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再び上京へ
連絡がなかった実父、借金も返済し終えたらしく、実家に。杏さんやその祖母としても色々、思うところはあったようです。
この辺の内面描写の綿密さがやはり良いです。
やり直しのチャンスが欲しい父の許で高校生活を送ることに。地元のぼんぼん・藤君も上京。彼の話も動いています。
遠距離恋愛になると、やはり高校生では交通費が負担でしょう。今回は彼の方が上京してきてくれていました。
ただ、ちょっとだけ三角関係の兆しが……映画化されたというのも納得の作品です。
切ない
どうして離れなきゃいけなかったんだろう。
どうして一緒にいるっていう選択をしなかったんだろう。
10代の多感な頃に人生の分岐点が何度もあって、選択しなくちゃいけない杏ちゃん、こんな経験もし自分なら辛くて耐えられないかも。
おばあちゃんの元で大悟のそばで穏やかに暮らす選択肢もあったのかなぁと。
大悟の懐の大きさというか、杏ちゃんの気持ちを大事にしているあたりはなかなかカッコイイなぁ。
お互いに相手を想うまっすぐな気持ちを、貫いて欲しいと思いますが…。
Posted by ブクログ
なれない田舎での生活、
そして突然の母の死を祖母と仲間たちと
乗り越えてきた杏。
幼馴染の大悟と付き合い始め、
ようやくフツーの女の子らしい生活に。
恋する心の愛しさとはかなさを感じながら、
多感な15歳という今は別れの季節でも
あるようで…!?
Posted by ブクログ
『あの過去とあの過去とあの過去で、今の私はできている。』うろ覚えだ;この言葉、凄くいいなって思える。そう思えたら今の自分って、たくさんの大事なことを経験したこの世に2つとない生命体だよね。家族のあったかさとか大切な人の意味とか、凄く内容の深いまんが。
遠距離恋愛
親の離婚で母親の地元に引っ越してきた女の子の日々の生活と淡い恋を描いた作品の第二巻。
受験の話が出始めている中三の秋。
藤は地元ではなく東京の高校を受験しようとしていた。
それにショックを受ける杏。
3人はずっと一緒だと思っていたが地元の名家の跡取りである藤はいろいろ学ばなければいけないことがあるらしい。
杏と大悟は地元の高校を受けようとしていたが学力がいささか不安であった。
そんな中離婚した父親が杏に会いに来た。
母親が亡くなって3年たつのに今まで来なかった父親に拒否感を示す杏だったが借金返済のメドがたったので東京で一緒に暮らそうという誘いを受ける。
いやだった田舎生活だが3年たってだいぶ落ち着いてきて島根に根を下ろしかけているのにそれを言われてひどい事を言ってしまう。
しかし彼女の中でもう一度家族と暮らすという選択もできたことで大悟と別れなきゃいけないんじゃないかとも思い始める。
二人で出雲大社に行った後杏は父親と3年だけ東京で暮らすという選択をする。
その後東京に進学した杏は旧友との再会やバイトで忙しい毎日。
大悟も電話代の捻出のためバイトが忙しくいろいろバタついていたが誕生日の次の日に大吾が東京にやってきたことでつかの間のデートを楽しんだ。
その後藤と会った杏はなぜか彼にキスされてしまうのだった。
ずっと一緒だと思っていても人生の岐路で道が分かれることもある。
でもお互いの手を離さない二人の決断がとても感動した。
遠距離の辛さ
東京の高校で新生活を始めた主人公。遠距離の辛さ、馬鹿にできない。三角関係もともなっては更にややこしい。二人にはうまく行ってほしいけど、藤くんにも幸せになってほしい。皆が幸せになるってないと思い知らされる。
Posted by ブクログ
ただでさえ多感な時期に、親の事情で感情を振り回されるのは酷というか、いかに親が子どもの成長に影響するか(特に精神的に)考えてしまう話だった。でも、子供からしたらたった一人の父親だもんね。親も、恋人も、同じぐらい大事。その気持ちは痛いほど分かるから、「なんで大切なモノは一つじゃないんだろう」っていう杏の言葉が鋭く突き刺さった。後半はキュンキュンするシーンが多いけれど、どこかやっぱり切ない。悲しくて寂しくて泣くことになるなら、何で人をそこまで好きになるのかな?って考えてしまった。
Posted by ブクログ
無料アプリ。いつのまにか15歳秋で登場人物たちが大人っぽくなってる印象。椎香ちゃん急成長しているように見えてびっくりした。杏のお父さん登場。なんで大切なモノは一つじゃないんだろうって言葉がとっても印象的。15歳なんて沢山思うこと感じる事あるだろうに、父親に一緒に暮らさないかって言われたらすごく悩むよね。どちらかを選ばなきゃいけないって辛い。大悟との出雲デート、せっかくのデートなのに切なかった。駅での別れはウルウルした。
16歳春は遠距離が始まって半年。プレゼントはいらないから一回分でも多く電話してって切なかったなぁ。藤くんもここらへんから気になる。自分は実の子じゃないと思っていて、自分のルーツを知りたいと考えている。高1で。実際に会った男の人はなんだかガサツな印象。杏の誕生日に夜行バスで出てきた大悟とやっと再会。日帰りだから全然時間がないところがまた切ない。最後の藤くんの行動意外すぎてビックリした。酔った勢いなのかな?藤くんみたいなタイプはあーゆうのアリ!
Posted by ブクログ
詳しい背景は描かれていない、淡いトーンだけ。それでもそこにあるのは島根の田舎の空気と寒空、愛しい人との時間。
別れの電車と再会のキス 秋とさくら 四季の色々
Posted by ブクログ
昼ドラや映画にもなった作品。
両親が離婚、母親の自殺、島根で彼氏ができたのに東京の父親と再び同居などなど人生がガンガン変化していくヒロインの恋愛ストーリー。
テンポが良いので、重いお話のわりには良い感じに読んでいけました。
みんな常に先へ進んでいくのがいいよね。
Posted by ブクログ
なれない田舎での生活、そして突然の母の死を祖母と仲間たちと乗り越えてきた杏。幼なじみの大悟と付き合い始め、ようやくフツーの女の子らしい生活に。恋する心の愛しさとはかなさを感じながら、多感な15歳という今は別れの季節でもあるようで・・・!?現在、過去、未来をつなぐ恋の物語、第2巻!!
これはねー
これはねー、杏が悪いっつーか…
まあ同級生だから気を許したんだろうけど、一人で飲んでるとこに呼び出したらまあスキあると思われてもしょうがないっつーか。