まさきとしかのレビュー一覧

  • スピーチ

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    機能不全なおうちの話。主人公の女性捜査官が神経質すぎてイライラしてしまう以外は、読めた。繊細さはまさきとしかさんの良いとこなんだけど、噛み合わないとウザい方向に行っちゃいますね、的な。

    天道環奈は警察官。上司の緑川ミキと現場にいる。絞殺体、目にガムテープが貼ってある。被害者は三好則美。小学2年生の子と夫がいて、最近離婚を則美が希望していた。職場に不倫相手の万代がいる。しかし夫も万代もアリバイほぼあり。

    中畑は隣の沖名の家が気に入らない。中畑はクレーマーと呼ばれるくらいにいつも苦情を言い立てているから、いざ本当のことで苦情を言ってももう相手にされなくなっている。沖名の家が燃える。沖名の親子は

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    2026年06月22日
  • あなたが殺したのは誰

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    三ツ矢刑事と田所刑事が登場するシリーズの3作目。現在起こったシングルマザーの事件と30年程前の北海道の離島での出来事が交互に描かれる。並走する物語の合流点に到達するのはいつなのか、どう絡んでいるのかを知りたい一心でどんどん読み進めた。バブル後の地方の閉塞感や家族が変わって行く姿、登場人物たちの心情が手に取るように描かれ、風景もありありと想像できる細かな描写は秀逸。
    合流点からの怒涛の伏線回収と何度も覆る真実に最後の最後まで圧倒された。
    ミステリーが好きな方にぜひ読んで欲しい。このシリーズの4作目以降も期待しています!!

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    2026年06月20日
  • あの日、君は何をした

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    プロローグ、一部、2部、じわじわと繋がっていく、読みやすいし目を離せないし一気読みしてしまった

    最後の最後のCパート的なエピローグのインパクト。
    「何をした」のかではなく「なぜ、した」のかがわかるシーンとなっているが、
    その事実によって「もしも、被害者が被害者にならなかったら」の「もし」を想像させられる。
    読後感はスッキリしたけど、同時にずっと想像を止まらなくさせる作品だった。

    三ツ矢シリーズよみます!

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    2026年06月20日
  • スピーチ

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    2026.6.18
    最後は予想もしてなかった展開でとっても面白かった!
    親子関係って大人になってからも引きずってしまうと思ってる。

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    2026年06月19日
  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    語り手がどいつもこいつもドロドロに醜くて、登場する奴らはことごとく狂っていて、ミステリでもあって、満喫しました

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    2026年06月02日
  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    第1話 元アイドルの南田蒼太が廃墟のホテルで殺されていた。コンビニで私は南田蒼太と会った最後の人間になった。

    第2話 南田と同じアイドルグループだった中村由貴斗。嫁に南田が殺されたってとメッセージを送る。生きている時に南田にした悪さを思い出す。そういえば恨んでいたら左の足の裏をくすぐると言われていたのだった。

    第3話 南田くんはいい人だったと地元民は声を揃える。記者の佐々森はうさんくささしか感じない。事件現場の廃ホテルには行ってないよね、と言われて行ったと答える。あそこにいくと呪い殺されるよ。

    第4話 夫の妹の子供が、つまり血のつながらない甥っ子が南田蒼太だ。すごく優しい子だった。愛想の

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    2026年05月15日
  • 完璧な母親

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    夜が明けていくのも忘れて一気読み。
    母と娘の歪な関係性に目が離せませんでした。
    最後に真相が明らかになっていくのも面白かったです。

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    2026年05月07日
  • スピーチ

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    緑川ミキのキャラクターが良い!何を考えているか掴めない初登場から、節々に見える想いや熱いものを感じ取る。過去の情報が加わることで、より理解が深まっていき、虜にさせられている。刑事三ツ矢シリーズといい、著者の描く人物の言動に毎度深く共感させられて引き込まれる。

    重苦しい展開ながらも、謎が謎すぎて、真相を知りたい一心でページを捲らされるストーリーだった。あるあるフレーズだが、「事実はひとつだが、真実は人それぞれ」を物語を通じて感じさせられる。皆が自分の物語を生きていて、その事実をどう捉えるか?どう見るか?はそれぞれ異なり、それぞれに感情移入していると、何が正解・不正解かの境界がわからなくなってく

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    2026年05月07日
  • レッドクローバー

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    田舎町の閉鎖的な世界で、あいつが嫌い、怖いと恐れられていた三葉。あの登場人物が意外と…!という裏切り面白かった!

    初めてまさきとしかさんを読んだけど他の作品を読みたいです。

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    2026年04月26日
  • スピーチ

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    途中まではまあまあと思っていたところ、終盤に怒涛の展開が待っていた。
    2重3重に転調があるサスペンスは読後感がよい。
    主人公は25歳くらいの設定の方がしっくり来たのでは?と思った

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    2026年04月19日
  • スピーチ

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    意外な展開と結末に大満足な小説だった。
    ただ、36歳の環奈が刑事でありながらあまりに幼い思考能力に苛立ちを感じさせられ、彼女の存在が雑音となり物語の展開に必要性を感じなかった。
    子供の時から思いついた事をすぐ口にする
    大人になっても治らない、お前はそれでも刑事か!と物語から気持ちが離れてしまった。
    だが本作の圧倒的なドラマ性が環奈の雑音を凌駕し、物語の意外な展開に引き回される快感があった。
    装丁の長方形の黒い物もこの小説を象徴的に表し読後感を盛り上げてくれた。

