あらすじ
植草杏、12歳。両親の離婚を機に母親の実家・島根に越してきた。田舎独特の雰囲気をなれなれしくプライバシーが無いと感じた杏。だが、近所に住む大悟と知り合い、徐々に自分の居場所を見つけるのだった。しかし、彼女を支える母親が仕事中に倒れて…!?現在、過去、未来をつなぐ恋の物語、第1巻!!
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匿名
追悼の意を込めて購入
芦原先生の訃報を受けて、青春時代を共に過ごし、大きな影響をもらったこの作品を読み直すためにまとめ買いしました。
数十年ぶりに読んでも心に刺さり、色褪せない想いが溢れてきました。
最高の作品をありがとうございます。
ご冥福をお祈りします。
これはっ!
ずーっと気になってたけど絵柄がイマイチ、、って理由でなかなか手が伸びなかった本作、クソ〜もっと早く読んどきゃー良かったよ(笑)!凄いいい!じゃ陳腐すぎる評価ですがその一言が全て。結構な重さのトラウマ背負って頑張ってる杏が健気で不器用で泣ける。子供のくせに懐が深く優しすぎてやっぱり不器用な大悟の思いにも泣けた。少女漫画って括りを超えてる辛辣なでも温かくなれるドラマがあって、、周りの人達もそれぞれの人生で葛藤や苦悩があって弱音吐いたりツッパってみたり、時にイライラさせられたりもしますが(笑)、とにかくいちいち泣けて嬉しくなる不思議な魅力のあるお話でした。これは一読の価値ありです。
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発売当初以来の再読。とても重いけど大事な言葉や気持ちが詰まっていて悲しみの中にも笑いや楽しさがたくさんあり元気ももらえる、大好きな物語。杏のお母さんが最期に選んだ場所が雪山で…読み返して胸が痛む。ここでお母さんに「裏切り者」と怒る杏…やっぱり悲しい。杏は強くて真っ直ぐだけどまだ小6や中学生くらいの年齢で抱えるには残酷すぎる。だけど大悟の存在がたぶん何よりも光で杏を支えてくれることが救いに思える。おばあちゃんとのやり取りがすごく好き。帰りの電車でぎこちなくとも心を通わせた幼さの残る杏と大悟にあったかくなる。
杏さんの成長譚
12歳時と14歳時のエピソード、それぞれが身に沁みました。
故郷を出たかったというか母親、結婚生活では夫が事業に失敗し、結局、娘と実家に戻ることに。その母にも心身ともに忍び寄るものがあり、悲しい結末が。
中学生となり、近所で友人となった男の子との交友もだいぶ進展していて……母の死と共に止まっていた生理が復活するのも象徴的でした。
この作品はちゃんと本を買って読みたいです。
名作
大人になってから泣ける漫画に、しかも少女漫画に出会えるとは思っていませんでした。
8巻は是非誰もいないところで読んで下さい。
ショックを受けたり温かい気持ちになったり感情が激しくなるので、ゆっくりと受け止められる環境で是非読んで下さい笑
買う価値大ありです!!
忘れられない名作です
10年以上ぶりに手に取りました。やっぱり何度読んでも少女漫画の名作の一つだと思います。いつかは砂時計ミュージアムや鳥取砂丘に行ってみたくなる作品です◎
激動の青春時代
Bread&Butterからこの作品にたどり着きました。同じ体験をしていなくても、この人の作品は読む人の心をえぐる。人の出会いふれあいの大切さと、強さと脆さを知る。大人になって長いけれど、子供の頃に何度も思ったもっと親にこうしてほしかったみたいな記憶が蘇った。人がちゃんと生きていけるマニュアルなんてないけど、この漫画から学べるものは多いと思う。
Posted by ブクログ
植草杏、12歳。
両親の離婚を機に母親の実家・島根に越してきた。
田舎独特の雰囲気をなれなれしくプライバシーが無いと感じた杏。
だが、近所に住む大悟と知り合い、
徐々に自分の居場所を見つけるのだった。
しかし、彼女を支える母親が仕事中に倒れて…!?
