まさきとしかのレビュー一覧

  • ある女の証明

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    面白いと言ってしまえば、そんな自分が嫌になる作品

    まさきとしかさんの描く女性は
    女性の本能でしかわからない、女性の美しさと醜さがミックスされたものが入った
    開けてはならないパンドラの箱を開けるような感じ

    理解したくない、どうしようもない女性がよく出てくるんだけど
    批判しつつも、どこか共感してしまう自分がいて
    丸裸にされた気になってしまう

    そのうえ、小説としてもなかなか読み応えがあるので

    今のところ
    一番好きな作家様ナンバーワンです

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    2022年09月21日
  • 完璧な母親

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    2日で一気に読んでしまった小説。
    これは何かスピリチュアルな話?サスペンス?毒親の話?と謎が解けないまま進み、最後になるほど。
    よかったです。

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    2022年09月20日
  • 祝福の子供

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    プロローグを読んで、んんん…なんだか記憶あるようなと思いながらもページを捲る。

    ここのところ児童書を読んでいたので、大人の身勝手さやたくさんの罪に昏い気持ちになる。
    どっぷりと汚い泥沼に足を突っ込んでしまった…感じだ。

    新聞社に勤務する柳宝子は、離婚していて娘を虐待しているとの理由で夫が引き取っている。

    宝子のもとに父親が死亡したと知らせが入るが、21年前に父は火災で亡くなっていた。
    だが、父親の遺品の中に自分に宛てた手紙と自分の名前の入った新聞の切り抜き。そしてちょうど世間を騒がせている猟奇的殺人事件の切り抜きも入っていた。

    すでに母も亡くなっていて、誰を頼ることもできずにこの不可解

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    2022年09月13日
  • 完璧な母親

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    まさきとしかさんの作品はホントにリアルの一言に尽きる。。この描写は女にしか描けないと思う。それだけ、女性目線、母親目線である。逆に考えると男性はこの表現を理解できるのかな?とも思う。

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    2022年06月10日
  • あの日、君は何をした

    ネタバレ 購入済み

    おもしろい

    なかなか面白かった。最初から最後までなかだるみせず読めた。気がつくともうこんなに読んでいたのかとびっくりするほど夢中になれた。特に感動などはないけれど、面白かった。続きがあるようなので読んでみたいと思う。

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    2022年05月25日
  • 祝福の子供

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    主人公の柳宝子は、東京の新聞社に勤めている。一人娘は虐待を疑われて夫に引き取られてしまった。
    「どんなときでもなにをされても、心の底からかわいい、愛おしい、と思えるのが母親としての正解なのだろうか」と悩み続ける宝子。いまだに正解は分からないが、自分が"不正解の母親"であることは疑いようがないと思っている。
    そんなある日、宝子のもとに20年前に死んだはずの父親の遺体が発見されたという連絡が入る。遺品には宝子への手紙と、最近起きた猟奇事件の切り抜き記事。
    これは父からのメッセージだと、事件を追う宝子。思わぬかたちで明らかになっていく家族の秘密とは──。


    "普通の

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    2022年03月24日
  • 大人になれない

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    ネタバレ

    心の奥底がチクチクする本です。
    文体は軽めですが、内容はヘビーですね。

    他の居候者に対しお互いが疎ましく感じているような描写はありつつ、なんだかんだ家族に近い関係性になっているように見えました。
    不器用ながらもそんな関係が形成されていく中、捨てた母親があんなにも軽い態度で帰って来ると…そりゃー「死ね」って思っちゃうかも…。

    得ると失うを繰り返し、大人になっていく事が人生なんですかね。
    大人になるとは何でしょうか。
    誰もがこのテーマに一生付きまとわれ、逃げられないと思います。
    …かくいう私も(笑)

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    2021年11月13日
  • ある女の証明

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    読んでいて、有吉佐和子 『悪女について』がちょっと浮かびました。
    キワコについて、いろいろな人が語る話。
    とくに、一つ目の話がいい。
    ワタシの読解力のせいか、消化不良の部分もあって、そこがもやもやするけれど、
    全部クリアにしない方がいいのかもしれない。

