まさきとしかのレビュー一覧

  • あの日、君は何をした

    Posted by ブクログ

    作中で大筋の謎について考え続けるが、それが表題そのものである作品は初めてな気がする。過去と現在の対比構造に加えて理想、後悔、虚構の描写も真に迫ってくるとても面白い作品だった。

    0
    2026年02月18日
  • 彼女が最後に見たものは

    Posted by ブクログ

    第二作だが今作も面白かった。真相に近づくにつれて歪な形が露呈していく様はとても苦しかった。最後は見せかけではない本物を感じることができたとても深い作品。

    0
    2026年02月18日
  • あなたが殺したのは誰

    Posted by ブクログ

    環境に囚われた呪いが重苦しく全体を覆う暗い展開、コンビの掛け合いで少し明るく救われた。読み応えのある一冊だった。

    0
    2026年02月18日
  • 祝福の子供

    Posted by ブクログ

    実の親から愛されなかった子、血縁のない親から愛された子、自分の母性や父性に自信がない親
    どの子も世界から祝福されて生まれてきてほしい
    親の演技をし続けていればそれがいつか本当になるという

    愛されなかった弟に、愛された姉はどうするのだろう
    良い終わり方だった

    0
    2026年02月15日
  • 彼女が最後に見たものは

    Posted by ブクログ

    途中登場人物に起こることがあまりに辛すぎて、ちょっときつかった。でも三ツ矢はやっぱりいい!【僕が死んだ後、いつか思い出してくれる時は、泣くよりも笑って欲しい】という一言は最高でした。それをあの三ツ矢が言うところが…

    0
    2026年02月07日
  • あなたが殺したのは誰

    Posted by ブクログ

    ずっと読みたかった本!
    久しぶりの三ツ矢と田所のコンビの活躍をみれて嬉しかったです。
    この本を読んでミステリーはやっぱり面白いと再確認しました。

    0
    2026年02月08日
  • レッドクローバー

    Posted by ブクログ

    まさきとしか、面白い
    今まで全然存在を知らなかったのが悔しい

    あの家もこの家も、お母さんしっかりしてよって思い、そしてそれが連鎖していくのかと愕然とする

    0
    2026年02月01日
  • 彼女が最後に見たものは

    Posted by ブクログ

    なぜ彼女はホームレスになったのか
    最後の最後に分かるのだが、郁子はどこまでも情の人だったのだと思った
    条件ばかりの「幸せ」、他人から幸せに見える「幸せ」、そんな「幸せ」を追う人たちが破綻していくのはいいとして、郁子の、相手を思う「幸せ」が失われていくのは本当に切なかった

    0
    2026年02月01日
  • あの日、君は何をした

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    家族の見えない闇。
    過去の事件とリンクして解決していく。
    事件は,解決しても家族関係は変えられない。
    大樹君の死から始まるミステリー

    息子の死をきっかけにクレイジー化する母いづみ。
    愛情なのか支配なのか、、。

    野々子側の生い立ちも気の毒。

    家族なんて表面だけでは測りきれない複雑に絡み合う感情と人間関係。

    誰もが被害者であり、加害者なのかも知れない。

    0
    2026年02月01日
  • あなたが殺したのは誰

    Posted by ブクログ

     すっかりファンになってしまいましたよ、まさきとしかさん。前回読んだ『あの日、君は何をした』から、シリーズ2冊目を吹っ飛ばしてこの『あなたが殺したのは誰』を読んだわけだが、どこから読んでも全く問題ない展開になっている。

     この作者はホントに優秀なミステリ作家で、ラストに近づくまで、ここまで散らした伏線はどうやって回収していくんだろう?と読み手であるこちらがヒヤヒヤするが、最後にはきっちり回収してくれる。これはもう見事というしかない。

     今作も、このシリーズの主人公となる三ツ矢と岳斗コンビが活躍する。三ツ矢の刑事としての才能やキャラクターは必須だが、岳斗の存在が物語を明るくしてくれている。

    0
    2026年01月31日
  • あの日、君は何をした

    Posted by ブクログ

    まさきとしかさんの作品、初めて読んだ。全く接点がないかに見える2つの事件が描かれ徐々に繋がって行く。伏線が回収される。
    全然予想がつかず最後まで真相が気になり読み進めた。母親の気持ちが苦しくて、人ってこんな風になるのかなと思った。
    とても面白かった。まさきとしかさんの他の作品もぜひ読みたいと思う。

    0
    2026年01月27日
  • あの日、君は何をした

    Posted by ブクログ

    母と子の物語だった。

    それぞれバラバラのストーリーがラストで集約していくのは圧巻だった!!!

