【感想・ネタバレ】俺たちのフィールド 28のレビュー

あらすじ

ワールドカップ最終予選、第1戦・ウズベキスタンとの試合にのぞんだ和也たち日本代表。旧代表とR・ドッグズの今号という最悪のチームワークながら、試合は日本優勢。激しいウズベキの攻撃に耐えながら・・・。

...続きを読む

日本にプロリーグの無かった頃から連載開始、日本プロサッカー誕生の歴史と共に成長したマンガ。主人公の父は実業団チームの有名な選手だった。だが、Jリーグ発足前に交通事故で亡くなり、幼い和也はショックでサッカーをやめてしまう。その後、再びサッカーに戻り、父をはるかに超えたプロ選手になる、というお話。あらすじを書くと簡単だが1つ1つの密度が濃い!すべてに全力なのだ。

主人公は素直で仲間思い。勝つために努力し損得を考えずまっすぐでブレが無い「気持ちのいい性格」が魅力。試合で観客を味方につけてしまうタイプ。

「適当にやっときゃあいいじゃん」と諦めることに慣れてしまった大人達が、和也に煽られ「お前みたいなガキに負けてたまるかコノヤロウ!」と火がついて、全力で戦う喜びを思い出す。サッカーに限らず、戦うことを諦めた大人たちに読んでもらいたい。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 ウズベク戦と韓国戦の途中までが収録された28巻は、大きなプレッシャーに苛まれながら戦う和也の姿が描かれている。
 プランA、Bという形で旧日本代表とリザーブドッグスを同時に使う監督の下で、和也はそのつなぎ役を任されている。そのことは、両サイドの選手らも理解しつつある事項であり、事実上日本代表は和也の手にかかっていると言っていい。
 そのことは当然、ウズベク戦でのスカウティングで韓国も理解しており、執拗なマンマークに悩まされる中、監督はひとつの決断を下した、とまあそんな物語である。
 滅入りそうな壮絶な展開だが、国を背負って戦うという重みはそれほどのものなのだということを改めて知らしめてくれている。韓国代表の一人が思う「これがおれのワールドカップだ」という言葉のなんと重いことか。

 ところで、個人的には「当て馬だったかな……」と悲しんでいた玉緒が再登場を果たしていて、地味にヒロインっぽいシーンをもらっていることにはいたく感心した。
 まあ、当て馬だろうという点は変わらないのだけど。そのことも含めて、星五つと評価したい。

0
2015年08月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ウズベキスタン戦、いくら作戦とはいえ、あの高さに対抗するには寺本一人くらい
入れても良かったのでは?

そして韓国戦は総とっかえのスタメン!
しかし両サイドバックも思いのほか機能しない強力ディフェンス!
二人のいい所が見たいが…一体どんな得点シーンになるでしょうかー楽しみ。

0
2012年10月10日

「少年マンガ」ランキング