あらすじ
死体を操る魔法で自爆テロを敢行させるという残酷な計画を企てた魔法師・顧傑(グ・ジー)は、気配を消して日本に潜伏していた。この自爆テロ事件によって、世論が魔法師を糾弾しはじめ、人間主義の勢力が勢いづく中、十師族は黒幕の捜査を決める。克人、真由美、将輝と協力して達也は顧傑の行方を探す。米軍最強の魔法師部隊スターズのナンバー・ツー、ベンジャミン・カノープス少佐も参戦するこの『顧傑』争奪戦は、思わぬかたちで達也を『激怒』させ……!
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Posted by ブクログ
グ・ジーを追う十文字、七草、一条、そして司波達也。
今回の見どころは達也と深雪のラブラブ能力全開放シーン。
「さすおに」でたちまちグ・ジーの居場所を突き止める。
最後は、USNA部隊にグ・ジーを横取りされるが、達也的にはOKか。
今回も一条が活躍?する。
19巻読みました。
師族会議編〈下〉読まさせていただきました。
一連の騒動の主犯格のグ・ジーの最後もモヤッとしたし,USNAのカノープスたちに対してももうちょっとなんか欲しかった感は否めない。
アクションシーンとそこにいたるまでの展開、そのあとの余韻がうまくつながっていたと思う。
エリカと達也の対決は切なくありつつも過度に感傷的になっていないのが良かった。
Posted by ブクログ
師族会議編最終巻。
メインストーリーとしては、達也の活躍で十師族チームがグジーを追い詰めるも、軍、四葉のスポンサー、警察などの様々な思惑が絡み合い、最終的にはUSNAがうまいこと目的を達成する形でグジーを殺害して終わり、ということになりました。
わかってはいましたがやっぱり、千葉兄、残念でしたね。エリカと達也の決着のつけ方が入ったのと、藤林さん短編があったのが何となく救いかな。
後は、作者あとがきにもありましたが、これまでの敵のボスキャラが退場する形になって、今後は十師族内の対立やら、ほかの外国勢力との闘いに向けての伏線貼りが所々にあったという感じでした。
匿名
一条将輝の日記は面白かった。いつもドライな達也を見ているせいか将輝がはっちゃけすぎているきもした。それでいいのか一条将輝
Posted by ブクログ
ずっと敵だった顧傑があっさりですが死んで、次巻から新たな敵が登場とのこと。楽しみです。
「バカ兄貴は、手強かった?」というエリカの質問がなんかよかったなあ。
Posted by ブクログ
十師族がテロの標的にされ、魔法師の世間的な立場が悪くなっていく一連のシリーズの下巻。
グジーの最後に関してはなんか不完全燃焼だな。
あれだけやりたい放題だったUSNAについてもほったらかしだし、すっきりしないわー。
カノープスやっつけろよ。
一条将暉の日記についてはそこそこ面白かった。
達也が主人公だと恋愛要素がつぶされまくるんで、将暉の話はこの物語としては貴重かもしれない。
ただ、いまどき♀キャラをあそこまで偶像視する主人公って少ないんじゃないかな。やっぱりこの作者、センスがどっか女性的だと思う。
実は女性か、もしくはゲイの気があるのか、どっちかじゃなかろうか。
Posted by ブクログ
お兄様が敗北を喫した…だと…?いやまあ実質負けたわけではないんですがね。そんな十師族編完結巻。テロの首魁・顧傑を追い詰めるもUSNAに仕留められるという、結果としては及第点だが達也の思惑的には失敗で終了。顧傑の方は意外にあっさりと思ったけど、元々戦力的には後方型でしたっけ。そんなだからお兄様のバトルはまさかのあの方が相手。退けるもエリカや藤林さんのこともあってどうにもいたたまれないねぇ…。番外編は一条日記。一条君はこんな面白キャラだったのか(違 こっちは違った意味でいたたまれないねぇ(笑)
Posted by ブクログ
前巻が深雪(&水波&泉美)が(珍しく)危機に陥って終わったため、このままどうなるのか不安だったものの。
ピンチをチャンスに変えてグージー事件の手がかりとして決着に結びついた。
今回は意外と達也の出番が少なく、心の葛藤や四葉としての立ち回りで試行錯誤している印象が強い。「お兄様はとにかく無敵」でかっこよく敵やっつけてくれるのが好きな僕としては少し物足りないですが。
後半にある一条将輝日記は…うーん…イタイ!
高校生らしいといえばらしいが、達也と並ぶ双璧的なイメージで気高いイメージでいて欲しかった…少なくともあのイタイ心の内は知りたくなかった…。