【感想・ネタバレ】少年陰陽師 思いやれども行くかたもなしのレビュー

あらすじ

時は平安。稀代の陰陽師・安倍晴明の後継として数々の妖と戦っている昌浩(まさひろ)も、普段は陰陽寮で直丁として勉強中の身。昌宏と先輩陰陽生・敏次(としつぐ)の二人で、右大弁・行成(ゆきなり)に対する呪詛返しに乗り出すことになったけれど…!? (「百鬼夜行の蠢く場所は」)、道反の聖域を訪れた比古(ひこ)神が、力を貸した見返りに風音を妻によこせを言う。普段は感情を出さない六合だが…? (「それはこの手の中に」)、など計四作収録の大人気シリーズ待望の短編集!!

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Posted by ブクログ

時は平安。稀代の陰陽師・安倍晴明の後継として数々の妖と戦っている昌浩も、普段は陰陽寮の直丁として勉強中の身。昌浩と先輩陰陽生・敏次の二人で、右大弁・行成に対する呪詛返しに乗り出すことになったけれど…!?(「百鬼夜行の蠢く場所は」)、道反の聖域を訪れた比古神が、力を貸した見返りに風音を妻によこせと言う。普段は感情を出さない六合だが…?(「それはこの手の中に」)、など計四作収録の大人気シリーズ待望の短編集。

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2010年11月05日

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シリーズ番外編第3弾。それぞれ1人か2人にスポットを当てた前2巻とはちょっと違う作り。昌浩・敏次、玄武、太陰、六合・風音の4作品。玄武の話は彼がメインだと良く解るのだけど太陰の話は誰がメインか解らない。彼女をメイン、と言っているのなら彼女で締めるべきじゃないのかしら。まぁ、最後の掛け合いは楽しかったけど。如何でも良いんですがいつまで六合と風音で引っ張るつもりなのか。もう良いよ。鬱陶しい。

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2010年04月18日

Posted by ブクログ

シリーズ21作目、短編3。
百鬼夜行~:とりあえず成親兄がいっぱいで、とにかくそれが嬉しい。/思いやれども~:玄武の初恋? 可愛くてちょっと切ない。玄武の頭をわしゃわしゃしたい。/疾きこと~:やっぱ成親兄がいるだけで場が明るくなる。大好きだ。/それは~:もう風音さんはいいよ……と思ってしまう。もっくんと勾陳の舌戦がいい感じ。
短編の方がスッキリして読みやすい気がする。あと成親兄の活躍が多くて嬉しい。

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2015年08月15日

Posted by ブクログ

少年陰陽師、短編集。『百鬼夜行の蠢く場所は』昌浩の日常。今回も呪詛かけられちゃった行成を昌浩たちが救うのだが。相変わらず犬猿の中(一方的に)なもっくんと敏次や、いつの間にか交友を深めていた成親と行成が楽しい。『思いやれど行くかたもなし』十二神将玄武の淡い初恋と銘打たれているが、淡すぎるv盲目の汐姫との交流で動揺する玄武が珍しくて面白かった。『疾きこと嵐の如く』十二神将太陰がメインの話。大陸の神仙、巽二郎と共に妖異を追って都を風が吹き荒れる。外堀を埋めていると公言する成親が素敵v『それはこの手の中に』十二神将六合と風音の話。守護妖に八つ当たりされる六合や、観察眼鋭い公陣が面白かった。

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2009年10月04日

シリーズ作品レビュー

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