まさきとしかのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
三ツ矢 × 田所刑事シリーズ3作目。
本作もずっしりと重厚感があるミステリーで、読み応えがすごい。
現在の東京で起きた事件と、1990年代 バブルに翻弄された北海道の離島での様々な出来事。
これらがどんな風に繋がっていくのかを楽しめるのはもちろん、交互に描かれるそれぞれのストーリー単体でみても、本当に面白い。
まさきとしかさんは登場人物の描写がとても丁寧で深いので、1人ひとりに感情移入できるし物語に没入させてくれるのがいい。特に「親子」が多く描かれる本作では、親と子 双方の立場からみた親子関係というものの難しさを感じられて、良い意味でずっとしんどかった(笑)
人物相関が揺らぎまくる怒涛のラ -
Posted by ブクログ
いろんな意味で大満足の作品だった
3人の視点で過去と未来の話が交互に展開して行って、最初はそれぞれの関連が全然分からないのに少しずつ繋がって行くのが見事
ミステリーとしての完成度が高いだけではなく登場人物が全員魅力的で、特に主人公の2人の絡みが可愛くて好き
主人公以外も「うわぁその気持ちめっちゃ分かる…」みたいな、細かい心情描写までしっかりしてくれてて、人間臭さを感じた
個人的には、この方の作品は母と子の親子関係が必ず絡んでくるのがとても好き
子供を産むだけでは親にはなれないんだと思った
さらに、色んな捉え方のできるタイトルもうまい
他の作品も読んでみたくなった -
Posted by ブクログ
機能不全なおうちの話。主人公の女性捜査官が神経質すぎてイライラしてしまう以外は、読めた。繊細さはまさきとしかさんの良いとこなんだけど、噛み合わないとウザい方向に行っちゃいますね、的な。
天道環奈は警察官。上司の緑川ミキと現場にいる。絞殺体、目にガムテープが貼ってある。被害者は三好則美。小学2年生の子と夫がいて、最近離婚を則美が希望していた。職場に不倫相手の万代がいる。しかし夫も万代もアリバイほぼあり。
中畑は隣の沖名の家が気に入らない。中畑はクレーマーと呼ばれるくらいにいつも苦情を言い立てているから、いざ本当のことで苦情を言ってももう相手にされなくなっている。沖名の家が燃える。沖名の親子は