まさきとしかのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
まさきとしかさんの作品は,序盤でどきどきが始まりとにかく読み終わらないと気になって寝られない。
女性目線の作品で、女の怖さやこだわりの強さ、思い込みの激しさ、多少の誇張はあったとしても、母親なんて こんなものかも。自分が産んだから、守らなくては,そして 子どもは思う通りに育てたい。
子どもを亡くしたから、産んでやり直すなんて思いつかない。それも、同じ日に産んで、なくなった子と産まれた波琉子の誕生日をずっと祝い、名前も同じにつけ。ちょっと病的。それと溺れた波琉を助けず、自分の娘だけを助けた風間母娘、波琉の生まれ変わりかもと疎まれた風間成彦。風間の母親もその娘も過去を背負って壊れていく。ぞくぞくし -
Posted by ブクログ
「貴和子」という女性にまつわる連続短編集。
本人視点の章はなく、彼女に関わる周りの人物からの視点でそれぞれ語られていく。
スッキリとしない締め方に、どうなったのかと考えさせられる。
自覚無自覚、意図的なのかそうではないのかはわからないが、一瞬で人を狂わせる程の魅力のある女性が身近にいたとしたら、やっぱり嫌だなぁと正直思う。
人には多面性がある。
対する人によって顔が変わる。
いくつもの自分を持っている。
時にどれが本当の自分なのかわからなくなる程、いくつもの仮面を持っている。
そして他人には言いたくない、負の感情も持ち合わせている。
無意識に他人と比べて、比べる事によって自分という人間を認