【感想・ネタバレ】少年陰陽師 真紅の空を翔けあがれのレビュー

あらすじ

――命の代わりに、命の次に必要なものを、あの子は失った…時は平安。相棒の物の怪が帰ってきてから、半月。晴明の末孫・昌浩は、いまだ出雲で傷の療養中だった。先の戦いの後遺症で霊力をそがれたうえ、陰陽師に必要不可欠な『眼』までが失われてしまった昌浩は、物の怪の言動に悩み傷つく日々を送っていた。その頃、郷では心が壊れたり行方不明になる人々が続出していて……。少年陰陽師、待望の新章に突入!

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Posted by ブクログ

少年陰陽師シリーズの中で本当に1番好き
昌浩君の胸を締め付けられるような苦しさ
己がした選択で嘘偽りのない気持ち
けれどやはり、大切な者に忘れられるのは辛い
そして彼から発せられる言葉が痛い

13年の記憶を失ったもっくん
本来の彼の性格が読み取れる
非情で非業で、そして全てを諦めているように孤独で

だから、全てを思い出した瞬間
その瞬間に涙が出てしまう

紅蓮と昌浩君の過去の邂逅の場面が愛おしくて愛おしくて
この巻だけは本当にいつも泣いてしまう

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2022年04月10日

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ネタバレ

今回は昌浩の長兄の成親がいい味出してます。
性格面では成親こそが清明の孫では!と思いました。

紅蓮が戻ったけれども昌浩の記憶がなく、自身が望んだことではあるけど、つらい思いをする昌浩。そんな時に太陰が兄の成親を連れてきます(少々乱暴な方法ではあったけど、太陰、偉い!)。
精神的にギリギリだった昌浩も成親兄のお陰で元気を取り戻せてよかった。

紅蓮も過去の記憶を取り戻せたし、本作は読後、温かい気持ちになれました。
陰陽師として必要な『眼』を失ってしまった昌浩。今後、どうする?

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2014年06月15日

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ネタバレ

風音編の次の、新章。
シリーズ11巻。

つらい時や悲しい時より、
嬉しい時に涙がでるのはなんでだろう?


もっくんの対応に傷つく昌浩。
がまんして・・・
兄や彰子に癒されつつも、
以前のもっくんの面影を求める姿が苦しくて。

記憶を取り戻した後の、もっくんとの会話に、
涙した。
よかったね。。。

これだけ大事に思える相手に、
出会えて。
どんなにつらい記憶でも、
二人でなら乗り越えられる・・・

続きが読みたくなった。

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2012年03月04日

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命の代わりに、命の次に必要なものを、あの子は失った…時は平安。相棒の物の怪が帰ってきてから、半月。晴明の末孫・昌浩は、いまだ出雲で傷の療養中だった。先の戦いの後遺症で霊力をそがれたうえ、陰陽師に必要不可欠な『眼』までが失われてしまった昌浩は、物の怪の言動に悩み傷つく日々を送っていた。その頃、郷では心が壊れたり行方不明になる人々が続出していて…。少年陰陽師、待望の新章に突入。

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2010年10月10日

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天狐編。
読むのが結構辛かった…ッ!!!

昌浩と晴明を中心に、さまざまな絆の強さが描かれています。

個人的には昌浩と晴明、昌浩と彰子、晴明と昌霞の絆がおすすめです。

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2009年11月07日

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これはとてつもなく泣けるのだが失くしたというのが今の現状。
必死に部屋を漁って探してます、畜生なんでこんな大切なのが・・!

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2009年10月04日

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天狐編第1巻!
しょっぱなから昌浩がかわいそうでかわいそうで……「焔の〜」よりむしろ私はこっちに泣けてきた(><)

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2009年10月04日

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命を賭けた代償として妖を視る力を失った昌浩、そして昌浩によって罪の記憶と昌浩との思い出を封じられた紅蓮。痛みが癒えぬ中、ある郷で起こった異変に巻き込まれていく…。序盤の昌浩の様子が見ていて辛かったです。それでも十二神将を始め、彰子、そして長兄の成親に支えられてなんとか回復してくれたことにほっとしました。この成親がまた晴明似の懐の深さを備えた人物だったので個人的にお気に入り。ようやく見えた希望と新たな波乱の影の訪れとともに幕引き。次巻を楽しみにしています。

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2012年10月01日

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泣けた…とりあえずもっくんが戻ってきてくれて嬉しい。多少時間がかかっても、また昌浩との掛け合いが見られるようになってほしい!
よちよち歩きの昌浩が初めて紅蓮の名を呼ぶシーンが大好きで、何度も何度も読んだ。

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2012年12月02日

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最初のほうは、見ていられなくて辛かったです。紅蓮と昌浩はもちろん、周りの神将たちの苦悩も感じて歯がゆかった。

一応もとに戻ったみたいだったので、ホッとしました。

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2011年02月27日

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おかえり、もっくん。この辺り読んでるはずだけど全く記憶になくて楽しく初読み体験できた。お得感。手持ち本が2006年に出版されたものだから、初読みもその頃なんだろうなぁ。 昌浩ともっくんが切なくて、昌浩が成親兄に涙を見せるとことか、もっくんの記憶が戻って昌浩を想うとことか、涙腺ゆるかった。成親兄や十二神将の優しさも染みた……。 それとは別枠で、成親兄もいい性格してて、さすが晴明の孫w 彼の活躍ももっと見たいなぁ。

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2015年07月23日

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式神関係を読むのが楽しかった巻。
ちょびっとずつ騰蛇に歩み寄ろうとする太陰がいじらしくて可愛い。
もっくんを抱っこする、太陰って最高に絵になると思う。
あり得なくてもね。

昌浩の眼はどうするのかなぁ。
彰子ちゃんの見鬼の才を移したりしそうな気がするかぁ。

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2011年08月22日

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少年陰陽師シリーズで一番好きな巻です。
面白いです。まあ、女性には。
作者自身は少年漫画を目指していると言っていますが、戦闘シーンなどがあるだけで、設定は完璧少女小説ですよ。
好き嫌いがあるかも。

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2009年10月04日

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少年陰陽師第九巻。出雲で療養中の昌浩。もっくん(紅蓮)は昌浩の記憶を失っている。しかし妖異は手加減してはくれない。兄成親と妖異に相対する昌浩。その瞳の奥に炎が揺れる。…切ないです!昌浩ももっくんも精神的に痛々しい!身も心もぼろぼろの昌浩、兄成親が救いでした(私にとっても)v

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2009年10月04日

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−−−命の代わりに、命の次に必要なものを、あの子は失った・・・・・
時は平安。相棒の物の怪が帰ってきてから、半月。
清明の末孫・昌浩は、いまだ出雲で傷の療養中だった。先の戦いの後遺症で霊力をそがれたうえ、陰陽師に必要不可欠な『眼』までが失われてしまった昌浩は、物の怪の言動に悩み傷つく日々を送っていた。その頃、郷では心が壊れたり行方不明になる人々が続出していて・・・・・。少年陰陽師、待望の新章に突入!

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2009年10月04日

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