あらすじ
【電子版だけの特別短編を収録!】十二神将・朱雀の剣に貫かれた紅蓮。彼の安否が分からぬまま、安倍晴明から逃げる昌浩と勾陣。同じく晴明に追われる屍と咲光映の姿は、昌浩にかつての自分たちの姿を思い起こさせて…。緊迫の<尸櫻編>第3弾!!
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Posted by ブクログ
表紙からして、おそらく一緒になることはできないであろう昌浩と彰子、
一緒に何もかもを捨てて逃げた屍と咲光映との対比になっているようで
読んでいてとても切なかったです。
もし、を考えてしまうほど好きな相手から身を引いて、彼女の幸せを
幸せの理由や存在までもを影から守ろうと決めた昌浩の決意が悲しくて切ないものだと実感しました。うまくいけばいいのに!!
内容は、どうして晴明が屍たちを傷つけてまで捕まえようとするのか、
まさかのあの人の死の原因等々謎を残したままいろいろ急展開で
今から次巻が楽しみであり怖くもありといった感じでした。
Posted by ブクログ
こ、勾陣姐さんかっこいいです!!!!
でもこの状況咲光映の身代わりってこと!?
姐さん大ピンチじゃないですか!
もっくーーーーーーーーーーん!!!!!!!
生きてて良かった!!!!!!!
昌浩が自分と彰子に二人を重ねて見ているところで
胸がぎゅーっとなりました
みんなに幸せになってほしいんだけどな……
Posted by ブクログ
前作で「件」が死ぬほど怖くて夜に読んだのを後悔したので、今回は日の高いうちに読んでみました(笑)
怖さは前回よりマシ。前回これでもかってところまで落とされたので、あとは救い上げられるだけですからね(笑) みんな死なないって信じてる。信じてるからね、結城さん!
今回は昌浩が術を行使するところも少なくて、メリハリがついてるなって気がしました。やっぱり結城さん、別シリーズを書くようになって、一気に筆力が上がった気がするわ。上から目線ですが。
今回一番かっこよかったのは風音ですかね。
昌浩や安倍家の陰陽師たちが、対処法を心得ているにも関わらず「件」の予言を聞いて振り回されているなかで、「私には必要ない」の一刀両断。痺れるぜ姐さん!
殆ど出番無かったくせに、良いとこ持って行った感じです(笑)
そして相変わらず嵬が可愛い。
なんだおまえ。マスコットか。姫大好きすぎだろ。
次巻も楽しみにしてます!