まさきとしかのレビュー一覧
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三ツ矢&田所刑事シリーズ、第二弾
前回「シリーズ前後したけど、影響なさそう」と
書いたものの、やはり肝心の三ツ谷と田所の関係性が微妙に変化していて、やはりシリーズものは、順番間違えたらダメだなと実感(笑)
今回も胸が締め付けられるような事件だった。
承認欲求モンスター恐るべし。そして、その欲求の満たし方が気持ちが悪い(Instagramでよく見かけるけどw)
だけど、他者によく見られたい。
そんな気持ち痛いほどわかっちゃう。
ほんの数mmのズレはいつの間にかとんでもなく歯車は狂っていく。
フィクションなのにまるですぐ側でいつ起きてもおかしくない物語には身につまされる思いも…。
三ツ谷の言葉 -
Posted by ブクログ
すっかりファンになってしまいましたよ、まさきとしかさん。前回読んだ『あの日、君は何をした』から、シリーズ2冊目を吹っ飛ばしてこの『あなたが殺したのは誰』を読んだわけだが、どこから読んでも全く問題ない展開になっている。
この作者はホントに優秀なミステリ作家で、ラストに近づくまで、ここまで散らした伏線はどうやって回収していくんだろう?と読み手であるこちらがヒヤヒヤするが、最後にはきっちり回収してくれる。これはもう見事というしかない。
今作も、このシリーズの主人公となる三ツ矢と岳斗コンビが活躍する。三ツ矢の刑事としての才能やキャラクターは必須だが、岳斗の存在が物語を明るくしてくれている。
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Posted by ブクログ
ネタバレとてもおもしろかった!
前作の「あの日、君は何をした」もおもしろかったけれど、前作よりも心に沁みる作品。
前作は「君」がサイコパスだった、という意外性はあるけれど登場人物に共感できたり感情が揺さぶられるような作品ではなかった。
この作品は、読後感がとてもよかった。
郁子が殺されてしまったことは可哀想だけれども、彼女の最後の数ヶ月は情に満ちたものだったのではないかと思う。
彼女のもとに、本当に彼女を心配して思いやる人たちが集まってる。
彼女が最後の瞬間に幸せだったと感じて、心が満たされていたのなら本当によかった、と、哀しいけど心があったかくなるような読後感はすごい!
2つの事件の犯人や真相を考 -
Posted by ブクログ
「甘えちゃだめですよ。」
いっぱいいっぱいの彼女にかけられた恐ろしい言葉
『彼女は歩道に立ち尽くしていた。足もとにはスーパーで買ったと思われる玉子や牛乳や玉ねぎが落ち、彼女の手には紺色のエコバッグがぶら下がっていた。 彼女は微動だにせず、足もとの食材を呆然と見つめていた。』
松波郁子さんが立ち止まってしまった瞬間。
松波郁子さんが、悲しすぎる、と思っていた
とても優しい、人が良すぎる旦那さんが保証人になり、借金を背負い亡くなり、
そして自身も事件に巻き込まれて亡くなる。
それと対比されるのが夫が殺されたはずの東山里沙の幸せな光景。
幸せアピールの為のInstagram。
『まるでSNSに