あらすじ
アナリスト…それは、相手チームを分析し、ベンチ外から監督に作戦を指示する“チームの黒幕”。阿月総一は実業団バレーボールチーム<日村化成ガンマンズ>のアナリスト。とあることを条件に、全日本男子バレーボール監督の座を約束される。それは、万年地区予選1回戦敗退の私立中学校男子バレー部に全国制覇させることだった!
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頭脳戦系スポーツ漫画
中学バレーとの事で食わず嫌いしてましたが、内容は下手な高校生スポーツ漫画よりも見ごたえありました。
少年誌のスポーツ漫画より、技術面や戦略/戦術などに深く踏み込んでいるため、絵柄とあいまって中学生スポーツ漫画を読んでいる印象がありません。
バレーボール素人にも分かりやすく楽しめる半面、経験者が読んでもかなり面白い内容です。
内容は完全にロジカル系/頭脳戦系なので『フットボールネーション』『ベイビーステップ』『ジャイアントキリング』『おおきく振りかぶって』などが好きな方へオススメします。
内容は『アナリスト』と言う、
細かくデータ解析/分析を行い、監督/コーチとともに試合に参加してデータをもとに、試合中リアルタイムで細かい戦略方法のアドバイスをしたり、
分析したデータを監督に送り、監督が戦略を立てたりするための情報スタッフが主人公。
プロバレーでは必須の職業です。
全日本代表の監督になる交換条件で万年1回戦負けの学校の監督として就任し、中学全国制覇を目指します。
本来アナリストの分析をもとに監督が最終的に指示を出しますが、本書ではデータ分析による選手の動き方・戦い方指示をアナリスト/監督兼任で主人公が行います。
ロジカルな部分が徹底されているため、『ジャイアントキリング』などよりも戦術戦略部分にフォーカスされています。
本質的なテーマとして日本人の『お行儀のいいプレー』『エースはフェイント邪道で真っ向勝負などの不合理な武士道精神』への問題提起。
これらは、他のスポーツにも言えることで、本来は合理性の上に成り立つべき、プレーを日本人気質が邪魔する傾向にあります。
そして、バレー教育/指導者側への問題提起など、『なぜ日本バレーは勝てなくなったのか、勝つためには今後のバレー界はどうあるべきか』などのテーマが根幹にあります。
この辺は『フットボールネーション』のテーマと似てますね。
もちろん、主人公や選手達の成長も描かれていますが…精神論スポコン以外が読みたい方に是非オススメです
久々の当たり作でした。
面白い
今まで読んだバレー漫画の中でも最高に面白いと思います。また、ファンタジーのようにいきなり最強にならないところもとても好きです。
最後まで読んでいきたいと思います。
中学バレー
進学校のバレーボール部が全中を目指す。理論派、戦術家の監督の下、どうなるか。今後の展開に目が離せない。
新しいスポーツ漫画
現実離れした大技が飛び出すわけではないですが、学生時代バレーボールを経験している人は、
共感の嵐で学生時代に出逢いたかったと思いました。
匿名
バレーボールは時たまテレビでやっているときにぼんやり眺めるくらいの私ですが、とても面白く読むことができました。選手側ではなく「黒幕」として分析を専らとする主人公の物語は興味深く、そして心を熱くさせてくれます。
匿名
こんなのがあったんだ!
スポーツものって、だいたい男子の野球とかサッカーが主流;で、バレーボールは女子の「アタックNo.1」が懐かしい。
これは、創部以来一回戦負け、一度も勝ったことがない男子中学生のお話。こんな漫画あったんだ〜!!嬉しい。
最高に面白い
監督が主人公って点ではラストイニングとか好きな人なら絶対にハマる
関東大会でハゲワシに丸投げして主人公が采配しなくなった時は続き読むかモチベが怪しくなったけど
全国大会からまた神による采配になって面白くなってきた
IDバレー
メチャメチャ癖のある俺様系コーチが弱小校を勝たせる頭脳系バレー漫画です。
バレーの知識だけてなく高度な心理戦もあり新感覚の面白さです。
生徒や教師に対する主人公の主張にもはっとさせられる部分があります。1巻で言うと、「負けてヘラヘラ笑ってられる精神のどこが健全なんだ?」という台詞は純粋な指導者からは伝えにくい、勝負の世界を生き抜くアナリストならではの重みがあります。
Posted by ブクログ
バレーとはこんなに奥深いスポーツなのかと衝撃を受けた漫画。コーチの考え方やら勝ちにこだわる過程やら、心理操作??やら、なんだか怖くも尊敬の域を感じる。
強者のメンタルの作り方を教えている漫画なのかもしれない。
なかなかに新しいタイプだと思います。
主人公がバレー部のコーチ。
それも根性と努力ではなく、嫌がらせ(策士と言う意味で)で勝たせていく。
いい性格してます笑
チームの子達もありがちな高校ではなく中学生。
ぱっと見派手な子はいないけれどある意味リアル。
面白いです。
ハマりました
興味本意で見てみましたが、ハマってしまいました。競技におけるデータと分析力、相手の心理を知ることの重要性を知ることのできる作品だと思いました。
視点の異なるバレーマンガ
これはアナリストという裏方を前面に出した、意外にちゃんと斬新なバレーボールマンガでした。
おそらく意識的に、この中学校の監督さんは指導者として不十分な設定にしているのでしょう。
俺様な主人公がどこまで活躍するのか、興味深いです。
男子バレーボールミュンヘン五輪準決勝戦は3時間かかったと聞いています。昔のルールだと時間はかかったので、今のラリーポイント制になったのでしょう。
ロジカル系スポーツ漫画
少年漫画のスポーツ系漫画でありがちな、選手個人の強い個性や、主人公らしい才能を持ち合わせている登場人物はいません。ごくごく普通(むしろ弱い)のバレー部に、冴えないバレー部員たちの中にアナリストが入ることによってどこまで変化できるかが作品の面白さなんだと思います。
匿名
無料で10巻まで読ませていただきました!
