あらすじ
人間はみな、体のどこかから植物が生えている世界。
しかし主人公の少女・ハナは“ある出来事”がきっかけで植物が生えなくなってしまっていた。
そんな時、席替えで隣の席になった男の子から告白され、彩りのなかった彼女の日常は、少しずつ変わっていく。
Twitterで累計37万いいねを得た「生えてこない女の子の話」をはじめ、それぞれの恋模様を植物の鮮やかな彩りで描く、切なくも美しい恋の物語。
それぞれのその後を描いた描き下ろしエピソードも収録!
Twitter掲載時をそのままに、豪華フルカラーコミックスにて刊行!
感情タグBEST3
発想の勝利でしょうね
感情、体から生えている植物(キノコやコケなどの人もいる)でダダ漏れになるような独特の作品世界で、連作方式(同じ学校内で登場人物も被っている)がピッタリです。
やっぱり恋しちゃうと再び花が咲くみたいで^ ^;
高津カリノさんの作品に、こういう体質の女の子(鎌倉さん)が出てきていたのも思い出しました。
カラーの使い方も非常に効果的で、電子書籍で読むのにも向いている作品でしょう。
描き下ろし部分も素晴らしかったですよ、お幸せに^ ^
Posted by ブクログ
久しぶりに恋愛もののマンガを購入してみました。
Twitterで拝見していたので話の内容は知っていましたが、それでも読んでいて幸せな気持ちになりました。
フルカラーで綺麗ですし、これは本棚に入れておくべきだと思いました。幸福感がストックできます。
また、同じ世界線ですが、短編集なので読みやすいのも魅力的です。
重めの恋愛ものや、複雑な人間関係もなく心穏やかに読める恋愛漫画です。2巻も早くお迎えしたいと思います。
ナンジャコリャー
ナンジャコリャー。
ストーリーのコンセプトがおもしろすぎる。
これはやばい必読です。
続きが気になりすぎます。
Posted by ブクログ
最初から最後までニヤニヤが止まりませんでした。
体に生えている花以外に色がないから、最後の方の場面で突然全てがカラーになるところで、より一層みんなの嬉しい気持ちや照れている気持ちが視覚的に分かりました。
逆にショックを受けている場面では全ての色がなくなるから、一気に体が重くなる感じとか、負の感情が全身に広がっていく感じがこちらにまで伝わってきて、一緒に悲しくなってしまいました。
体から生えてくる植物の花言葉で感情が伝わってしまうという特殊な設定なのに、みんなの恋する甘酸っぱい気持ちが本当に懐かしくて身近に感じられるし、とてもきゅんとするから、もともと好みの設定でもあるけれど、すぐに受け入れられました。