あらすじ
「トーラス・シルバーは、国立魔法大学付属第一高校三年生、司波達也氏である」
七賢人の一人レイモンド・クラークによるビデオメッセージは日本だけでなく、世界中に大きな波紋を投げかけた。
そして、実質の魔法師追放計画ともいえる『ディオーネー計画』。達也はこれに対抗すべく兼ねてより研究をしていた恒星炉を用いたプロジェクト『ESCAPES計画』を発表する。
それは深雪のため、魔法師の未来の為、達也が選んだ道であった。
時を同じくして、滅んだはずの周公瑾と対決する光宣。さらに、十三使徒の戦略級魔法が達也を捉える!? 達也と深雪に最大の危機が訪れようとしていた――。
感情タグBEST3
24巻読みました。
世界が司波達也を狙う中でも動じないキャラ性は流石としか言いようがない。
達也の企画も動き出し下巻の展開も気になる。
個人的に今回の助演女優賞は十三束翡翠氏に進呈したい。
こうしたシリアスなバトル部分にコミカルな人間的部分を上手く入れ込むのが本シリーズの魅力の一つ。
Posted by ブクログ
達也が反撃の準備を進める巻。最近深雪が一巻に一回とんでもないハニートラップかけてくるのが気になります。魔法の科学的説明のかっちかち文との対比が凄すぎて別の小説になったのかと思う。
高校の友人達と反撃するのが楽しいのに、そういうスカッとする内容が遠のいてますね。
Posted by ブクログ
ついに達也自身を狙う陰謀が起こり、話が大きくなってきた。頭脳戦が面白い。
国家が勝つのか、強大な力を持った個人がささやかな望みを叶えるのか。
久々に続きが気になる。
Posted by ブクログ
世界的に注目される中で冷静に対処している主人公ができすぎてるというか、
さすおにならではというか。
表立った活躍が増えてきて、昔みたいに実力を隠せなくというか、どんどん発揮していて主人公無双過ぎておもしろかった。
一対一で叶う相手がいそうにはないけど、敵になりそうな伏線はいろいろとはられてて今後も楽しみ。
Posted by ブクログ
全世界にエネルギー生産システムが普及すれば、魔法氏を軍事利用できなくなる。そうすれば、相対的に司葉を持つ日本が優位になる。こんな考え方もあるんだな。
トーラス・シルバーが団体名称で、個人ではないという見解を示すことで、言い逃れる。こんなやり取りしてみたいものだ。