あらすじ
十三使徒の戦略級魔法に襲われた達也と深雪は辛くも生還を果たす。だが、水波は、かつて同じようにして達也を守った穂波のように生命の危機に立たされてしまうのだった――。
そして、守るべきものと、自らの望みのためパラサイトという禁断の力を求める光宣。
彼の選択は未来を揺るがすのか――!?
達也と光宣、規格外な二人の魔法師がついに対峙する。
そして、同じ頃、スターズではリーナ暗殺を目的とした叛乱が勃発!?
魔法師の未来は如何に――物語はクライマックスへと、突き進む!!
感情タグBEST3
達也VS光宣はシリーズ屈指の好勝負だった。
水波は達也の周りには珍しい素直ないい子なので幸せになってほしい。
これまでいまいち活躍しきれていない感のあるリーナの次巻に期待。
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達也はエスケープ計画をすすめる一方、一時的に身を隠すため伊豆の別荘に移るが、新ソ連のベゾブラゾフのトゥマーン・ボンバの攻撃を受け、水波が倒れてしまう。
九島光宣は病弱な身を克服し水波を救う手段としてパラサイトを取り込み、達也と対峙する。
いつの間にかヒロイン的な立ち位置にいる水波。
北アメリカではブラックホール実験が再び行われ気づかずにパラサイトに寄生される。
スターズではその結果反乱がおこりリーナは日本の四葉へ助けを求める。
達也が一高へ登校しているときにトゥマーン・ボンバの攻撃を再び受けそうになるが、分解による反撃によりCAD列車を消滅させることに成功する。
リーナの避難先はエスケープ計画の候補地として予定される巳焼島で達也も同行して見に行くことになる。
25巻読みました。
みのるがパラサイトや周を取り込んで美波を狙ったり,USNAではリーナが叛乱に巻き込まれて国外逃亡にあったり、達也の計画は無事進行したりと色々ありました。
Posted by ブクログ
本の紹介から光宣が達也の敵になることは知れていたけど、なるほど、こんな風に取り込んでしまうんだなと思い、ラスボスの作成方法を感心しました。後は相変わらずの達也チートっぷりが楽しいのと、リーナが出てくるのがこの巻のポイントかな。
こんな深まった魔法師の戦いの合間にちょいちょい青臭い恋愛模様がはさまれるのがきたきたって感じで良きです。今回達也&深雪ではないカッポーに青春描写されてて新鮮でした。
Posted by ブクログ
ソ連の攻撃で水波が倒れたことによって、対立する達也と光宣。
一度片が付いたはずのパラサイト問題がここで再燃してくるとは。
劇場版にも出てきてたリーナの登場が今後増えそうなのは、個人的に楽しみ。
ただスターズ隊員の名前すぐにごちゃごちゃになって、よくわかってないからちゃんと覚えたい。
Posted by ブクログ
2か月連続発刊だったため、読み直さず続けて読めて大変満足。
ベゾブラゾフとの対立がついに結末へ。少なくとも一時的に。
しかもUSNA軍にも動きがありリーナも大奮闘。
高校の枠を飛び出て各国の魔法師の動きが活発化。
しかも達也本人は望んでいる訳でもなく、ひたすら巻き込まれ体質。不幸なことだ。
Posted by ブクログ
前巻からの陰謀はまだ最終決着がついてないけど、九島光宣と水波の進展が気になる。
人ではなくなった光宣がどう動いてくるのか?ラスボスになるのか?