【感想・ネタバレ】御宿かわせみ11 二十六夜待(にじゅうろくやまち)の殺人のレビュー

あらすじ

二十六日の月の出を待ち、一句ひねろうと出かけた俳諧師が川に浮かぶ。かたわらには半紙にしたためた不出来な句が残っていた……表題作ほか、美貌の生き神様をめぐる「神霊師・於とね」、婚礼を目前に漆器問屋の娘が漆にかぶれてしまう「錦秋中仙道」、「女同士」「牡丹屋敷の人々」「源三郎子守歌」「犬の話」「虫の音」の全八篇。大川端の旅籠を舞台に、女主人のるいと恋人・神林東吾、親友の八丁堀同心・畝源三郎たちが繰り広げる人情捕物帳、第十一弾。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

御宿かわせみシリーズ11巻、初期の頃の話が懐かしくなり先日まとめて購入分を読み始め。「かわせみ」女主人のるいと東吾の恋人時代の人情捕物帳、表題作「二十六夜待の殺人」二十六日の月の出を待ち、一句ひねろうと、同好の士と目白不動へ出かけた俳諧師が川に浮かぶ。傍らに半紙にしたためた俳諧師にしては不出来な句が残っていた…。「女同士」かつての友達を無視した女の子供を誘拐した…。「源三郎子守唄」源三郎との祝言を間際にドタキャンした許嫁おいねのその後。ハッピーエンドの話の中に哀れな末路を辿る話があり構成が上手い。

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2014年03月15日

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