【感想・ネタバレ】俺たちのフィールド 15のレビュー

日本にプロリーグの無かった頃から連載開始、日本プロサッカー誕生の歴史と共に成長したマンガ。主人公の父は実業団チームの有名な選手だった。だが、Jリーグ発足前に交通事故で亡くなり、幼い和也はショックでサッカーをやめてしまう。その後、再びサッカーに戻り、父をはるかに超えたプロ選手になる、というお話。あらすじを書くと簡単だが1つ1つの密度が濃い!すべてに全力なのだ。

主人公は素直で仲間思い。勝つために努力し損得を考えずまっすぐでブレが無い「気持ちのいい性格」が魅力。試合で観客を味方につけてしまうタイプ。

「適当にやっときゃあいいじゃん」と諦めることに慣れてしまった大人達が、和也に煽られ「お前みたいなガキに負けてたまるかコノヤロウ!」と火がついて、全力で戦う喜びを思い出す。サッカーに限らず、戦うことを諦めた大人たちに読んでもらいたい。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 正直、少し泣いてしまった。彼らの奮闘の先にようやく道が見えた15巻である。
 バックグラウンドでの物語にようやく終止符が打たれ、後はナビスコ杯も決勝を残すのみ。そんな状況で、日本サッカー界きっての悲劇、ドーハでの一幕が描かれ、また一つ物語が展開しそうな臭いのする終わりである。
 この辺の引きは心憎いところだ。Jへの昇格はかくも苦しき道であるかと改めて思わされる。

 今回も星五つと評価したい。

0
2015年08月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タクローのSBは魅力的ではあるが、
あんなに上がりまくって疲れてDF能力がザルだと、
SBである必要が無いんじゃないかって気もするけどなーw

社長の心変わりは、だろうな、って気もしつつ、上手く表現出来てるんじゃないでしょうか。

0
2012年10月06日

「少年マンガ」ランキング