Posted by ブクログ
胸きゅん間違いなし!!
どんどん、入り込んでいってしまう本です( ノω-、)クスン
たくさん、泣いちゃいました。
この本を私は10回以上読み返し、胸きゅんしたい時に又、読んでしまいます。私のイチオシ!!
Posted by ブクログ
本当に大好きな漫画。
言葉とかずしってくるし、全てがつぼでした。
小学生の時に買って、何回も読み返しました。でも簡単には読めないぐらい大切です。
いまの考え方とかにかなり影響してると思います。
出会えてよかったって思える漫画です。
Posted by ブクログ
ドロドロとしていると言われたらドロドロとしている。
それこそが、人間。
自分は強いのか、強くないのか。この葛藤で繰り広げられるマンガ!
絶対いい。
Posted by ブクログ
初めてこの漫画と出会った時に、四季が描かれた表紙の美しさに「これは!」と思った。
一巻から度胆を抜かれたストーリー。
映画化、ドラマ化もされたかどっちも観てません(笑)
ただ、ずっと行きたかった島根県のサンドミュージアムに行けた時は嬉しかった。
砂時計に関する資料なんかも置いてあります。ぜひw
Posted by ブクログ
私が大好きなマンガの一つ。
ハマりすぎて、島根まで行っちゃいました。
少女マンガだけど、侮れない。
いつか二人のような生活を送りたいと願うばかりです。
Posted by ブクログ
主人公の杏ちゃんがリアルな子なので、好きです。
こういう、バランスの悪い女の子、現実にいますよね。
いい子を演じてるつもりはないけど、
人を傷つけたくないし、自分も傷つきたくない。
そんな性格なんですよ。めちゃくちゃ共感するなあ…
あとはラブストーリーとしてもいいですね。
これはなかなか少女漫画らしい展開もあるし、
面白いと思います。絵もとっつきやすい絵ですし。
重い話なんですが、私はそこまで重く感じませんでした。
最後のハッピーエンドも、
キラキラした純粋なハッピーエンドではありませんが、
すごく良い終わり方だったと思います。
いい漫画だな~と思いました^^
Posted by ブクログ
初恋の思い出がよみがえってくるような胸がきゅんきゅんする切ない、でも素敵な恋の物語です。
大好きな人を大切に想う気持ちは時に息もできないくらいの切なさに自分を追い詰めてしまったり・・・
登場人物の成長とともに思い出をたどれるような・・・そんな素敵なお話です。私は実際に舞台となった島根へ足を運んでしまったくらいです。
Posted by ブクログ
人生で最も影響された本BEST3に絶対入る。
読んだ後うつにはなるけど、
なんだか心地の良いものだから
くせになる。
名言がいっぱいあります、
Posted by ブクログ
10巻を一気に読破★
決して涙もろいほうではないけど
何回もほろりとしちゃいました。
自分のことをずっと
大切に思ってくれる人がいるって
本当幸せなことだなー、うらやまし!
藤くんがタイプすぎる♥!
若いうちに出会っておきたかった
若いうちに出会っておきたかった作品
少女漫画ですが、息子にも必ず読ませようと思っている作品です。
人とのかかわり方が純粋すぎて辛いですが、いろんな人が見えないところでその人なりに悩み、一生懸命に生きてる姿がよく分かります。でも、当事者はそれが分からない・・・ある程度の年齢にならないと気づけなかったりする話ですが、こういう作品で間接的に垣間見れると、少しでも人に優しくできると思うし、異性の違いも思いやれる人になるんじゃないかなーと思います。
期待して
レビューで高評価だったので気になって試し読みし、先を読みたくなり購入しました。
一巻を読み終えたところで…
これはなんだか切ない物語の予感?