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    2021年07月29日
  • いちばん悲しい

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    ネタバレ

    殺人事件に関わる女性たちの悲哀。
    書き下ろし。

    プロローグ
    第一章 残された女
    第二章 姿なき悪意
    第三章 忘れたい出来事
    第四章 かわいそうな母親
    第五章 いちばん悲しい
    エピローグ

    妄想癖が激しい佐藤真由奈の不倫相手・戸沼暁男が殺される。暁男の妻・杏子は真由奈の思い込みによる行動で残された母子の生活がめちゃくちゃに。

    捜査する所轄刑事の我城薫子と本部の梶原は、戸沼家族が参加していたキャンプで、女の子が事故で亡くなっていたことを知り、遺族の渡瀬川邦一、瑠璃夫妻に接触する。

    瑠璃の生い立ちが明らかになるにつれ、疑惑の目を向けていく捜査陣。

    それぞれが「自分が正しい、可哀想」と被害者感

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    2021年05月30日
  • 玉瀬家、休業中。

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    バラバラな家族なのに、なんか憎めないそんな面々の物語。

    シングルマザーの家庭に育ち、夫の浮気を機に離婚し、上京し病んだ姉・香波さんと札幌の実家に出戻りした澪子。

    母は強烈なキャラで、人の気持ちなど汲むようなことはなく、ズバズバとものを言う性格に、耐えられず出て行った澪子としては、不安の日々が始まる。

    しかし長年行方知れずだった兄・ノーリーが帰ってきて、彼の自由な生き方に触れる度に、澪子は変わっていく。


    「家族なんて所詮他人の集まり、個人」という独特な母の考えが、生きる力を呼び覚まし、また家族である以上に絆を感じさせてくれる。

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    2020年07月25日
  • ある女の証明

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    ネタバレ

    同性のウケは悪いのに、異性の心を捉えて離さない女というのが世の中にはいます。彼女とつきあいはじめると、周囲の誰もが「やめておけ」という。どうしてこんな女を住まわせてしまうんだろうと思うけれど、騙されているかもしれないと承知のうえで、明かりの灯った部屋を見て涙が出そうになったという男の気持ちを考えました。幸せかどうかは他人が決めることじゃないもんなぁって。

    各章の冒頭に三面記事が掲載されています。その記事中で事故死したりトラブルに巻き込まれたりした人物の視点で語られる章仕立て。「喜和子」という女性についてさまざまな人が語るのかと思いきや、そうではない。ただそこに喜和子を感じる要素が何かしら含ま

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    2020年07月06日
  • 熊金家のひとり娘

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    ネタバレ

    母に人生を翻弄された母娘の物語。

    第一章 1971年 北の小さな島
    第二章 1992年 霊園からの脱出
    第三章 1995年 四次元冷蔵庫
    第四章 2010年 ペテン師と鮑の神様
    終章  最後の手紙

    北海道の島で育った一子は、母を失踪で亡くし、祈祷師の祖母に育てられた。

    祈祷師の家代々、女の子が継承し、女の子を生むことを定めとした呪縛から逃げ出した一子。

    しかし、一子も娘二人を授かるも、同じように子供たちも一子の呪縛から逃げられないでした。

    やがて家庭は崩壊し、一子は失踪してしまうが、娘たちは後々真相を知る。

    誰にでもある母性の強く、醜いエゴみたいなものが、人生を狂わせる。


    初め

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    2020年06月04日
  • いちばん悲しい

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    ネタバレ

    プロローグですでにわくわく。人の不幸は蜜の味というのは本当だなと思うと同時に、こんなにわくわくしている自分が嫌になる(笑)。タイトルとジャケットも秀逸。

    雨の夜の刺殺体。被害者は男性で、どう見ても怨恨。うだつの上がらないサラリーマンなのに浮気していたことが判明。しかも不倫相手は彼が離婚調停中だと信じていたうえに偽名を使われていた。妻は冴えない夫に浮気する甲斐性があるとは夢にも思わず。

