まさきとしかのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ幸せな家庭と思っていたら
息子が夜中自転車で逃走中の本人に間違われて
パトカーで追いかけられトラックにはねられ死亡
息子は何をしに出たのか、
2004年から始まって2019年と
どう話が関わっていくのか、
謎が読み進めても増えて
最後まで楽しめた
いづみが息子をひきずるのは分かるけど
家族に当たっていくのが
家族が崩壊していくところが胸が痛かった
文章にのみ込まれた
ちえがののこが夫を殺したかもっても思ったし
ののこの思いを知って安心したし
ちえがののこを殺しにくるんではないかと
ハラハラした
そしてどんでん返し!!
そうくるのか!ってなった!
まさかの近所の人がいづみとは!
いづみが狂いすぎてる
ののこが助かったよかったと思ってたら
まさかのいづみ!!
感情が振り回された
終始楽しかった
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Posted by ブクログ
元アイドルグループ、ファンキーカラーズの南田蒼太が殺された。犯人は誰か?っていうミステリーが軸にありつつも、蒼太に対して自分に都合のいいように解釈し、執着し、神聖化する女性たち。
はたまた死が利用され、銅像になったり。死んだ本人はおいてけぼりで、もりあがる。
蒼太の意思とか誰も気にしていないし、本文でも本人のことはよくわからないまま。
反面、実の母親が蒼太に執着し、愛情を受け取れなかった娘たち。
自分のものにならなかったからこそ余計執着する。
執着とか自己肯定欲とか、人間らしくも醜い感情がからめられながら、話が進む。底冷えする怖さがある。 -
Posted by ブクログ
私はどちらかと言うと三ツ矢に近い人間なんだなと客観的に見て感じてしまった。
なぜ?なにが?どうやって?等をすごく気にして、頑張ってとか、そういう気合いとかやる気とかを信じてない部分というのがあまりにも自分と重なって、色んな意味で面白かった。
世の中の「普通」というのをいちいち気にして生きているが、吹っ切れたらこうなるのかなとも思う。
内容としては、本当に1個1個の「分からない」を知り、わかっていくような話。
いきなり閃いたりもしないし、新たな「分からない」も生まれるが、自分の中でも徐々に見えてくるところが面白かった。
誰も悪くない訳ないけど、この人から見たら悪い人で、というのが分かりやすかった。
ホームレスになった理由が、こんなにも優しいことだと思わなくて、違う方法もあったと思うが、なんだか胸が締め付けられる内容だった。
最後、幸せだと思っていて欲しいと願わずにはいられなかった。 -
Posted by ブクログ
2作目も面白かった!
ぐしゃっと広がった風呂敷がラストのラスト数ページでシュルルっと畳まれるかのような、怒涛の伏線回収!
伏線回収に入った途端に読書体感時間が数秒に感じるほどだった
親の責務から逃げる父親、承認欲求と虚構に依存する母親、どれだけ善良でも救われない夫婦…と、
伏線回収のラストシーンまでは何とも言えない胸糞の悪さや重く苦しいシーンが続くのだけど、
三ツ矢田所のバディが少しずつその闇と真相に近づいていくのもまた楽しい
(文庫本では解説者も「映像化で誰がキャスティされるか想像する」って言ってたけどまさにそんな感じだった)
3作目も絶対読む!
しかしそれにしても…この人の描く狂った既婚中年女性像のリアルさは一体なんなんだ
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Posted by ブクログ
三ツ矢 × 田所刑事シリーズ3作目。
本作もずっしりと重厚感があるミステリーで、かなり読み応えがある。
現在の東京で起きた事件と、1990年代 バブルに翻弄された北海道の離島での様々な出来事。
これらがどんな風に繋がっていくのかを楽しめるのはもちろん、交互に描かれるそれぞれのストーリー単体でみても、本当に面白い。
まさきとしかさんは登場人物の描写がとても丁寧で深いので、1人ひとりに感情移入できるし物語に没入させてくれるのがいい。特に「親子」が多く描かれる本作では、親と子 双方の立場からみた親子関係というものの難しさを感じられて、良い意味でずっとしんどかった(笑)
人物相関が揺らぎまくる怒涛のラストは圧巻で、読み終わった後の余韻がしばらく続く。シリーズのなかでも特に満足度の高い作品だと思った。
3作目にして三ツ矢×田所コンビに本格的に愛着が湧いてしまって、読み終わった瞬間から次を欲している。まだ続きそうな感じだったので期待。 -
Posted by ブクログ
いろんな意味で大満足の作品だった
3人の視点で過去と未来の話が交互に展開して行って、最初はそれぞれの関連が全然分からないのに少しずつ繋がって行くのが見事
ミステリーとしての完成度が高いだけではなく登場人物が全員魅力的で、特に主人公の2人の絡みが可愛くて好き
主人公以外も「うわぁその気持ちめっちゃ分かる…」みたいな、細かい心情描写までしっかりしてくれてて、人間臭さを感じた
個人的には、この方の作品は母と子の親子関係が必ず絡んでくるのがとても好き
子供を産むだけでは親にはなれないんだと思った
さらに、色んな捉え方のできるタイトルもうまい
他の作品も読んでみたくなった