【感想・ネタバレ】俺たちのフィールド 20のレビュー

あらすじ

前期優勝を目指し、拓馬のいるセレッソ大阪と激しい攻防をくりひろげる、和也たちバンディッツ東京。ひたすらシュートに徹する拓馬の攻めに、終始苦しまされる。

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日本にプロリーグの無かった頃から連載開始、日本プロサッカー誕生の歴史と共に成長したマンガ。主人公の父は実業団チームの有名な選手だった。だが、Jリーグ発足前に交通事故で亡くなり、幼い和也はショックでサッカーをやめてしまう。その後、再びサッカーに戻り、父をはるかに超えたプロ選手になる、というお話。あらすじを書くと簡単だが1つ1つの密度が濃い!すべてに全力なのだ。

主人公は素直で仲間思い。勝つために努力し損得を考えずまっすぐでブレが無い「気持ちのいい性格」が魅力。試合で観客を味方につけてしまうタイプ。

「適当にやっときゃあいいじゃん」と諦めることに慣れてしまった大人達が、和也に煽られ「お前みたいなガキに負けてたまるかコノヤロウ!」と火がついて、全力で戦う喜びを思い出す。サッカーに限らず、戦うことを諦めた大人たちに読んでもらいたい。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 優勝を懸けた大一番、ヴェルディ川崎との直接対決がこの巻では描かれている。前半、守護神をカードで失うも、十人ながら2点を奪う展開は上出来だろう。が、得失点差で7点差以上の勝利が求められるというめちゃくちゃな展開は、負けん気を刺激されるところだ。
 活き活きと活写されているところなどを見ると、やはりスポーツ漫画は良いものだとつくづく思わされる。さまざまな立場の人がいて、それぞれに思いがある。それをフェアに描きながら、ドラマに仕立てている。上手いとしか言えない。

 今回は星四つ半相当と評価したい。

0
2015年07月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

セレッソ戦は引き分けでも良かった気もするけどなー。


そしていよいよ登場の緑川!
間が退場でキーパー未経験のニークがGKを務め、
一人少ない状態で最強クラスのヴェルディに7点差をつけて勝ちに行くという
漫画ならではのトンデモストーリー。
大体なんで控えのGKいないんだよw
まあ、面白いです。

0
2012年10月07日

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