    どろどろです。妻と愛人ほか誰にも共感できません。好きになれそうな登場人物といえば女性刑事ぐらい。コンビを組むのは暴言だらけの男性刑事ですが、シリーズ化でもされたらこのコンビは意外に良くなるかもと思えます。

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    2019年12月02日
  • いちばん悲しい

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    母がしんどい系イヤミス。
    親が子に無償の愛をそそぐなんて嘘っぱちだ。子はいつだって親を愛したいのに。

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    2019年10月17日
  • 玉瀬家、休業中。

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    家族のあり方を独特の視点で描いていた。家族だからとわかり合えるとは限らない。家族だからとはいえ、所詮は他人。何を考えているのかなんて本当はわからない、確かにその通りだなぁと思った。

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    2019年01月05日
  • 玉瀬家、休業中。

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    離婚した澪子はパニック障害を発症し闘病中の姉香波と一緒に母が一人暮らしをする実家に帰った。
    時を同じくして、行方不明だった兄も帰ってきて、引きこもっていた。
    40代、妙齢の兄妹と母の4人暮らしが始まった。

    不思議な話。
    でも、こういう家族はきっといると思わせるリアル感もある。
    澪子のウジウジした感じは好きになれないけれど、家族の元で少しずつ再生していく様に、期待が持てそうな予感を感じた。

    青空を見上げて、素直に気持ちいいと思える人で私はいたいと思う。

    それにしても、ノーリー、話し方バカボンのパパみたいだった…

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    2018年10月24日
  • 熊金家のひとり娘

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    田舎のくだらない風習の呪縛のせいで苦しまなければならない娘達が不憫でならない。
    馬鹿げてる(︶^︶)好きなように生きて欲しい。

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    2018年08月24日
  • 完璧な母親

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    大事な我が子を突然亡くしたら?自分の子と他人の子が同時に危ない目に遭っていたら?いいお母さんて何?親が恐れる事態や悶々とした案件に心が掻き乱され考えさせられる。「自分の子供を守るために仕方なかった」は母親ならではの本音。そこを否定できないある意味物凄く怖い本だった。
    育てられる側の悲しみがこもった「母親って自分に都合よく考える生き物だよな」の涼太の言葉も忘れ難い。
    真相が分かっても、大切に思うがゆえに誤り愛するがゆえに壊してしまう母親の危ういバランスの愛の上で親子関係は続く。永遠に答えが出ない関係なのだろう。

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    2022年08月23日
  • あの日、君は何をした

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    ■サマリー
    ・息子を失った母親の狂気
    ・二つの物語は、因果でつながる
    ・家族だから理解できないこともある

    ■所感
    前回、本作品のシリーズ三作品目にあたる「あなたが殺したのは誰」を読んだ。
    シリーズ三作品目は、過去と現在を行ったり来たりしながら、物語を進めていく手法を取った。
    一方で、シリーズ一作品目にあたる本作は、まずは過去を語り、その後に現代を語るという流れの建付けである。
    そのため、読み手にとっては作品の構造が分かりやすく有り難かった。
    つまり、シリーズ三ほど二つの物語の相関性に悩まなくてよいのである。
    二作品を読んで感じたのは、まさきとしかさんという作家は、異なるように見える二つの物語

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    2026年05月24日
  • あなたが殺したのは誰

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    ◾️サマリー
    ・猟奇的な母親たち
    ・北海道と東京の二つの時系列が異なる物語
    ・長谷川博己さん主演にしたら面白そう

    ◾️所感
    まさきとしかさんという作家さんは、大変珍しい建て付けで物語を構成するみたいだ。
    全く関係がないと思われる二つの物語を最後の最後に接点を作り出して、統合してしまう。
    正直、読んでいる最中は二つの物語はどういう関係性があるのか、分からないまま読み進めることになる。
    早くタネが知りたい人にはイライラしてしまうかもしれない。
    登場人物の1人である常盤結唯は、母親の呪縛から解き放たれたかった。その気持ちは理解できるが、自分の子(結局は赤の他人)を殺害した気持ちは理解できない。自身

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    2026年05月23日