10巻もあるとボリュームたっぷりでちゃんとお話もじっくり読めるしとても良かったです。
ちょっと、いやかなりクセモノですが実力は確かなコーチ。まだマンガ自体続いてるようなのですが、どうなって行くのか気になります!
インパクト大!
はじめの一話で、かなりのインパクトがありましたね。
次の展開が気になり、早く読みたいと思ってしまいました。
ストーリーはよくある、弱小チームの話しかと思いますが、気になりますね。
最近のバレーボールの漫画ってハイキューしか知らなかったのですが、こちらの作品と出会って、ドハマりしました!!青春だけじゃない、熱さ!子供たちの成長!戦略!などなど、テンポもいいしどんどん引き込まれます!
バレーってところが新しい
スポーツマンガで最近増えてきた、監督やコーチの視点からの戦略をメインにするジャンル。
バレーではまだ珍しく、新鮮さを感じる。
主人公以外はそこまで強烈すぎるキャラはおらず、あくまでも「駒」(悪い意味ではなく)として使うというのもやや新しいかな?
一方で、「かと言って弱小バレー部の、それもレギュラーでもなかったメンバーがここまで急に変わるのか?」という疑問は大いにある。
これが野球などメジャーなスポーツなら誰もが感じる事でもあるだろう。
(弱小野球部が、抜きんでた才能無しにはどうあがいても1年で甲子園を目指すなんてできないという事)
バレーという、野球やサッカー程にはスポーツとしてもマンガのジャンルとしてもスレていない競技だからこそ成立する内容なんじゃないかなという気はする。
バレー経験者であれば、理論により納得しやすくなる半面、「そんな簡単なもんじゃないだろ」という思いも出てくるんじゃないかな?
まあ、そんな細かいことを気にせず、「新しいバレーマンガ」として読めば、面白いし興味深い内容だと思うので、それで十分なのかも。
神
とあるバレー会場で自分の事を神と宣い、日本のバレーを変えてやる!!と言い放っていたアナリスト。
万年一回戦負け組の中学バレー部を変えることが出来たら、全日本の監督を任せる、との特約を取り付け、いざ中学バレー部へ!
Posted by ブクログ
バレーの勉強をしようと手に取った一冊。
アナリストから中学校のバレー部コーチになり、一勝もしたことのなかったチームを一勝に導く。
バレーのプレーの解説や心理面での作戦が勉強になりました。
Posted by ブクログ
監督目線のスポーツ漫画。
野球ならラストイニング、サッカーならGIANT KILLING
バレーならこの漫画って感じで。
ちょっと絵が、気になる人は気になるかな?
でもストーリーは面白い。続いてほしいです。
Posted by ブクログ
本誌で毎回楽しみにしてるので購入。主人公をアナリストである阿月 総一にすえ可能性の宝庫である中学生を指導していくバレーマンガ。スピリッツで連載中の「ラストイニング」が好きな方とか面白いと思うんじゃないでしょうか。
嫌がらせバレー。南米には身体能力、ヨーロッパには世界最高峰の技術なら日本には?がテーマの今作品。データだけに頼らず、「人」をよく観察する阿月のバレーは理にかなった小気味好さ。スポーツ漫画で大事な選手自身の悩みの解消もしているしバランスがとれています。
勝つ喜び。負けても一生懸命やったならいいじゃない、そういった言葉は勝ったことがある人が言えることであって、負け続けている者が言うには荷が重すぎる言葉です。中学校という本格的に何かに所属している意識が高まる期間で勝ち負けを教える。今回の阿月の言葉は今の時代に足りない言葉だと思いました。大人たちの都合のいい言葉に振り回される子供よりは自分で勝ち取ってみたいものを取らせてあげるのが一番良いことですからね。
ハイキューのように少年誌らしい熱いバレーを描く作品、少女ファイトのように人の成長をバレーを通して描く作品、これらとは一線を画するというよりちょうど良い塩梅の立ち位置にいるのが今作品です。主人公がアナリストですから最新技術や心理戦、練習方法など様々な面でもバレーを紹介できますからこの先が非常に楽しみです。連載続いて欲しいけど、わからんからなぁ週刊漫画timesは。
匿名
自分を神扱いするヤバイ人なんだがアナリストとしては有能らしい。まだまだこの人の底が分からないがいいキャラクター。監督は嘘だろと思うほどの精神論者で今時珍しい。
匿名
アナリスト
チームプレーで仲良く和気あいあいとバレーボールを楽しんでいるのかと思ったらアナリストなる存在がいることをこのマンガではじめて知りました。
「神様のバレー」ってタイトルに惹かれて読んでみたけれども、普通のスポーツ青春もののバレー漫画でした。タイトルで、ちょっと異世界系も入っているのかと思ってしまっていました。