あらすじ
囚われた内親王・脩子の魂蟲を探す昌浩は、益荒から斎の魂が何者かに奪われたと知らされ伊勢に向かう。
対峙した黄泉の魔物が明かした「玉依姫」を狙う戦慄の理由とは?
時を同じくして、冥官の命をうけたもうひとりの陰陽師・榎リュウ斎が動き出した……!
「神を祈る、神に祈る。守り給え。守らせ給え。すべてを」
都で、伊勢で、播磨で。戦いにすべてを懸けた命たちが繋いだのは、一条の希望の光だった――。
〈厳霊編〉第5弾!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
昌親兄上と昌浩のやりとりに感動……!昌浩が背負っているものを少しでも分けてもらいたい兄上!自らの手で成親兄上を取り戻さない道を選ぶ昌親兄上!(´;ω;`)
ごめんでも昌浩あと2年なんだよおおおおもっと生きてよ昌浩おおおお
そしてすごい陰陽師は役目を終えてやっと旅立ったんですね、ありがとうすごい陰陽師(´;ω;`)
欲を言えばもっと出ててほしかった←
そして新刊遅かったなー、と思ったら書けない時期が続いていたんですね、結城先生……
それでも書いてくださって本当にありがとうございます……!
Posted by ブクログ
すべてを、取り返せるのか。
こんな状況って! からの、今回。
もう呆然とするところから、の出立でしたが
見事に…主役の座を持っていかれているような??
すごい展開に、すごい回収。
そして最後の…怖い現実に気が付いた疑問。
そこからの、最後の描写。
ええ!? な現実、次回も回ってこないですよね!?
あの人が本当に大活躍
サイトの紹介文や裏表紙にも書かれている通り今回は今までも何回か登場して活躍してきたあの”すごい陰陽師(りゅうさい)”が大活躍していた。それに次兄の昌親もこの巻では正直弟で主人公の昌浩よりも活躍していたように感じた。
それゆえに昌浩があまり登場せず、しかも藤花(彰子)が全く登場しなかったので少し残念だった。
ところで、あとがきに書かれていた通り次巻でこのシリーズは完結するのですか?
またその次巻はいつ発売されるのだろう?
という思いを抱いた巻でした。