ただ楽しいだけの恋愛物語ではなさそうですね。
思春期に出会ってそれぞれの想いを抱えながら大人になっていくであろう、この先のストーリが楽しみで期待大。
ハマる予感がします。
出会い
母親に連れられて引っ越した先で女の子が出会った大切な人たちとの日々を描くお話の第一巻。
主人公の植草杏は東京に住んでいたが父親の借金が原因で両親が離婚し母親の地元である島根に引っ越した。
12歳の杏にとってそこはプライバシーのないなれなれしい空気になじめずにいたが、出会った同い年の男の子である北村大悟と仲良くなる。
一方母親は離婚や出戻りで心が不安定になっていた。
その母親を助けたい一心で杏は子供の小遣い程度でいいので大悟と一緒にバイトを始める。
働き場所は立派なお屋敷でキリキリ働く杏が出会ったのはその家の住人のつき月島藤だった。
大悟だけでなく藤とも親交を深める杏だったが母親が自ら命を絶ってしまう。
その後中学に進学した3人はなんともいえない距離感で仲良くなる
杏と大悟はお互い思いあっているが彼と同じ部活の女子の妨害があってなかなか近づけないことも。
しかし中二のサマーキャンプで思わぬハプニングから付き合うことになった。
雨降って地固まる的な二人を何とも言えない表情で藤は見ているのだった。
東京から田舎に引っ越してきて不安な中出会った相手に惹かれていくヒロインの気持ちにとても共感した。
母親の田舎が嫌いで出戻ってきたことに対するモヤモヤとした気持ちもとても共感できた。
これから3人の関係がどうなっていくのか楽しみ。
Posted by ブクログ
3度目(もっとある?)の読み直し。自分が生きるについて考え直したいときに読んでる気がする。何度も読んでいるのに、初めて感情移入して深く共感した言葉が多かった。一年計砂時計を見て「こうやってみると1年って意外と長いのねえ」と言ったお母さんの1日の早さの感覚。「がんばって!」と言われて「うん」と返すまでの少しの間。生きづらさを感じるお母さんへの共感だけでなく、杏やおばあちゃんなど、自分が追い詰めたと後悔する周りの人達の気持ちも昔よりわかるようになった。
ただの胸キュン少女漫画じゃなくて、人の複雑な心の内を細かく描写している漫画。
ただ、出会ったばかりの杏に「ずっと一緒におっちゃるけん」と約束する大悟や、すぐにそれを絵馬に書いて祈る杏の行動はさすがに展開が早すぎる(ここだけ漫画っぽい)と感じたけれど、体も成長していく多感な時期特有の恋愛感情や、生理への戸惑いなどがリアルで、私もその頃からこういう恋愛ができたら楽しかっただろうなぁと、少し羨ましくなってしまった。
Posted by ブクログ
映画にもドラマにもなったけど、初めて原作読んだ。
1巻からグイグイ引き込まれます。
早々と大悟とイイ感じになったってことは、これからいろいろあるのでしょう。(ó﹏ò。)
2巻に行きまーす。
Posted by ブクログ
人間関係って困難が多い
だからこそその先に強く惹きつけられるんだろうね
犠牲は必要になるしその事実を逃げないでしっかり抱えながら前に進んでいくことが幸福に生きるには大切なんでしょう
ちょっと自分でも何言ってるかわかんないっすね
ただ一部の絵の細かい部分、体の物理的な位置とかが若干気になった
Posted by ブクログ
王道ですね。
これは傑作品です!
昼ドラにはよかったですが、映画がいまいち…。
でもやっぱり原作が一番ですよ。
私が好きな場面は10巻の大悟目線のストーリー。
現実になりそうなリアルな作品が多いですね、芦原さんは。
あと絵が素敵です。
四季折々の姿や背景が漫画で表現されています。
ストーリー的に少し暗めですが、誰もが抱える闇を
主人公の過去に乗せて表現しています。
小説でもきっとヒットしただろうなーと思いますね。
読んでみたいけど…どうなの?と思っているあなた!
読んでみたらいいじゃないの!
