【感想・ネタバレ】俺たちのフィールド 17のレビュー

あらすじ

ナビスコ杯決勝戦、王者・ヴェルディとの激しい攻防を繰りひろげる和也たち新生、バンディッツ東京。和也の負傷で、大ピンチのバンディッツだったが、リードされながらも、前半をなんとか守り抜き・・・。

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日本にプロリーグの無かった頃から連載開始、日本プロサッカー誕生の歴史と共に成長したマンガ。主人公の父は実業団チームの有名な選手だった。だが、Jリーグ発足前に交通事故で亡くなり、幼い和也はショックでサッカーをやめてしまう。その後、再びサッカーに戻り、父をはるかに超えたプロ選手になる、というお話。あらすじを書くと簡単だが1つ1つの密度が濃い!すべてに全力なのだ。

主人公は素直で仲間思い。勝つために努力し損得を考えずまっすぐでブレが無い「気持ちのいい性格」が魅力。試合で観客を味方につけてしまうタイプ。

「適当にやっときゃあいいじゃん」と諦めることに慣れてしまった大人達が、和也に煽られ「お前みたいなガキに負けてたまるかコノヤロウ!」と火がついて、全力で戦う喜びを思い出す。サッカーに限らず、戦うことを諦めた大人たちに読んでもらいたい。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 ナビスコカップ決勝の死闘と、その末に生まれた別れが描かれた17巻である。
 表紙にあるバンディッツのメンバーが全員そろったのはこの決勝のみであり、そこにある種の哀愁が漂う。わざとセピア調の背景で描いているところなどは心憎いところだ。
 内容的にも充実していて、特に和也のゴールシーンはどちらも印象深い。こういうスーパーゴールはほとんど非現実的でさえあるが、実際には現実にもごく普通に生まれているのだから、世界というのは恐ろしいものである。

 良いJリーグ昇格編の結末だった。星五つと評価したい。

0
2015年07月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

和也の覚醒っぷりが気持ちいい。
和也の熱がじわじわ熱くなって燃え滾ってきてそれが覚醒に繋がってる、
みたいなのがいいんだよなー。

間が得点したのも、漫画ならでは、と思いつつ、
現実の珍プレーを見てるとあながちありえなくも無いってのがいいw

71Pのタクローは超カッコいい。
あー好きだわー。

0
2012年10月06日

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