あらすじ
二〇九七年四月。横浜で行われた、十師族及び師補十八家の後継者たちを集めた会議での達也の振る舞いは、他家との軋轢を生む。“全ては深雪を守るため”の達也の判断を支持する真夜。しかし、同時に他家への警鐘を鳴らす――特に、十文字家と十山家への警戒を強めるのだった。時を同じくして、十師族『三矢家』の少女、三矢詩奈が行方不明に!? 彼女を捜索する矢車侍郎と第一高校のメンバーたち。その裏には国防陸軍所属の遠山つかさの暗躍の影があった――。“人間”と魔法師の共存。魔法師に集まる人々の懐疑心が、彼らの状況を一変させ、そして動乱の渦へと巻きこんでいく。
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Posted by ブクログ
久々に読んでだんだん面白くなってきた。笑いの要素が少ないことが特徴だが、主人公の異常な強さを笑うのもたまにはいいかも。なんかよくわからないが、主人公が孤立感を深めていって、でもなんというか強すぎて悲壮感がないんだよね。
22巻読みました。
達也が四葉との関係を表面的に出してからちょっとずつ変化が見られていましたが,軍との衝突関係もそろそろ本格的に不味くなってくるのでは。と心配になってしまいます。
スッキリと大団円という感じではないが、あとがきによればシリーズ完結までは継続的に物語が展開する模様。
エリカが「敵」としてこだわっている対象が分ったのは良かった。
Posted by ブクログ
魔法力のインフレーションが起きかけているような、いないような。伏線も多々仕込まれているようだし、今後が楽しみ。にしても、十山家、情報部の割には…情報把握が浅い?
Posted by ブクログ
演習という名で、達也のことをテストしようとする遠山家。
弱者は強者を信用しない。それはいつでも蹂躙できるから。そしてその恐怖から脱するために、強者を悪として否定しようとする。
我慢我慢
「序章編」ですから仕方ないのですが、お兄様の無双姿はあってもスッキリ解決とは行かずモヤモヤ感が残ります。相手は全く懲りておらず、すぐにも次を仕掛けそう。続きを早く!となる巻です。
Posted by ブクログ
さすおに。
あとがきにもあったけど、軍靴の響きが高くなる、きな臭い話の巻。
正直、気分が悪かった。
今までも布石はあったんだけど、外敵ではなく内患になる内部での分裂やら陰謀やらで
まとまっていない組織をだされるとな。