あらすじ
全国高校生魔法学論文コンペティションを間近に控えた九月下旬。四葉家当主・四葉真夜による「横浜から逃亡した周公瑾の捕縛に関する協力依頼」を受け、京都に来た司波兄妹は、九島家を訪れる。 そこで達也たちは深雪と同質の美貌を持つ少年魔法師、九島光宣に出会う。その光宣と共に周の捜索を行うも、手がかりは未だ掴めてはいなかった。 そんな折、七草家のボディガード・名倉の訃報が達也たちのもとへ届く。京都の桂川河畔にて斃れたという名倉の弔い合戦として、周捜索に真由美も参戦、事態は動き出す。 そして、ついに周の潜伏先を突き止めた達也は、とある過去の強敵(ライバル)へと連絡を取るのだった。 『クリムゾン・プリンス』一条将輝、『四葉の最終兵器』司波達也が共闘! 緊迫の古都内乱編、完結!
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達也と将輝の共闘は…ちょっと…違う楽しみ方をしてしまって申し訳ないという気持ちになりました。
ふたりともかっこいいです。
個人的に周が結構好きだったので、あの美麗さを拝めないと思うと悲しいです。まぁ、あそこで逃がしたらお兄様じゃないと思うのでストーリーに納得はしているのですが。
意味深な台詞で退場したので、今後に期待です。
上下巻どっちか忘れたけれど、真由美を放り出す達也最高でした。
Posted by ブクログ
たぶん15回目くらいの再読。積読になっている巻までがんばるぞー。
古都内乱編下、京都。ええ、地図と首っ引きで読みました。が、行った所多し!街中はほとんど行ってないのに、碁盤の目の外側は結構行ってた。コロナ禍の2021年に地図の右上を制覇したのが大きい。空いてて良かった。
閑話休題。青春な三人が出てきて、達也の冷めた部分が少し和らぐ巻。うーんでも、古都編あたりから、キャラ設定した人をバンバン退場させていくんだよな。愛着のあるキャラが無惨な事になる哀しさ。児童文学だったら絶対批判される。そして、読書友達に薦めにくくなってきた。
さて、次の巻いってみよう。
15巻読みました。
横浜以降何かと騒ぎの中心として暗躍していた周がラストは国防軍にまで侵食していたという驚き、最後のシーンでは本当はまだ死んでいないのでは?と思わせるような感じといい楽しませていただきました。
ラストシーンの四葉の本家分家の集まりと次巻の四葉継承編はもうタイトル聞いただけでワクワクします。
表紙の3人が活躍。周の最後はなんか後味悪いというか、、。てかお前がコンペ持っていくんかーいって思った。あれ、ジョージは?
一条まで登場させたわりには横浜の時に比べてだいぶ地味なまま終わってしまった印象。
初めから「未遂」で終わらせるというプロットだったのだろうから仕方なしかもしれないが。
真由美と達也の「あの夜」みたいなシチュエーションは今後もどんどんやってほしい。
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古都内乱編下巻。
周さん、いかにもな捨て台詞を投げつつさようなら、でした。一条君も加わって、十氏族次世代男連中共闘でのやっとの結果という形。
真由美さん、なんか好きになれないな。女性に嫌われそうだなと思いつつのキャラなんだろうけれど、このやり方はない、って思ってしまう。
この巻で印象深いのは、あなたの死を無駄にはしない、というお兄ちゃんの似合わない心の中のセリフ。キャラ設定ちょっと変になってるのでは。
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シリーズ15作目。
古都内乱編は上下で分けているけれど、終わった感じが今回は全くしなかった。それもそのはずで、これは次への前哨戦のような作品になっている。
四葉本家、分家が登場しはじめ、ついに四葉の時期当主へも繋がっていくのだろうなぁ。
かなりの長編作品なだけに、ゆっくりと気長に気楽に肩肘張らず、楽しく読み続けていきたい。
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Σ(゚∀゚ノ)ノキャークリプリさーん!
お兄様、クリプリさん、光宣君、そして四葉姉弟に追いかけられる周公瑾がさすがにかわいそうになって来る布陣。
そりゃあっさり退場しますよ。
でも絶対生きてるよね感も凄くある。
酔っ払った真由美とか、光宣にときめいてる?水波とかも可愛かった。
エリカ・レオ・幹比古の活躍もそれなりにあって楽しめた。
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一番の活躍は光宣くんかな。コンペティションでもかっさらっていったし。
四葉の内部がちらほらと出てきた。次は四葉継承編。達也くんの術のお披露目も絡んでくるんだろうなぁ。
しかし、真由美さんの件はあそこまでやるかな。詳細は書かれてないからわからんけど、そのままほっぽって帰る手はなかったんだろうか。深雪にどう説明したのかも気になる;p
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表紙3人のイケメン活躍が読みどころかな。一条と達也の共闘が楽しめた。単なる病弱キャラと思っていた光宣くんが、周の行動を先読みして待ち伏せていたのには、ちょっと見直した。
あとは非情になりきれない、真由美さんを投げる達也に笑った。
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周との決着。
「善良で無能な部下より性格が悪くても有能な部下の方が良い」と亜夜子嬢は言うけど、登場人物皆有能だけれど一癖も二癖もある方々が多いですから……!と突っ込んでしまった。
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七草家が絡んで面白くなるかなと期待していただけに少し残念な展開。これじゃ真由美いなくてもいいじゃない。
エリカ・レオ・幹比古の戦いのシーンは楽しく読めたものの、肝心の周とのバトルは「え?それで終わり?」という印象。
次からは四葉継承編ということでまた面白くなるかな?
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古都編完結。表紙の男性三人がそれぞれに活躍。特に前巻から登場の光宣が途中脱落しそうになりながらも見事な盛り返しっぷりで。今後も結構なポジションで出番がありそう。しかしてっきり敵サイドだと思ってた(笑)まぁ司波兄妹にとっては純粋な味方サイドではなさそうですけど。ヒロインズはその分大人しめだったかな、真由美先輩を除いて。先輩は大学生になってはっちゃけたのか、可愛さが増してる。それでもお兄様はブレないんですがね。次はいろいろありそうな四葉関係ですね。
Posted by ブクログ
今回のシリーズは話が地味というか達也があんま派手に活躍してないこともあってどうにもイマイチ感が、ラストも残尿感あるしなあ(アレ絶対死んでないというか、また復活するよね周公瑾)。
ちなみに久々に本格登場となったクリプリさんはこれで達也の愉快な仲間たち入りって事でよろしいか。
後はまあ二年越しの論文コンペというに噛ませどころか出番さえもカットされたカーディナル・ジョージェ…とか。