あらすじ
時は平安。出雲での戦いからひと月。昌浩が戻った都は、不穏な気配につつまれていた。何日も止まない長雨、内裏の上空に感じられる奇妙な渦……。確かめるため、内裏の一角に入り込んだ昌浩と物の怪は、十二神将に似た出で立ちの女に出会うが…!? その頃、雨に霞む岸璧に“帝の姫”を心待ちにする幼い少女と、付き従う若者の姿があった。見えざる力は、やがて帝を動かし──!? 絶好調シリーズ、新章“玉依編”スタート!!
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Posted by ブクログ
脩子再び登場!
ちょこちょこ出てきたけど、今回はメインかな?
風音も脩子と一緒に伊勢に行くことになるのかな?
彰子はどうなる?
疑問がつきない!
Posted by ブクログ
うっほー!
これは、発売前日にゲットしたものの、忙しくて中々読めずにいた本です。
やっと読めたので、やっとこさ感想が書けます!!
今回の話、目立っていたのは朱雀だと思ったのは私だけではないはずです。
天一だけを一番に思う朱雀が、実は一番危ういんですよねぇ……。
天一はこちら側に踏みとどまっているように見えますが、朱雀はひょーんと境界線を越えちゃってますからね。
二番手は晴明。
風音・六合カップルが、熟年期のご夫婦のような穏やかさを持っているのには、なんか驚きました。
早くねぇか?みたいな。
けど、相手が六合(十二神将の一人)ですし。風音(神と巫女の娘)ですし。
もともとが常人離れしまくってるお二人なので、それくらいでちょうどいいのかもしれません。
ラブラブしたいんであろう六合には申し訳ないんですけれど……。
帝も人の子であり、人の親であるんだな、と再認識したのも今巻ですね。
なが子(漢字変換難しいです)姫をいとおしく想いながらも、国のためだと思って手放す一大決心をなさったお姿……ではなく、そのあとにずどーんと沈み込んでジメジメとした雰囲気を漂わせていたお姿に、そう感じました。
あとは、あのお方ですね!!
冥府の官吏さま。
何気に大好きなんですよー!!あの傲岸不遜さと、圧倒的な実力が大好きです!!
若晴明&十二神将と篁様との会話とぜひとも読んでみたいです……っ!!
ああ、いつか短編でやってくれへんかなぁ。。。
っと、そんなこんなで始まりました、「玉依編」。
この章はいったい何冊になるのか楽しみでございます。
早く次が出ないものかと、首を長くしながら待つことにします。
Posted by ブクログ
時は平安。出雲での戦いからひと月。昌浩が戻った都は、不穏な気配につつまれていた。何日も止まない長雨、内裏の上空に感じられる奇妙な渦…。確かめるため、内裏の一角に入り込んだ昌浩と物の怪は、十二神将に似た出で立ちの女に出会うが…!?その頃、雨に霞む岸壁に“帝の姫”を心待ちにする幼い少女と、付き従う若者の姿があった。見えざる力は、やがて帝を動かし―!?絶好調シリーズ、新章“玉依編”スタート。