巴さんを応援したくなり

連載元って小学館の関連会社が出資しているようですね、知りませんでした。
社会人の恋愛ものとして悪くはなさそうですが、会社内の諸々が如何にもニッポン会社ムラの典型っぽいので、ちょっと星を減らしてしまいました。お話自体はまぁまぁでしたよ。
誉君、典型的なツバメちゃん？っぽいです。本当は志津子さんにゾッコンなのに。
まぁ家庭と仕事の話等を真剣に取り上げるとなると、全然別の作品になるでしょうね。

不思議な心理戦

ピエロの格好をした女性の殺人鬼はちょっと珍しそうです。面会でのやり取り等、虚実の境界線で危ういところを綱渡しているかのようでした。
担当弁護士経由でも新たな事実が出てきたりで、医龍の作者だけあり、作品は盤石そうです。
ただこの作品、小学館系マンガアプリでは読めないんですよね……。
(白骨化した遺体の一部も出てきていますし、真犯人なのでしょうが、田中ビネー式知能検査の結果が途中から劇的に改善しているというのも謎ですしね。さすがに上手い方です)