あらすじ
【電子版だけの特別短編を収録!】時は平安。安倍晴明の末の孫、昌浩がもっくんと勾陣と共に播磨に残り、神祓衆のもとで修行をはじめて三年近く。ある日、颯峰が成親からの文を携えてやってくる。不穏な内容で帰京を促すその文に、急遽邸に戻った昌浩。しかし彼を待ち受けていたのは、稀代の大陰陽師、安倍晴明と全面対立する、安倍吉昌をはじめとした陰陽寮だった!! 安倍晴明 対 安倍昌浩、戦いの火蓋が切って落とされる──新章〈尸櫻編〉開幕!!
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Posted by ブクログ
昌浩が表紙の通り成長しているところから始まる新章。
あらすじを読んだときはどうなることかと思いましたが
予想とかけ離れた方向(まさかの親子喧嘩)に笑い、やっぱり都っていいなあと再認識。
昌浩だけでなく、敏次や兄上たちの成長も見れたし、本当に久々の彰子との再会、他の章の登場人物なども見れて盛り沢山な一冊でした。
それだけに、彰子の決意とそれを守ろうとする昌浩の最後のシーンや、昌浩が時の流れを感じるシーンは寂しさを感じました。
ラストも雲行きが怪しい終わり方で、先が気になります
Posted by ブクログ
14歳から17歳の三年間は想像以上に大きくて。成長がうれしくもあり、それ以上に知らないところで月日が経ってしまっていた、それが少し淋しくもあり。何より、今回は明るい話…と思わせておいてからのラストの落とし幅が凄かった。やっとの再会なのに雲行き怪しすぎます。他の章の登場人物とも繋がっている様で新刊が今から待ち遠しいです。
Posted by ブクログ
三年で成長した昌浩にちょっと淋しさを感じつつ、やっぱり都っていいなあと再認識した巻。久々にどたばたほのぼのを味わえたし、他の章の登場人物とも繋がっている様で、これからが楽しみ。ただ、彰子とのやりとりが切なくてどうしようもないです、そしてやっぱりラスト、一筋縄にはまとまらない。続きが楽しみでもあり怖くもありみたいなそんな感じ。昌浩だけじゃなく、とっしーの成長っぷりも垣間見えてよかったです。
Posted by ブクログ
おもしろかった~!
昌浩の声低くなっちゃったのか……甲斐田さんボイスじゃなくなっちゃったのか……
昌浩くんはもちろん、とっしーも成長してるね!とっしー良い奴!!車之輔と雑鬼ーずも良い奴!!
彰子ちゃん…恋ですね(´ω`*)
ただの親子げんかだと思ってたら、最後の最後でまさかの急展開!
なんだと!?どゆこと!?
早くも次の巻が待ち遠しいです。
Posted by ブクログ
表紙に驚愕。こ、このかっこいい人は誰だ・・・!?
とりあえず一旦落ち着いてから読み始めて、なんだじい様が敵ってそういうことかーと安心しきったところで食らったカウンターパンチ。不穏すぎるで最後。昌浩と彰子、じゃない藤花の想いも、切なすぎやしないか。次巻遠すぎるやん・・・!(さめざめ)
楽しみな反面、どうなるのか心配してます。恐ろしくハラハラするぜ。
Posted by ブクログ
帰宅しろ、との文により帰宅したら
職場は『打倒清明』になっていた。
思わせぶりな台詞、思わせぶりな態度。
一体じぃ様との間に何が!? と思ったら…な今回。
騙されたというべきか、突っ込むべき内容なのか。
ほのぼの内容だな、と思ったら、最期の最後で…でした。
いや、途中にフラグはありましたけど。
最後と言えば、あの選択は…きつい。
うっかりこちらまで、ぎゅっとなってしまいました。
今回これだけの状態が、次回の何に繋がるのか。
そもそも最後の一文が、こう…問題ありです。
本当にそうなるのか、もしかしてもう…なのか。
とりあえず、大人げないじぃ様は素敵です。
Posted by ブクログ
晴明と子・孫たちによる壮大な親子喧嘩の回。
播磨から帰京した昌浩の成長ぶりがみどころ。
今回は次話への序章という感じで軽めでした。
最後すごい不穏な一文があったんで続きがとても気になる。
Posted by ブクログ
いきなりの三年後で、昌浩がお兄ちゃん’zよりも背も高くなり、声変わりまで…。
少年陰陽師じゃなくって、青年陰陽師になっちゃったんじゃない?
外見だけでなく、陰陽師としての成長も感じられる一方で、晴明の老いにも気づかされるこの巻。
久しぶりにほのぼのとした話でなごんでいたら、やはりというべきか、暗雲立ち込める展開になる気配が…。
Posted by ブクログ
昌浩、大きくなったんだなぁ…!お兄ちゃんズや晴明より長身の姿が想像できません^^;もう「少年」陰陽師って言えないなぁw
3年ぶりの帰京、ってことで今巻は再会編ですね。全体的に再開を喜ぶコメディ的な雰囲気で読んでて楽しかったです。新章突入らしくとても新鮮な感じがしました。
例の如く今後がとてもとても不安な煽りで締め括りましたが…昌浩の成長っぷりに期待です。
Posted by ブクログ
陰陽寮vs晴明!?
の展開から始まっていましたが、まさかの親子喧嘩
晴明のたぬきっぷりがすごかった巻です。
しかし、何やら重い展開があとで待ち受けているようで……本当にvs晴明になってしまうのでしょうか。
それにしても昌浩の成長が。三年も経てばそうなるんだろうけど。
Posted by ブクログ
「敵は、安倍晴明」か。いろんな意味で。あ、成長した昌浩と思ったら、いきなりの孫言うな。先に「夢見ていられる頃を過ぎ」読んでおいてよかったなぁ。内親王の見た夢がここに。まさに先物買い。ラスト、すごく不穏な感じ。
Posted by ブクログ
昌浩の成長。强く、强く。
真の名を一度も呼ばれなかったーー藤花。
そして、全く喰えない狸の晴明。
新章らしく、これまでの負のオーラを一新しつつ、謎を残すエピローグ。
果たして彼は敵になってしまうのか。
気枯れは。
Posted by ブクログ
まず表紙をみて驚きました。
昌浩…オトコマエ!(笑)
作中時間がかなり進むというのは前作のあとがきにあったので楽しみにしていたのですが、表紙の昌浩が本当に+3年されていて、あさぎさんナイス!と思いました。今までだって似たようなシリアス顔は沢山あったのに、ちゃんと+3年が分かるように描き分けられてるって凄いなぁ。プロのイラストレーターさんにこんなこと言うのは失礼なのかもしれませんが^^;
今回の内容は、昌浩の成長お披露目会でした(笑)
特にドタバタも死闘もなかったけれど、8年以上リアルタイムで追っかけているファンの視点で見ると「昌浩、立派になって…!泣」という露樹的心境になってしまって、嬉しかったです。(笑)
次回からは本当にvs晴明になるみたいなので、楽しみにしてます。