*依己*
Posted by ブクログ
人は1人では幸せになれない。愛する人を幸せにしてこそ、自分も幸せになれる。それはとても簡単なようでいて、とても難しい。ちなみにあたしは誰が何と言おうと、藤君派(笑)
Posted by ブクログ
小学6年生かな?から始まって30歳になるまでの
気持ちの揺らぎと、前に向かう強さと、周りの影響と・・・自分自身と。
とくに「不安」をリアルに表現していると思う。
きっとどこかの場面には必ず読み手が共感する不安がある気がした。
私はいたるところで泣いてしまったけど
同時に力ももらった気がする。
砂時計ってなんか軽いイメージだけど、だいぶ重かったなぁw
でもすごく伝わるものがあった。
Posted by ブクログ
とても心に響いたお話でした。
杏の母親に対する想いに共感して、読みながら何度も泣きました。
今まで読んだ漫画は、終わり方で納得できないものがほとんどでしたが、この漫画は「よかった」と思えるようなハッピーエンドでしたので、読み終わった後はとてもすっきりできました。
何度読んでも飽きないです。
Posted by ブクログ
暇だったので研究室でだぁーっと再読してました。
後から観た映画版はそうでもなかったけれど、
原作はやっぱりどこかしらでほろりと来てしまいます。
最初に読んだときは、終盤のおばあさんと大吾のやり取りで。
今回は、お母さんが昔の絵馬を叩き割るところで。
ほろりと来るけど、ちゃんと笑いをとっているところが、
読ませるなぁ、というかんじです。漫画の良さかな。
Posted by ブクログ
昼ドラでやっていたので、読んでみました。結構充実にやってたんだなぁ・・・って思った。12歳から大人になるまでの恋愛なので、まぁ、共感するところは多々ありましたけどね。内容は原作のほうが面白いかな。ラストはドラマのほうが感動的だったけど。ちなみに、全10巻ですが、8巻で話が終わります。9巻10巻は番外編です
Posted by ブクログ
無料アプリ。もう過去に何度読んだかわからないけど、その度に暗い重い気持ちになった気がする。その頃にちょうど僕等がいたも同時に読んでいて、なんで漫画を読んでこんなにズーンってなってるんだろうって思ったな。
主人公の杏は12歳の冬、親の離婚で母親の実家の島根で暮らす事になる。杏の母親弱すぎるんだよな。12歳の子供がお母さんに頑張ってって普通に言うよね。そんな事すらも気を使わせないといけないなんて杏がかわいそう。でもずっと村を出たかったのに、出戻らないといけないっていうのも辛いものがあるんだろうな。そしてこの頃から大悟がいい事言うのよ。大事に想っとった気持ちを消そうとすんなって若い頃の私にも響いた。
母親が死んで1年半、14歳の夏キャンプ。柔道部の女の子が印象的。嵐の中の宝探しは壮絶だったけど、血だらけのオチと初めてのキスが可愛らしかった。
Posted by ブクログ
すべての始まり。過去回想形式っていうのがいいよね。人にはみんな過去があって未来があって今がある。時間っていうテーマをしっかり見せている。
1巻からほんとうに好き。
ここの「来ないで!」で止まった藤くん、つっきった大悟 これがこれから何年も続く4人の立ち位置を決定付けたんだろうな
Posted by ブクログ
序盤、話の設定も好きだったし登場人物も魅力的で、
一気に読んでしまえる作品でした。
胸キュンで、遠距離恋愛ものなので続きが気になるところですが、
あまりにも月日が流れるので
ぐだぐだ感がありました。
どろどろした感もあったので、もう少しさらっと読みたい気もしました。
Posted by ブクログ
全10巻のマンガの1巻目。
両親が離婚した12歳のヒロインさんがお母さんの実家がある島根県に来て、この地で好きな人&ともだちを作っていきます。
いかにも少女マンガちっくな絵柄だけど、程よいテンポでギャグが混じってたりして気軽に読める感じかな。
結局お母さんは自殺しちゃって、内容的にはヘビーなんだけどね。
めそめそして誰かが助けてくれるのを待っているようなヒロインじゃないのが好印象。