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    2026年04月13日
  • あの日、君は何をした

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    2004年の殺人事件連続殺人犯と間違われ事故死した中学生の母親いずみ視点の話から、15年後の2019年野々子の旦那の不倫相手が殺害され旦那も行方不明になる話の全く別の2件の話が刑事の三ツ矢によって繋がっていく所にどんどんのめり込んでいきました
    最後の最後に亡くなった中学生の事故死前の心理も描かれていて何故間違われて亡くなったのか全てが腑に落ちました
    無理やり感もありましたが内容的によく出来てると感心してしまいました

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    2026年04月04日
  • あなたが殺したのは誰

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    過去と現代、離れた場所が最後見事に繋がり、特に終盤は一気読みしてしまいました。救いがなさそうで、でも何処かに光は残してくれるのが、まさき作品の魅力なのかなと。三ツ矢と田所のコンビ、またどこかで見たいです。続編を期待致します。

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    2026年02月15日
  • あなたが殺したのは誰

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    シリーズ第三弾。今回もやっぱり面白かった。現在と過去がどう繋がるか推測させながらも全然がヒントないまま進み、その一方で、誰が殺したのか、誰を殺したのかの起伏が何回も押し寄せる。そして怒涛のように繋がって明らかになる真相。すばらしい。

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    2026年02月01日
  • あなたが殺したのは誰

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    ネタバレ

    まさきとしかさんの三ツ矢&田所刑事シリーズ第3弾。めーっちゃおもしろかったぁ!!!
    今作は2020年頃と1993年頃、現在と過去の話が交互に出てくるけど、登場人物も場所も全く関連がなくて、その二つの時代がどういうふうに繋がっているのかだいぶ後半になるまでわからんかったし、登場人物も多くてなかなか覚えられなくて真相も全く予想できないままやったけど、ちゃーんと繋がっててめっちゃすごいーってなった。
    このすごさを上手く表現できひんのが残念やけど。

    推理小説が好きで東野圭吾さんが大好きやけど、他の人見つけたいなーと思ってた時に偶然見つけたこのシリーズ。あの時出会えて良かった!このシリーズ以外

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    2026年01月27日
  • あなたが殺したのは誰

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    ネタバレ

    謎解きについては当事者から「実はこうだった」と読者に説明がある感じで、探偵役が犯人を追い詰める楽しさはあまりない。ただ、前2作も似たような感じなのでそういう作風なのだろう。

    このシリーズの魅力は謎解きを本線としつつ綴られる登場人物の苦悩、悲しみ、焦燥感、コンプレックスといったネガティブな感情の表現にあると思う。非常に生々しく、痛々しいほどであるが、オアシスのような三ツ矢田所のシーンとの対比で独特の緩急がありクセになる。

    謎解きの結論に重きをおく人は物足りないと思うが、過程を楽しみたい人にはなかなかおすすめだと思う。

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    2026年01月23日
  • 玉瀬家の出戻り姉妹

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    ネタバレ

    離婚後、実家に戻った澪子の視点で進む物語。
    澪子は「自分ばかりがしんどい思いをしてきた」という感覚を抱えながら生きていて、その価値観を基準に人を見てしまうところがある。でもその根っこには、自分自身を許せない気持ちがあるように感じた。

    一方で澪子はとても素直な人でもあって、最初は決めつけていても、「違う」と分かった瞬間にちゃんと腑に落ちるところが印象的だった。周りに人が残っているのも、澪子が積み重ねてきたものだと思う。

    ノーリーの
    「今が一番楽しい」
    「面倒は終われば消えるけれど、楽しいは貯まる」
    という考え方がとても好きだった。

    ノーリーは楽観的というより、自分の持っているリソースの中で

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    2026年01月22日
  • あなたが殺したのは誰

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    すごい作者だなぁ。頭の中どうなってるんだろう?北海道の離島と東京。30年前と現在。複雑だけどちゃんと繋がって物語が完成してる。解決のための後出しジャンケンっぽいところもあるけど、それほど違和感はなく受け入れられたのは、私が主人公に惚れた弱味かな。

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    2026年01月13日
  • 彼女が最後に見たものは

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    シリーズ3作の中で1番好きだった。
    似たような登場人物がでてきて、あれこれは誰だっけ?ってなることもあったけどストーリーが分かりやすくて読みやすかった。
    切ないお話!逃げ場を作るって結構難しいなあと思った!

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    2025年12月29日
  • 大人になれない

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    小学5年生の純矢は母に突然捨てられた。サマーキャンプに行っている間に家が引き払われても抜けの殻になっており、手紙があった。近くの親類の家に世話になれというのだ。

    第1話 その家には歌子さんと、そのお母さんのお婆さん政江、41歳無職居候の太助、67歳無職居候の江口が住んでいた。太助がご飯を作ってくれて、月500円のお小遣いを歌子がくれて、順調に生活が始まる。

    第2話 たまたま江口の故郷がテレビで流れた。江口と純也はバスを乗り継いで江口の故郷へ行くが、江口の村はダムの底に沈んでいた。

    第3話 大晦日を迎えた。お節を大晦日に食べる北海道の風習について言い争いが勃発。そしてまた居候が増えるのだっ

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    2025年12月22日