    本当のラストの2003年のエピソードが結局一番しんどいなと思った

    0
    2026年01月23日
  • あの日、君は何をした

    Posted by ブクログ

     いやぁ、びっくりした!第一部を読んだ時にはくだらない火曜サスペンス劇場を読まされたと思い、読むのをやめようかと思ったほどだったが、第二部で三ツ矢刑事が登場したあたりから、物語はガラッと豹変して1級のミステリに変貌していった。

     誰が見ても幸せそうな家族を持ついづみは家族が大好きだった。家族で息子の高校合格と、娘の大学合格のお祝いをした日にその幸せは一変して地獄へと転落していった。
     その日の深夜、連続殺人事件の犯人と間違われた息子の大樹は警察から逃げている時にトラックに衝突して命を失った。

     その日からいづみの精神が崩壊して家族がバラバラになってしまう。

     それから15年後の第二部。若

    0
    2026年01月23日
  • 彼女が最後に見たものは

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とてもおもしろかった!
    前作の「あの日、君は何をした」もおもしろかったけれど、前作よりも心に沁みる作品。
    前作は「君」がサイコパスだった、という意外性はあるけれど登場人物に共感できたり感情が揺さぶられるような作品ではなかった。
    この作品は、読後感がとてもよかった。
    郁子が殺されてしまったことは可哀想だけれども、彼女の最後の数ヶ月は情に満ちたものだったのではないかと思う。
    彼女のもとに、本当に彼女を心配して思いやる人たちが集まってる。
    彼女が最後の瞬間に幸せだったと感じて、心が満たされていたのなら本当によかった、と、哀しいけど心があったかくなるような読後感はすごい!

    2つの事件の犯人や真相を考

    0
    2026年01月20日
  • 彼女が最後に見たものは

    Posted by ブクログ

    「甘えちゃだめですよ。」
    いっぱいいっぱいの彼女にかけられた恐ろしい言葉

    『彼女は歩道に立ち尽くしていた。足もとにはスーパーで買ったと思われる玉子や牛乳や玉ねぎが落ち、彼女の手には紺色のエコバッグがぶら下がっていた。 彼女は微動だにせず、足もとの食材を呆然と見つめていた。』
    松波郁子さんが立ち止まってしまった瞬間。

    松波郁子さんが、悲しすぎる、と思っていた
    とても優しい、人が良すぎる旦那さんが保証人になり、借金を背負い亡くなり、
    そして自身も事件に巻き込まれて亡くなる。

    それと対比されるのが夫が殺されたはずの東山里沙の幸せな光景。
    幸せアピールの為のInstagram。
    『まるでSNSに

    0
    2026年01月19日
  • あなたが殺したのは誰

    Posted by ブクログ

    東京で起きた傷害事件、北海道の離島でリゾート開発から起こる事件

    時間軸が違う2つの物語が交互に進んで行きます

    三ツ矢という捉え所のない刑事と相棒の田所刑事が
    ジリジリと真相に迫っていき
    じっくり読み進めるのが楽しいです

    鐘尻島での物語は実際にありそうな事だと思いました
    リゾート開発が中止になり
    将来に夢見ていた未来が
    無くなってしまい
    自暴自棄になる人 それでも頑張るが不幸に見舞われる人

    長編ではありますが、物語は後半から徐々に加速していき
    終盤は一気に読みきりました!

    文中の小寺 陽介の
    「人は信じられない程変わってしまうのだ」という言葉がとても印象に残りました。

    0
    2026年01月16日
  • 彼女が最後に見たものは

    Posted by ブクログ

    色々な人の歯車が少しずつ狂っていって、色々な人を巻き込んで転がり落ちていく……

    最後の真実を知ったとき、なんてすごいんだと思った。
    守るべき人がいる人っていうのは本当に強い。

    0
    2026年01月15日
  • 玉瀬家の出戻り姉妹

    Posted by ブクログ

    夫に浮気されて離婚し、引きこもり生活を送っていた主人公澪子、自称有名イラストレーターでバツ2でパニック障害持ちの姉 香波がふたり揃って実家に出戻り。
    「息をするのがめんどくさい」と言う兄と、がさつで大笑いする母との生活が始まった。

    人生設計とおりにうまくいくことはない。
    「ちょっと前のこと」を繰り返して、足跡を残していくのだっていいじゃないか。

    0
    2026年01月13日
  • あなたが殺したのは誰

    Posted by ブクログ

    驚くほど面白い
    冒頭から不穏な空気引き込まれる
    人間の悪意、長い時間で濃いものになっていく
    最後に全てがつながった

    0
    2026年01月01日
  • レッドクローバー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    初作家さんです。

    登場人物の女性たちが、誰も彼も
    ドロドロと気持ちの悪い曲者だらけ(褒めています)
    良妻と見える勝木の亡妻 美和子でさえ
    後ろ暗さを感じさせます。
    そこに田舎特有の陰湿なヒエラルキー構造と
    ありますか、田舎に限らないどこにでもある
    不気味さ陰険で悪意が満ち満ちて吐きそうになります(褒めてるんです)

    タイトル「レッドクローバー」は
    実際に存在する植物でもあり、シロツメクサの
    仲間らしい。
    乾燥させハーブとして、ホルモンバランス調整
    更年期症状や血液浄化の効果が期待され
    また「幸運の象徴」としても親しまれているという。

    それを知って本作を読めば
    なんとも皮肉なタイトルなんでし

    0
    2025年12月16日