読みやすい文体で、初めてのライトノベルにもおすすめの人気シリーズ!
ある日、地震による事故で死んでしまった本好きの女子大生・麗乃が、異世界の幼女・マインとして目覚める。
本を読みたい…
しかしこの世界には本が無かった!
(あるけど高価すぎて手に入らない。)
貧しい家の娘であるマインは、どうしても手に入れたい本のために決意!
「本がなければ、自分で作ればいい。」
本を作るには紙作りから、紙を作るには道具作りから、素材集めから…
病弱・虚弱で無理をするとすぐに倒れてしまう体で、目標のために邁進するマインの姿が本作の魅力。
そして徐々に彼女の行動が周囲の人たちに影響を与え、スケール感を増しながら展開される物語には引き込まれることうけあいです!
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人の命が軽いよー
貴族が平民の命なんてどうでも良いという考えなのが、ハッセの処分を通してくっきりはっきり表現されてて、マインが落ち込む気持ちが伝わってきました。フェルディナンドのスパルタ教育キツイですー。処刑なんて目の前で見たくない〜。
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ローゼマインに冬が来る。神殿の冬ごもりの他に、領主の養女としてお城で貴族たちの前でのお披露目がある。領主の息子のヴィルフリートもローゼマイン達の励ましと厳しい教育とでお披露目までには恥ずかしくないようにと頑張っている。
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インゴと印刷機の改良から、フリュートレーネの夜を経て記念式終了まで
web版の第217話〜第236話までの範囲。
書き下ろしが、2つ。
・冬のお披露目と子供部屋
ランプレヒト視点でのお披露目から子供部屋までのお話し。
・エピローグ
エックハルト視点で、フェルディナンドと一緒に、カルステッドにフリュートレーネの夜のあたりを報告する話し。話しにローエンベルクの山の出して、素材マップの完成に一役かっている
また、エピローグは、第217話の最初のあたりをフラン視点に変更して書かれている
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ローゼマインが作ったカルタとトランプと絵本がエーレンフェストの貴族の子供たちに影響を及ぼしそうです。遊びながら覚える教材のおかげで学力があがりそうです。
この巻の中では木工職人インゴのエピソードが好きです。領主ジルヴェスターとローゼマインの無茶ぶりのとばっちりがこういうところにもしわ寄せがくるのですね。
Posted by ブクログ
素材集めに出かける場面が増え、魔獣との闘いやらフリュートレーネの夜に起きた、女神の水浴場での出来事など、ファンタジー色が強くなってきた。
処刑の魔術や、カエルに似た魔物の描写は読んでいても薄気味悪くて、ローゼマインに激しく同情。
ローゼマインの周りの貴族たち、主にフェルディナンドがローゼマインが何かやらかす度に肝を冷やし、慌てる様子を読むのが楽しくて仕方がない。
次巻も楽しみ。