あらすじ
巨大な剣を背負い、鉄の義手をつけた剣士・ガッツ。彼の行くところ、血の雨が降り、死体の山が築かれる…!大ヒット!!圧倒的迫力の叙事詩!!
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「ドラゴンころし」という大剣を持つ「黒の剣士」ガッツの壮大なる冒険。連載期間は30年を越え、アニメ化も何度もされているダークファンタジーの超大作です。
夜になるとあらゆる魔物や霊に命を狙われる宿命にあるガッツ、恐ろしい惨劇に襲われ、心を閉ざした最愛の女性キャスカ、そして、神々しいまでの美しさとカリスマ性を持った旧友にして最大の敵グリフィス。その3人が中心となって、騎士ありエルフあり魔女あり怪物ありというファンタジーの王道を描きながら、唯一無二の重厚な世界観で濃密な人間ドラマが展開します。
苦しみを背負いながらの闘いが続くシリアスな作品ですが、時折差しはさまれるコミカルなシーンも大きな魅力です。
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Posted by ブクログ
みんな大好き、鉄板振り回したり義手の大砲ぶっ放すガッツさん。
初期はかなりのクズなのですが、そっちのが個人的には好きだったりします。
果てしない冒険
首裏に烙印が刻まれたその男は
腕にボウガンと大砲を忍ばせ
鉄塊とも思わしき大剣を振るう
日夜悪霊に追われ、追い求める
行く先々で使徒を狩りに狩り尽くす
それはすべての元凶である
〝ゴッドハンド〟にたどり着くため
一見残忍かつ利己的にも思われる
ガッツの裏には生死と隣り合わせの日々
そして辛く、憎悪にまみれた過去から来るもの
アニメより原作に入った身
漫画にしかない話、なにより三浦建太郎氏の
圧倒的画力を体感できる大事な機会である!
この圧倒的スケールの世界観を
存分に嗜みたいと思う
三浦先生のご冥福をお祈り申し上げます!!
パックとの出会い
パックというエルフとの出会いが描かれ、ガッツの相棒のような関係になります。
過去編に入った後はかなり長い期間、パックの出番が無いのですが。
1997年のTVアニメ版、何故かパックが未登場でした。
コレットは可愛いのに、あんなことになるなんて!
容赦無い世界観ですね。
Posted by ブクログ
とんでもなく大袈裟な表現をしますが、この作品群、というかこのシリーズは、個人的には、この世に存在する漫画の中で、一番好きかもしれません。大げさすぎますが、、、
でも冗談抜きで、一時期「俺はこの作品に出会うためにこの世に生まれてきたのかもしれない!!」とか、思ってました。それほどに、この作品に、どハマりしてました。ちょっと恥ずかしい、、、
この、第1巻が発売されたのが、1990年12月。
そして、2018年現在で、既刊39巻、ですか。
自分が生きている間に、完結してもらえるのだろうか?それがもう、大変に心配ではありますが、でもまあ、完結しなくても、それはそれでいいかなあ、とも思っております。まあ、こんなとんでもねえ漫画に出会えただけで、生きててよかった、三浦建太郎さんが存在していてありがとう、ってなもんです。
この漫画以上に、自分をドキドキさせてくれる(くれた)漫画は、果たして今後の人生で出会う事があるのだろうか?それほどにデカい存在ですね。
まあ、ベタですが、13巻までが、本当に本当に好きですね。こんな漫画が、こんな創造物が存在するなんて、人類って凄いぜ。宇宙人にも自慢できるぜ、とか思う次第です。大袈裟すぎますね。すみません。でも、本当に、とんでもねえですねえ。
あと、だいぶ昔の話になるのですが、何かの雑誌というかムック?みたいな本で、小説家の馳 星周(はせ せいしゅう)さんが、ベルセルクのことを解説、というかすっごいベタ褒め?していた文章がありまして、その時に馳さんが「わたしはベルセルクに飢えている」みたいな表現をされていた?気がするんです。あの表現が、本当にもう、素晴らしく納得できて、大好きだったんですよねえ。「面白すぎて続きが読みた過ぎて、心が飢えに飢えまくる」ほどに好きになる作品に出会えるって、凄く幸せなことですよねえ。
Posted by ブクログ
・三浦建太郎「ベルセルク」1~5巻再読
うう…心が抉られる。魂が震える。何度読んでも、黄金時代編は…凄みがある。圧倒的な破壊と暴力、絶望の深淵。他に類の無い逆境にあっても、ひたすら抗う主人公。ベルセルク前半はファンタジー・バイオレンス巨編として冠絶している。
匿名
おもしろいです
昔からある人気作品と聞いて一巻を購入してみた。
硬派なファンタジー世界という感じで、でもまだまだ物語の序盤で詳しい世界観は次巻以降で展開されるのかなっていう感じだった。
しかしこの重厚な感じ、おもしろい。
Posted by ブクログ
再読。映像化されてないシーン結構忘れてた。あの人ここに出てたのか~とか、この使徒あの時のヤツっぽいとか、再読でも所々に発見があって新しい面白さ。
パックのコメディ要素には最初慣れなかったけど、これがないと重いシーンの連続に途中でお腹いっぱいになって萎えそうな気がする。