【感想・ネタバレ】俺たちのフィールド 14のレビュー

日本にプロリーグの無かった頃から連載開始、日本プロサッカー誕生の歴史と共に成長したマンガ。主人公の父は実業団チームの有名な選手だった。だが、Jリーグ発足前に交通事故で亡くなり、幼い和也はショックでサッカーをやめてしまう。その後、再びサッカーに戻り、父をはるかに超えたプロ選手になる、というお話。あらすじを書くと簡単だが1つ1つの密度が濃い!すべてに全力なのだ。

主人公は素直で仲間思い。勝つために努力し損得を考えずまっすぐでブレが無い「気持ちのいい性格」が魅力。試合で観客を味方につけてしまうタイプ。

「適当にやっときゃあいいじゃん」と諦めることに慣れてしまった大人達が、和也に煽られ「お前みたいなガキに負けてたまるかコノヤロウ!」と火がついて、全力で戦う喜びを思い出す。サッカーに限らず、戦うことを諦めた大人たちに読んでもらいたい。

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Posted by ブクログ

 だいぶ熱くなってきた14巻では、試合展開はおきざりにして、Jへの昇格を主題に物語は展開している。
 ヤマキ自工の社長とその娘が軸となっているが、社長も社長で難しい立場にあることがそれとなく描かれていて、こうしたところで一方的に描かないところは上手いところだろう。
 主将による引き受け先の募集など、ヤマキは揺れに揺れている。ただ、やはり勝つしかないという状況に変わりはなく、代表選手らが帰ってきたJのチームに打ち勝たなければならないというさらに厳しい競争が目前に見えている。

 今回は星五つ。和也が涙したような展開が見せる、あの熱さが心地良い。これこそが、この作品らしさだろうと思う。

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2015年07月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

Jリーグ入りに揺れるヤマキ。
この辺のストーリーは実にいいなー。
特に食堂での修羅場…凍り付いてからの間達の発言は涙モノ!!!
熱い!熱い!やってやるぜぇ!って感じです。
お嬢さんに対するタクローもいい味出してる。

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2012年10月04日

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