あらすじ
時は平安。天狐の血を引く、安倍家の二人の陰陽師――。「……そろそろ限界だ」謎の天狐・晶霞の言葉どおり、少年陰陽師・昌浩はその身に流れる天狐の血にのまれかけており、祖父・晴明は、命を取りとめたものの危険な状態が続いていた。そして、昌浩への想いにめざめ、いつしか彰子への嫉妬をつのらせていた中宮章子の心の闇に、藤原氏に憎悪を抱く丞按がたくみにしのび寄ってきて――。“天狐編”さらに驚きの展開に!!
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Posted by ブクログ
2011.03.16
丞按の過去が明らかになりました。まさか、先代に怨みを持っていたとは…少しの差で無能と評され、皆殺しにされた一族の怨み。でも、それを自分の力にしてしまうなんてって思いました。殺された人たちは本当にそれを望んでいたのかな。
一方、彰子と章子は大変なことに。章子は彰子への嫉妬から丞按に捕まり、彰子は戻ってしまったんですよね…??どうなっちゃつうのかな…続きがかなり気になります!!
まさか、天一が一度死んでいたなんて…でも、朱雀の過保護っぷりをみるとわからないでもないかも。
昌浩ともっくん、勾陣とでがんばる。勾陣も危うくなってるし…勾陣まで死んじゃったら、と思うと…
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時は平安。天狐の血を引く、安倍家の二人の陰陽師―。「…そろそろ限界だ」謎の天狐・晶霞の言葉どおり、少年陰陽師・昌浩はその身に流れる天狐の血にのまれかけており、祖父・晴明は、命は取りとめたものの危険な状態が続いていた。そして、昌浩への想いにめざめ、いつしか彰子への嫉妬をつのらせていた中宮章子の心の闇に、藤原氏に憎悪を抱く丞按がたくみにしのび寄ってきて―。“天狐編”さらに驚きの展開に。
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時は平安。天孤の血を引く、安倍家の二人の陰陽師−−−。
「・・・・・そろそろ限界だ」謎の天孤・晶霞の言葉通り、少年陰陽師・昌浩はその身に流れる天孤の血にのまれかけており、祖父・清明は、命は取りとめたものの危険な状態が続いていた。そして、昌浩への想いにめざめ、いつしか彰子への嫉妬をつのらせていた中宮章子の心の闇に、藤原氏に憎悪を抱く丞按がたくみにしのび寄ってきて−−−。“天孤編”さらに驚きの展開に!!
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大好きですね!!紅蓮(もっくん)が記憶をなくして〜…なところは胸が痛かったです;;
昌浩と彰子姫の恋の行方、じぃ様こと安倍清明が気になってます…
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天狐編第4弾!
彰子の腹違いの姉妹である章子
章子の募る想いが脅かされる今巻
自分が何者であるのか、何故こんなところにいるのかと思ってしまう章子だけど、よくよく考えたら現代だとまだ中1?ぐらいの年齢なんだよね
そんな子が急に今までの生活や自分の名を捨て別の人間になることを強要される
そりゃ思い悩むよ…そんな時に優しくされたら、優しくしてくれた人の事ある程度の好意を持ってしまうよ……私は彰子と昌浩君が幸せになって欲しいが!
悪役達の過去の邂逅は辛い辛い
集落や家族仲間たちを殺されたら私だって怨むと思う
どんなことをしてでも、憎いものを殺したくなると思う
彼の行いは良いものではないけれど…同情心は抱いてしまう
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【再読】シリーズ12作目、天狐編4/5。
若菜さんとじい様の邂逅は、切なさもあるけど胸が暖かくなった。篁さんも居て嬉しい。年月は経っても、彼は彼だった。ありがとう。が、衝撃も大きくて……章子ちゃんは予想通りだったけど、勾陳さん……! 彰子ちゃん……! じい様は何を言ったの? 晶霞さんは何をしたの? 本当に再読? って位ストーリーを覚えてないので、次巻も楽しみ。
Posted by ブクログ
少年陰陽師第十二巻。何とか命を繋いだ清明。皆で異空間から帰還したのもつかの間、中宮章子が再び丞按の手に落ちてしまう。凌壽との死闘、丞按の凄惨な過去。丞按の呪詛の道具とされてしまった章子を、昌浩は救い出せるのか。毎夜のように壮絶な戦いを繰り広げている昌浩と十二神将たちだが、敏次などが出てくるとまだ数日しか経過していなかったのかと思わせる。昌浩と清明だけではなく十二神将の攻防も気になる!